自動車業界
転職するには?

必要な基礎知識や業務内容を
ご紹介

自動車業界は日本を代表する基幹産業であり、国内には多くの自動車メーカーがあります。
部品メーカー、販売会社まで含めると非常にたくさんの企業があり、
転職市場においても人気の業界の一つです。
ここでは、そんな自動車業界に転職するために必要な基礎知識や業務内容について詳しく解説します。
業界の平均年収、転職で有利になるスキルや資格についても紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。

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自動車業界とは

自動車業界の概要

自動車業界は日本の経済を支える基幹産業であり、海外からも高い評価を受けています。
自動車業界は主に、乗用車やバイク、バスやトラックなどを製造する自動車メーカー、パーツや電子部品を製造する部品メーカー、製造した自動車を販売するディーラー(販売会社)の3つの業態に分かれています。

さらに、自動車の修理やメンテナンス工場、レンタカーやカーシェアなどの自動車関連サービスも業界の一部であると考えれば、非常に多くの企業が関連する一大産業であることがわかるでしょう。

自動車業界の主な業態

自動車業界の基盤となる業態は、自動車メーカー、部品メーカー、ディーラーの3つです。
それぞれどのような事業を担っているのかを解説します。

  • 自動車メーカー

    自動車メーカーは文字通り自動車を開発・製造・販売する企業です。自分が何らかの過程で関わった車が街を走る様子を見ることができるのは、自動車メーカーで働く人にとって大きなやりがいとなるに違いありません。

    自動車は2~3万点の部品から構成されており、自動車メーカーは多くの部品メーカーと調整しながら開発を進めていきます。そうして開発、製造された車はディーラーに卸され、ユーザーの手へ渡ることになります。

  • 部品メーカー

    部品メーカーは自動車の製造に必要な部品を開発・製造・販売する企業です。自動車メーカーの希望の仕様に沿った製品を開発して自動車メーカーに納品することがその役割です。

    部品メーカーには、いくつかの階層があります。自動車メーカーと直接取引する企業は「Tier1メーカー」、Tier1メーカーと直接取引するメーカーは「Tier2メーカー」と呼ばれ、以下、Tier3、Tier4と続いていきます。

  • ディーラー

    ディーラーは、自動車メーカーが製造した自動車をユーザーに販売する企業です。ディーラーの多くは特定の自動車メーカー専門の販売店であり、そのメーカーの自動車だけを販売しています。

    扱うのは新車だけとは限らず、中古車も取り扱うディーラーも存在します。また、車検や修理、メンテナンスも含めワンストップで顧客対応を手がけるディーラーも多く存在します。

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自動車業界の現状今後

自動車業界の現状と今後

自動車業界は今、100年に一度の大変革期といわれており、自動車業界のトレンドである「CASE」への適応が企業には求められています。CASEとは、「Connected(コネクテッド)」、「Autonomous(自動運転)」、「Shared(シェアリング)」、「Electric(電動化)」の4つの用語の頭文字を取った言葉です。

コネクテッドは、自動車に通信システムを搭載しインターネットをつなぐことで、さまざまなサービスの提供や利便性の向上を実現するもの。自動運転は近年急速に技術開発が進む分野で、操作ミスや不注意などによる事故の防止や渋滞の緩和への効果が期待されています。またシェアリングや電動化は、世界的に注目が高まる環境問題への対応策として技術開発が進められている分野です。

これからの自動車業界で生き残っていくためには、この「CASE」にどう対応していくかが非常に大きなカギとなると考えられます。

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自動車業界の仕事内容

  • 生産ライン関連

    生産ライン関連

    生産ライン関係の役割は、需要や注文に応じて製品を過不足なく生産することです。安定した品質の製品を如何に効率よく生産するかが重要になります。

    効率的な生産をおこなうための生産ラインの設計・チェック・改善、生産計画の策定、製品出荷前の検査などがその仕事内容となります。また製品の品質を管理する品質管理も生産ライン関係の仕事に含まれます。

  • 技術・研究開発関連

    技術・研究開発関連

    自動車そのものや自動車部品における新しい技術の研究・開発をする職種です。実用化前の新規技術の研究・開発、製品の仕様や形状を決める製品設計、設計された製品の強度や性能を確認する実験・解析、量産に向けた製品開発など、その役割は多岐にわたり、テーマによって必要なスキルや専門知識も異なります。

  • 事務関連

    事務関連

    事務関連の仕事は自動車業界に限らずどの企業にも欠かせない仕事です。新製品の販売計画を立てる企画・販売促進、人材の採用や人事制度の策定・評価をおこなう人事、庶務や一般事務を手掛ける総務などがあります。また、経営戦略や事業戦略を手掛ける経営企画、企業の経理や資金調達を手掛ける経理財務も事務関係の仕事です。

  • ソフトウェア開発関連

    ソフトウェア開発関連

    自動車業界におけるソフトウェア開発の主な役割は、車両や車載機器を制御するためのECU(エンジンコントロールユニット)のソフトを開発することです。ソフトウェアの設計・開発やプログラミング、開発したソフトウェアのテスト・エラーチェックなどを手掛けます。コネクテッド・カーや電気自動車の普及に伴い、自動車業界でのソフトウェアエンジニアの需要は高まっています。

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自動車業界の平均年収

自動車業界の平均年収

マイナビエージェントの「業種別平均年収ランキング(2016年調査版)」では、 自動車業界の平均年収は、自動車メーカー・部品メーカーで473万円となっています。

ただし、年齢や役職、職種によって当然年収は大きく変わってきます。
自動車メーカー・部品メーカーの場合は20代では平均417万円ですが、30代では平均555万円です。 30代の平均年収で考えれば、他業種に比べて比較的高い水準にあるといえるでしょう。

自動車業界年収別 求人特集

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自動車業界の転職で
持ってると良い資格スキル

では、自動車業界に転職するうえではどのような
資格やスキルがあると有利なのでしょうか。

  • 事務系

    事務系職種ではパソコンを使用したデスクワークが多いため、Microsoft Officeの資格であるMOS(マイクロ・ソフト・スペシャリスト)やVBAエキスパートなどの資格があると業務で役立ちます。

    また、自動車業界はグローバルに事業を展開しているため、海外メーカーや顧客とのやりとりが発生する場合もあります。そのため、TOEICTOEFL英検といった英語系の資格も役に立つでしょう。

  • 営業系

    営業職では何よりコミュニケーションスキルが重要です。顧客からはニーズを聞き出し自社の製品の魅力を伝え、技術系のスタッフへは顧客がどういった製品を求めているかといったニーズを伝える必要もあります。営業や販売の経験があると転職の際に有利に働くでしょう。

    また、営業とはいえ製品や技術に対する一定の知識は必要となります。技術系の職種のように専門知識までは必要ありませんが、顧客に説明できるレベルで理解しておかなければ信頼を得ることはできません。

  • 技術系

    技術系の職種では、資格よりも実際に業務で使うツールのスキルや専門知識のほうが重要です。機械設計であれば3DCADのスキル、ソフトウェアエンジニアであればプログラミングのスキルなど、実際に業務で使用するツールのスキルを持っていれば転職時の大きなアピールポイントとなります。

    こういったツールのスキルに加えて 業界の製品や技術に対する専門知識を事前に持っていれば、転職の際にさらに評価される人材となれるでしょう。

自動車業界の技術系の仕事については下記記事でも紹介しています。
ぜひ併せてご覧ください。

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自動車業界転職をするには

ここまで紹介した内容を読んで「自動車業界に転職したい」と思ったらどうすればいいか。
業界経験者と未経験者に分け、それぞれに注意すべきポイントを解説します。

  1. point 01

    業界経験者の場合

    業界経験者は企業から即戦力の人材として期待されるため、今までどういった経験を積み、何ができるか、どんなスキルを持っているかを伝えることが大切です。そのためにも、まずは今までのキャリアやスキルの棚卸しをしましょう。そのうえで、自らのキャリアやスキルに見合った求人を探していきます。

    もし自分のキャリアやスキルに見合った求人がうまく見つけ出せない場合は、転職エージェントを活用するのも一つの手段です。求人サイトには載っていない専門性の高い職種の情報も多く、経験を存分に活かした転職を実現させることができるでしょう。

  2. point 02

    業界未経験の場合

    業界経験がないことを補うためにも、ここで紹介した内容を踏まえつつ、まずは業界研究から準備をスタートさせましょう。業界の仕組みを知ることで、自分がどの職種に向いているのか、どういった経歴を活かすことができるのかが見えてくるはずです。

    また営業などの場合は、業界未経験であっても同じ職種であれば転職の難易度は下がります。今までの経験やスキルを整理し、自分の強みを理解したうえでアピールすることが大切です。

    現状、自動車業界では、CASEへの対応の必要性などからソフトウェアエンジニアの需要が高まっています。ソフトウェアエンジニアについては業界経験に関係なく転職では有利に働くと考えられます。

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まとめ

ここまで、自動車業界に転職するうえで
必要な基礎知識や業務内容についてお伝えしました。

日本では近年、若者の車離れが叫ばれています。
また、SDGsへの注目の高まりを受け、
環境に配慮した車の開発・普及に力を注ぐことも求められています。
それに伴い今後は企業から求められる人材やスキルも変化してくることが予想されますが、
自動車業界が転職市場において人気の業界であることは今後も変わらないでしょう。

そんな自動車業界への転職をお考えの際は、ぜひ転職エージェントのご活用をおすすめします。
マイナビメーカーエージェントでは業界に精通したアドバイザーが、
あなたの経験やスキル、希望を踏まえベストな転職をサポートします。
自動車業界への転職をご検討の際は、ぜひご利用をご検討ください。

この記事の監修者


この記事の監修者

万澤 勁太

株式会社マイナビ所属。転職エージェント歴3年。東海圏でメーカー・ITを中心に様々な業界で支援実績有。前職は大手自動車部品メーカーで生産管理を経験。業界知見や自身の経験を活かした転職支援を心がけています。

株式会社マイナビ所属。転職エージェント歴3年。東海圏でメーカー・ITを中心に様々な業界で支援実績有。前職は大手自動車部品メーカーで生産管理を経験。業界知見や自身の経験を活かした転職支援を心がけています。