新卒1~3ヵ月の早期退職は第二新卒?知っておきたい転職活動のコツ|求人・転職エージェント

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更新日:2024/03/05

第二新卒

新卒1~3ヵ月の早期退職は第二新卒?知っておきたい転職活動のコツ

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この記事のまとめ

  • 新卒入社した会社を早期退職した場合は「第二新卒」として扱われる。
  • 第二新卒は年齢が若く、一定の社会人経験もあることから積極的に採用したいと考える企業は多い。
  • 第二新卒は前職を早期退職した事実があるため、退職理由の伝え方がネガティブだと「また同じ理由で辞めるのではないか」と思われる点に注意が必要。

新卒入社した会社を早期退職すると「第二新卒」として扱われます。早期退職した第二新卒は「我慢強さがない」「すぐに辞めるのではないか」などと思われてしまい、転職活動で不利になるのではないかと懸念する方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、第二新卒は転職で不利になるのかを解説します。また、早期退職を繰り返さない方法や転職を成功させるコツも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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1ヵ月での退職でも第二新卒...?そもそも第二新卒とは

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そもそも第二新卒の定義は、どのようなものなのでしょうか。ここでは、「第二新卒」と「既卒」の違い、気をつけておきたいことについて説明します。

第二新卒とは

第二新卒の一般的な定義は「新卒入社したが、数年のうちに離職して転職活動をするビジネスパーソン」です。この数年という部分にも明確な基準がないため、数ヵ月での早期退職なら当てはまらないのではと思うかもしれません。

しかし大切なのは、一度就職したという事実です。どれだけ早期退職であっても一度就職した事実は変わらないため、3ヵ月未満の早期退職であっても第二新卒として扱われます。

既卒とは

既卒は「学校を卒業してから一度も就職していない人」を指します。正社員としての就職経験がないことが基準です。

第二新卒が就職経験を隠すのはNG

「3ヵ月未満で就職先を辞めたから、ほぼ既卒みたいなもの。就業経験を隠して就職活動をしてしまおう」と考える方もいますが、これは経歴詐称にあたるためNGです。

どれだけ短くても、あなたの就業経験はしっかりと残ります。本来は第二新卒なのに、既卒として就職活動を行い、最終的に経歴詐称が発覚して内定が取り消しになるケースもあるのです。

新卒入社した職場を早期退職すると転職で不利になる?

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「早期退職」と聞くと、あまりよいイメージを持たない方も多いでしょう。しかし早期退職したからといって、必ずしも転職で不利になるとは限りません。転職活動を始める前に、第二新卒が企業からどのように思われているのかを知っておきましょう。ここでは、第二新卒は転職で不利になるのか、企業が第二新卒に抱く印象について詳しく解説します。

第二新卒を採用する企業は多い

第二新卒は4年制の大学を卒業していても25歳前後で新卒とさほど年齢が変わらず、若さやポテンシャルを評価されることが多くあります。また、第二新卒は一定の社会人経験があるため、基本的なビジネスマナーを身につけている点が強みです。

企業側としては、ビジネスマナーのある人材を採用すれば新卒よりも教育コストを抑えられるメリットがあります。そのため第二新卒を採用したいと考える企業は多く、やり方次第では有利に転職活動を進められるでしょう。

「また辞めるのではないか」と思われやすい

第二新卒を採用したいと考える企業は多いものの、早期離職していることから「また同じ理由で辞めるのではないか」と懸念されやすいのも事実です。特に退職理由の伝え方次第ではマイナスな評価を受けてしまいかねません。

応募書類や採用面接では、企業が第二新卒に対して抱える不安を先回りして解消することが重要です。たとえば「退職理由をポジティブに伝える」「キャリアプランを伝える」など、長期的に働く意思を示すとよいでしょう。

早期離職を繰り返さないためには?

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早期離職を繰り返すと、「転職活動が困難になる」「キャリアアップが難しい」「収入が安定しない」などさまざまな問題が生じます。こういった問題がストレスや不安感につながり、健康面に支障をきたしてしまうケースも少なくありません。

早期離職の原因は、入社後のミスマッチであることがほとんどです。早期離職を繰り返さないためにも、ここで紹介する2つのポイントを押さえておきましょう。

自己分析をする

転職活動を始める前に自己分析をきちんと行い、自分の考えを整理しましょう。キャリアプランが明確でない場合は、転職を機に設計することをおすすめします。キャリアプランを立てることで目指すべき方向性が明確になり、企業選びにも軸が生まれます。早期離職を繰り返すことも少なくなるでしょう。

また、自己分析で洗い出した強み・弱みは企業選びのポイントになるほか、選考でアピールする際にも役立ちます。自己分析が苦手な方は、家族や友人など、身近な人に相談するのもよいでしょう。

企業研究をする

入社後のミスマッチが生じる原因として、企業研究不足が挙げられます。企業研究を入念に行うことで、企業のビジョンや社風、職場の雰囲気まで細かく知ることが可能です。これにより、志望先企業が自分自身のスキルやキャリア目標に合致しているかどうかを判断できます。

また、前職を退職した原因を明らかにしたうえで企業研究を行えば、同じ失敗を繰り返さずに済みます。企業研究は志望動機作成や面接時の逆質問のネタ作りにも活かせるため、時間をかけて入念に行いましょう。

第二新卒の転職を成功させる3つのコツ

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第二新卒は転職経験がないため、転職活動の始め方や注意点が分からずに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。しかし転職活動のコツを押さえれば、自分に合った転職先をスムーズに決めることが可能です。ここでは、第二新卒が転職を成功させるために押さえておきたい3つのコツを紹介します。

1.退職理由はポジティブに伝える

前職の退職理由がネガティブなものであっても、ポジティブな内容に変換して伝えることが大切です。退職理由がネガティブな内容だと「また同じ理由で辞めるのではないか」「職場のせいにする無責任な人」など、企業側にマイナスな印象を与えてしまいかねません。

しかし、退職理由をポジティブに伝えることで、入社意欲の高さをアピールできます。たとえば、仕事内容に問題があった場合は、「以前から興味のあった業界にチャレンジしたい」「自身のキャリアを見つめ直し、自分の強みを活かせる分野に挑戦したい」といったように変換するとよいでしょう。

2.面接は就職活動よりも慎重に対策する

転職活動は就職活動とは見られている部分が異なるため、2回目の就職活動として選考対策すると失敗してしまう可能性があります。

転職の採用面接では、前職で身につけたスキルや仕事の向き合い方について聞かれることがほとんどです。また、社会人経験があることからビジネスマナーも注意深く見られます。入・退室のしぐさや受け答えが適切でないと、企業側にマイナスな印象を与えてしまうため注意しましょう。

3.転職エージェントを利用する

「転職活動を効率的に進めたい」「自分に合った仕事を見つけたい」といった場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントに登録すれば、自分自身で求人を探す手間を省けるほか、転職先の情報を一元的に収集できます

また、キャリアアドバイザーがスキルやキャリア目標、希望する職種・業界などをヒアリングしたうえで求人情報を提供してくれるため、よりマッチ度の高い求人に出合える点もメリットです。ひとりでは転職活動を進めるのが難しいと感じた場合は、一度相談してみるとよいでしょう。

第二新卒の転職をマイナビエージェントが全面的にサポート!

マイナビエージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが第二新卒の転職活動を親身にサポートいたします。履歴書や職務経歴書の作成支援、面接対策なども行っているため、「応募書類の書き方が分からない」「そもそも何から始めればよいか分からない」といった方でも安心して転職活動に取り組むことが可能です。

希望する企業への内定が決まった後の入社日調整や給与交渉なども支援いたします。初めての転職で不安を抱えている方はぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

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新卒入社した職場を早期退職すると「第二新卒」として扱われます。早期退職と聞くとマイナスなイメージを持つ方もいますが、第二新卒は若さがあり、ビジネスマナーも備えているのが大きな強みです。退職理由をポジティブな内容に変換して伝えれば、転職活動を有利に進められるでしょう。

とはいえ、初めての転職ではさまざまな不安を抱えるものです。転職が思うように決まらないと焦りも出てくるでしょう。転職に不安のある方、転職先をスムーズに決めたい方は、マイナビエージェントにご相談ください。あなたの経験やスキル、希望にマッチした求人を紹介し、全力でサポートいたします。

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執筆・編集

植村 裕美子

株式会社マイナビ所属。キャリアアドバイザー歴8年。IT業界・アパレル業界の営業を経て、マイナビへ入社。同社にて法人営業、営業職向けのキャリアアドバイザーを経験し現職。求職者様の将来的なキャリアも見据えたご提案を大切に、サポートさせて頂いております。

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