【第二新卒の転職】現実は厳しい?転職を成功させる5つのポイント|求人・転職エージェント

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更新日:2024/12/04

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【第二新卒の転職】現実は厳しい?転職を成功させる5つのポイント

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この記事のまとめ

  • 第二新卒の転職が厳しいといわれる背景には、新卒よりも求人数が少ない、退職理由の説明が難しい現実がある。
  • 若くて将来性があり、一定のビジネスマナーを身につけている第二新卒を採用したいと考える企業は多く、転職活動をうまく進められれば理想の転職の実現が可能。
  • 第二新卒が転職を成功させるには、長期的に働く意思を示すことや、退職理由をポジティブに話すことが大切。

一般的に第二新卒とは、新卒入社して3年以内に転職活動をするビジネスパーソンを指します。第二新卒は年齢も若くて将来性があることから、「転職は有利に進められそう」というイメージを持つ方もいますが、現実はどうなのでしょうか。

この記事では、第二新卒の転職事情や転職成功のポイントを解説します。転職先の選び方や押さえておきたい心構えについても紹介するため、転職を成功させたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

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現実は厳しい?「第二新卒の転職は不利」と思われやすい理由

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第二新卒は新卒入社した会社を早期退職している事実があることから、「転職は不利だ」というネガティブな意見も少なくありません。ここでは、第二新卒の転職が不利だといわれる理由について、深く掘り下げて解説します。

新卒に比べると求人の選択肢が減る

日本では新卒採用が主流であり、大半の企業が大学卒業見込み者に対して一斉に選考を開始します。新卒であれば、会社説明会やインターンシップ、大学のキャリアセンターなどを活用して情報収集できますが、第二新卒の転職は、新卒に比べると情報の流通量が少なく、求人の選択肢が減ってしまうのが実情です。

自己PRや退職理由の説明が難しい

「入社してから3年は続けよう」とよくいわれるように、仕事は3年経験してから一人前と見なされる傾向にあります。そのため、入社3年以内に転職する第二新卒は経験が浅いと思われ、自己PRが評価されないことも少なくありません

また、職歴が浅いほど退職理由の説明が難しくなるのも事実です。「入社後のギャップが大きかった」「人間関係がうまくいかなかった」「残業が多すぎた」といった理由があったとしても、忍耐力がないと判断される可能性があります。

第二新卒の採用に積極的な企業も多い!第二新卒の強みとは

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第二新卒に対して厳しい意見も少なからずありますが、それでも第二新卒を積極的に採用したいと考える企業は多くあります。第二新卒には新卒やミドル層にはない強みがあるため、自信を持って転職活動を進めましょう。ここでは、多くの企業が第二新卒を採用したいと考える理由を解説します。

一定のビジネスマナーが身についている

第二新卒には短いながらも社会人経験があり、一定のビジネスマナーを身につけている点が強みです。新卒と比べて仕事への向き合い方、上司・同僚とのコミュニケーションの取り方も理解しているでしょう。

企業側は第二新卒を採用することで、ビジネスマナー研修を行う必要がなくなり、教育コストの節約や早期活躍というメリットを享受できます。

若くて将来性がある

第二新卒の年齢は、4年制の大学を卒業していても25歳前後です。新卒とほとんど年齢が変わらず、若くて将来性があります。たとえ専門的な知識や経験が乏しくても、入社後の長期的な活躍に期待して第二新卒を採用する企業は多くあります

前職の企業風土に染まっていない

長く同じ会社に勤めていると、その企業独自の文化や価値観、仕事の仕方などが染みつく場合があります。しかし、前職を早期退職した第二新卒は前職の企業風土に染まっておらず、新しい会社の価値観や文化にも柔軟に対応できる点が強みです。

第二新卒の転職活動|押さえておきたい心構え

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第二新卒は若くてビジネスマナーを備えていることから転職を有利に進められるのは事実ですが、事前準備をおろそかにすると失敗してしまいかねません。ここでは、転職活動の経験がない第二新卒へ向けて押さえておきたい心構えを3つ紹介します。

「第二の就職活動」ではないこと

転職活動と就職活動を同じように捉えている第二新卒は多くいます。しかし、新卒と第二新卒とでは企業から見られている部分や期待されていることが異なるため、就職活動と同じように転職の選考対策をするのはNGです。第二新卒はビジネスマナーや前職で培ったスキル・経験を厳しく見られる点に注意し、選考対策を講じましょう

また、転職活動は就職活動とは異なり学校側からのサポートはなく、スケジュールも自分で立てる必要があります。転職活動の長期化を防ぐためにも、いつまでに転職したいかゴール(期限)を決めて計画的に進めましょう。

退職してから転職活動を始めるとブランク(離職期間)が生じること

転職活動を始めるタイミングは、在職中か、退職してからの2択があります。どちらも一長一短ですが、可能であれば在職中の転職活動がおすすめです。

退職するとブランク(離職期間)が生まれ、その期間が長引くほど企業側が懸念する可能性があります。また転職先が思うように決まらなければ、経済的な負担から焦りも生じやすくなります。焦りが生じると妥協して転職先を選んでしまい、入社後のミスマッチが起こりやすくなるため注意しましょう。

転職先選びは慎重にすること

いくら転職しやすい第二新卒とはいえ、早期離職を繰り返せば転職で不利になります。次の転職先では長く勤められるよう、入念に自己分析と企業研究をして転職先を選びましょう

一度社会人を経験した第二新卒であれば、より深い自己分析が可能です。自分に合う仕事は何か、どのような職場が働きやすいのかなど、明確にしてみてください。気になった企業は口コミサイトやSNSなどもチェックしてリアルな職場の雰囲気を知り、入社後のミスマッチを防ぎましょう。

第二新卒の転職|「仕事・職場」の選び方&チェックポイント

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長く勤められる転職先選びが重要といっても、転職が初めての第二新卒にとって、どのような仕事や職場を選んだらよいか悩んでしまうこともあるでしょう。ここでは、後悔しない転職先の選び方やチェックしたいポイントを解説します。

情熱を持って仕事ができるか

第二新卒は若くて将来性があることから、異業種でもポテンシャル採用が狙えます。すなわち、やりたい仕事をするなら第二新卒のいまがチャンスです。自分の好きな仕事、情熱を注げる仕事を選べば、楽しくやりがいを持って働けるでしょう。またモチベーション高く働けることから新しい知識やスキルの吸収も早く、早期活躍することも可能です。

将来性があるか

20代はキャリア形成において重要な時期であるため、将来性がある仕事を選ぶこともポイントです。将来性が低い仕事を選んでしまうと、自身の貴重なキャリアを無駄にしてしまいかねません。将来性が高い仕事を見極めるポイントとして、以下が挙げられます。

  • AIやロボットに仕事を奪われにくい(例:ドライバー、看護師、介護士など)
  • 社会的ニーズがなくならない(例:医療関連、食品関連、教育関連など)
  • 業界全体が発展している(例:IT業界、Web業界など)
  • 手に職をつけられる(例:職人・技術者、美容師、自動車整備士など)

働きやすい環境・雰囲気か

転職先を選ぶ際には、働きやすい環境か、職場の雰囲気はよいかなどのチェックも重要です。給与・待遇がよくて将来性の高い仕事であったとしても、職場の雰囲気が自分に合わないと長続きはしません。求人票に「アットホームな雰囲気」「チームワーク重視」など書かれていても、実際に入社してみるとギャップを感じるケースもあるでしょう。

職場の雰囲気を確かめる方法として、口コミサイトやSNS、企業見学などが挙げられます。また転職エージェントに相談すれば、求人票には記載されていないリアルな職場の雰囲気を教えてもらえる場合があります。

第二新卒の転職|成功をつかむためのポイント5つ

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「どのような点に注意して転職活動をしたらよいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。転職をスムーズに進めるためには、コツやポイントを押さえる必要があります。転職活動を始める前に、以下で紹介する5つのポイントを押さえておきましょう。

1.アピールポイントは具体的に話す

自分のアピールポイントは、しっかりと分析して正しく伝えられるようにしましょう。第二新卒は一般的なキャリア転職と違って、前職での実績や経験をアピールできるケースは多くありません。そのため、前職で学んだことや褒められたこと、自分なりに工夫して取り組んだことについてのアピールが大切です。

「初めは1時間かかっていた書類作成も、工夫して取り組んだ結果、20分で作成できるようになった」「お客さまの要望を的確に捉えるために、表情をよく読み取るようにした」など、具体的なエピソードとともに伝えることで、仕事に対しての努力や姿勢もアピールできるでしょう。

2.長く勤めたいという意欲を伝える

企業は第二新卒に対して「またすぐに辞めてしまわないだろうか」と懸念しているため、「次こそ腰を据えて企業のために貢献する」という気持ちをアピールすることが大切です。長く勤めたいという意欲を示すためには、志望動機の伝え方も重要なポイントです。

転職を希望する企業と自分の将来のビジョンに一貫性を持たせた志望動機を作成すれば、採用担当者にも「ここで働きたい」という熱意が伝わるでしょう。

3.前職についてはできるだけポジティブに話す

退職理由がネガティブな内容であったとしても、そのまま伝えるのはNGです。できるだけポジティブな転職理由となるように言い換えましょう

「前職で人をサポートする仕事に適性があると感じたため、そのスキルを活かせる仕事で能力を発揮したい」「前職は個人プレーで仕事を進めていく社風だったため、チームワークを活かした仕事がしたいと感じた」といったように伝えれば、前向きな印象を与えられます。

4.転職先に求める条件を明確にする

転職先に求める条件が曖昧だと、応募先企業選びに時間がかかってしまううえ、ミスマッチが発生する可能性も高くなります。前職の退職理由を踏まえつつ、次の職場に求める条件を明確にしましょう

とはいえ、条件が厳しすぎると応募できる求人がなくなってしまいます。希望条件に優先順位をつけるか、妥協できる条件を決めるのもおすすめです。たとえば、「通勤時間が30分以内であれば残業が多くても問題ない」「年収400万円以上であれば土日出勤可」などです。

5.転職エージェントのサポートを受ける

膨大な求人情報から自分に合った企業を探すのは簡単ではありません。「どのような仕事が自分に合っているのか」「この求人に応募しても大丈夫だろうか」など、不安や迷いが生じることもあるでしょう。

そこで初めて転職をする第二新卒の方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントは無料で利用でき、求人の紹介や応募書類の添削、面接対策のアドバイス、条件交渉など、転職に関するあらゆるサポートを受けられます。転職活動を効率的に進められるばかりか、転職成功確率も上げられます。

第二新卒の転職はマイナビエージェントが親身にサポート!

仕事・職場の選び方や転職成功のポイントが分かっても、実際に転職活動を始めるとさまざまな場面で迷いや不安が生じる場合があります。迷いや不安を抱えたまま転職活動を進めるのは精神的な負担が生じるうえに、選考では自信のなさが企業の採用担当者に伝わってしまい、失敗につながることも少なくありません。

転職活動に不安を感じている方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。マイナビエージェントでは、これまでに数多くの第二新卒を転職成功に導いてきました。第二新卒特有の強みや悩みを理解したうえで、あなたに合った転職をサポートいたします。

まとめ

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第二新卒は新卒に比べると「求人の選択肢が減る」「退職理由の説明が難しい」ことから、転職は不利だという意見も少なからずあります。しかし社会人経験があり、若くて将来性が期待できるという第二新卒ならではの強みを活かし、ポイントを押さえて転職活動を進めると希望の転職を実現できるでしょう。

転職に関して不安や悩みがあれば、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。転職のノウハウに熟知したキャリアアドバイザーが、あなたの転職を成功に導くお手伝いをいたします。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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