【例文あり】第二新卒の退職理由転職面接で好印象な伝え方|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/02/14

第二新卒

【例文あり】第二新卒の退職理由転職面接で好印象な伝え方

dainishinsotsu_1379.png

新卒の就活になくて、第二新卒の転職活動にあること。
それは「転職理由を説明しなくてはならない」ということです。第二新卒の人の多くは「大学を出て就職したものの、何らかの理由で数年以内にその会社を辞めて転職する」という状況でしょう。

そうした事情から、採用側は「環境に適応しにくい人なのでは?」「うちの会社もすぐに辞めてしまうのでは?」といったリスクを意識せざるをえません。そこで、採用担当者に納得してもらえるような転職理由を説明し、好感を持ってもらう必要があります。

では、退職理由をどのように説明すれば採用担当者に好印象を与えられるのでしょうか?
望ましい回答例とNG 回答例を踏まえながら解説していきます。

目次

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

第二新卒の転職における面接官の判断基準

dainishinsotsu_1379_1.pngシビアな言い方ですが、面接官があなたについて判断したいと思っているのは「当社に長く所属し、業績に貢献してくれるかどうか」の一点です。

貢献の中には、売上や業務効率の向上といった直接業績に関するものだけではなく、配属部署での円滑な人間関係、周りの人のモチベーションアップなど、さまざまな要素が含まれます。

また、人材採用には多額のコストがかかります。
これは、求人広告などにかかる直接のコストに加え、採用した人材が戦力になるまでの教育コストや、人事部が社員契約・労務環境を整えるための準備時間もコストに含まれます。

せっかく採用した人材がすぐに辞めてしまっては、これらのコストはすべて無駄となります。
また最初から求人を始めなくてはなりません。
一人の採用を行うにも、面接官の人件費や労力、時間など、多くのコストを消費しています。

つまり、人事部の人間にとっては「少なくとも投資したコスト分は辞めない人材を採用したい」という点が、採用活動における重要なポイントのひとつなのです。
このため「前職を数年で辞めているが、当社もすぐに辞めてしまうのでは?」という不安は、「どれくらい優秀なのか?」という疑問と同じくらい重要な採用ポイントとなります。

「採用したら、ちょっとやそっとでは簡単に辞めないだろう」という印象を与えることが、転職理由を説明する上での重要項目なのです。

第二新卒の"辞めた理由"と"辞め方"で、その人の「職業観」がわかる

dainishinsotsu_1379_2.png転職の理由は人それぞれです。例を挙げると

  • 仕事があまりにも苦痛だった
  • 給料が安すぎた
  • 待遇が悪すぎた
  • 人間関係に重大な問題があった
  • どうしても我慢できないことがあった
  • 家庭の事情でやむをえなかった
  • まえの会社では将来が不安
  • どうしてもやりたい仕事があった

など、さまざまな事情があるでしょう。
また、複数の理由が重なり、総合的判断で転職に踏み切ったという人もいるはずです。
こうした理由は、どれも個人的には会社を辞める十分なものになります。

しかし、その理由をそのまま採用面接の場で率直に説明していいものでしょうか?
面接官は「あなたの転職理由が妥当かどうか」を評価するのではなく、「当社に長く在籍し、業績に貢献してくれる人材かどうか」を判断する人です。「なぜ前職を辞めたのか」を質問するのは、事実が知りたいというよりも、あなたの職業人としての資質や価値観(=職業観)を知りたいという目的からです。

ですから、単に事実を述べるのではなく、面接官が知りたい職業に対する考え方に答える文脈で、転職理由を組み立てなくてはなりません。

第二新卒の就活で好印象につながる回答例

dainishinsotsu_1379_3.png転職理由について、一般的に「退職の理由はポジティブに。ネガティブな理由はNG」といったアドバイスをよく見かけます。確かにそのとおりなのですが、転職理由は極めてプライベートでデリケートなものです。

簡単に「ポジティブ・ネガティブ」の二元論で語るわけにはいきません。退職/転職という大きな決断には、必ずといっていいほどポジティブな面とネガティブな面が存在します。そのポジティブな面にフォーカスして転職理由を語ればいいのです。

例えば、前職の上司が無能であなたの提案をことごとく退け、頭を押さえつけるような人だったとしましょう。「このままこの職場にいたら自分は腐ってしまう」と感じ、風通しが良く、若手の意見に耳を傾けてくれそうな会社に転職しようと考えた場合は、このような文脈で説明してみてはどうでしょうか。

<好印象の回答例>

私の所属するプロジェクトチームが〇〇という問題に直面しました。

このとき私は●●という提案をしたのですが、私が若いという理由で検討もされず却下され、結局プロジェクトは頓挫しました。
そこで、次のプロジェクトでは「チーム内プレゼンテーションで提案のメリットを訴求する」「提案の根拠となるエビデンスを提示する」「メンバーに個別に交渉する」「部門長に直訴する」などの工夫を重ねましたが無駄でした。
こうした工夫と努力で、ある程度成長できたと思うのですが、入社から〇年間こうした努力を続けた結果、これ以上は無理だという限界を感じました。

そこで、年齢やポジションに関係なく、建設的な意見交換ができる社風を持つ御社で、自分の提案力を業績に結び付けていきたいと思います。


このような文脈なら、

  • 簡単にあきらめず問題解決に取り組む粘り強さ
  • 仕事に対する情熱
  • 会社に対する責任感と愛情
  • 自分の頭で考え、提案できる自主性と提案力

といったものを面接官に伝えることができます。

逆にネガティブな部分を前面に出して、「前職の上司と折り合いが悪く...」などと切り出してしまうと、同じ話でも面接官の印象は一気に悪くなってしまいます。「ポジティブとネガティブは表裏一体。伝え方次第で印象は大きく異なる」ということを意識してください。

第二新卒の就活で印象の悪い回答例

dainishinsotsu_1379_4.png次に、面接官の印象を悪くする回答例をいくつか挙げましょう。ポイントは「自分を正当化する」「言い訳が混ざっている」の2点です。

<NG例 1>

前職で〇〇という失敗をしてしまい、それ以降は簡単な仕事ばかりあてがわれて、居づらくなって会社を辞めました。しかし、本当は私が悪いのではなく...。


NG例という前提なしに読んでも、「本当に悪いのが誰なのかはさておき、こういう話をする人は、いずれにしてもそれほど優秀な人材とは思えないなぁ...」という印象を受けないでしょうか?

当然、面接官もそう感じます。
「自分を正当化する」ということは、誰かを悪く言うことにつながります。また、言い訳をしたくなるのは、自分の中でやましいところや引け目を感じる理由があるからです。
転職すること自体は少しも悪いことではありませんから、正当化も言い訳も一切必要ありません。

逆に、面接官から「この人は当社に入社しても、失敗やトラブルがあったら人のせいにしないだろうか」と思われてしまったら取り返しがつきません。たとえ本当のことであっても、正当化や言い訳に聞こえそうな文脈では語らないことが大切です。

<NG例 2>

私は前職の採用時に「提案営業をしたい」と希望したのに、単純なルートセールスばかりやらされ、これでは成長できないと思いました。


ルートセールスの中で顧客との信頼関係を作り、顧客の問題点や不満を聞き出して解決法を提案するのが提案営業の仕事です。仕事の本質を理解していない上に、自分で状況を変える工夫や努力をしたあとが見られません。

営業職に限らず、あらゆる業種に共通することですが、こうした受け身な姿勢が感じられる退職理由は印象を悪くしてしまうため、注意が必要です。

<NG例 3>

前職は研修制度が整っておらず、成長できないと感じました。そこで、研修制度が充実している会社に転職したいと思いました。


会社は学校ではありません。
確かに会社の研修制度が充実しているに越したことはありませんが、みずから学ぶ姿勢があれば、仕事の中でいくらでも成長の余地はあるはずです。

このような文脈では、「自分が成長できなかったのは研修制度が整っていなかったせい」と責任転嫁しているようにも受け取れます。

また、上記のような転職理由には「会社に貢献する」という視点が抜けており、自分のことばかり考えている身勝手な人だという印象も与えてしまいます。
少なくとも「自分は問題を解決するために、どのような努力をしたのか?」を伝える文脈にするべきでしょう。

まとめ

dainishinsotsu_1379_5.png第二新卒における転職理由の伝え方についてポイントをまとめると、以下の5つに集約されます。

<第二新卒における転職理由の伝え方のポイント>

1.転職理由を説明するときは、面接官が確認したい「職業観」を意識し、面接官の不安を解消する。

2.転職理由を説明する目的は、面接官に「この会社に長く在籍し、貢献してくれる人材だ」という印象を与えること。

3.転職理由で以下の点をアピールする。
・粘り強さ(簡単に辞めない)
・仕事に対する情熱
・責任感と愛情
・自主性と提案力

4.ストーリーとしては、以下のような構成が望ましい。
・転職を考えざるをえない問題に直面した
・状況を改善するため、このような努力と工夫をした(具体的に)
・見切りをつけ、前向きに働くために転職を決断した

5.絶対に言ってはいけないのは「正当化」と「言い訳」。そして、状況をみずから改善しようとしない受け身の姿勢や「会社に貢献したい」という気持ちが感じられない転職理由はNG。


これらを参考に、面接に向けてあなたの転職理由をブラッシュアップしてください。
面接官を納得させるだけでなく「こういう人材ならぜひ応援したい!」と思ってもらえるような話ができれば、転職の成功率は大幅にアップするでしょう。

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ