転職エージェントから最終面接の結果はいつ来る?連絡が遅いときの対応方法|求人・転職エージェント

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更新日:2023-05-19

転職エージェントから最終面接の結果はいつ来る?連絡が遅いときの対応方法

この記事のまとめ

  • 転職エージェントを利用した場合、最終面接の結果は担当のキャリアアドバイザー経由で伝えられる。
  • 最終面接の結果が出るまでに1週間ほどかかる理由は「調整に時間がかかっている」「採用担当者が忙しい」「新卒と採用時期が重なっている」の主に3つが考えられる。
  • 最終面接の結果が来ない場合は、電話やメールで担当のキャリアアドバイザーに問い合わせるとよい。

転職エージェントの紹介で企業の採用選考を受けた場合は、担当のキャリアアドバイザー経由で選考結果の連絡が届きます。しかし、結果の連絡があまりにも遅いと不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、転職エージェント経由で最終面接の結果が「いつ」「どのように」来るのかについて解説します。結果の通知が遅くなる理由や対処法についても紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

転職エージェント経由で最終面接の結果は「いつ」「どのように」来る?

企業との最終面接を終えると、いよいよ合否連絡を待つ段階です。連絡を待つ間は、面接での手応えや不安な点を思い返し、緊張した気持ちを抱えながら過ごす方もいるでしょう。また、この段階に入り「合否の連絡はどのような手段で来るのか」と疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。そこでまずは、転職エージェントから通知が来る手段と連絡の時期について紹介します。

メールや電話で通知が届く

転職エージェントをとおして内定が決まった後は、キャリアアドバイザーから内定通知が届きます。たとえばメールの場合、「株式会社▲▲より、内定通知が届きました。内定通知書を確認願います」といった文面に加え、内定承諾書が送付されているケースもあります。

またメールの送信後、転職エージェントによっては「内容を確認してほしい」といった電話が来ます。一方、電話連絡の後にメールが送られてくるケースも珍しくはありません。連絡を待つ間は、電話とメールのどちらにも対応できるように準備し、スムーズに返信できるよう心掛けましょう。

合否の連絡は1週間程度かかる

企業との面接が終わって一段落したものの、「合否結果が気になる」と感じる方も多いでしょう。特に不安を感じながら結果を待つ場合、連絡の遅さが企業や転職エージェントへの不満につながるケースもあります。しかし、企業は複数の応募者に対応するため、合否連絡には1週間程度かかると覚えておきましょう。中には、10日から2週間程度かかる企業もあります。

最終面接の結果が遅くなる理由は?3つの可能性

最終面接の結果があまりにも遅い場合、不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。企業によって最終面接の結果が出るタイミングはさまざまですが、採用担当者から告げられていたスケジュールよりも遅くなっている場合や1週間以上経っても結果が出ない場合には、何かしらの理由が存在する可能性があります。ここでは、最終面接の結果が遅くなる3つの可能性について解説します。

1.調整に時間がかかっている

最終面接の結果が遅くなる理由としてまず考えられるのは、社内調整や複数の応募者との調整に時間がかかっていることです。複数の候補者がいる場合はそれぞれの候補者を比較・検討し、慎重に判断するために時間をかける場合があります。

採用に関わる責任者が複数いる場合は応募者の評価で意見が分かれ、その調整に時間がかかることもあるでしょう。また、特定の応募者との条件交渉や内定承諾の回答を待ってから、ほかの応募者の合否を決めるケースもあります。

2.採用担当者が忙しい

想像以上に応募者が多い場合や社内事情などにより採用担当者が忙しく、選考結果を出すのが遅れている可能性があります。そして面接結果をまとめるための時間が十分に確保できず、最終結果の発表が遅れることもあるでしょう。採用担当者は選考以外にも、人事業務や労務業務で忙しいケースもあるため、選考に十分なリソースを割けていないことも考えられます。

3.採用時期が新卒と被っている

新卒の採用時期と選考のタイミングが重なっている場合、調整に時間がかかってしまう可能性があります。企業によっては新卒で大人数を採用する場合があり、人数に対してリソースが足りていない場合は合否を出すのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。また、新卒の採用を優先し、中途採用の合否結果はその後になっている可能性もあります。

転職エージェントから最終面接の結果が来ない場合の対処法

内定を通知するタイミングは、企業によって異なります。しかし、平均的な目安となる1週間を過ぎても通知が来ない場合は、キャリアアドバイザーに状況確認を依頼してみるとよいでしょう。内定通知が遅くなるほど、今後の見とおしが立たないことに対する不安な気持ちは大きくなります。

また、並行して応募している企業があれば、選考に影響するかもしれません。そのため、複数の企業を比較・検討しながら転職を進めたいと考えている方は、事前にキャリアアドバイザーにその旨を伝えておくのもひとつの方法です。キャリアアドバイザーから企業に応募者の状況が伝わることで、合否連絡が早まるケースもあります。

転職エージェントに最終面接の結果を問い合わせる際の例文

最終面接の結果があまりにも遅い場合には転職エージェントに問い合わせることが大事ですが、どのように連絡をしたらよいのかが分からない方も多いのではないでしょうか。問い合わせ方法には、主にメールと電話があります。ここでは、それぞれの例文を紹介します。

メールで問い合わせる場合

【例文】

件名:最終面接結果についての問い合わせ。マイナビ太郎(自分の名前)

本文:
〇〇様(担当のキャリアアドバイザーの名前)

お世話になっております。
〇〇株式会社の選考を受けているマイナビ次郎(自分の名前)です。

〇月〇日に最終面接をし、人事担当者から〇日までに合否の連絡をするとのことでしたが、まだ最終結果についてご連絡をいただけておりません。
ほかの選考も控えておりますので、お忙しいところ恐れ入りますが、面接結果に関する状況が分かりましたらご連絡いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

電話で問い合わせる場合

【例文】

お世話になっております。マイナビ次郎(自分の名前)です。
面接結果に関する状況をお聞きしたく、ご連絡いたしました。

〇月〇日に〇〇株式会社の最終面接を受けており、人事担当者から〇日までに合否連絡をするとのことでしたが、まだご連絡をいただけておりません。
ほかの選考も控えているため、面接結果のご連絡がいつ頃いただけるか分かりましたら、教えていただけますでしょうか。

最終面接の結果を待っている間にやっておきたい3つのこと

最終面接の結果は合格とは限りません。ただ合否の結果を待っているだけだと、その時間が無駄になってしまうため、結果がどちらになっても対応できるように次の準備をしておきましょう。ここでは、最終面接の結果を待っている間にやっておきたいことを3つ紹介します。

1.内定を承諾するか辞退するかを決めておく

自分の今後の方針を決めるためにも、内定通知を受けた際に承諾するか辞退するかを事前に考えておくとよいでしょう。入社にあたって気になる部分があり、内定を承諾するか悩んでいる場合には担当のキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

2.不採用の可能性も想定して次の選考に備える

仮に結果が不採用だった場合、選考結果を待っている間に何もしなければ、その時間は無駄になってしまいます。選考結果を待っている時間を有意義に活用するためにも、不採用に備えて次の転職先候補を探したり、応募書類のブラッシュアップをしたりするとよいでしょう。

また、担当のキャリアアドバイザーがほかの求人を紹介してくれることもあります。ほかの求人に応募する際には、キャリアアドバイザーの指示を受けて行動するとよいでしょう。

3.入社後に必要なスキルを磨く

入社後に備えて必要なスキルを磨いておくのもおすすめです。業務に必要なスキルや知識を前もって身につけておけば、入社してからスムーズに仕事に取り組めるでしょう。しかし不採用の可能性もあるため、応募先企業でしか活かせないスキルを磨くのは得策とはいえません。

自分の働きたい業界が決まっている場合のみ、その業界の知識・スキルを磨くのがおすすめです。そうすれば、不採用でも同じ業界の別企業で活かせることがあります。

内定が決まってから入社までの流れ

企業から内定をもらうと一息つきたいところですが、この段階では労働条件の確認や退職交渉といった重要な点も多いため、気を緩めずに進めましょう。また内定が決まってからも、入社までは転職エージェントをとおして連絡します。ここからは、入社手続きをスムーズに進められるよう、内定から入社までの流れを見てみましょう。

1.内定通知書の受け取り

内定が決定すると、転職エージェントをとおして企業の内定通知書を受け取ります。内定通知書には、承諾期限や入社日を含む重要事項が記載されているため、しっかりと内容を確認しましょう。内定通知書の形式は、オファー面談の方法によって異なります。

たとえばWebでのオファー面談の場合、メールなどのツールをとおして内定通知書が送られてくるでしょう。一方で対面のオファー面談では、企業から手渡しで内定通知書を受け取る形が一般的です。

また、転職エージェントをとおして内定通知を受けた場合には、企業からではなく担当のキャリアアドバイザーから内定通知書を受け取ることもあります。PDF形式のファイルなどでメールに送付されているため、内容を確認しましょう。

2.労働条件の確認

内定通知後は、内定通知書と同時に、労働条件通知書が送られてきます。労働条件通知書には、労働に関わる大切な内容が記載されているため、よく確認しましょう。具体的には、契約期間や就業場所、業務内容や給与に関する規定などです。

一度内定を承諾したものの、後から労働条件を見直して「ここを変えてほしい」という話になれば、企業とのトラブルにつながりかねません。内容に疑問点や不明点がある場合、承諾前に転職エージェントに確認しましょう。また、労働条件通知書が送られてこない場合には、内定通知書に労働条件が記載されていることもあります。

3.内定の承諾・辞退

労働条件をしっかりと確認した後は、内定の承諾または辞退の回答をしましょう。入社する場合も辞退する場合も、企業ではなく転職エージェントに連絡するのが基本です。この段階で、企業に直接連絡しないように注意しましょう。基本的に、転職エージェントには早めに回答を伝えます。

しかし、並行して応募している企業があるケースなど、事情があっていますぐ判断できない場合には、その旨を転職エージェントに相談しましょう。

4.退職交渉

現職を辞めていない場合には、内定を承諾した時点で退職交渉を始めます。現職の就業規則を確認のうえ、まずは上司や人事担当者に退職したい旨を伝えましょう。その後退職交渉を行い、退職届を提出するという流れです。退職交渉がスムーズに進む場合もあれば、交渉に時間を要するケースもあります。

もし退職交渉がうまくいかない場合は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。退職交渉の前例を踏まえたアドバイスを受けられるでしょう。

5.必要書類の提出

転職エージェントを介して内定を承諾した後は、雇用契約を結びます。担当のキャリアアドバイザーから入社時に必要な書類の連絡が届くため、期限までに準備しましょう。一般的には年金手帳や健康診断書、源泉徴収票、扶養控除等申告書、給与振込先届出書といった書類が必要です。

しかし企業によって必要な書類は異なるため、転職エージェントに確認のうえ用意しましょう。手続きが滞りなく済むと、入社となります。

内定通知を受け取ったら知っておきたいこと|注意点やマナー

内定通知を受けて安堵感を抱く方もいるでしょう。実は内定通知を受けた後にもいくつか気をつけたいポイントがあります。内定通知後の行動が原因で、企業や転職エージェントからよくないイメージを持たれてしまうこともあるため、事前にマナーをしっかりと押さえておきましょう。

回答の期限を守る

内定通知を受けた後は、「内定通知書」または「労働条件通知書」を確認し、入社の意思を伝える必要があります。内定承諾や辞退の回答期限は企業によって異なりますが、1週間程度と定めるケースが多い傾向にあります。

期限を過ぎてからの回答は印象を悪くするため、回答期限はしっかりと守りましょう。また、回答期限が設けられていない企業であっても、早めに内定承諾または内定辞退をすることが重要です。もしも事情がある場合には、担当のキャリアアドバイザーにその旨を伝えることで、期限を延長できるケースもあります。

企業と直接の連絡はしない

転職エージェントを利用して転職活動をしている場合、内定通知後も担当のキャリアアドバイザーをとおしてやりとりを行います。転職エージェントをとおさずに企業へ連絡をするとトラブルにつながることもあるため、企業への直接の連絡は控えましょう

転職エージェントは、転職活動に関するすべてのサポートを担っています。内定の段階で転職エージェントと関係がこじれることは、デメリットが多いでしょう。転職エージェントは、円満退職のためのサポートや入社後のフォローも行っているため、上手に活用することをおすすめします。

内定通知を受け取ったら知っておきたいこと|複数の転職エージェントを利用している場合

複数の転職エージェントを利用している方もいるでしょう。複数の転職エージェントを利用することで多くの求人情報を入手できるメリットがありますが、ひとつの転職エージェントをとおして企業への入社を決めた後は、ほかの転職エージェントへの対応を忘れないよう注意が必要です。ここでは、ほかの転職エージェントで内定が決まった際の対応方法を、転職エージェントへ送る際の文例とともに紹介します。

内定を承諾した場合はほかの転職エージェントに連絡する

転職エージェントを複数利用している場合、内定承諾後はほかの転職エージェントに利用中止の意思を伝えます。もしもほかの転職エージェントでも選考が進んでいるときには、メールで辞退する旨を伝え、併せて電話をするとよいでしょう。

【例文】

いつもお世話になっております。

〇月〇日に面接を受けさせていただいた株式会社▲▲につきまして、選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

大変申し上げにくいのですが、同時期に応募していた企業から内定をいただいたため、転職活動を終了させていただきたく存じます。

●●様(担当者の名前)には親身になって相談に乗っていただき、心より感謝しております。

お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

迷っている場合は速やかにアドバイザーへ相談する

内定通知を受けたものの、ほかの転職エージェント経由で企業の選考が進んでいる状況の場合は内定を承諾するか迷う方も多いのではないでしょうか。企業を複数比較したい場合には、内定が出た転職エージェントに回答を待ってもらえるかを尋ねるとともに、ほかの転職エージェントに選考スケジュールを早められるかを確認するとよいでしょう。

【例文】

いつもお世話になっております。
日頃より転職活動をサポートしていただき、ありがとうございます。

先日お伝えしたほかの企業から、本日内定をいただきました。
内定の回答期限は〇月〇日となっております。

しかし▲▲社の社風や環境にもとても魅力を感じており、回答を迷っている状態です。
つきましては、〇月〇日までに合否連絡をいただくことは可能でしょうか。
こちらの都合で大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。

マイナビエージェントは内定後のバックアップも充実!

内定を獲得することが目標になりがちな転職活動ですが、内定獲得後の入社準備に苦労するケースも珍しくありません。「マイナビエージェント」では、転職のための退職交渉や引き継ぎのアドバイス、勤務開始日の調整などもサポートしています。

入社後のアフターフォローも手厚く、転職後に困ったことがある場合には、担当のキャリアアドバイザーへの相談が可能です。安心して転職活動を進めたい方は、ぜひマイナビエージェントをご活用ください。

まとめ

転職エージェントをとおして転職活動を進めている場合、最終面接後1週間程度で内定通知が届きます。内定通知はメールや電話で届くのが一般的なため、こまめに確認しましょう。もしも企業からの内定通知が遅い場合には、転職エージェントに問い合わせて確認するのがおすすめです。

内定承諾から入社までは、書類受け取りや条件確認、現職の会社への退職手続きなど、やることが多くあります。そのため、事前に流れを把握しておくと、入社までがスムーズです。「マイナビエージェント」では、内定後の諸手続きもサポートしています。転職活動において手厚い支援を受けたいと考えている方は、ぜひマイナビエージェントにお任せください。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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