転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!
更新日:2024-11-19
この記事のまとめ
転職エージェントを利用した転職活動では、転職を効率的に進めるためのさまざまなサポートを受けられます。しかし、最終面接後に合否連絡がなかなか来ないと焦りや不安を感じてしまうでしょう。
そこでこの記事では、最終面接の結果は転職エージェントからいつ、どのように来るのか、合否連絡がなかなか来ない場合にはどうすればよいのかについて解説します。また内定が決まってから入社するまでの流れも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
企業との最終面接を終えると、いよいよ合否連絡です。連絡を待つ間は、面接での手応えや不安な点を思い返し、緊張しながら過ごす方もいるでしょう。また、この段階に入り「合否の連絡はどのような手段で来るのか」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。そこでまずは、転職エージェントから通知が来る手段と連絡の時期について解説します。
転職エージェントを利用している場合には、キャリアアドバイザーから連絡が来ます。「株式会社▲▲より、内定通知が届きました。内定通知書を確認願います」といったメールが送られてくるかもしれません。内定承諾書が送付されているケースもあります。メールの送信後、転職エージェントによっては「内容を確認してほしい」といった電話が来ます。
電話連絡の後にメールが送られてくるケースも珍しくはありません。連絡を待つ間は、電話とメールのどちらにも対応できるように準備し、スムーズに返信できるよう心掛けましょう。
企業との面接が終わって一段落したものの、「合否結果が気になる」と感じる人も多いでしょう。特に不安を感じながら結果を待つ場合、連絡の遅さが企業や転職エージェントへの不満につながるケースもあります。しかし、企業は複数の応募者に対応するため、合否連絡には1週間程度かかるのが一般的です。中には、10日から2週間程度かかる企業もあります。
転職エージェントを利用して転職活動を行う場合には、最終面接の合否連絡も転職エージェント経由で知らされます。企業から合否連絡を受けた転職エージェントは、できるだけ早く転職希望者に伝えようとするため、自分で求人に応募するときよりも遅くなることは基本的にありません。
一方で、指定日よりも早く合否を伝えられることはあります。複数の企業に応募している、退職時期を明確にしなければ現職の業務に支障があるなど、転職希望者の事情によっては転職エージェントが早めの合否連絡を企業側に申し入れるケースがあるからです。早めに合否を知りたいときには転職エージェントに相談してみましょう。
最終面接の結果がなかなか分からないと、「落ちてしまったのでは」と不安に思うかもしれません。しかし、さまざまな理由から合否を伝えられるのが遅くなることは少なくありません。ここでは、最終面接の結果が遅れる6つの可能性について解説します。
応募者が多いと選考に時間がかかるため、合否をなかなか伝えられない可能性があります。「すべての応募者との面接を済ませ、比較したうえで採用を判断したい」という方針の企業に多くの転職希望者が応募した場合、最後の面接が終わるまでは結論が出ないため、早く面接を終えた方は結果的に長く待つことになるでしょう。
最終面接で補欠合格候補とされるケースでは、内定を受け取った方が辞退するかどうかを待ってからの連絡になるため、どうしても遅くなってしまいます。中には迷ってなかなか返事ができない方や条件交渉に時間がかかる方もいます。そのため、2週間から1ヵ月ほど結果を待たされるケースもあるようです。
そのようなときには転職エージェントを通じて確認してもらえば、ほかの企業の選考を受けるなど待機時間を有効に使えるようになります。
社内での調整に時間がかかるケースも少なくありません。選考に関わる人数が多い場合には、採用するかどうか評価が分かれてしまうこともあるでしょう。内定の方向で決まったとしても、「社内協議が必要」「本社の承認待ち」など、承認プロセスに時間がかかることもあります。
採用部署間での調整が難航するケースも考えられます。企業によってはリファレンスチェック、いわゆる「職歴調査」を導入しており、そこに時間が取られる可能性もあります。
想像以上に応募者が多い場合や社内事情などにより採用担当者が忙しく、選考結果を出すのが遅れるケースもあります。面接結果をまとめるための時間が十分に確保できず、最終結果の発表が遅れることもあるでしょう。採用担当者は選考以外にも、人事業務や労務業務で忙しいケースがあるため、選考に十分なリソースを割けていないことも考えられます。
企業の事業・組織計画の変更が影響するケースもあります。事業や組織を拡大する方向であれば、採用枠が増え、合否連絡はかえって早くなるかもしれません。しかし縮小するケースでは、予算や人員が削られたり、採用そのものがなしになったりすることもあり得ます。採用人数が削られると選考に時間がかかるだけでなく、再選考が必要となるケースがあり、結果が出るまでに時間がかかってしまうでしょう。
新卒の採用時期と選考のタイミングが重なっている場合、調整に時間がかかってしまう可能性があります。企業によっては新卒で大人数を採用する場合があり、人数に対してリソースが足りていないと合否を出すのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。また、新卒の採用を優先し、中途採用の合否結果はその後になっている可能性もあります。
内定を通知するタイミングは企業によって異なります。しかし、平均的な目安となる1週間を過ぎても通知が来ない場合は、キャリアアドバイザーに状況確認を依頼してみるとよいでしょう。内定通知が遅くなると、今後の見通しが立たないことに対する不安な気持ちは大きくなります。
並行して応募している企業があれば、最終的な判断に影響するかもしれません。複数の企業を比較・検討しながら転職を進めたいと考えているのであれば、事前にキャリアアドバイザーにその旨を伝えておくのもひとつの方法です。キャリアアドバイザーから企業に応募者の状況が伝わることで、合否連絡が早まるケースもあります。
最終面接の結果があまりにも遅い場合には、転職エージェントに問い合わせることが重要です。しかし、どのように連絡をしたらよいのかが分からない方も多いのではないでしょうか。問い合わせ方法には、主にメールと電話があります。ここでは問い合わせる際に気を付けたいことと、それぞれの例文を紹介します。
最終面接の結果がなかなか来ないと、「採用なのか不採用なのか、はっきりしてほしい」という気持ちになるかもしれません。しかし、転職エージェントが合否を判断できるわけではないことは覚えておきましょう。尋ねたいのは面接の「結果」ではなく、「結果の通知をいつまで待てばよいのか」という点です。
採用担当者から結果の時期について知らされていたかどうか、最終面接からどれくらいの期間が経過しているかをはっきりと知らせたうえで、いつ結果が出るのかが知りたいと伝えましょう。
【例文】
件名:最終面接結果についての問い合わせ。マイナビ太郎(自分の名前)
本文:
〇〇様(担当のキャリアアドバイザーの名前)
お世話になっております。
〇〇株式会社の選考を受けているマイナビ太郎(自分の名前)です。
〇月〇日に最終面接をし、人事担当者から〇日までに合否の連絡をするとのことでしたが、まだ最終結果についてご連絡をいただけておりません。
ほかの選考も控えておりますので、お忙しいところ恐れ入りますが、面接結果に関する状況が分かりましたらご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【例文】
お世話になっております。マイナビ太郎(自分の名前)です。
面接結果に関する状況をお聞きしたく、ご連絡いたしました。
〇月〇日に〇〇株式会社の最終面接を受けており、人事担当者から〇日までに合否連絡をするとのことでしたが、まだご連絡をいただけておりません。
ほかの選考も控えているため、面接結果のご連絡がいつ頃いただけるか分かりましたら、教えていただけますでしょうか。
最終面接の結果が合格とは限りません。合否の結果を待っているだけだと、その時間が無駄になってしまうため、結果がどちらになっても対応できるように準備をしておきましょう。ここでは、最終面接の結果を待っている間にやっておきたいことを3つ紹介します。
最終面接が終わるとほっとする気持ちもあるでしょう。しかし、まずは転職エージェントに最終面接が終わったと報告することが重要です。面接の手ごたえや意欲を伝えておけば、転職エージェントが企業に問い合わせる際にポジティブな材料として提示できます。企業に対して疑問に思う点があれば、確認してもらうこともできるでしょう。
うまくアピールできなかった場合には、転職エージェントがフォローしてくれたり、次回の面接に活かせるようフィードバックをもらえたりするかもしれません。
今後の方針を決めるためにも、内定通知を受けた際に承諾するか辞退するかを事前に考えておくとよいでしょう。入社にあたって気になる部分があり、内定を承諾するか悩んでいる場合には、担当のキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。
仮に結果が不採用だった場合、選考結果を待っている間に何もしなければ、その時間は無駄になってしまいます。選考結果を待っている時間を有意義に活用するためにも、不採用に備えて次の転職先候補を探したり、応募書類のブラッシュアップをしたりするとよいでしょう。
また、担当のキャリアアドバイザーがほかの求人を紹介してくれることもあります。ほかの求人に応募する際には、キャリアアドバイザーの指示を受けて行動するとよいでしょう。
入社後に備えて必要なスキルを磨いておくのもおすすめです。業務に必要なスキルや知識を前もって身につけておけば、入社してからスムーズに仕事に取り組めるでしょう。とはいえ、不採用の可能性もあるため、応募先企業でしか活かせないスキルを磨くのは得策とはいえません。
自分の働きたい業界が決まっているのであれば、その業界の知識・スキルを磨くのがおすすめです。同じ業界内であれば、ほかの企業に採用が決まった場合にも活かせます。
企業から内定をもらうと一息つきたいところですが、労働条件の確認や退職交渉といった重要なプロセスが控えているため、気を緩めずに進めましょう。内定が決まってからも、入社までは転職エージェント経由で連絡します。入社手続きをスムーズに進められるよう、内定から入社までの流れを見てみましょう。
内定が決定すると、転職エージェント経由で企業の内定通知書を受け取ります。内定通知書には、承諾期限や入社日を含む重要事項が記載されているため、しっかりと内容を確認しましょう。内定通知書の形式は、オファー面談の方法によって異なります。
Webでのオファー面談の場合には、メールで内定通知書が送られてくるでしょう。対面のオファー面談では、企業から手渡しで内定通知書を受け取る形が一般的です。転職エージェント経由で内定通知を受けた場合には、企業からではなく担当のキャリアアドバイザーから内定通知書を受け取ることもあります。PDF形式のファイルなどでメールに添付されるため、内容を確認しましょう。
内定通知後は、内定通知書と同時に労働条件通知書が送られてきます。労働条件通知書には、労働に関わる大切な内容が記載されているため、よく確認しましょう。具体的には、契約期間や就業場所、業務内容や給与に関する規定などです。労働条件通知書が送られてこない場合には、内定通知書に労働条件が記載されていることもあります。
一度内定を承諾したものの、後から労働条件を見直して「ここを変えてほしい」という話になれば、企業とのトラブルにもつながりかねません。内容に疑問点や不明点がある場合には、承諾前に転職エージェントに確認しましょう。
労働条件をしっかりと確認した後は、内定の承諾または辞退の回答をしましょう。入社する場合も辞退する場合も、企業ではなく転職エージェントに連絡するのが基本です。この段階で、企業に直接連絡しないように注意しましょう。転職エージェントには早めに回答を伝えます。
並行して応募している企業があるケースなど、事情があっていますぐ判断できない場合には、その旨を転職エージェントに相談しましょう。
現職を辞めていない場合には、内定を承諾した時点で退職交渉を始めます。現職の就業規則を確認のうえ、まずは上司や人事担当者に退職したい旨を伝えましょう。その後退職交渉を行い、退職届を提出する流れです。退職交渉がスムーズに進む場合もあれば、交渉に時間を要するケースもあります。
退職交渉がうまくいかない場合は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。退職交渉の前例を踏まえたアドバイスを受けられるでしょう。
転職エージェントを介して内定を承諾した後は、雇用契約を結びます。担当のキャリアアドバイザーから入社時に必要な書類の連絡が届くため、期限までに準備しましょう。一般的には、年金手帳や健康診断書、源泉徴収票、扶養控除等申告書、給与振込先届出書といった書類です。
企業によって必要な書類は異なるため、転職エージェントに確認のうえ用意しましょう。手続きが滞りなく済むと、入社となります。
内定通知を受けて安堵感を抱く方もいるでしょう。実は内定通知を受けた後にもいくつか気をつけたいポイントがあります。内定通知後の行動が原因で、企業や転職エージェントからよくないイメージを持たれてしまうこともあるため、マナーをわきまえた対応を心掛けましょう。
内定通知を受けた後は、「内定通知書」または「労働条件通知書」を確認し、入社の意思を伝える必要があります。内定承諾や辞退の回答期限は企業によって異なりますが、1週間程度と定めるケースが多い傾向にあります。
期限を過ぎてからの回答は印象を悪くするため、回答期限はしっかりと守りましょう。また、回答期限が設けられていない企業であっても、早めに内定承諾または内定辞退をすることが重要です。もしも事情がある場合には、担当のキャリアアドバイザーにその旨を伝えることで、期限を延長できるケースもあります。
転職エージェントを利用して転職活動をしている場合、内定通知後も担当のキャリアアドバイザー経由でやりとりを行います。転職エージェントを通さずに企業へ連絡をするとトラブルにつながることもあるため、企業への直接の連絡は控えましょう。
転職エージェントは、転職活動に関するすべてのサポートを担っています。内定の段階で転職エージェントとの関係がこじれることは避けたいものです。転職エージェントは、円満退職のためのサポートや入社後のフォローも行っているため、上手に活用することをおすすめします。
複数の転職エージェントを利用している方もいるでしょう。複数の転職エージェントを利用することで多くの求人情報を入手できるメリットはありますが、転職エージェント経由で転職が決まった場合には、ほかの転職エージェントへの対応が必要です。ここでは転職成功に至らなかった転職エージェントへの対応方法を、転職エージェントへ送る際の文例とともに紹介します。
転職エージェントを複数利用している場合、内定承諾後はほかの転職エージェントに利用中止の意思を伝えます。ほかの転職エージェントでも選考が進んでいるときには、メールで辞退する旨を伝え、併せて電話をするとよいでしょう。
【例文】
いつもお世話になっております。
〇月〇日に面接を受けさせていただいた株式会社▲▲につきまして、選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
大変申し上げにくいのですが、同時期に応募していた企業から内定をいただいたため、転職活動を終了させていただきたく存じます。
●●様(担当者の名前)には親身になって相談に乗っていただき、心より感謝しております。
お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
内定通知を受けたものの、ほかの転職エージェント経由で企業の選考が進んでいる状況の場合は、内定を承諾するかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。企業を複数比較したい場合には、内定が出た転職エージェントに回答を待ってもらえるかを尋ねるとともに、ほかの転職エージェントに選考スケジュールを早められるかを確認するとよいでしょう。
【例文】
いつもお世話になっております。
日頃より転職活動をサポートしていただき、ありがとうございます。
先日お伝えしたほかの企業から、本日内定をいただきました。
内定の回答期限は〇月〇日となっております。
しかし、▲▲社の社風や環境にもとても魅力を感じており、回答を迷っている状態です。
つきましては、〇月〇日までに合否連絡をいただくことは可能でしょうか。
こちらの都合で大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
内定を獲得することが目標になりがちな転職活動ですが、内定獲得後の入社準備に苦労するケースも珍しくありません。マイナビエージェントでは、転職のための退職交渉や引き継ぎのアドバイス、勤務開始日の調整などもサポートしています。
入社後のアフターフォローが手厚く、転職後に困ったことがある場合にも、担当のキャリアアドバイザーへの相談が可能です。安心して転職活動を進めたい人は、ぜひマイナビエージェントをご利用ください。
転職エージェントを利用した転職活動においては、最終面接の結果も転職エージェント経由で伝えられます。さまざまな事情から結果が出るまでに時間がかかることもあるため、不安を感じる場合には遠慮せずに転職エージェントに相談しましょう。
転職活動から入社まで、複雑なプロセスをスムーズに進めたいのであれば、マイナビエージェントをぜひご利用ください。内定までのサポートはもちろん、入社交渉の代行や退職手続きの相談など、アフターフォローも万全です。
マイナビエージェント編集部
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