面接結果の連絡が遅いのは不合格のサイン?遅くなる理由と対処法を紹介|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2025/11/07

面接

面接結果の連絡が遅いのは不合格のサイン?遅くなる理由と対処法を紹介

interview_1484_20251105.webp

この記事のまとめ

  • 面接結果の連絡が来るまでには、面接終了後3日~1週間程度の期間がかかるケースが一般的。
  • 面接結果の連絡が遅い理由は、「選考に時間がかかっている」「長期休暇をはさんでいる」などさまざま。
  • 指定された期日を過ぎても面接結果の連絡が来ないときは、電話やメールで問い合わせるとよい。

転職面接の結果は、基本的に3日~1週間後に伝えられます。しかし、「応募人数が多く選考に時間がかかっている」など、状況によっては面接結果の連絡が遅いときがあり、待っているほうとしては不安に感じることもあるでしょう。

そこでこの記事では、面接結果の連絡が遅いときに考えられる原因と対処法を紹介します。適切な対処法を知ることで、焦らずに対応できるようになるでしょう。

目次

マイナビエージェントはあなたに寄り添う転職エージェントマイナビエージェントはあなたに寄り添う転職エージェント

面接結果の連絡は1週間以内が目安

interview_1484_1_20251105.webp

面接終了後3日~1週間程度で結果の連絡があるのが一般的です。ただし、具体的な連絡スケジュールは各企業によっても異なるため、確実に上記の期間に結果が来るわけではありません。合否の連絡は電話またはメールで来るのが一般的です。しかし、結果を郵送する企業もあります。郵送の場合は1週間以上かかることもあるでしょう。

また、「不採用の場合には連絡しません」と面接時に伝えられているケースでは、1週間連絡が来なければ不採用の可能性が高くなります。とはいえ、単純に選考に時間がかかっているだけの可能性もあるため、念のため2週間は待ってみるとよいでしょう。

なお、先方から事前に「採用の場合のみ、◯日までに連絡します」という通知があった場合は、期日を過ぎた時点で不採用です。

面接結果の連絡が遅い理由

interview_1484_2_20251105.webp

応募者からすれば面接の結果はできる限り早く知りたいものです。しかし、企業側の都合で結果を出すのに時間がかかるケースもあります。面接結果を連絡するまでに時間がかかる代表的な理由を以下で見ていきましょう。

応募者が多く、選考や手続きに時間がかかっている

応募者が多い場合は、選考にもそれだけ手間がかかります。全員の面接が終わるまで選考結果を確定できないケースもあるでしょう。応募者が多く、誰を採用するのか迷うこともあります。

なお、ひとつのポジションに対して多数の応募があった場合だけでなく、複数のポジションでの選考が重なってしまい、採用担当者の手が足りないというケースもあります。そのため、「結果が遅いのは応募者が多いため」と言い切れるわけではありません。

社内事情により選考が遅れている

社内事情や選考フローの関係で連絡が遅れるケースもありがちです。採用担当者の一存で採用可否を決めるのではなく、上司や役員などを含めた複数の人物が採用可否を判断する場合、その分選考期間が長引きます。

また、「採用担当者が複数の業務を兼任していて忙しい」「繁忙期に入り、採用会議の時間を取れない」といった事情で遅れる場合もあります。

合格者に先に連絡をしている

合格者への連絡を優先している場合も、不合格者への結果連絡が遅くなってしまう原因のひとつです。この場合は、内定辞退者が出たときのために、次点候補者としてキープされている可能性もあります。

連絡するのを忘れている

選考結果は確定しているものの、担当者が連絡するのを忘れているケースもあります。採用担当者も人間であるため、ヒューマンエラーの可能性はゼロではありません。

採用活動に付随する業務は面接や結果の連絡だけでなく、スケジュール調整や配属先のチームとの調整などさまざまです。また、採用担当者が採用活動以外の業務を抱えているケースも少なくありません。それによって業務が忙しくなり、連絡するのを忘れることがあります。

連絡を見落としている

企業側はきちんと連絡しているものの、応募者が見落としているケースもあります。選考結果を伝えるメールが迷惑メールに振り分けられていたり、留守電設定を忘れていて録音されていなかったりするケースなどが考えられるでしょう。

また、応募者が自ら専用サイトにアクセスして結果を確認する仕組みになっている企業もあります。そのようなシステムを採用している企業の場合は、指定された期日になったら忘れずにサイトで結果を確認しましょう。

不合格者に連絡していない

採用者にのみ連絡して不採用者には連絡しない企業も存在します。そのような企業に応募して不採用になった場合は、いつまで待っても面接結果の連絡は来ません。

不採用者に連絡しない理由は、応募者が予想以上に多くて全員に連絡できなかったり、応募者への敬意が欠けていたりするなどさまざまです。そのような企業は体制や考え方に問題があることも考えられるため、応募者側も立ち止まって考え直したほうがよいでしょう。

長期休暇をはさんでいる

ゴールデンウィークや夏休み、年末年始休暇などの長期休暇中は選考が止まるため、結果が出るのも遅くなります。一般的に、企業の休暇期間中に面接結果の連絡が来ることはありません。

そのため、面接終了後に企業の長期休暇が控えている場合は、普段より1週間程度遅くなる可能性があると考えておくとよいでしょう。応募者が多い場合は面接の進行も止まるため、さらに遅くなる可能性もあります。

面接結果の連絡が遅いと不合格?合格の可能性も

面接結果の連絡がなかなか来ないと、「不採用になったのではないか」と不安に感じるものです。しかし、選考に時間がかかっているだけの場合や応募者が多く結果がなかなか出ない場合もあるため、一概にそうとはいえません。

そのため、連絡の期日を伝えられている場合はその日まで、伝えられていない場合は2週間程度待ちましょう。長期休暇をはさむ場合は、プラス1週間程度の余裕を持たせます。

面接結果の連絡が遅いときに不安を軽くする方法

企業から面接結果の連絡が来ないために不安を抱いている場合は、ただ待つだけでなく、そのときにできることに取り組むのがおすすめです。たとえば、不採用になったときのことを想定し、ほかに気になる企業の求人があれば応募するとよいでしょう。同時に複数社に応募して選考を受けても問題ありません。

すでに応募しているほかの企業がある場合は、その企業の選考対策に注力するのもおすすめです。面接結果の連絡が来るまでの期間を有効に活用することで、より転職活動をスムーズに進められるようになります

面接の結果連絡が遅いときの対処法

interview_1484_3_20251105.webp

原則として、面接の合否結果を応募した側から問い合わせるのはNGです。たとえ時間がかかったとしても、企業からの連絡を待つのが基本とされています。

ただし、期日を過ぎている場合やほかの企業に入社可否を連絡しなければいけないといった理由がある場合は例外です。そのようなときは、以下の順番で確認してみましょう。

1.迷惑メールフォルダを確認する

面接結果の通知メールが届いているにもかかわらず、迷惑メールフォルダに入っていて気づいていない可能性もあります。まずは、迷惑メールフォルダの中身を確認しましょう

併せて、受信トレイ以外にいくつかフォルダを作っている方は、気づかないうちに別のフォルダに分類されていないか確認してみてください。

2.留守番電話のメッセージや着信履歴を確認する

結果の電話があったのに、連絡に気づかなかったというケースもあります。留守番電話にメッセージが残されていないか、着信履歴がないかチェックしておきましょう

さまざまな原因でヒューマンエラーは起こり得るものです。まずは自分のミスで連絡を見落としていないか、十分に確認しましょう。

3.連絡の期日を確認する

迷惑メールや留守番電話のログをチェックして見落としがないことを確認したら、連絡の期日を確かめてみましょう。「○日までに連絡します」と伝えられている場合、その日まで待つ必要があります。

面接で直接伝えられていなくても、配布された資料に記載されているケースもあるため忘れずに確認しましょう。ほかにも、面接の日程を決めたときのメールであらかじめ、「面接日:○日 結果連絡:○日」のように伝えられているケースもあります。さらに、求人ページで詳細な選考日程を公開していることもあるでしょう。

確認した結果、すでに連絡期日を過ぎていることが判明した場合や、期日が指定されていないものの相応の期間が経過している場合は次の段階に進みます。

4.電話かメールで問い合わせる

メールも電話も確実に来ておらず、連絡期日を過ぎていることが確認できたら、企業へ面接結果について問い合わせましょう

問い合わせは電話かメールでするのが基本です。相手先の社内事情を考慮すると、その場ですぐに返事ができない可能性があるため、迷ったらメールのほうがおすすめです。

なお、「不合格の場合の連絡はしません」とあらかじめ言われている場合は、問い合わせる必要はありません。

面接結果の連絡が遅い|問い合わせるときのポイント

interview_1484_4_20251105.webp

面接結果について企業に問い合わせるときには、注意しておきたい点がいくつかあります。マナーを守らず連絡をすると悪い印象を与えることもあるため注意しましょう。ここでは、問い合わせるときのポイント3つを詳しく紹介します。

期日の翌日以降に問い合わせる

面接時に採用結果のお知らせ期日を伝えられている場合、決められた期日の翌日以降であれば連絡しても大丈夫です。「2週間後程度を目安に連絡します」と曖昧な伝え方であった場合でも、面接日から2週間後以降に連絡すれば問題ありません。土日をはさむ場合は、週明けに連絡しましょう。

時間帯を考慮する

電話で連絡する場合、かけるタイミングは企業の忙しい時間帯を避けるのが基本です。営業時間外や始業時刻から30分以内、昼休み前後、終業時刻の30分以内は控えましょう。朝礼や準備、事務処理などで忙しいケースもあるためです。

休み時間も相手の休憩時間を削るため、控えましょう。企業によって就業時間が異なるケースもあるため、事前に確認して臨機応変に対応することが大切です。

採用担当者が不在の場合は、電話をかけ直すタイミングを確認します。そして、その時間にあらためてかけ直すことを伝えておきましょう。

連絡時期を問い合わせる

問い合わせる際はメールであっても電話であっても、合否の結果を直接聞かないようにします。まだ結果が出ていないために連絡が来ていない可能性があることを理解しておきましょう。そのため、「いつ頃結果の連絡をいただけますか」などの質問で、連絡がもらえる時期を確認するのが基本です。

【例文あり】面接結果を問い合わせるには

interview_1484_5_20251105.webp

実際に面接結果を問い合わせるときは、どのようにすればよいのでしょうか。ここでは、面接結果を問い合わせる際の参考になる例文をメール・電話別に紹介します。いずれの方法にしても、採用担当者への敬意を表することが大切です。

メールで問い合わせるときの例文

【例文】
【スケジュールを伝えられていない場合】

件名:
◯月◯日の面接選考結果について(田中太郎)

本文:
◯◯株式会社
人事部 ××様

お世話になっております。
◯◯月××日に、営業部の採用面接でお時間をいただきました、田中太郎と申します。
その節は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

本日は、選考結果のご連絡について確認させていただきたく、メールをお送りしました。
面接の際、選考結果のご連絡をいつ頃頂戴できるのかをお伺いするのを失念してしまいました。
お忙しいところ恐れ入りますが、おおよその目安をご教示いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

田中太郎
〒000-0000
東京都▲▲区◯◯
TEL:090-×××-×××
メールアドレス:***@***.or.jp

【例文】
【スケジュールを伝えられている場合】

件名:
◯月◯日の面接選考結果について(田中太郎)

本文:
◯◯株式会社
人事部 ××様

お世話になっております。
◯◯月××日に、営業部の採用面接でお時間をいただきました、田中太郎と申します。
その節は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

本日は、選考結果のご連絡について確認したく、メールをお送りしました。
面接時に、選考結果は◯日以内とお伺いしておりましたが、現時点でご連絡が確認できておりません。
ご多用中のこととは思いますが、念のため状況を確認したく、メールいたしました。
入れ違いになっておりましたら、大変申し訳ございません。一度ご連絡をいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

田中太郎
〒000-0000
東京都▲▲区◯◯
TEL:090-×××-×××
メールアドレス:***@***.or.jp

メールの件名は、ひと目で選考結果の確認であることが分かるように記載しましょう。本文では面接のお礼と、質問内容を記載します。また連絡が遅いことを責めるのではなく、いつ頃連絡をいただけるのかを聞きましょう。

なお、伝えられた連絡の期日を過ぎている場合も、「結果を教えてください」といった書き方はなく、「○日時点連絡を確認できていません」のような書き方をするのが適切です。

電話で問い合わせるときの例文

【例文】
【スケジュールを伝えられている場合】

お世話になっております。
先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。いまお時間少々よろしいでしょうか。

選考結果を〇日までにご連絡いただけるとお伺いしていたのですが、念のため状況を確認させていただきたくご連絡いたしました。お忙しいところ恐れ入りますが、目安で構いませんので、いつ頃結果をお知らせいただけるか、スケジュールを教えていただけますでしょうか。

【例文】
【スケジュールを伝えられていない場合】

お世話になっております。
先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。いまお時間少々よろしいでしょうか。

面接時に選考結果のご連絡をいつ頃頂戴できるのか、お伺いするのを失念しておりました。お忙しいところ恐れ入りますが、目安で構いませんので、いつ頃結果をお知らせいただけるか、スケジュールを教えていただけますでしょうか。

電話がつながったら、最初に「いまお時間よろしいでしょうか」と先方の状況を確認してから話し始めることが大切です。選考結果を聞くのではなく「いつ選考結果の連絡が来るのか」のスケジュールを確認するのは、メールで連絡する場合と変わりありません。

面接結果の連絡が遅いことに関するよくある質問

interview_1484_6_20251105.webp

転職活動に慣れていない方は、さまざまな不安があるのではないでしょうか。ここでは、面接結果の連絡に関するよくある質問を紹介します。現在、面接の結果が出ずに焦っている方や、不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

土日をはさむと遅くなりますか?

企業が土日休みであれば、その間は連絡が来ないのが通常です。また、カレンダー上の日数ではなく、営業日で数えるケースがあります。その場合、土日を数えずに平日の営業日数で計算しましょう。「面接結果は10営業日以内に連絡します」と伝えられたケースでは、営業日のみを数えて10日後が期日です。

結果待ち中に辞退できますか?

面接結果待ちの間に選考を辞退することは可能です。複数の企業へ応募していれば、やむを得ず辞退することもあるでしょう。

辞退する場合は、できる限り早いタイミングで採用担当者へ連絡するのがマナーです。そのため、辞退すると決めたらすぐに連絡しましょう。貴重な時間を割いてくれたことに感謝しつつ、敬意を持って連絡しましょう。

転職エージェント経由で応募しているときはどうすればよいですか?

転職エージェント経由で求人に応募している場合、企業との連絡はすべてキャリアアドバイザー経由で行います。面接結果を問い合わせるときも同様で、応募者が直接企業に連絡する行為はNGです。

そのため、面接結果の連絡が来なくて困ったときは、まず担当のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。必要に応じて、キャリアアドバイザーから志望先企業に問い合わせてもらえます。

転職活動をスムーズに進めたい方はマイナビエージェントにお任せ

転職活動に不安がある方や転職活動をスムーズに進めたい方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。企業とのやりとりは転職エージェントが代行するため、「どのように問い合わせればよいか分からない」と悩む必要はありません。

マイナビエージェントでは、面接日程の調整や給与の条件交渉といったやりとりもすべて代行します。転職活動に関する不安や悩みも経験豊富なキャリアアドバイザーに相談できるため、安心して転職活動を進められるでしょう。

関連記事:マイナビエージェント

まとめ

interview_1484_7_20251105.webp

面接の結果は終了後3日~1週間程度で来るのが一般的ですが、応募者が多かったり長期休暇をはさんだりするなどの事情で遅くなることがあります。指定された期日まではきちんと待ちつつ、明らかに遅いときは適切な方法で問い合わせることが必要です。

転職エージェント経由で応募しているときは、キャリアアドバイザーに連絡すれば適切に対処してもらえます。転職エージェントではほかにも面談や求人の紹介などのサポートを受けられるため、転職活動を有利に進めたい方におすすめです。

マイナビエージェントでもキャリアの棚卸しから選考対策までトータルでサポートしているため、転職を考えている方やすでに転職活動に取り組んでいる方は、ぜひご相談ください。

マイナビエージェントはあなたに寄り添う転職エージェントマイナビエージェントはあなたに寄り添う転職エージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ