転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!
更新日:2024-08-20
この記事のまとめ
転職活動において企業の求人にエントリーする方法には、転職エージェント経由と直接応募の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらの方法でエントリーすればよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、転職エージェントの利用と求人への直接応募のメリット・デメリットを紹介します。状況に応じて適切に使い分けることで、より転職活動を効率よく進められるようになるでしょう。
求人にエントリーする際、転職エージェントを経由せずに直接応募したほうが選考に有利になると聞いて迷っている方もいるのではないでしょうか。しかし、転職エージェント経由の応募と企業への直接応募を比較した場合、選考における有利・不利はありません。
企業は応募者の経験やスキルなどを総合的に考慮し、自社の発展・成長につながる人材を採用したいと考えています。したがって、どちらの方法で応募したとしても、自分のスキル・経験が企業側のニーズと合致していれば採用される可能性が高いといえるでしょう。
ただし、応募方法によって転職活動に伴う負担の大きさは異なります。転職エージェント経由の応募と企業への直接応募それぞれの特徴を正しく理解し、どのように転職活動を進めるか判断することが大切です。
スムーズに転職活動を進めたいと思っているのであれば、転職エージェントを活用するのがおすすめです。ここでは、転職活動において転職エージェントの利用をおすすめする7つの理由を紹介します。下記で紹介するメリットに魅力を感じる方は、転職エージェントの利用を検討しましょう。
企業によっては、高いスキルを有している人材を募集する目的などで求人を非公開にしており、特定の転職エージェントを利用している方のみに知らせています。これを「非公開求人」と呼びます。転職エージェントを利用することで、自分のスキルや経験を発揮できる非公開求人を紹介してもらえる可能性が出てきます。公開求人より条件がよいこともあるため、理想の転職を実現しやすくなる点がメリットです。
担当のキャリアアドバイザーが転職者のスキル・経験に合った企業を紹介してくれるのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。自分ひとりで転職活動に取り組んでいても、アピールポイントや高く評価される経験・スキルを可視化できないこともあるでしょう。
プロのキャリアアドバイザーは転職市場の実情や企業が求める人材の特徴を熟知しており、転職者が気づいていないアピールポイントを教えてくれます。転職の軸やスキルなどを総合的に考えたうえでおすすめの企業を紹介してくれるため、ミスマッチを防ぎやすいのがメリットです。
転職エージェント経由で求人へ応募した場合、面接や筆記試験をはじめとした選考のスケジュール調整はキャリアアドバイザーが行います。求人へ直接応募した場合はすべて自分で調整しなければならず、面倒に感じることもあるでしょう。
キャリアアドバイザーが企業・転職者双方のスケジュールをヒアリングしてスケジュールを調整するため、何度も連絡する手間を省けます。選考日程だけでなく、内定後の入社日調整も任せられます。
転職エージェントは、年収など各種条件の交渉も代行してくれます。年収アップを目的として転職活動に取り組んでいる方にとって、入社前の条件交渉は重要なフェーズです。転職者のスキルや経験・実績だけでなく、同業他社の条件なども考慮して交渉してくれるのは大きな魅力といえるでしょう。交渉をプロに任せることで、自分で直接交渉するよりよい条件を引き出しやすくなります。
応募先企業の選考に突破するには、十分な選考対策が欠かせません。転職エージェントは選考対策にも力を入れており、応募書類の添削や模擬面接などを受けられます。書類選考を突破するには、自分のスキルや魅力を効果的にアピールすることが必要です。プロのサポートを受けると、積極的にアピールしたほうがよいことやより効果的な応募書類の作り方を学べます。
模擬面接では面接の基本的なマナーからコミュニケーションのコツ、説得力がある話し方などを総合的に教えてもらえます。自分の強みも教えてもらえることを考えると、転職を成功させるうえで心強いパートナーといえるでしょう。
特定の企業に応募するときに、キャリアアドバイザーが推薦状を作成してくれるのも魅力的なポイントです。推薦状はキャリアアドバイザーが応募者を評価する内容を記した書類で、企業側の採用担当者にとっては客観的な評価内容を知るのに役立つ材料といえます。
キャリアアドバイザーが転職者の魅力やスキルを積極的にアピールしてくれる推薦状は、応募書類に記す自己PRを補完する書類として有用です。書類選考通過率を上げる効果も期待できます。
何らかの理由で選考に不合格になった場合、キャリアアドバイザー経由で改善点や今後の転職活動に関するフィードバックを受けられます。キャリアアドバイザーがエントリー先の企業にヒアリングしてくれるためです。直接求人へ応募していた場合、なぜ不合格になったのかが分からない場合も少なくありません。企業から直接教えてもらうのも難しいでしょう。
その点、転職エージェント経由で応募した求人の選考に落ちてしまった場合、次回に向けて自分が何を改善しなければならないのか、どのようにアピールすればよいのかを理解しやすいのがメリットです。いったん不合格になったとしても、次回の選考に活かせる学びがあるのは大きな魅力といえます。
転職エージェントを利用すると転職活動に伴う負担を軽減できたりスムーズに選考を進めたりできるメリットがある一方で、見逃せないデメリットがあるのも事実です。以下では、転職エージェントを利用するときに意識したいデメリット・注意点を紹介します。転職エージェントの利用を検討している方は、サポートを受け始めてから後悔しないためにも、事前に確認しておくとよいでしょう。
一口に転職エージェントといっても、さまざまな求人を網羅的に扱っている「総合型転職エージェント」と特定の業界・職種を専門に扱う「特化型転職エージェント」とに分けられます。転職エージェントによって得意分野が異なるため、転職の方向性に応じて適切なところを選ぶことが大切です。
総合型転職エージェントは、業界の違いを比較しつつ転職先を選びたい方に向いています。キャリアチェンジを考えている方や、異業界の同職種に転職したい方に適しているといえるでしょう。一方で特化型転職エージェントは、転職先の業界や職種を明確に決めている方に向いています。IT業界やメーカーのように、志望する業界が決まっている方にとって使いやすい転職エージェントです。
転職エージェントを利用する場合、キャリアアドバイザーから紹介された求人の内容をチェックして応募するか判断するのが基本です。自分でエントリーする場合に比べて、複数の求人を比較・検討するのが難しい環境といえます。紹介された求人の条件や仕事内容が適切か判断するには、事前に公開求人や別の転職サイトをチェックして転職市場や目指す業界・職種の状況を把握しておくことが大切です。
さらに、転職エージェントが扱っている求人には限りがあるため、応募先が限られるのもデメリットのひとつといえます。状況によっては選択肢を増やすために、複数の転職エージェントを併用したり直接応募と使い分けたりするとよいでしょう。
転職エージェントは、転職者に対して専任のキャリアアドバイザーがサポートを提供するのが基本的な仕組みです。そのため、キャリアアドバイザーとの相性によっては転職活動を進めにくいと感じることもあります。「自分のキャリアプランを理解してくれない」「希望に沿わない求人を無理に勧めてくる」場合が代表例です。
ただし、多くの転職エージェントではキャリアアドバイザーとの相性が合わないと感じたときに担当の変更を依頼できます。転職の進め方に不安を感じたときは、キャリアアドバイザーの変更を検討してみましょう。
ここからは、コーポレートサイトの求人ページや求人サイトなどを利用して直接応募するメリットを3つ解説します。転職エージェントの利用にこだわるよりも業界・企業選びの幅が広がるため、必要に応じて直接応募も検討することをおすすめします。転職を成功させるには、状況に合わせてさまざまな方法を駆使することが大切です。
企業によってはコーポレートサイトや転職サイトにのみ求人を掲載していて、転職エージェントに紹介を依頼していない場合があります。転職エージェント経由の応募に限った場合、上記の方法で求人を出している企業にはエントリーできません。
そのため、入社したい特定の企業があって転職エージェントで当該企業の求人が見つからない場合は、コーポレートサイトなどに求人が出ていないかチェックするとよいでしょう。直接応募と転職エージェント経由の応募を併用することで、アプローチできる求人の幅を広げられます。
企業が出している求人に直接応募した場合、選考の日程や入社日はすべて自分で調整します。手間がかかるものの、スケジュールを自分で組めるのは大きなメリットといえるでしょう。転職活動をスタートする時期も、ある程度自由に調整できます。
時間に余裕があるなどの理由で転職活動に伴う手間を負担するのが問題にならないのであれば、直接応募もひとつの方法として検討するとよいでしょう。
転職エージェントを利用する場合、企業側とのコミュニケーションはすべてキャリアアドバイザーを経由するのがルールです。しかし、直接応募であれば応募者が企業側と直接コミュニケーションを取れます。そのため、他人を経由するよりミスコミュニケーションのリスクを低減できるのがメリットです。
また、キャリアアドバイザーを経由するよりスピーディーにやりとりできるのもメリットです。日程調整や条件の交渉などのやりとりを自分で直接やりたいと考えている方にとって、直接応募は適した方法といえます。
企業が出した求人に直接応募する際には、注意しておきたいデメリットがいくつかあります。ここでは、直接応募における代表的な2つのデメリットを見ていきましょう。以下で紹介する要素が自分にとって大きなデメリットであると感じるのであれば、転職エージェント経由での応募をメインにすることをおすすめします。
求人に直接応募した場合、日程調整や選考対策の際にサポートを受けられません。そのため、書類の準備や提出前のチェック、スケジュールの管理はすべて自分で行う必要があります。
在職中に転職活動を進める場合など、十分な時間の確保が難しいケースでは大きな負担になるでしょう。それに対して転職エージェントを利用すると、手間がかかる企業とのやりとりやスケジューリングをキャリアアドバイザーに任せられます。転職活動の負担を軽減したいのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。
求人への直接応募で不採用になった場合、企業に問い合わせても採用に至らなかった理由は教えてもらえないのが一般的です。そのため、次回の選考へ向けて改善ポイントを明らかにするのは難しいでしょう。
しかし、転職エージェント経由で応募していれば、キャリアアドバイザーから不採用になった理由や改善点を教えてもらえます。適切なフィードバックを受ければ次回の選考に活かせるため、転職を成功させるうえで大きなアドバンテージになるでしょう。
基本的には転職エージェント経由で求人に応募するのがおすすめですが、状況によっては直接応募を検討したほうがよいケースもあります。そのため、求人によって応募方法を使い分けることが大切です。ここでは、転職エージェントと直接応募を使い分ける基準を紹介します。
キャリアアドバイザーから念入りなサポートを受けられるため、通常は転職エージェント経由で求人に応募するとよいでしょう。転職エージェントとコーポレートサイトで同じ求人を発見したときは、転職エージェントから応募することをおすすめします。
非公開求人を紹介してもらえる可能性もあるため、自分が目指す業界・職種に強い転職エージェントに登録してみるとよいでしょう。転職活動をはじめるときは、最初に転職エージェントに登録するのが成功に至るコツのひとつです。
企業によっては自社で採用活動を展開していて、転職エージェントに求人を出していないことがあります。自分が目指したい企業が転職エージェントを利用していない場合は、求人に直接応募しましょう。
転職エージェント経由の応募にこだわりすぎると、直接応募に限っている優良企業の求人を逃すことにつながりかねません。転職活動中は気になっている企業のコーポレートサイトを定期的にチェックし、求人を出していないかを調べることも大切です。
転職エージェント経由で求人に応募したときは、いくつか守らなければならない基本的なルールがあります。ここでは、応募や連絡に関する特に意識したい2つのルールを見ていきましょう。意識していないと気づかないうちにルール違反を犯している可能性もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
転職エージェント経由で応募した企業に連絡・質問するときは、すべてキャリアアドバイザーを通じて行うのがルールです。応募先企業は転職エージェントと採用活動を代行する契約を締結しており、応募者への基本的な対応を委託しています。
応募者側も上記の仕組みを理解し、疑問が生じたときはまず担当のキャリアアドバイザーに問い合わせましょう。質問を受けたキャリアアドバイザーが必要に応じて企業に確認し、回答するのが通常です。直接問い合わせたほうが早いと感じるときがあるかもしれませんが、転職エージェントを利用するからには定められたルールを守ることが大切といえます。
企業によっては、多くの転職者にアプローチする目的で複数の転職エージェントに紹介を依頼していることがあります。複数の転職エージェントを利用していると、同じ求人を目にすることもあるでしょう。
しかし、違う転職エージェントから同時に同じ企業に応募するのはルール違反です。先に応募した転職エージェントの対応がよくないからといって、別のところに乗り換えることはできません。違う転職エージェントで同じ求人を発見したときは、キャリアアドバイザーとの相性などを考慮してどちらから応募するか判断しましょう。
選考を受けた結果、何らかの理由で不合格になることもあります。転職エージェント経由で選考を受けて不合格になった場合、再び直接応募してもよいのか迷うこともあるのではないでしょうか。一定期間経過していて、自分のスキルがレベルアップしている場合は特にそのように感じるでしょう。
しばらく期間を空けた後に再び求人を出していることを知ったのであれば、直接応募しても問題はありません。応募先企業が求めているスキルレベルに達しているなど、不合格になったと思われる理由を改善できていれば採用される可能性があります。市場環境やビジネススタイルなどの変化に伴い、企業側のニーズが変化していることもあるでしょう。
いったん不合格になった企業に再応募するときには、選考に突破するためにより入念な対策が必要です。以下では、再応募で意識したい2つのポイントを紹介します。きちんと準備していないと再び不合格になる可能性が高いと考えられるため、十分な時間をかけて対策しましょう。
企業側は、自社が求めるスキルや経験を有している人材を採用したいと考えています。したがって、いったん不合格になったという事実は、自分のスキルや経験が企業側の要求レベルに達していなかった可能性が高いと考えられるでしょう。
そのため、しばらく時間を空けて経験を積み、スキルアップしてから応募することが大切です。スキルアップしたことが明白で、企業側が求めているレベルに達していると判断されれば選考を通過できます。
これまでに培った経験やスキルを活かしやすいポジションに応募することも、選考を通過するうえで大切です。そのため、以前にエントリーした職種より自分のスキル・経験を活かしやすい職種の求人が出るのを待つのもひとつの方法といえます。
設計職から設計職のように、同職種であれば選考通過率を高められるでしょう。自分に適した職種の求人が出るまで現職で経験を積みつつ、チャンスをうかがうことをおすすめします。
転職でミスマッチを防ぐには、経験豊かなキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントを選ぶことが大切です。どこの転職エージェントを選べばよいか迷っている方は、ぜひマイナビエージェントの利用をご検討ください。ここでは、マイナビエージェントの強みや特徴を紹介します。
マイナビエージェントでは、非公開求人を含めて多くの求人を豊富に取り扱っています。そのため、求人内容を比較・検討しつつ自分に合った企業を探したいと考えている方におすすめです。
さまざまな職種・業界の求人の紹介が可能なため、転職先の幅が広がります。自分のスキル・経験を活かしてキャリアアップしたい方はぜひご相談ください。転職回数や年代・スキルなどを考慮して最適な転職サポートを提供します。
ITや金融・メーカーなどの特定業界に強いキャリアアドバイザーが多数在籍しているのも、マイナビエージェントの魅力です。専門性が高い業界への転職を検討している方も、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。
キャリアアドバイザーは、自分が担当している業界の動向や需要が高い人材の特徴、特性などを深く理解しています。深い知識に基づいた手厚いサポートを受けられることは、専門的なスキルが求められる業界・職種を目指す方にとって大きな魅力といえるでしょう。
応募先企業の選考を通過しなければ、転職を成功させるという目標は達成できません。マイナビエージェントでは、選考通過のためにさまざまな対策を提供しています。
応募書類の添削では、応募先企業が魅力的に感じる要素をどのようにアピールするかに着目し、採用担当者の目に留まる応募書類を作成できるようにサポートします。面接対策では、話し方や基本マナーに加えて、採用担当者が知りたいことをピンポイントで答えるコツをレクチャー可能です。
総合的な選考対策を十分なレベルで提供しているため、自分のキャリアプランを実現するための手厚いサポートを受けたい方もぜひご検討ください。
関連記事
転職活動において求人にエントリーする方法には、転職エージェント経由と直接応募の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、状況に応じて使い分けることが大切です。基本的には転職エージェントの利用をメインにしつつ、必要に応じて求人へ直接応募するとよいでしょう。
転職エージェントを利用するときは、経験が豊富で信頼できるところを選ぶことが大切です。マイナビエージェントには経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍しており、転職を成功させるために手厚いサポートを提供しています。これから転職活動に取り組む方は、ぜひマイナビエージェントにご登録ください。
マイナビエージェント編集部
マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。
転職を検討されている方は
マイナビエージェントに
ご相談ください
企業も人も、一生に一度の出会い。今がその出会いのチャンスかもしれません。
今の自分をキャリアアップしたい方は、一度ご相談してみませんか?
キャリアアップのための転職という選択肢。
一度ご相談してみませんか?