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転職エージェントに関するFAQ

転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!

更新日:2024-12-16

転職エージェントのメリット・デメリットとは?上手な活用方法も紹介!

この記事のまとめ

  • 転職エージェントの利用には、経験豊富なキャリアアドバイザーによるサポートや非公開求人へのアクセスといったメリットがある。
  • 一方、応募まで時間がかかる、気軽に求人情報を見られないといった点がデメリット。
  • 転職エージェント以外を利用する方法もあるため、メリット・デメリットを把握したうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切。

転職を考えているものの、自分に合った仕事を見つけるのが難しく、転職エージェントの利用を検討している方もいるのではないでしょうか。転職エージェントは転職活動を強力にサポートしますが、仕組みやメリット・デメリットを正しく理解していないと、期待した結果が得られないかもしれません。

この記事では、転職エージェントのメリット・デメリットを紹介します。転職エージェントを活用して、キャリアアップを実現しましょう。

目次

転職エージェントの10のメリット

転職エージェントを利用するメリットはさまざまですが、主に以下の10のメリットが挙げられます。メリットを把握することで、転職エージェントが自身の転職活動の力になる存在か見極めましょう。

1. 専門のキャリアアドバイザーに転職の相談ができる

転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。1対1の面談で登録者のこれまでの経歴や希望の業界・職種、転職に期待することを聞いたうえで、アドバイスを行います。

職種や業種、転職そのものに迷いがある場合も、キャリアアドバイザーにアドバイスを求めるとよいでしょう。面談を行うことで、転職の目的や実現したい条件がより明確になり、自分の強みや弱みもはっきりします。

2. 非公開求人を紹介してもらえる

面談で転職の目的や希望の職種・業種が明確になったら、転職エージェントが持つ情報の中から条件に合った求人を紹介してもらいます

転職エージェントの強みのひとつが非公開求人です。効率よく採用を進めるために、転職エージェントにのみ求人を出す企業もあるため、一般の転職サイトには公表されない求人情報が得られます。

また、求人票だけでは分からない企業の社風や雰囲気、業界の成長性・動向、入社後のキャリアパス、書類選考・面接選考通過の難度など、より詳細な情報もアドバイスしてもらえます。

3. 履歴書・職務経歴書作成のアドバイスがもらえる

転職エージェントでは、履歴書・職務経歴書を添削、アドバイスも行っています。「その企業は書類のどこに注目しているか」といった点を客観的にアドバイスしてもらえるため、よりアピール度が高い内容になり、選考通過の確率も高まるでしょう。

4. 推薦状を送ってくれる

応募する企業が決まったら、キャリアアドバイザーが応募手続きを行ってくれるとともに、応募書類と併せて「推薦状」も送ってくれます

5. 面接のサポートが受けられる

転職エージェントでは、面接が苦手・不得意な方向けに、模擬面接を行っています。質問の受け答え、身だしなみ、話す速度や強弱をキャリアアドバイザーがアドバイスします

また、過去に出た質問から「企業が何を知りたいのか」「求職者が伝える情報は何か」といった点も聞けるでしょう。こうした面接対策によって、面接通過率が大幅に向上します。

6. 応募手続きや面接の日程調整、内定後の給与交渉などを代わりに行ってくれる

紹介を受けた企業への応募や面接日程の調整、内定後の給与交渉といった、求職者からは言い出しづらいこともすべて転職エージェントが代行します。これらを自分ひとりで行うのはかなり大変ですが、転職エージェントを活用すれば、時間がない方や交渉事が苦手な方も安心して転職活動に臨めます。

7. 面接の結果に対してフィードバックがもらえる

面接後には、採用担当者に面接の内容を確認してフィードバックします。どういったポイントが評価されたのかが分かるため、次回以降の面接に活かせるでしょう。

8.業界や職種に特化した専門知識や情報が得られる

転職エージェントの大きな強みは、業界や職種に特化した専門知識を持つ点です。たとえば、IT業界に精通した転職エージェントは、最新の技術トレンドや求人市場の動向を熟知しています。求職者は自身のスキルセットに最適な企業や職種を見つけやすくなるでしょう。

転職エージェントの専門性を最大限に活用するには、自身のキャリアゴールを明確にし、綿密なコミュニケーションを取ることが重要です。

9.転職後もサポートを受けられる

転職エージェントの支援は、新しい職場への入社後も続きます。多くの転職エージェントは、入社後数ヵ月間のフォローアップサービスを提供し、新しい環境への適応をサポートします。職場での人間関係や業務上の課題に直面した際、転職エージェントから経験に基づいたアドバイスを受けられれば、新しい環境でも安心してスムーズに溶け込めるでしょう。

キャリアプランの再考やスキルアップの方向性について相談できるのは、転職後のキャリア形成において重要な要素です。

10.心理的サポートによりモチベーションが維持できる

転職活動は、新たな挑戦への期待と同時に、不安やストレスも伴います。転職エージェントは単なる技術的サポートだけでなく、心理的な支えにもなる存在です。

「自分に合った仕事が見つからない」という不安に対して、転職エージェントは豊富な経験から具体的なアドバイスを提供し、前向きな気持ちを維持させてくれるでしょう。面接での緊張や応募書類が通らない状況が続くストレスにも、冷静な分析と対策を一緒に考えることで対応します。

転職エージェントの心理的サポートによって、より精神的な負担の少ない転職活動が可能となるでしょう。

転職エージェントの6つのデメリット

転職エージェントは、本人に代わって企業に求職者を売り込んでくれる非常に便利な存在です。ただし、デメリットがないわけではありません。転職エージェントの代表的なデメリットは、次の6つが挙げられます。

1. 応募まで数日かかる

転職エージェントを利用するには、まず転職エージェントに登録し、担当のキャリアアドバイザーと面談する必要があります

しっかりとニーズをくみ取ったうえで、求職者に合う求人を探すためではありますが、転職サイトのように転職を思い立ってその場ですぐに応募というわけにはいきません。

2. 転職エージェントによって強みが異なる

同じ「転職エージェント」という名前でも、あらゆる業界の求人を網羅している転職エージェントもあれば、ある特定分野に特化した転職エージェントもあります。

自分の希望する業界に強みを持つ転職エージェントを選ばなければ、理想的な求人と出会えず、思うように転職活動が進まないというリスクも考えられるでしょう。

ある程度規模が大きい転職エージェントは、業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが割り当てられるため安心ですが、そうでない場合には注意が必要です。

3. 中には質の低い転職エージェントサービスもある

現在、全国には3万を超える転職エージェント(職業紹介事業所)があり、利用する転職希望者も増えています。

しかし、残念ながら質の低い転職エージェントも存在します。転職エージェントを選ぶ際には、サイトで情報を確認したり、利用者の声を聞いたりして、失敗しないように注意しましょう。

なお、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(通称JIPDEC)が、事業者が個人情報を適切に取り扱っていると判断した事業者に対して「プライバシーマーク」の認定を行っています。プライバシーマークの認定を受けている転職エージェントは、それだけ安心できるということです。

4. サポート期間が決まっている転職エージェントもある

少数ではありますが、サポート期間を「利用登録から3ヵ月間」などと定めている転職エージェントもあります。転職活動に要する期間が一般的に3ヵ月程度といわれていることから、このような設定を設けているようです。

しかし、「ゆっくりと転職活動を進めたい」「良いところがあれば転職しようかな」と考えている場合は、サポート期間中に理想の企業と出会えない可能性があります。

5. 気軽にさまざまな求人情報を見ることができない

キャリアアドバイザーは、面談を通して求職者から「どのような業界で働きたいのか」「転職を通して何をかなえたいのか」といったニーズを聞き取り、それに合った求人を紹介します。

そのため、求人情報を全部自分で見て探したい人は歯がゆさを覚えるかもしれません。

6. どこの内定を承諾するか迷ってしまう

転職エージェントは求職者が求める条件を丁寧にヒアリングし、それぞれに合った企業を紹介します。さらに、面接対策や応募書類の添削、希望条件に関する交渉により、転職成功を後押しします。

つまり、求職者が応募する企業はすべて転職してかなえたいことを実現できる企業で、内定が決まる可能性は比較的高いといえるでしょう。転職したい企業の優先順位を事前に決めておかないと、内定通知が届いてから迷うことがあるかもしれません。

転職エージェントを使わない転職活動の種類

転職エージェントにはさまざまなメリット・デメリットがありますが、ほかにも転職活動の方法は存在します。転職サイトやハローワークはすぐに思いつく方も多いでしょう。最近では、SNSを利用して転職活動をする方がいるのも特徴です。ここでは、転職エージェント以外を利用した転職方法と注意点を紹介します。

1. 転職サイト

ネット環境があれば、誰でもすぐに始められるのが転職サイトで、その手軽さから利用する人が多い最も一般的な方法です。どれだけ多くの求人に出会えるかが鍵となる転職活動においては、数万件に上る求人数は魅力的といえるでしょう。また、企業が自社の採用ページに掲載していない求人も多数存在します。

しかし、求人に対する応募人数が非常に多く、倍率が高くなってしまうのがデメリットです。応募人数が増えれば、書類選考で簡単に切られるリスクも高くなるため、面接にたどり着くことが難しくなります。

2. ハローワーク

職探しといえばハローワークというほど一般的な方法です。ハローワークでは転職サイトと同じように、インターネットで大量の求人検索ができます。さらに、職員が面接日程を調整してくれるのも魅力です。

しかし、業種・職種によっては求人数が偏っていたり、少なかったりする場合があります。中にはブラックな求人が紛れ込んでいるケースもあり、採用する気がないのに求人を出す「カラ求人」が多い点にも注意が必要です。また、対応してくれるハローワークの職員は転職のプロではありません。

3. 直接応募

「この企業に入りたい」「この仕事がしたい」というビジョンがはっきりしている方は、企業の採用ページに直接応募するのも有効です。企業はコストをかけずに人材を募集できることから、最近では自社サイトで採用を行う企業が増加しています。

しかし、直接交渉するため、雇用条件や契約内容でトラブルが起きた場合は自ら対応するしかありません。

4. リファラル採用

希望する会社に知り合いがいる場合、その人から推薦・紹介してもらうのもひとつの方法です。これをリファラル採用といいます。

近年は積極的に取り入れている企業も多く、厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」によると、転職者の募集方法の27.6%が「縁故(知人、友人等)」です。この方法であれば、書類選考はほぼ確実に通るでしょう。さらに、在籍社員からの推薦がある場合は、面接も通りやすいといわれています。

ただし、内定辞退など企業に対してネガティブなアクションを起こすと、知人の顔をつぶすことになるため注意が必要です。

参照:令和2年転職者実態調査の概況|厚生労働省

5. ヘッドハンティング

ヘッドハンティングは、人材紹介会社に所属するヘッドハンターがスカウトした優秀な人材を企業に紹介する手法です。近年、ヘッドハンティングによる採用が若い世代にも広がりつつあります。

最大のメリットは、今よりも待遇が良くなることです。ただし、紹介される仕事が必ずしも自分が希望している職種とは限らないため、採用が決まるまでに時間がかかります。短期的な転職には向いていません。

6. ダイレクトリクルーティング

近年では、SNSに自分の仕事に関するプロフィールや投稿を行うことで、企業の採用担当者から声がかかるという「ダイレクトリクルーティング」という転職方法も広がりを見せています。SNSで自分をアピールするのが得意な方にとっては有効な方法です。

しかし、採用担当者がプライベートの様子もチェックして人物像を見極めるため、不用意な投稿には注意が必要です。書き込む内容とプライバシー設定に十分注意しましょう。

転職エージェントを利用しない場合のデメリット

転職エージェントを利用しない場合、転職活動にまつわるあらゆる対応をすべて自力で行わなければなりません。一口に転職活動といっても、その対応は多岐にわたります。応募企業の選定や面接日程の打ち合わせ、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策、契約に関する交渉は、1回やれば終わりではなく、応募企業の数だけ発生します。

そういった多くの作業をサポートするのが転職エージェントです。ここでは、転職エージェントを利用しない場合のデメリットを紹介します。

書類を自力で作成しなければならない

新卒の就活で経験した方も多いかもしれませんが、志望動機や自己PRを作るのは大変な作業です。転職の場合は新卒の就活とは異なり、退職理由や転職目的もしっかりとアピールしなければなりません。そのため、書類作成はより慎重に行う必要があります。

転職エージェントを利用することで、多くの応募者と面談したプロのキャリアアドバイザーが、その方のアピールポイントを整理してくれるでしょう。応募企業に精通しているため、どのような表現をすればその企業によい印象を残すのかも教えてくれます

面接対策はひとりでは難しい

応募書類の作成とともに大切なのが、面接対策です。しかし、ひとりで面接対策するのは難しく、採用担当者に好印象を与える受け答えは自分だけではうまくまとめられないでしょう。

転職エージェントなら、模擬面接などの面接対策も万全です。本番に向けて、応募企業に合わせてどういった点をアピールすればよいかをアドバイスしてもらえます。

非公開求人への応募のチャンスがない

非公開求人とは、さまざまな理由から、企業が一般的には公開していない求人のことです。人気職種や新規事業の立ち上げに伴う求人、役員クラスの求人など、給与やポジションが高い傾向があります

転職サイトでも非公開求人を保有していますが、その数とは比にならないほど転職エージェントは多くの非公開求人を保有しています。このような非公開求人には、転職エージェントに登録しなければ決して出会えません

面接での失敗は取り戻せない

「今の面接、緊張しすぎて全然ダメだった」と、肩を落として応募企業をあとにする苦い経験は、就活経験者なら一度や二度はあるでしょう。自分で応募して選考を受ける場合は、面接で失敗したらそれで終わりです。

一方、転職エージェントを介した面接の場合、転職エージェントが面接後に採用担当者と連絡を取り、応募者が企業にアピールできなかったことをフォローしてくれる場合があります。面接で落とされていてもおかしくない状況を、転職エージェントの力で救ってもらったという例は珍しくありません。

給与待遇などの交渉が難しい

企業から「どうしても来てほしい」と求められる状況でない限り、これから採用してもらう立場で企業に対して年収の交渉をするのは容易ではありません。転職エージェントは、こういった場面でも応募者と企業の間に入って交渉してくれます

退職トラブルに巻き込まれた際の対処が難しい

転職先が決まっても、転職はそれで終了ではありません。次に待っている課題は、現職を円満に退職することです。上司や会社から強い引き留めがあり、内定日までに退職できないトラブルが少なくありません。

そのようなトラブルを回避する際も、転職エージェントは力を貸してくれる存在です。

転職期間が長くなる

自力で転職活動を行う場合、自分の市場価値を過大評価したせいで、内定をもらえる企業になかなか出会えないケースもあります。自分の市場価値に見合わない企業ばかりに応募した結果、不採用を繰り返すと、転職活動が長期化するかもしれません。

転職エージェントは応募者の市場価値を適切に判断し、短期間で自分に合う企業を紹介してくれるでしょう。

転職エージェントの利用はこんな人におすすめ

転職エージェントを利用したほうがよいかは人によって異なります。転職エージェントの利用を決める前に、まず自分がどのタイプなのかを知るのがおすすめです。ここでは、転職エージェントの利用に向いている方の特徴を紹介します。

1. アドバイスをもらいながら転職活動を進めたい人

第三者からの客観的アドバイスをもらいながら着実に転職活動を進めたい方は、転職エージェントの利用が最適です。

転職エージェントは、転職活動に必要な以下の作業を一貫してサポートします。

  • 希望条件の洗い出し
  • キャリアの棚卸し
  • 履歴書、職務経歴書の添削
  • 面接日程の調整
  • 面接対策
  • 条件交渉

それぞれの段階で最適なアドバイスをしてもらいながら転職活動が進められるため、転職活動が初めての方や不安がある方におすすめです。

2. スピーディーな転職活動をしたい人

在職中で時間が取りにくい場合や家庭の事情でとにかくスピーディーに転職活動を進めたい場合も、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントにあらかじめ自分の希望を伝えておけば、条件に合致した求人のみ選別してくれるだけでなく、応募に関する事務的な作業を代行してくれます。また、サポート期間が決まっている転職エージェントであれば、短期集中的なサポートも期待できます。

3. 内定の確率を少しでも上げたい人

希望企業への内定確率を少しでも上げたい場合は、キャリアアドバイザーのサポートを受けて転職活動を進めるとよいでしょう。キャリアアドバイザーはさまざまな業界に精通し、内部事情も把握しているため、本やインターネットでは得られない生の情報を持っています。

面接がうまくいかなくても、その後応募企業に直接プッシュしてくれる場合もあるため、ひとりで転職活動するよりも内定の確率がアップする可能性があります。

転職エージェントの利用をおすすめできない人とは

転職エージェントの利用が向いている方がいる一方、転職エージェントを用いずに転職活動をしてもそこまでデメリットが大きくない方もいます。ここでは、転職エージェントの利用をおすすめしない方の特徴を紹介します。

1. 自分のペースで転職活動したい人

「現職やプライベートを優先し、無理のないペースで転職活動をしたい」「ゆっくり時間をかけ、いろいろな企業を比較検討しながら転職活動を進めたい」といった方は、転職エージェント以外の方法がよいでしょう。

転職エージェントは日々多くの求職者や企業と向き合っており、ある程度のスピード感を持ってサポートします。第三者が関わっている以上、自分ひとりの思いどおりにいかない側面があることを覚えておきましょう。

2. 人の意見にすぐ流されてしまう人

人の意見に左右されやすい方は、転職エージェントの利用はおすすめできません。キャリアアドバイザーは転職のプロとして、求職者のあらゆる可能性を考えて多くの意見や提案をします。ただし、決して求職者のすべてを理解しているわけではありません。

自分の中に軸となる考えや思いがあるうえでキャリアアドバイザーの意見や提案を参考にできるなら問題ありませんが、意見や提案を聞くことで軸がブレると、転職活動の方向性を見失い本来の理想とかけ離れた転職となる恐れがあります。

人の意見に流されやすい方は転職エージェント以外の方法を検討し、自分自身とじっくり向き合いながら転職活動を進めるとよいでしょう。

転職エージェントをうまく活用するには

転職活動の方法はひとつではありません。しかし、転職エージェントには数々のメリットがあるため、利用するのがおすすめです。転職エージェントを活用して効率よく自分に合った企業を受けることで、最終的には転職活動期間の短縮につながります。

デメリットに関してはしっかりと対策を考えれば問題ないでしょう。自分の意思をキャリアアドバイザーに伝えて、転職によってかなえたいことを実現できる企業を紹介してもらえば、「気軽にいろいろな求人情報を見られない」という不満も解消できます。

どこの内定を承諾するか迷っても、キャリアアドバイザーと一緒に志望順位を決めれば解決できるでしょう。これらを踏まえたうえで、転職エージェントを使うかどうか判断してみてください。

1.複数の転職エージェントに登録しておく

転職エージェントの利用を始めるにあたり、最初は複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。いくつかの転職エージェントに登録することで、より自分にふさわしい企業に出会える可能性が高まります。

万が一、キャリアアドバイザーと相性がよくなかった場合でも、複数のキャリアアドバイザーを比較して親身に対応してくれる方を選べます。

本格的に転職活動を進める段階に入ったら、ひとつのエージェントに腰を据えて利用しましょう。どの転職エージェントも同じ割合で利用しようとすると、力を入れる先が分散し、しっかりと相談ができないという事態も起こり得ます。利用する中で「この転職エージェントやキャリアアドバイザーが自分に合っている」と感じたら、徐々に絞っていくとよいでしょう。

2.すべてを転職エージェントに任せない

転職エージェントを利用することで、転職活動に大きなメリットがあることは確かです。しかし、すべてを転職エージェント任せにしないように気をつけましょう。転職エージェントは、あくまでもあなたの転職活動をサポートする役割です。最終的な判断をするのは、自分自身であることを忘れてはいけません。

ひとりで進めるのは難しい部分で転職エージェントを上手に利用し、自分で考える部分に時間を割くのが理想的な転職エージェントの活用法です。

まとめ

転職エージェントは、転職活動を無料でサポートする専門家です。非公開求人へのアクセスや書類作成・面接対策のサポート、企業との交渉代行など、多くのメリットがある一方、求人の偏りや自由度の制限といったデメリットも存在します。転職エージェントを効果的に活用するには、複数のエージェントを比較し、自身のニーズに合った選択をすることが重要です。

マイナビエージェントは、経験豊富なキャリアアドバイザーが書類作成から面接対策、条件交渉まで、あなたの転職活動を全面的にバックアップします。豊富な求人にアクセスしたい方も、マイナビエージェントにご相談ください。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

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