転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!
更新日:2023-02-16
この記事のまとめ
ごくまれに、転職エージェントに仲介してもらった企業から直接連絡をもらうことがあります。内定通知の可能性があれば、思わず連絡を受けてしまいそうですが、「直接受けてよいのだろうか」と考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、転職エージェント仲介の企業から直接連絡があったときの対処法や注意点をご紹介します。
場合によっては、後から不利益を被る恐れがあるため、正しい判断ができるだけの知識を身につけましょう。
目次
転職エージェントの仲介を挟んでやりとりをしている企業から直接連絡が来た場合、どのように対応すればよいのでしょうか。ここでは応募企業との直接連絡を避ける理由と、直接連絡を取ってしまった際のリスクについて解説します。
多くの転職エージェントでは、募集企業との直接連絡を原則禁止としています。
これは求職者から企業に連絡することはもちろん、企業から求職者に連絡を取ることも含みます。
そのため、たとえ内定通知の可能性があったとしても直接連絡を受けることは避け、転職エージェントの担当キャリアアドバイザーに相談するのが望ましいでしょう。
転職エージェントの利用規約で禁止されているにも関わらず企業からの直接連絡を快諾してしまった場合、信頼が損なわれ、転職エージェントの利用を断られる恐れがあります。転職エージェントは顧客である企業に対し、信頼のおける人材を紹介する必要があるためです。
また、内定から入社までの日程調整を依頼できたり、入社後のミスマッチに関する相談ができたりするのも、転職エージェント経由で転職するメリットのひとつです。企業からの直接連絡に応じて入社した場合は、このような転職後のフォローは受けられません。
転職エージェントから紹介してもらえる企業の中には、転職サイトと併用して採用活動をしている企業もありますが、転職エージェントから紹介してもらった後の直接応募は避けましょう。転職エージェントから企業情報を得ている求職者と、一般求職者が同じ選考を受けては、公平性が損なわれてしまうためです。
また転職エージェントと企業は契約関係にあるため、転職エージェント利用者によって公平性が損なわれたとして企業間の信用問題に発展した場合、責任を問われる恐れもあります。
転職エージェントを介している場合、求職者と企業間での直接連絡が禁止という規約は、当然ながら企業側にも伝えられています。それにも関わらず直接連絡をしてくる企業は、何かしらの問題を抱えている可能性が高いといえるでしょう。
直接連絡を取ろうとする企業は、経営状態が不安定である恐れがあります。求職者は転職エージェントが提供するすべてのサービスを無料で利用できますが、企業は人材を獲得した際に紹介手数料を支払わなくてはいけないためです。
紹介手数料は獲得した人材の年収想定25~30%ほどが相場であり、決して安い費用ではありませんが、効率よく優秀な人材を獲得するための必要経費には違いありません。必要経費を出し渋るということは、人材育成コストや福利厚生の充実にも手をかけていない可能性が高いといえるでしょう。
転職エージェントと企業は契約関係にあり、多くの場合は契約書にて直接連絡を禁止されています。
つまり求職者に直接連絡をする企業とは、コンプライアンスが徹底されていない企業だといえます。
採用活動においてコンプライアンスに疑問を抱くような企業であれば、そのほかの法令に関しても軽々しく捉えている、いわゆるブラック企業である可能性が否めないでしょう。
転職エージェントからの紹介にも関わらず、企業から直接連絡が来ることは基本的に望ましいことではありませんが、選考の進行状況によっては直接連絡が許されるケースもあります。ここではそのようなケースおよびタイミングを押さえましょう。
企業からの直接連絡を受けても問題がないのは、主に内定承諾後、かつ転職エージェントが合意したときです。
しかし労働条件の交渉や雇用契約の手続きなど、基本的なやりとりに関しては内定承諾後も転職エージェントを介して進みます。
「入社に伴って、直に説明や確認しておきたいことがある」といった希望が企業から転職エージェントに伝えられた場合には、特例として直接連絡が許可されるといった具合です。このような場合には、転職エージェントから事前に説明があるでしょう。
転職エージェントから紹介してもらった企業とのやりとりは、特例を除き、基本的にすべて転職エージェントを通す必要があります。企業から直接連絡が来たときはもちろんのこと、企業に聞いておきたいことや交渉したいことに関しても、まずは転職エージェントに相談しましょう。
「このような質問で手を煩わせるのも悪い」と連絡を控えてしまう方もいるかもしれません。しかし希望や悩みを積極的に伝えれば伝えるほど、理想の転職先を転職エージェントと明確に共有でき、自分にぴったりの転職先を見つけやすくなります。
企業からの直接連絡を快諾すべきでない理由は、今後の転職活動や入社後の労働環境にリスクがあるからだけではありません。企業との連絡を転職エージェントに任せておけば、ここでご紹介する4つのメリットを得られるでしょう。
転職エージェントでは、面接や入社の日程調整といったスケジュール管理を代行してくれます。一社への応募で内定を獲得できるケースは少なく、効率よく転職活動を進めるためには複数社に同時応募しなくてはいけません。
しかし、自分の力だけで複数の企業と同時進行でやりとりをするのは大変でしょう。働きながら転職活動をしていて多忙な方や、初めての転職で勝手が分からないという方には、特におすすめのサービスです。
企業と密接にコミュニケーションを取っている転職エージェントであれば、一般的な求人票には記載されることのない企業情報を多く持っています。たとえば、実際の労働環境であったり、社内の雰囲気であったりといった情報です。
そのため自分の持つスキルや経験はもちろん、性質や体質にも合った企業を紹介してもらいやすく、入社後にミスマッチを感じる可能性を減らせるでしょう。
転職エージェントでは、年収をはじめとした雇用条件に関する交渉もサポートの一貫です。
年収などの雇用条件について企業と直接交渉するのは、気後れしてしまう方も多いでしょう。「業務内容や社風は理想どおりだが雇用条件が……」という場合には、ぜひ相談してみてください。
また転職エージェントでは、一般には公開されていない非公開求人の取り扱いがあります。非公開求人は通常よりも好条件の求人が多い傾向にあるため、年収アップを希望して転職活動をしている方にもおすすめです。
転職エージェントを利用すると、面接練習や応募書類の添削といったサービスを無料で受けられます。転職エージェントは採用担当者に好印象を与えるノウハウを熟知しているため、選考通過確率を着実に高められるでしょう。
また、転職エージェントを介していれば、不採用の際に選考に関するフィードバックを受けられるのもメリットです。
自分の応募書類や面接時の受け答えにおける課題が明確になるため、やみくもに応募しては選考に落ちるといった迷走を避けられます。
マイナビエージェントは、親身なサポートに定評のある転職エージェントです。希望に合った求人をご紹介するのはもちろん、直接連絡を含め、ご紹介した企業からお客さまに対して不安になるような行為があった場合には、迅速に対処いたします。
すべてのサービスは無料でご利用いただけますので、転職成功率を高めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
マイナビエージェントでは、本当の意味で「自分に合った転職先」を見つけていただくことに尽力いたします。
転職エージェントからの紹介にも関わらず、企業から直接連絡があった場合は、当該企業は何かしらのリスクを抱えている恐れがあります。まずは転職エージェントに報告と相談をしましょう。
マイナビエージェントでは、お客さまが安心して転職先を探せる環境を整えております。
初めて転職エージェントを利用するという方も、まずはお気軽にご相談からお問い合わせください。
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