飛び込み営業がつらい人へ。対策方法や最新の営業事情を紹介!|求人・転職エージェント

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更新日:2022/04/11

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飛び込み営業がつらい人へ。対策方法や最新の営業事情を紹介!

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この記事のまとめ

  • 飛び込み営業は体力や精神力が必要な仕事で、つらいと感じる場合がある。
  • 飛び込み営業を成功させるための対策を実践してみることも大切。
  • つらいと感じる理由を明確にすることで、次の転職先を見つけるヒントになる。

飛び込み営業とは、アポイントメントを取らずに訪問して営業する手法です。断られるケースが多く、「つらい」と感じる方も少なくありません。中には、飛び込み営業を辞めたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、飛び込み営業のコツを解説するとともに、辞めたくなったときに活用できる選択肢を紹介します。続ける場合も転職する場合も、後悔のない選択をしましょう。

目次

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飛び込み営業がつらいと感じる6つの理由

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飛び込み営業がつらいと感じる理由は人それぞれですが、ここで紹介する6つの理由には飛び込み営業の特色が色濃く反映されています。これらの理由が大きなストレスや不満につながっているのであれば、転職を検討したほうがよいかもしれません。

【理由1】営業ノルマが厳しい・達成できない

飛び込み営業を主体とする営業では、多くの場合、厳しいノルマが課せられています。ノルマはモチベーションの維持につながることもあるため、必ずしも悪いことばかりではありません。

しかし、プレッシャーに対するストレス耐性は人によって差があります。ノルマに追われる感覚が強く、達成できないことに大きなストレスを感じる方にとっては、つらい仕事となるでしょう。

【理由2】なかなか成果につながらない

飛び込み営業はアポイントメントを事前に取らないことから、成約率は決して高くありません。成果を上げるにはできるだけ多くの顧客を訪問する必要があり、結果として、失敗の回数も増えるでしょう。

労力に対して成果が少なければ、モチベーションの低下や自信の喪失につながります。営業の仕事を続ける意義を見出せなくなる方もいるかもしれません。

【理由3】上司や見込み客に説教される

アポなしで訪問する飛び込み営業は、顧客に冷たく追い返されたり説教されたりすることがあります。また、営業は成果主義の傾向が強いため、成果を上げられなければ上司に怒られることもあるでしょう。

他人からの強い言葉に萎縮する方や気持ちの切り替えが苦手な方は、その後の仕事にも影響しかねません。飛び込み営業がつらいと感じるあまり、営業成績が伸び悩むという負のスパイラルに陥る恐れがあります。

【理由4】不審者と間違えられる

アポイントメントを取らない飛び込み営業は、不審者と間違われることがあります。近年は防犯意識が高まったことで、特に個人営業では身元を怪しまれるケースがよく見られます。きちんと身元を証明すれば疑いは晴れますが、精神的にダメージを受ける方もいるでしょう。

また、法人営業でも飛び込み営業を嫌い、話を聞かずに「不審者として通報する」と脅されるケースがあります。

【理由5】世間話で時間を浪費する

営業は顧客と信頼関係を築く必要があるため、仕事とは直接関係のない部分で顧客に付き合うことがあります。ときには身の上話や世間話を長々と続けられ、時間を浪費することもあるでしょう。世間話に付き合った揚げ句、成約につながらないケースもあります。

営業の対応によっては企業のイメージダウンにつながる恐れがあるため、むげにはできないのがつらいところです。

【理由6】外回りが過酷に感じる

飛び込み営業が主体となる場合、顧客を訪問して回るため、業務時間の大半は屋外で過ごします。冷暖房が完備されたオフィスに比べて、労働環境が苛酷と感じる方もいるでしょう。営業は服装を崩すのが難しく、対策には限度があります。

飛び込み営業の過酷さといえば、ノルマをはじめとした精神的なものをイメージするかもしれませんが、夏の暑さや冬の寒さに肉体的なつらさを感じる方も多いでしょう。

飛び込み営業を成功させるための対策方法

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飛び込み営業に大切なのは、「数をこなすこと」といわれています。しかし、訪問する数を増やすだけでは効率が悪く、成果も上げづらいでしょう。しっかりと対策を練り、コツを押さえることが重要です。ここでは、飛び込み営業を成功させるため対策方法を紹介します。

会話の内容を準備しておく

飛び込み営業の第一関門は、門前払いされないことです。そのためには、最初の会話で相手の興味・関心を引く必要があります。話を聞く価値があると思わせるような会話パターンを、年代や性別に合わせて事前に用意しておくとよいでしょう。

また、怪しまれることを避けるため、企業名や名前といった情報は詳しく明かすことをおすすめします。特に、個人営業の場合、「〇〇町にある〇〇というお店」と所在地まで伝えましょう。相手に警戒心を解いてもらい、話を聞いてくれる状況を作ることが重要です。

身だしなみを整える

飛び込み営業にかかわらず、第一印象によって営業の成功率は変わります。悪い印象を与えないためにも、衣服や靴、頭髪や爪といった細かいところまで、清潔感のある身だしなみを意識しましょう。

また、売りたい商品やサービス、顧客層に合った身だしなみも大切です。たとえば、高級な商品を扱う場合、営業があまりに貧相な格好だと「偽物なのでは」という不信感につながります。

営業活動の数をこなす

飛び込み営業は数ある営業手法の中でも成功率が低い方法です。成果を出すには対策することも重要ですが、数をこなすことも避けられません。

ただし、がむしゃらに営業活動をするのではなく、効率を意識しましょう。事前に営業先をリスト化して営業順を決めたり、スケジュール管理を徹底したりして、業務の効率化を進めることが大切です。

うまく気持ちを切り替える

飛び込み営業は成約率が低く、上司や顧客に説教されることもあります。つらいと感じたり心が折れたりすることもあるでしょう。しかし、成果を上げるには数をこなさなくてはならないため、気持ちをうまく切り替えることが重要です。

気持ちの切り替えは得手不得手があるため、「深呼吸をする」「飲み物を飲む」といった自分なりの切り替えルーティンを身につけるとよいでしょう。

飛び込み営業に向いている人と向いていない人

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仕事がつらいと感じたとき、「自分には飛び込み営業が向いていないのではないか」と悩む方もいるでしょう。ここでは、飛び込み営業に向いている人と向いていない人を紹介します。自身の適正について改めて考えてみましょう。

向いている人の特徴

飛び込み営業に向いている人の特徴は以下の通りです。

  1. 他者からの評価に対して落ち込みづらい
  2. メンタルが強い
  3. 気持ちの切り替えが早い
  4. 人の懐に入り込むのが得意
  5. 会話術に自信がある

飛び込み営業は成果主義であることから、常に他者から評価されます。評価がよくても悪くても、自分を保ち続けるメンタルの強さが必要です。また、会話が上手で人の懐に入り込むのが得意な方は、初対面の顧客を相手にする飛び込み営業に向いています。

向いていない人の特徴

飛び込み営業に向いていない人の特徴は以下の通りです。

  1. 失敗に対して強い恐怖を持っている
  2. 落ち込みやすく、引きずりやすい
  3. メンタルが弱い
  4. 臨機応変な対応が苦手
  5. 人見知りしてしまう

飛び込み営業は営業手法の中でも成約率が低いため、失敗を恐れていたり、失敗のたびに落ち込んでいたりするメンタルの弱い方には向いていません。

また、相手の出方やタイプによって対応を変える必要があり、マニュアルがないと行動できない方は難しいでしょう。アポイントメントを取らないことから、人見知りの方も苦痛に感じることが多いかもしれません。

飛び込み営業は古い?今後の営業スタイルとは

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近年、飛び込み営業を主体とする企業は減少傾向にあります。時代の移り変わりによって、成果を出しづらくなったほか、新型コロナウイルス感染症の影響により対面型営業が難しくなったためです。ここでは、現在主流となりつつある営業スタイルを紹介します。

アウトバウンド型からインバウンド型へ

営業スタイルには、飛び込み営業をはじめとした企業からの働きかけで始まるアウトバウンド型と、企業のコンテンツ発信によりニーズのある見込み客を引きつけるインバウンド型があります。

インバウンド型は、主に問い合わせのあった顧客に対して営業活動をするため、商品やサービスに対する期待値が最初から高いのが特徴です。アウトバウンド型に比べて販売効率が高いことから、主要な営業スタイルに移り変わりつつあります。

Web集客の重要性が増している

インバウンド型の営業スタイルが主要になりつつある背景には、インターネットの普及があります。インターネットを利用する層が増加し、Web集客の重要性が増しました。各企業では、自社の商品やサービスを分かりやすく紹介するWebサイトやSNS、必要に応じて有料のWeb広告を利用しなければなりません。

また、インバウンド型では顧客が商品やサービスに対してある程度の知識を持った状態でアクションを起こします。従来の営業とは異なるプレゼンテーションスキルや交渉力が求められるでしょう。

分業が鍵!インサイドセールスとフィールドセールス

インバウンド型の営業スタイルを採用する企業では、営業を「インサイドセールス」と「フィールドセールス」に分け、生産性の向上を図るのが一般的です。

インサイドセールスでは、訪問せずにメールやDMといったオンライン上で営業し、見込み客を獲得します。一方、フィールドセールスは、インサイドセールスの見込み客を実際に訪問して商品やサービスの提案・販売することが目的です。得意分野に合わせて分業したことで、営業業界は一層能力を発揮しやすい環境になりつつあります。

飛び込み営業を辞めたくなったときは?

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飛び込み営業がつらく、辞めるべきか悩み始めたのであれば、転職を考えるタイミングかもしれません。ここでは、飛び込み営業からの転職を効率よく進めるポイントを紹介します。つらい理由を明確にし、自身に合った道を模索してみましょう。

飛び込み営業がつらい理由を明確にする

転職を考える際には、飛び込み営業がつらいと感じる理由を明確にしましょう。理由を明確にすることは、自身に合った転職先を探す手立てとなります。

たとえば、「ノルマがつらい」という理由でも、「ノルマに追われるのが苦痛」「ノルマ優先で人の役に立っている感覚が薄い」「ノルマを達成しても報酬が見合わない」と辞めたいと感じるポイントは人によって異なります。つらい理由によって転職先も変わるでしょう。

ほかの営業職や異業種へ転職する

飛び込み営業がつらいだけで、営業という仕事にやりがいを感じているのであれば、ほかの企業の営業に転職するのもひとつの方法です。同じ営業でも企業によって業務内容は大きく異なります。営業から営業への転職であれば、培ったスキルを生かせるため、さまざまな企業を検討しましょう。

一方、営業の仕事にやりがいを感じられない方は、異業種への転職がおすすめです。異業種でも、飛び込み営業で培ったコミュニケーション能力や交渉力は生かせます。

インセンティブ報酬ではない仕事へ転職する

成果主義によるプレッシャーの大きさや評価に見合った給与を得られないことがつらいと感じているのであれば、インセンティブ報酬ではない固定給制の仕事がおすすめです。

飛び込み営業から固定給制の仕事に転職する場合、未経験の職種だと収入が減る恐れがあります。ただし、福利厚生をはじめ待遇が改善されるのであれば、将来設計を考えたときに収入以上のメリットを得られる可能性があります。

まとめ

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飛び込み営業はノルマが厳しいのに対して成約率が低く、体力や精神力が必要な仕事です。「飛び込み営業がつらい」「自分には向いていない」と感じて辞めることを検討しているのであれば、改めて人生設計を考え直してみましょう。つらいと感じる理由を明確にすることで、飛び込み営業の経験を生かした転職先が見つかります。

自分に向いている仕事を見つけたい方は、マイナビ営業エージェントにご相談ください。マイナビ営業エージェントでは、お客さまの希望や経験、スキルを丁寧にヒアリングし、業界事情に精通したキャリアアドバイザーが一人ひとりにぴったりのお仕事探しをサポートします。

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マイナビエージェント編集部

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