株式会社PAPABUBBLE JAPAN 代表取締役社長 CEO 横井智|求人・転職エージェント

「お菓子屋さんを食品小売業から
エンターテインメントビジネスに」
横井社長が語るパパブブレの未来

株式会社PAPABUBBLE JAPAN
代表取締役社長 CEO 横井智

「お菓子屋さんを食品小売業から
エンターテインメントビジネスに」
横井社長が語るパパブブレの未来 「お菓子屋さんを食品小売業から
エンターテインメントビジネスに」
横井社長が語るパパブブレの未来
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住 所 (中野店)東京都中野区新井1-15-13
URL https://www.papabubble.jp/
株式会社PAPABUBBLE JAPAN代表取締役社長 CEO 横井智
東京大学思想文化学科卒。大手メーカー、経営コンサルタント、教育関連企業、出版社を経て、2009年よりソネット・エムスリー(現エムスリー)の取締役に就任。新規事業立上げや、ITサービス・広告代理店・機器メーカーなどの経営に従事。2018年6月、エムスリー取締役を退任し、PAPABUBBLE JAPAN 代表取締役社長。株式会社アカツキ社外監査役。
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成長の岐路に立つパパブブレ

日本のパパブブレは、スペインのバルセロナ本店で創業者のもと、修業をして来た菅野清和氏が創業しました。彼によると、国内1号店をオープンさせる場所を探してたまたま立ち寄った中野で、バルセロナと似た空気を感じて、この場所で開店することにしたそうです。

確かに、中野は大きな街ならではのサブカルチャーなどの発信地でもありながら、都会すぎない、人が暮らしている生活の匂いがある点、酒場が軒を連ねる裏通りがある点などもバルセロナに似ています。

菅野さんはそういったものがミックスされた雰囲気や空気に、直感的にバルセロナと似たものを感じたのだと思います。

実は私は中野に住んでいて、出店準備中のPAPABUBBLE一号店の前を通りすがり、新しいちょっと変わったお店ができるようだけれど何ができるのだろうかと思って見ていました。

洒落たアクセサリーかコスメの店かな、と思っていたら、キャンディーショップがオープンして、それもいままでに見たことがない、パフォーマンスをしながら複雑な絵柄のキャンディができあがって行く不思議なさまを目にして、純粋にこれはおもしろいなと思いました。

そして、一消費者としてはもちろん、ビジネスとしても興味を持ちました。具体的に言えば、食品は消費期限や廃棄率、冷蔵保存の問題などが生じますが、キャンディは保存性が高いため、そうした問題が少なく収益構造がとても優れています。
また、その商品そのものの強さに加えて、パフォーマンスやセンスの良い店舗の雰囲気を楽しむ体験で商品に付加価値をつけている点がユニークで素晴らしいと感心していました。

お店の前を通りかかるたびに自分だったらこんなふうにやってみたい、という妄想をしていました。

ただ、これまでのキャリアからは、わたしがお菓子屋さんをやるということは、考えもしていませんでしたが・・。

それがたまたま、あるエージェントが会社の経営者を探しているということで、後学のために話だけでも聞いてみようと面談に行ってみました。そのときに、何かおもしろいビジネスモデルの例を挙げてくださいと面接官に尋ねられて、以前から興味を持っていた、『PAPABUBBLE』のビジネスモデルの話をしました。

そのときはまだ知らなかったのですが、経営者を探していたのががまさに『PAPABUBBLE』だったのです。本当に偶然に恵まれました。

創業者でもあるオーナーは店舗数も10店舗を超え、資本投入もして組織化をしていく段階を迎え、新しい体制を築いて行くというタイミングだったのです。

今まで考えたこともなかった形でご縁をいただいて、それまで思い続けていた人と突然出会えたような気持ちで、PAPABUBBLEの経営者としてのスタートを切りました。

「世界一おもしろいお菓子屋さん」として、新しいビジネスモデルを

もともと『PAPABUBBLE』がすごく好きだったので、これまで『PAPABUBBLE』がやろうとしていたブランドコンセプトを守りつつ、堅実な成長をしていこうというのが基本的な考え方です。
PAPABUBBLEブランドを10年で終わらせることのないように、50年、100年続いて行く仕組みをつくって行きたい。

その仕組みを実現させるために目指しているのが「世界一おもしろいお菓子屋さん」です。

私達はキャンディーショップですけれども、単純に食べ物を売っているという認識ではありません。

エンターテインメント産業として、商品のビジュアルや味、お店に入ったときの香りに加えて、パフォーマンスを体験して楽しんでもらう要素もあります。

商品という観点からは、食べ物としての美味しさ、安全性はもちろんですがアート作品のような価値を創出しようとしています。たとえば、2月は、猫の日にちなみキャンディ製の猫のオブジェをアート作品として販売しています。このオブジェは全てに職人の名前を入れて飾っています。いま、中野店に置いてあるこのキャンディは、1パック2,980円のものもあれば20万円のものもあります。

時間と課題だけを決めて、後は職人に好きなようにつくってもらい、値付けもつくった本人に任せました。
「単なるキャンディを超えたとき、お客様がいくら払ってもいいと思ってもらえるかを考えて値段をつけてください」というメッセージです。

単なる甘い食べ物というだけでなく、生活のなかで楽しめる商品と場を提供すること。そこでは、キャンディ作りのパフォーマンスを楽しむことにプラスして、その場のワクワクをほかの人にも伝えたいと思ってもらうこと。キャンディを買ってだれかに渡すとき、こんなにおもしろいキャンディショップがあったよ、ということを話して、アートキャンディを通じて愉しい気持ちを共有してもらえるようになること。それが基本的にやりたいことです。

それを、私がいなくなっても、職人さんが歳をとって新しい人が入って来ても、企業として、仕組みとして、続くようにしていきたいと思っています。

『おいしい、だけではない、体験を提供する新しいビジネスモデルを目指す』

横井社長は、「私達はキャンデーショップですが、単純に食べ物を売っているという認識ではない」「甘くておいしいものを食べる、お店に入ったときの香りも楽しんでもらうだけではなく、パフォーマンス、店舗の雰囲気も含めて体験を提供するエンターテイメントとして新しいビジネスモデルを創出したい」と話す。

『おいしい、だけではない、体験を提供する新しいビジネスモデルを目指す』

お菓子を通じた新しいエンターテインメントのビジネスを作りたい

2019年3月1日に東京の青山店、関西の大丸京都店をオープンし、計14店舗を展開することになりました。

出店を積極的に進めていますが、一方でエンターテインメントの質は維持し、お客様の満足度も担保していく必要があるので、全国200店舗やろうということにはならないです。

常設店出店を地方のお客様も足を伸ばせる主要都市の数十店舗に留め、その代わり『PAPABUBBLE』としてのクオリティは落とさずにお客様に楽しんでいただくことが、『PAPABUBBLE』ブランドの方針です。

今度の青山店は大丸東京店に次ぐとても重要な拠点になると考えています。青山店のコンセプトを決定する際、社内外のスタッフにしつこくお願いしたのは、原点であるバルセロナと中野でのスタート時点のイメージを、今に合った形で再現することでした。

新しいことをやるというよりも「勇気をもって、もともとやっていたことをやろう」と言っています。

これから店舗が増えていくなかで、ブランドがブレかけたときにも、つねに帰るべき場所として、中野店を「これが正解だよ」と言える場所にしていたいという思いがあります。

ただ、これからの展開のなかで、アートキャンディだけに専念していくかと言われれば、その答えはイエスでもあり、ノーでもあると言えます。

『PAPABUBBLE』としてやっていくべきことは、まず、アートキャンディを大事にすること。
皆さんが『PAPABUBBLE』を楽しいと思ってくださるのは、キャンディを作るパフォーマンスや店舗の雰囲気であり、香りであり、キラキラした部分や「さく、ほろ」とした食感、キャンディの絵柄など、そうした創業時から大切にしてきたものなので、そこをないがしろにして、いろいろなことをやろうとは思っていません。

なぜなら『PAPABUBBLE』というお店にいらっしゃるのは、やはり“キャンディを楽しみ、体験できること”なので、そこは崩したくないのです。

一方でノーと言ったのは、わたしはキャンディショップだけをやりにパパブブレに来たというよりも、お菓子を通じた新しいエンターテインメントのビジネスを作りたいということが大きな根幹にあるからで、そうでなくてはベンチャーではないし、なにも冒険をしないということになるわけです。

お菓子というものを通じて楽しいことや幸せを提供する仕組みを作って行くことが、この企業のチャレンジであり、だからこそベンチャーでありうると思っています。

ベンチャー企業として「お菓子」というものを、ひとつのツールとして使いながら、どうやって新しい楽しみ方をつくって行けるのかがチャレンジだと考えているのです。

そのために、『PAPABUBBLE』というキャンディブランドに加えて、今後はもっとほかのお菓子を、それこそ和菓子かもしれないし、ジェラートかもしれないですが、そこにワクワクするような楽しさを付け加えられるようなことをやって行きたい。そういう意味で「アートキャンディだけに専念するのか」ということへの答えはノーなんです。

社内でもよく言っているのが、“ものを消費する”というよりも“体験”だと。そのためにお店づくりにもすごくこだわりを持っていて、お店に入ったときの満足感や高揚感を感じていただきたいです。

そうした“場”を楽しむということも、その場で見て体験して食べることだけでなく、持ち帰ってもう一度楽しみ直したり、知人とシェアしたりすることも、全部ひっくるめての価値だと思っています。

買物をするのも、ネット通販でクリックして一番安いものを買えたら終わり、ではなく、買わなかったとしても、お店に行くことや商品を選ぶ、お菓子ひとつ買うにしても、そういう体験をしに来てもらうということがすごく重要で、そうしたさまざまな体験をサービス群として大きく育てて行きたいという思いがあります。

経営マインドをもって、新しいことにワクワクできる人を育てて行きたい

私達が今やろうとしている事は、ある意味、街のあめ屋さんを、いままでになかったエンターテインメントを提供する企業として、それも50年、100年続く仕組みを作って行くという挑戦です。正直なところ、報われないかもしれないし、大変かもしれません。ものすごくチャレンジングなことをやろうとしているのです。

だからこそ、冒険心のある人材を求めています。大企業のような多くの人員や資金があるわけでもないので、全部自分たちでやるしかない。実際に私もプライスタグを作ったり、図面を書いたりもしています。

ですので、そうした未知のものに対して、とにかくワクワクできる素直な気持ちになれる人とやっていきたい。

その分、バックグラウンドや過去の経験よりもポテンシャルを評価します。

もちろん過去の経験があれば素晴らしいですが、仮にあまりそうしたものがなかったとしても、将来成長して行こうという意欲やポテンシャルがあれば、経験なしでも一緒にやっていきたいですね。

現在、社員は数十名規模ですが、ほとんどが現場の人間です。そこには優秀なメンバーがそろっているので、彼らが安心して仕事に集中でき、誇りをもって働けるような会社をつくっていけるような、将来の経営者候補を育てたいです。

会社の仕組み作りから、商品の開発やマーケティング、人事制度なども含め、まさに会社としての価値を作っていく、そういうことを一緒にやっていってくれる人がほしいですね。

例えば、社会を知らないうちになんとなくのイメージで職業選択をしてしまったけれど、本当はもっと現場や経営に関わる仕事にもチャレンジしたいと思っている、だけど、組織の仕組みでそういうことができない人、優秀で力があるのに冒険するチャンスがない人、などを歓迎します。

自分自身で、裁量権を持っていろいろな企画や意思決定をして、実際の現場も知りながら経験を積んで行きたいという人であれば、うちを踏み台にして将来は独立を目指してもらってもかまいません。

その分、仕事はかなり厳しいですし、お給料もそんなには出せませんが、経営マインドをもって、新しいチャレンジにもワクワクできるような方にこそ活躍できる場所を提供していきたいと思っています。

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