MR・メディカル 転職市場レポート|求人・転職エージェント

転職市場レポート

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医療業界求人は堅調かつ緩やかに上昇。医薬品営業(MR)はオンコロジー・難病領域を中心に経験者MRに高い採用意欲、医療機器業界は外資・内資、メーカー・商社問わず、優秀な営業経験者に門戸が開かれている。

Chapter01

医薬品業界はスペシャリティ領域の経験者MRが中心。医療機器業界は業界未経験者にも高いニーズを維持。

医薬品営業(MR)は2013年、CSOMRが大きく事業を伸ばした影響もあり、過去最高のMR数6万5千人を誇りましたが、2018年までの直近の4年間は大手外資系医薬品メーカーを中心に早期退職を実行したこともあり、3千人以上MRが減少いたしました。MRが特に減少する昨今において、医薬品メーカーは引き続き新薬の研究開発や事業買収などに費用を投下し、生き残りをかけて躍起になっております。MRの減少は研究開発重視の経営戦略の中で人件費削減や営業スタイルの効率化などで引き起こされたと言えます。医薬品業界の採用状況はオンコロジーやCNS(中枢神経)などのスペシャリティMRのニーズが高くなっております。20代のMRは業界自体をキャリアチェンジするケースが多いですが、30代半ばから40後半のMRは医薬品メーカーやCSO企業への転職をするケースが増えております。
臨床開発系の領域は、CRO(※2)における、CRA(臨床開発モニター)の採用は昨今未経験者案件がなくなり、ほぼ経験者採用となり、2,3年前に比べ採用数もやや落ち着いている傾向がございます。これは一部の医薬品メーカーがCRAを自社で内製化した影響も考えられます。また医療現場における治験担当であるCRC(治験コーディネーター)案件もCRA同様、2,3年前に比べ未経験者採用が皆無となり、経験者採用に完全にシフト致しました。医薬品メーカーの新薬開発による研究開発費は引き続き増加傾向で、研究開発系のポジションは堅調に推移しております。

一方、医療機器業界は常に採用ニーズがあり、安定して緩やかに上昇しています。特に高い成長率を有しているのは、内視鏡やMRI・CTスキャンなどの大型検査機器分野です。ここ最近に関しては、外資系のみならず、国内の大手医療機器メーカーも採用数を増やしているため、市場は活況です。背景として、高齢化が進むにつれ、予防医療が重視されるようになり、診断機器関連の需要が拡大するとともに、大手病院の他にもクリニック単位での導入が広がっています。一方で、身体の傷口を小さくして、患者の短期間での退院を可能とする「低侵襲領域」の医療機器や整形外科領域も順調に業績を伸ばしております。循環器領域であるカテーテルが低侵襲治療の代表例となっており、それに付随するディーラー(販売会社)企業の採用温度も年々高まっております。また整形外科領域においても採用数が安定して高く、高齢化社会の影響から日常生活での骨折事故、関節の劣化による人工関節の使用例が年々増加しており、業績が堅調に推移しております。採用案件は営業職を中心に、サービスエンジニア、設計エンジニア、品質管理等、様々なポジションにおいて、数年に渡り安定的に伸びております。特に営業職に関しては治療機器に強みを持つ外資系企業が採用数を伸ばしており、検査機器や医療IT商材が強い内資系メーカーも手を休めることなく、通年採用を継続的に行っております。医療機器業界の特徴としてはMR同様、初年度想定年収が他業界に比べ高く、年収UPを転職軸にされる方にとってはうってつけと言えます。

※1 CSO:製薬会社にMRを派遣する他、営業・マーケティング活動を受託する機関。
※2 CRO:製薬会社の治験業務を代行する開発業務受託機関。CRAは臨床開発モニターを指す。

Chapter02

医療業界で求められるのは、医療業界への動機、そして営業としての能力・介在価値。

製薬会社からCSOに対するMR派遣要請は依然として高く、CSOは常にMR経験者を求めています。したがって経験者は売り手市場であり、年齢も40代半ばくらいまで採用ニーズがあります。スキルアップを望む人には、さまざまなプロジェクトに挑戦できるCSOは魅力的です。さらにキャリア形成においてもマネージャークラスのポジションを目指せる上、トレーナーなど他職種のキャリアチェンジも可能です。外資系企業も多く、ダイバーシティが浸透していることから、女性が働きやすい制度の整備や、管理職登用にも積極的で、キャリア志向の女性(MR経験者)にもお勧めです。

医療機器業界は、メーカー・商社ともに人材要件が比較的緩やかで、医療業界未経験者にも大きく門戸を開いています。異業界では大きな金額を取り扱うハウスメーカーや銀行・証券、メーカー、広告やBtoCがメインである新車ディーラーに至るまで、多くの成功事例が御座います。医療のIT化が進み、情報提供の手段が限られてくる一方で、目に見える有形物として機器の専門家の立場から、依然ドクターからのニーズは高く、医療現場において必要不可欠とされているのが医療機器営業と言えます。

日系・外資系企業とも採用意欲は高水準ですが、採用の規模感でいうと外資系企業の方が大きいようです。若手は30歳前後まで基本ポテンシャル採用で、30代半ば以上になると経験者採用になります。外資系といえども、国内営業となることが多いため、英語力が求められることはまずありませんが、将来のキャリアとしてマネージャーやディレクターを意識するならば、本国とのやり取りが発生するので、英語力はあるに越したことはないでしょう。

医療機器の営業も、高収入、会社の安定性、成長性、そして専門的な知識が身に付くなど魅力はたくさんありますが、何より大きいのは医療に貢献している手応え・やりがいを目の前の患者さんから感じることが出来ることです。医療機器は患者さんの命に関わるものなので、扱うにあたり製品知識を正確に理解していなければなりません。医師への説明や、時には手術にも立ち会うので、責任の重さ、倫理観の高さも含めて、使命感に近い覚悟が求められます。

医療機器業界での面接での重要指標は営業力です。営業未経験者の場合は、面接内でのコミュニケーション力や業務における目標を達成する意欲といった“素養”を採用側は見極めています。経験者の場合は過去の実績や目標達成率、数字に対する意識などをアピールすることが大切です。特に自身の主体性が分かるような、具体的な実体験・実績を根拠にしたお話が非常に有効となっており、分かりやすさや話す雰囲気から営業としての能力を企業はしっかり判断しております。

マイナビエージェントでは、MR・メディカル専任のキャリアアドバイザーが、採用決定に向けて求職者の方を手厚く支援しています。特に面接が重視される医療機器営業では、先に述べたようなポイントを整理して、効果的なプレゼンテーションができるかどうかが合否の分かれ目となります。各社の面接傾向を熟知しているマイナビのキャリアアドバイザーなら、“プレゼン”の内容を一緒に検討するとともに、面接の通過精度が高まるアドバイスが可能です。医療機器業界に関する疑問や不明点などぜひご相談ください。

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