MR・メディカル 転職市場レポート|求人・転職エージェント

転職市場レポート

業界ごとの転職市場の動向をチェック

MR・メディカル

求人は堅調かつ緩やかに上昇。MR採用もCSOを中心に回復傾向、医療機器業界の採用ニーズは依然として高水準で推移。業界未経験者も売り手市場。

Chapter01

MRは経験者・未経験者採用が徐々に回復傾向。医療機器は堅調な伸び。

2014年4月頃までMR採用は業界未経験者採用案件を活発化していました。相次ぐ新薬の上市や後発医薬品の開発力向上に備え、製薬会社、CSO(※1)ともにMRの大量採用に踏み切ったためです。現在はこの状況が終息し、2014年後半から2016末までは減少傾向でしたが、2017年中頃よりMR経験者採用を中心に、業界未経験者も含め、徐々に活気を取り戻し始めております。ただしMR採用の採用枠はCSO案件が依然多く、医薬品メーカー自体、今後の研究開発費のさらなる増大や企業統合などにかかる費用などから直接採用を抑制する傾向です。

臨床開発系の領域は、CRO(※2)がMR経験者を多く採用しており、CRA(臨床開発モニター)に転身するケースが多くなりました。また医療現場における治験担当であるCRC(治験コーディネーター)案件も採用数が増加しており、業界では珍しく全くの未経験であるポテンシャル採用もする企業も出てきており、医薬品企業の新薬による研究開発費増大の影響が、臨床開発・治験の分野において採用増という結果をもたらしております。

一方医療機器業界は常に採用ニーズがあり、安定して緩やかに上昇しています。特に高い成長率を有しているのは、内視鏡やMRI・CTスキャンなどの大型検査機器分野です。特にここ2年に関しては、外資系のみならず、国内の大手医療機器メーカーも採用数を増やしているため、市場が活況であります。背景として、高齢化が進むにつれ、予防医療が重視されるようになり、診断機器関連の需要が拡大するとともに、大手病院の他にもクリニック単位での導入が広がっています。一方で、身体の傷口を小さくして、患者の短期間での退院を可能とする「低侵襲領域」の医療機器や整形外科領域も順調に業績を伸ばしております。内視鏡や循環器領域であるカテーテルが低侵襲治療の代表例となっており、それに付随する企業の採用温度も年々高まっております。また整形外科領域においても採用数が安定して高く、高齢者社会の影響から日常生活での骨折事故、関節の劣化による人工関節の使用例が年々増加しており、業績が堅調に推移しております。

※1 CSO:製薬会社にMRを派遣する他、営業・マーケティング活動を受託する機関。
※2 CRO:製薬会社の治験業務を代行する開発業務受託機関。CRAは臨床開発モニターを指す。

Chapter02

医療業界で求められるのは、医療業界への動機、そして営業としての能力・介在価値

製薬会社からCSOに対するMR派遣要請は依然として高く、CSOは常にMR経験者を求めています。したがって経験者は売り手市場であり、年齢も40代半ばくらいまで採用ニーズがあります。スキルアップを望む人には、さまざまなプロジェクトに挑戦できるCSOは魅力的です。さらにキャリア形成においてもマネージャークラスのポジションを目指せる上、トレーナーなど他職種のキャリアチェンジも可能です。外資系企業も多く、ダイバーシティが浸透していることから、女性が働きやすい制度の整備や、管理職登用にも積極的で、キャリア志向の女性(MR経験者)にもお勧めです。

医療機器業界は、メーカー・商社ともに人材要件が比較的緩やかで、医療業界未経験者にも大きく門戸を開いています。異業界では大きな金額を取り扱うハウスメーカーや銀行・証券、メーカー、広告やBtoCがメインである新車ディーラーに至るまで、多くの成功事例が御座います。医療のIT化が進み、情報提供の手段が限られてくる一方で、目に見える有形物として機器の専門家の立場から、依然ドクターからのニーズ高く、医療現場において必要不可欠とされているのが医療機器営業と言えます。

日系・外資系企業とも採用意欲は高水準ですが、採用の規模感でいうと外資系企業の方が大きいようです。若手は30歳前後まで基本ポテンシャル採用で、30代半ば以上になると経験者採用になります。外資系といえども、国内営業となることが多いため、英語力が求められることはまずありませんが、将来のキャリアとしてマネージャーやディレクターを意識するならば、本国とのやり取りが発生するので、英語力はあるに越したことはないでしょう。

医療機器の営業も、高収入、会社の安定性、成長性、そして専門的な知識が身に付くなど魅力はたくさんありますが、何より大きいのは医療に貢献している手応え・やりがいが目の前の患者から感じることが出来ることです。そして企業側も面接において、その辺りの医療業界への動機があるかどうかを人物評価の1つのポイントにしています。医療機器は患者の命に関わるものですから、扱うにあたり製品知識を正確に理解していなければなりません。医師への説明や、時には手術にも立ち会うので、責任の重さ、倫理観の高さも含めて、使命感に近い覚悟が求められます。

もう1つは営業力です。営業未経験者の場合は、コミュニケーション力や目標を達成する意欲といった“素養”を採用側は見極めています。経験者の場合は過去の実績や目標達成率、数字に対する意識などをアピールすることが大切です。特に自身の主体性が分かるような、具体的な実体験・実績を根拠にしたお話が非常に有効となっており、分かりやすさや話す雰囲気から営業としての能力を企業はしっかり判断しております。

マイナビエージェントでは、MR・メディカル専任のキャリアアドバイザーが、採用決定に向けて求職者の方を手厚く支援しています。特に面接が重視される医療機器営業では、先に述べたようなポイントを整理して、効果的なプレゼンテーションができるかどうかが合否の分かれ目となります。各社の面接傾向を熟知しているマイナビのキャリアアドバイザーなら、“プレゼン”の内容を一緒に検討するとともに、面接の通過精度が高まるアドバイスが可能です。医療機器業界に関する疑問や不明点などぜひご相談ください。

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