AZAPA株式会社 代表取締役社長CEO 近藤康弘|求人・転職エージェント

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自動車エンジンの
制御理論を核に研究開発、
あらゆる領域で新たな価値を創造

AZAPA株式会社
代表取締役社長CEO 近藤康弘

自動車エンジンの
制御理論を核に研究開発、
あらゆる領域で新たな価値を創造 自動車エンジンの
制御理論を核に研究開発、
あらゆる領域で新たな価値を創造
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住 所 愛知県名古屋市中区錦二丁目4番15号 ORE錦二丁目ビル2F
URL http://www.azapa.co.jp/
AZAPA株式会社代表取締役社長CEO 近藤康弘
大手自動車メーカーでエンジンECUの開発を経験し、2008年に独立してアザパを設立
情報と自動車の2つの分野で先端技術に携わることで、多角的な技術領域と共感力を持つ。現在、産学連携やオープンイノベーションなどを牽引する国家プロジェクトにも属し、こどもの教育や成長支援、平和的活動にも熱心に取り組む。
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自動車メーカーとサプライヤーの間に位置する「0.5次請け」

私たちAZAPA(アザパ)は、システム制御を研究し、技術を開発し、それを事業化するベンチャー企業です。

技術の核になっているのは自動車エンジンの制御理論です。ガソリンエンジンは、さまざまな分野の知見が集約された製品です。吸気、燃焼、流量、圧力。流体力学、熱力学、機械工学、制御工学。それだけでなく、自動車全体のシステムデザインを熟知して、その要請からエンジンをデザインしなければなりません。

私たちAZAPAは、ティア0.5(0.5次請け)を自認しています。自動車業界は、完成車を製造するメーカーを頂点に、メーカーに部品を供給するサプライヤーがティア1、そのティア1に部品供給をするのがティア2というような区分があります。私たちは、メーカーとサプライヤーの間に位置する企業だと自認しています。

ティア1のサプライヤーも従来通りの専業サプライヤーばかりではありません。例えば、半導体が強いところ、カメラや画像解析の技術を持ったところ、バッテリー技術を持ったところなど、従来では異業種と呼ばれた分野からの参入が相次いでいます。しかし、新規参入サプライヤーは自分たちの技術には長けていても、自動車全体の知見については必ずしも十分とは言えません。

そこで、完成車を作る技術とノウハウを持った私たちAZAPAと共同研究、共同開発をして、実際に完成車まで作るということをします。実際に作ってみないと、技術的課題が浮き彫りになってこないからです。これが指標になって、サプライヤーはより優れた製品開発をして、自動車メーカーに自社製品を供給していただく。私たちAZAPAはそういう独特な立ち位置にいるベンチャー企業です。

制約がないのが強み、自由な発想・コンセプトで技術開発が可能

自動車メーカーも、当然新しい自動車作りを研究しています。しかし制約がある。研究よりは事業の方に重心がある。研究といっても、今の市場の枠組みの中での研究が優先され、研究というよりも先行開発に近いイメージになってしまう。機能をアップすることはできるけれど、意味的な価値を変えることが難しい。でも、私たちAZAPAには制約がありません。自由な発想、自由なコンセプト、自由な技術の研究開発、事業化ができるのです。

例えば、近未来の自動車を発想するなら、私たちはまず日本の人口動態予測を見ます。日本の都市化がどのように進んでいくのか。日本政府の都市政策はどう動いていくのか。その分析から始めて、近未来に日本の都市がどのような構造になっているかをイメージし、そこで初めて、どのようなモビリティが必要かを議論し、サービスとしての自動車、モビリティとしての自動車の価値を考えていきます。車という製品を見ているだけでは、近未来の車は発想できません。

私がAZAPAを創業したのは2008年7月。私は自動車メーカーでエンジン制御のエンジニアをしていました。メーカーに就職した頃には、日本の自動車産業がこんなに傷んでしまうとは夢にも思っていませんでした。しかし、次第に産業構造が崩壊し始めていきます。優秀な人材が、航空機などの別の分野に逃げていきます。そのつらい現実を目の当たりにしました。

AZAPAのオフィス内にはシミュレーターがあり、研究開発に大きな役割を果たしている

自動車メーカーの外に出て、自動車産業を支える構造を作ろうと独立

しかし、それまでの自動車産業の構造が強かったために、その構造にぶら下がるだけで、下から支えようとする人がいないのです。だったら、私がメーカーの外に出て、支える構造を作ろうと考えました。世界で戦えるサプライヤーが現れれば、そのサプライヤーが自動車産業を支えてくれる。無謀な挑戦でした。その壮大な問題解決に挑んで10年、今では90名を超える仲間が集まってくれました。


今のAZAPAの社員は、自動車メーカー出身の人が大半です。メーカーの中にも自分がやりたいことができないという思いの人がいて、そういう人がAZAPAに加わってくれています。

給与面も自動車メーカー並みとまではいきませんが、ベンチャー企業としては、かなりの高給だと言っていいはずです。

その代わり、成果は厳しく求めます。まずゴールイメージを明確にし、それをどうやって達成するかアプローチの手法を自分で考えてもらいます。それをToDoリストのような工程表で表現してもらう。それに対して必要な時間を自分で決めてもらい、実行してもらいます。ですから、AZAPAで期日に間に合わないというのは、自分との約束を守れない人として信用を著しく失ってしまうのです。合理的な理由なくゴールに到達できなかった場合は、「君はいったい何をしていたのか」と徹底的に分析することになります。AZAPAでは、「努力はしたんですけど」「頑張ったのですが」は通用しません。

目標が達成できていれば、働き方は自由です。自宅であろうとカフェであろうとリゾートであろうとかまいません。勤務時間も自分との約束で決めてください。そういうグローバル感覚の働き方なので、古い日本的企業に慣れている人は、AZAPAには合わないかもしれません。私たちAZAPAは、全員が、研究ができて、技術開発ができて、なおかつビジネスアイデアも持っていることを求めています。

核になっているのは「システム制御」、価値の創造者でありたい

私たちが求める人物は、5つの類型にまとめてあります。その類型とは「冒険家」「天才エンジニア」「価値の設計者」「利他的な精神」「共創人」です。この5つの類型が集まると最強のチームが結成できるのです。この類型のいずれか、あるいは複数にあてはまることが最低条件で、その後、その人の持っているスキル、やりたいことと、AZAPAが目指す研究開発がマッチする人に加わってほしいと思っています。今より待遇のいい会社に転職したいという感覚の方は、正直必要としていません。

私たちAZAPAは自動車関連の研究開発、事業が中心になっていますが、分野は特に限定していません。あらゆる領域で、新しい選択肢を増やす活動をして、選択できる喜びを自動車業界だけでなく、あらゆる業界の人に伝えたいと思っています。実際に自動車関連だけでなく、宇宙開発から航空機、さらには睡眠カプセルや食品まで研究・事業対象になっています。

その核になっているのは「システム制御」です。システムを理解して、制御する方法を考案すること。人間もひとつのシステムですから、当然研究対象であり、事業対象です。

私たちAZAPAは単なるエンジニア集団ではありません。価値の創造者でありたいと思っています。今、私たちの社会は根底から揺さぶられる大変革期に差し掛かっています。今のまま放置しておくと、子どもの世代は過去の遺産でなんとかなっても、孫の世代はどうにもならない。そういう危機感を持っています。今、新しい価値を創造していかなければなりません。

日本の中にはそういう危機感を持っている人がたくさんいらっしゃいます。私たちAZAPAはそのひとつの集団でありたいと願い、そのような人たちと連携をしていきます。新しい価値を創造して、未来を創りたいという気概をお持ちの方。ぜひ、AZAPAに加わってください。

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