株式会社Splink 代表取締役社長 青山裕紀|求人・転職エージェント

脳から新しいライフスタイルをデザインする。
医師とともにAIテクノロジーで認知症予防に挑戦する。

株式会社Splink
代表取締役社長 青山裕紀

脳から新しいライフスタイルをデザインする。医師とともにAIテクノロジーで認知症予防に挑戦する。 脳から新しいライフスタイルをデザインする。医師とともにAIテクノロジーで認知症予防に挑戦する。
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住 所 東京都港区赤坂2-9-3
URL https://www.splinkns.com/
株式会社Splink代表取締役社長 青山裕紀
慶應義塾大学法学部卒業後、株式会社キーエンス入社。同社北米ビジネスにおける事業開発、ブラジル法人設立、メキシコ法人マネジメント等に従事。その後、シリコンバレーVCにてEiR (Entrepreneur in Residence)を経て、2017年1月に株式会社スプリンクを設立、代表取締役に就任。ダートマス大学経営大学院(MBA)修了。
更新

脳科学×AIで、ブレインヘルスケアという新しい産業をつくる

私たちSplinkは、脳健康に特化した新しいヘルスケア産業が今後の人々の健康にとって非常に重要になると考えています。この新たな産業をブレインヘルスケアと呼んでいて、その中でも脳科学とAIを組み合わせることで、これまで解決できなかった多くの問題を解決できると考えています。

現在私たちは、脳科学×AIのアプローチで認知症の早期発見に注力しています。脳画像を中心とした生体データからAIによる疾患リスクを定量化し、予防につなげていくサービスを提供しています。

メディカルAIのアプローチの一つに、医師の目の代わりとなって一次判定を行うものがありますが、私たちSplinkのAIは一次判定でなく、診断をサポートすることを目指しています。医師は常に、限られた時間、限られた情報から診断の正確性を求められます。診断までサポートできるAIでなければ正確性と生産性は上がらないと考えています。

例えば、医師が画像診断をするとき、読影作業(医用画像を医師が目視で症状の確認をすること)に時間を取られることがあります。総合的に見て受診者に健康上の問題がないと感じていても、万が一病変を見落とすようなことがあってはならないので、丁寧に読影をする必要がある。あるいは、見落としを防ぐため何度も医療機関にきてもらったり、結果的に不要になるかもしれない検査をしてもらい、受診者に負担がかかることもあります。

そうした状況で、AIがあらかじめ9割以上の確率で疾患があるという示唆をしていれば、医師の読影作業、複数回の診察、検査を最小限に抑えながら正確な診断ができるようになります。

私たちSplinkが現在手がけているのは、脳疾患、特に認知症の早期発見です。人間の脳は30代から萎縮が始まり、脳の健康状態は加齢とともに変化していきます。全体的な変化もありますし、部位に特有の変化もあります。この微細な変化をAIに学習をさせていきます。

実際には、MRIやCTなどの脳画像だけで、認知症の早期発見ができるわけではありません。認知症の専門医たちは、認知症の診断において画像データを用いるのみではなく、生体データや問診・診察などを総合して診断をしています。私たちSplinkは、この分野での世界的権威と呼ばれる医師、研究者とともに、医師の総合的な診断ノウハウもAIに学習させています。

すでに昨年の8月から、都内の病院などで実証運用を始めていて、いよいよ本格運用に入る段階になっています。

医療の実態、何がどうなってるんだ? Splink設立の契機

私は、大学を卒業後、キーエンスに入社しました。幸いにも、多くのチャンスをもらい、このまま将来はキーエンスの社長になるぞという意気込みで仕事をしていました。そんなある日、海外赴任中に母から一本の国際電話が入りました。父が重度の脳疾患と診断され、その病気で10年以上前から苦しんでいたというのです。いくつかの総合病院にかかりながらも、それまで見落とされてきたということでした。私の知らぬところで父が長年病気と戦っていたことを知り、それまで当たり前のように病気は発見されるものだと思っていたのに、実態はそうではないのだという、この事実に強い憤りと疑問を感じました。

日本に戻り、何がどうなっているのかを徹底的に調べ、できることがないかを考えました。医療制度、医療テクノロジー、医療へのアクセス等、様々なアプローチがあることを知り、解決に寄与できないかと考えた末、起業家として医療イノベーションに貢献する道に進む決断をしました。その後、キーエンスを退社、米国留学をしながら現在のSplinkを設立しました。

認知症は確かに恐ろしい病気です。認知症になったら人生は終わりだ、認知症と診断されたらあきらめるしかないと考えられている方は多いと思います。私たちSplinkは、この社会通念を変えていきたい。早期発見・早期介入ができれば発症予防、進行遅延が可能といわれており、実際に生活習慣を改善することで予防ができるという研究成果も世界的にでてきています。私たちは、脳科学×AIを通じて、ブレインヘルスケアという領域を切り開き、人々が当たり前のように諦めている認知症という病気のあり方、発症したら人生終わりだという世の中の感覚を変えていきたい。

現在のエンジニアチームは、その半数が博士号を有しており、人工知能開発で20年近くのキャリアを持っている者、医療系サービスに特化した者、データベース研究の専門家など、各領域に秀でた知見を持っているメンバーが集まっています。ビジネスサイドは、キーエンス、リクルート、エス・エム・エスの出身者など、ビジネスの“自力”の強いメンバーで構成されています。

このような多様性の高いチームが、医師界の権威とともに医療や脳科学とAIをハイブリッドにしていくという開発をしていることは、世界でも稀に見ることであり、ブレインヘルスケアの世界的リーディングカンパニーになりうる会社だと自負をしています。そのためには、これから優秀な方を招き入れどんどん発展させていくことが必要だと思っています。

「医師や研究者と二人三脚で医療技術の進歩に貢献していく」

青山社長は、「最先端の研究者の知見をAIによってサービス化し、社会に提供、そこから得られた収益を、ステイクホルダーに還元し、ともに医療技術の進歩させていくことに貢献したい」と語る。

「医師や研究者と二人三脚で医療技術の進歩に貢献していく」

成功するスタートアップは共通概念とバリューが明確

現在、必要としているのは、AIエンジニアとサーバーサイドエンジニアです。

AIエンジニアは、AI系の博士号を持っているか、それに相当するスキルを有していることが望ましいと思っています。現在、AIチームは5人ですが、そのうちの3人が博士号取得者で、他の2人も国際的なコンテストでの受賞歴があります。その中に入って一緒に仕事をしていけるメンバーを求めています。

一方、サーバーサイドエンジニアは、コードをガンガン書いていける即戦力になる方を求めています。本格的な開発が始まったら最低でもサーバーやデータベースの開発に10人のエンジニアが必要になってきます。

どの職種でも、いわゆるミッション・バリューの浸透に加え、Splink way (共通概念)を理解してもらっています。成功するスタートアップの最も重要な要件の一つとして、少人数のうち(できれば10人以下)に、チーム内で共通の意識構造を持ち、ミッション・バリューを共有し、会社の文化を形成することが挙げられると考えています。

認知症だけでなく、他の脳疾患の診断サポートAIの開発も視野に

現在は、認知症に注力して開発をしていますが、他の脳疾患の診断サポートAIもすでに視野に入れ、開発を始めています。まずは脳疾患の分野で世界のトップになりたい。そのため、画像診断だけにこだわりません。
例えば、先行研究としてクレジットカードの利用履歴と脳疾患の相関の研究も行っています。そういった生活データも診断の材料となるのです。スマートウォッチのデータなどももちろん活用できます。今後はスクリーニングに利用ができる生活データや生体データにも目を向けて行きます。

世界の最先端の研究者たちは、こういった素晴らしい知見をたくさん持っています。私たちは、そのような研究者や医師とともに医学を進歩させていくという貢献もしたい。研究者の知見を、AIによってサービスという形で社会に提供をする。そういう新しい形の産学協業の仕組みも作っていきたいと思っています。

日本は世界でも類をみないほどのMRI、CT保有国です。そのため大量の画像データを持っています。その優れた点を活かして脳疾患の早期発見ができる世の中にしたい。それを実現した先に海外展開も見据えています。診断システムのベースの部分は、どの疾患でも共通している部分が多いので、多方面展開はスピード感をもって行うことができます。

開発を進めていくと、医学知見や共同研究によりエビデンスが資産としてどんどん蓄積されていきます。ブレインヘルスケア産業、中でも脳疾患検査ビジネスは、右肩上がりが確実視されている市場。ナレッジとマーケットニーズの相乗効果で、私たちSplinkは成長をしていきます。脳科学×AIというサイエンスとテクノロジーを融合し、人々の健康不安のない世界を作ることに力を貸していただきたい。そして、健康のその先の様々な領域において人々の人生に可能性を作りたいという想いに共感していただける方、サイエンスに裏打ちされた、社会に役立つサービスを開発したい方、私たちSplinkに加わってほしいと思います。

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