株式会社サイトビジット 代表取締役 鬼頭政人|求人・転職エージェント

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独学で司法試験に合格した経験を生かし、
法律に関わる全ての人を
テクノロジーで支援

株式会社サイトビジット
代表取締役 鬼頭政人

独学で司法試験に合格した経験を生かし、法律に関わる全ての人をテクノロジーで支援 独学で司法試験に合格した経験を生かし、法律に関わる全ての人をテクノロジーで支援
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住 所 東京都千代田区神田錦町3-1 オームビル2F
URL https://sight-visit.com/
株式会社サイトビジット代表取締役 鬼頭政人
2000年開成高校卒業。2004年東京大学法学部卒業。2005年司法試験合格。2006年慶應義塾大学大学院法務研究科修了(JD)。 2007年司法修習終了、弁護士登録(旧60期)。
2007年石井法律事務所入所。弁護士として企業に関わる中、より経営や財務面にも携わる機会を求めて2010年株式会社産業革新機構入社。2013年株式会社サイトビジットを起業。
更新

原点は、2013年に始めたオンライン講座「資格スクエア」

私たちサイトビジットは、法務に関わる方を支援するサービスを提供しています。具体的には、法務関連のオンライン資格講座「資格スクエア」、法務関連の人材紹介サービス「Legal Engine」、電子契約システム「NINJA SIGN」の3つを通じて、「法務を学ぶ、法務職に就く、法務業務をする」を支援しています。

「資格スクエア」で法務について学び、資格を取っていただき、「Legal Engine」で就職・転職をしていただき、「NINJA SIGN」で企業内の法務部門で活躍をしていただきたい。私たちサイトビジットは、「法務領域でのゆりかごから墓場まで」を支援したいと考えています。

私たちサイトビジットの原点は、2013年にオンライン講座「資格スクエア」を始めたことにあります。司法試験を頂点に、司法書士、行政書士、社労士など、いわゆる法律系難関資格試験の受験対策がオンラインで学べるものです。

私は、弁護士資格を取得後、ある企業の投資部門で働いていました。そこでは同年代の起業家の方にお会いする機会がたくさんありましたが、皆さん魅力的な方たちばかりで。簡単に言うと、私もそういう魅力的な起業家になりたいと思ったのです。では、何を扱う会社を起業するのか。100以上の起業アイディアを考えましたがどれもピンときませんでした。そこで、3つの軸で絞っていくことにしたのです。

まず、自分が好きな事業でなければならない。それから、自分が得意な事業でなければならない。そして、市場にニーズがなければならない。

当時、ソーシャルゲームの起業が流行していましたが、私はゲームにはあまり興味がありませんし、得意でもありません。大学の時にボート競技をしていて、ボートは好きで得意です。でも、残念ながらボートは市場ニーズが強いとは言えない。

好き、得意、ニーズの交差点はどこにあるのかと考えたら、私の場合は「勉強と法律」でした。そこで、このカテゴリーで起業しようと考えました。

実は私は予備校に通わず、独学で弁護士資格を取得しました。予備校に通わなかったのは授業料が高いと思ったからです。当時大学も奨学金で通っており、とてもではないですが予備校の授業料は出せない。加えて、価格の高さに納得がいかないという思いもありました。

折しも、英会話や大学受験対策がオンラインで学べるサービスが登場してきて、資格試験の勉強も当然オンラインになっていくと感じました。そこから資格スクエアのアイディアにたどり着いたのです。

予備校を運営するには、校舎を構えなければなりませんし、パンフレットや教材などの大量の紙を刷らなければなりません。しかし、オンライン予備校であれば、そのようなコストは不要です。しかも、同じ会社内の弁理士の先生が、以前予備校で弁理士資格の講座を持っていたカリスマ講師だったのです。お願いしたら、二つ返事で引き受けていただけました。

当時の予備校だと弁理士資格の対策講座の授業料は40万円から50万円が相場です。それを月4000円で提供しようと考えました。「カリスマ講師が圧倒的低価格で授業をする」。間違いなく大成功すると思い、資格スクエアをスタートさせました。

ところが、びっくりするぐらい反響がなかったんです。最初の月の受講者はたった1人でした。多少の問い合わせはありました。対応してみてわかったのは、多くの方々が「あまりに安すぎて、なんだか怪しい」と感じているということでした。

教育コンテンツというのはお金で消費をするものではなかったのです。受講者は、お金よりも時間の方が貴重だと考えていて、勉強とは自分の時間を投資するものだと考えていたのです。40万円の予備校に1年通ったら必ず資格が取れる。一方で、月4000円のオンライン講座を3年受けても資格が取れるかどうかはわからない。多くの方々が、貴重な時間を投資するのだから、ちゃんとした結果を得たいと考えているということです。

それで、価格を少しずつ上げていきましたが、これはいい判断だったとは言えません。価格を上げても、単なるオンライン講座では、予備校の授業の劣化コピーにしかなりません。予備校よりは安くても、質が悪いから安いのだと思われてしまいます。

合格者の勉強法を参考に、「リアルを超えるオンライン学習」を実現

そこで「リアルを超えるオンライン学習」を実現するにはどうしたらいいかを必死で考えました。

まずやったのが、資格試験に合格をした方々に大量に会って、どのような勉強法をしたのかを教えてもらうことでした。合格者の勉強法をオンラインで再現しようと考えたのです。

例えば、合格をした方はテキストを1回読んだら、すぐに演習問題を始めます。そうすることで自分が理解できていない部分を洗い出して、その部分のテキストを再度読んで理解をしていきます。ところが、なかなか合格できない方は最初に何度もテキストを繰り返して読みます。自分が理解できたという確信を持つまでテキストを読み返し、なかなか演習問題に取りかかりません。演習問題で間違える、問題を解けずに苦しむという体験を避けてしまうのです。そのため、ものすごく効率の悪い勉強法になっています。

資格スクエアでは、講義が終わると、すぐに関連する演習問題が出題されます。○×の2択問題であっても、資格スクエアでは選択肢が4つ表示されます。「もちろん○」「たぶん○」「たぶん×」「もちろん×」の4つです。「たぶん」で正答している問題は、理解が十分ではない。「もちろん」で誤答している問題は、何か大きな勘違いをしている。このような解答履歴を記録し、資格試験での出題頻度や他の方の正答率などを加味して、理解が曖昧な問題から復習問題としてシステムが提示するようになっています。

実は、合格する方というのは、独学でもこういう作業を自分の頭の中でやっているのです。資格スクエアでは、合格する方人の勉強法をすべてシステムの中に組み込みました。つまり、誰でも資格スクエアで勉強をすれば、自動的に最高の勉強法で学べるようにしたのです。

資格スクエアでは、カリスマ講師が教え、システムが最高の勉強法に導いてくれる。これが知られるようになって、受講者は増えるようになりました。現在、法律系難関資格7講座を展開していますが、いずれもカリスマ講師とシステム勉強法の組み合わせをとっており、資格スクエアは私たちサイトビジットの基幹事業になっています。

「資格合格後もサイトビジットの価値を感じてもらいたい」

鬼頭社長は、「資格スクエア」で合格した後もサイトビジットの価値を感じてもらいたいという思いから、法律を「学ぶ、就く、遂行する」の一気通貫で同社の価値を感じてもらうための新しいサービスを開始することにしたという。

法務・財務・税務・知財特化型人材サービス「Legal Engine」、電子契約システム「NINJA SIGN」をリリース

資格スクエアで資格試験対策の勉強をされる方の多くが、法務関連の就職や転職をお考えになっています。資格スクエアの受講者が増え、資格試験に合格される方は増えてきましたが、資格スクエアとのお付き合いは合格したらそこで終わってしまいます。

そこで、合格した後も私たちサイトビジットとお付き合いを続けていただき、サイトビジットの価値を感じていただきたいという思いから、2018年に、法務・財務・税務・知財特化型人材に特化した人材紹介サービスの「Legal Engine」事業を始めました。

私たちサイトビジットは、法律に関わるすべての方を支援するサービスを提供することをミッションにしています。資格スクエアで学ぶ方々の支援ができるようになりました。次は、企業の法務部門にリーガルテックサービスを提供することに狙いを定めていたので、資格合格者と企業の双方に提供できるLegal Engineは、企業に向けて提供するリーガルテックサービスの第1歩となりました。

さらに電子契約システム「NINJA SIGN」は、企業の法務部門を直接支援するサービスです。昨今企業の法務部門を取り巻く環境は大きく変化しています。ビジネスはグローバルになっていくのに、法規制はドメスティックで行われます。そのため、法務部門は複数の国の法規制を調べる必要が出てきて、業務量が飛躍的に増加しています。また、暗号資産などのイノベーションが起こり、法律が想定していなかった事態も次々と生まれています。既存の法規制に照らし合わせて、どう解釈するか。法務が判断をしなければなりません。経営判断に大きな影響を与える判断をしなければならない局面が急増しており、今後は「攻めの法務」が求められているようになっているのです。

一方で、契約書に問題がないかどうかチェックするような「守りの法務」は、リーガルテックや人工知能を使って効率化をし、「攻めの法務」に割ける余裕を捻出しなければなりません。「守りの法務」を効率化する第1歩は、契約書を電子化することです。電子データになっていれば、分析も瞬時にでき、人工知能にチェックさせることも可能になります。このリーガルテックを実現するための第1歩が、電子契約書システムであるNINJA SIGNです。

私たちサイトビジットは、「資格スクエア」「リーガルエンジン」「NINJA SIGN」の3つの事業で、法律を「学ぶ、就く、遂行する」の領域で、法務担当者と企業を支援しています。

サイトビジットはフラットな組織、求める人材は「熱くて、粘れる、いいやつ」

私たちサイトビジットの社員数は約50名(2020年4月現在)、そこに外部協力のスタッフを加えると70名以上になります。内訳はバックオフィスが10名前後、BtoCが20名前後、BtoBが15名前後で、現在NINJA SIGNを中心とするBtoBチームは毎週のように人が増えているような状況です。

私たちサイトビジットの組織の特長は、フラットな文化があることです。会議は多くの場合、チーム全員の参加を基本とし、メンバーに意見をどんどん出してもらうことを意識しています。

組織にとって大きな方針を示すような場面では私から発言しますが、それを具体的に実現する立案を考える場面についてはメンバーに任せたい。自分で発案して、実行してみたいと考えている方には最適な環境だと思っています。

私は、自分が常に正しい意見を出せるとは思っていません。むしろ、人間ですから、間違うこともあるし、勘違いをすることもある。だから、逆にみんなに教えてほしいと思っています。私の器が小さい分をみんなが補ってくれるという関係でありたい。

経営者、社員、事業。この3つがバランスよく成長していくことが重要です。事業だけ成長するなんてあり得ないし、経営者だけ、社員だけが成長してもだめ。社員というのは、この会社に時間を投資してくれている投資家です。お金を投資する投資家には配当が返されるように、時間を投資してくれる社員には給与というお金だけでなく、人間的な成長を配当したい。社員が成長すると、経営者である私も成長できるし、事業も成長できる。そういう会社であり続けたいと思っています。

私たちサイトビジットは、大きく成長している最中なので、あらゆる部門で人材が足りていません。特にNINJA SIGNなどのBtoBチームはエンジニア、ビジネスあらゆる職種でもっとたくさんの方々と一緒に働きたいと考えています。

弊社の求める人材は「熱くて、粘れる、いいやつ」です。「熱い」とは成長意欲の高い人、「粘れる」とは困難な課題にもあきらめずに頑張れる人、「いいやつ」とは性根の部分が素直な人例えば、仲間に対して敬意を持つことができ、意見が対立しても無駄に論破しようとしない人です。「オレがオレが」で自分だけ成長すればいい、この会社を踏み台にしてステップアップしようという人は、いくら優秀でも私たちサイトビジットには合わないと思います。

20代のうちは自分の成長を主体に考えてもいいのかもしれませんが、30代になったら、自分だけではなく、周囲や組織、事業の成長がなければ自分も成長できないという原理を理解してほしい。他の人と化学反応を起こしながら、ともに成長をしていけるような人材を求めています。

必要なスキルは部門や職種によって異なりますが、法律系の知識や経験は必ずしも必要ではありません。今活躍しているメンバーの中にも、専門知識は持っていなかったけれど、入社後に学んだという人間がたくさんいます。法律系の知識を持っていれば、サイトビジットのプロダクトに興味を持ちやすい。その程度だと考えています。

今年2020年末には100名弱、4年後には300名から400名程度まで社員を増やそうと考えています。特に新規事業であるNINJA SIGNはテレワークが急速に普及する中で市場としても成長期を迎えており、多くの企業に強い興味を持っていただけていると実感しています。

このような状況なので、事業にかかわる社員の成長スピードも非常に速い。短期間で、自分を大きく成長させたいという方は、このタイミングを逃さず、ぜひ私たちサイトビジットに加わっていただきたいですね。

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