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化粧品WEBメディア「FAVOR」で培った
クリエイティブ力が強み、
商品開発・小売・海外展開などさらなる事業拡大へ

パペルック株式会社
代表取締役CEO 小澤一郎

化粧品WEBメディア「FAVOR」で培った
クリエイティブ力が強み、
商品開発・小売・海外展開などさらなる事業拡大へ 化粧品WEBメディア「FAVOR」で培った
クリエイティブ力が強み、
商品開発・小売・海外展開などさらなる事業拡大へ
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住 所 東京都渋谷区神宮前6-23-2 第25SYビル9F
URL https://www.papelook.co.jp/
パペルック株式会社代表取締役CEO 小澤一郎
中学・高校生の時に携帯サイトのビジネスを行いwebサービス・ビジネスに興味を持つ。 大学2年生の時に画像を使った新しいサービスを考え、知り合いの大学生エンジニアと共に開発学生団体を発足。 2011年に画像SNS「papelook」をリリース。 サービス拡大の為に2011年10月にパペルック株式会社を創業。「papelook」は全世界2000万ダウンロードを超えるヒットアプリに。その後、新規事業として化粧品メディア事業に参入。
更新

化粧品WEBメディア「FAVOR(フェイバー)」、記事・画像・デザイン・動画制作をすべて内製

私たちパペルックは、化粧品WEBメディア「FAVOR(フェイバー)」を運営しています。FAVORは、化粧品の体験レポートを中心にしたメディアで、4年前から始め、今ではコンテンツ数も2万を超し、国内での化粧品に特化した記事の数としては最大級のメディアに育ちました。

化粧品を紹介しているサイトはたくさんありますし、体験レポートを掲載している個人ブログもたくさんあります。しかし、毎年、大量の新作化粧品が発売され、それを編集部内の専属ライターが実際に試し、発色や質感などを評価し、それを記事にするという質の高いコンテンツを提供しているメディアはそうはありません。

私たちのFAVORが質の高いコンテンツを提供できるのは、ライター、カメラマン、デザイナー、動画制作者のすべてを自社内にそろえ、インハウスで制作しているからです。スタッフは、毎日化粧品の記事を作っているので、どう表現すれば読者に伝わるかということを研究し、熟知もしています。専属のスタッフであるということが、コンテンツの質の高さにつながっています。

おかげさまで、化粧品ブランドからは、写真がきれいだと褒めていただいています。例えば、口紅でも新作は20色ぐらいが同時に発売になります。一説によると、男性が見える色数と女性が見える色数には違いがあるそうです。私のような男性には、どれも似たようなピンクにしか見えなくても、女性にとってはそれぞれに違いがあり、イメージが違う。そういう微細な色の差を写真で表現する、とりわけ、スマートフォンのディスプレイで見た時に違いがわかるようにすることには技術が必要です。そういう繊細な作業をして、デジタルディスプレイ上でリアルな口紅の色を表現するということをやっています。そのため、読者は店頭に行って実物の口紅を試さなくても、スマートフォン上で色を確認して、購入に結びつけることができるようになっています。

私たちパペルックの強みはクリエイティブ力です。それを大切にするために、開始当初から制作スタッフはすべてインハウスでやってきました。

クリエイティブを重視するのは、読者に質の高いコンテンツを届けたいということもありますが、ビジネス的な戦略にもなっています。クリエイティブ力があれば、万が一、FAVORがうまく行かなくなっても、別のテーマやメディア以外のビジネスを作ることができます。クリエイティブ力がリスクをヘッジしてくれるのです。

クリエイティブ力を活かし、年内にオリジナルの化粧品ブランド立ち上げ

さらに、私たちパペルックが目指しているのは、クリエイティブ力を活かして、メディア以外の事業を手がけていくことです。すでに、現在、メディアを含めて4つの事業を展開しています。

ひとつは商品企画です。数ヶ月以内にオリジナルの化粧品ブランドを3つ立ち上げる予定です。商品企画、パッケージデザイン、マーケティングをすべてインハウスでやっています。記事制作をしている編集部スタッフも商品企画、デザイン、マーケティングに携わっています。スタッフは、毎日大量の化粧品を試用して、評価しています。すると、どうしても自分たちの独自ブランドで、商品企画の段階から手がけて、思い通りの化粧品を世に送り出したくなる。私たちパペルックは、FAVORで化粧品の目を養い、既存ブランドとの共同開発を手がけることで、化粧品開発のノウハウを学び、ようやく、独自ブランドを立ち上げるところまできました。

製造はアウトソースしますが、商品企画、パッケージデザイン、マーケティング、すべてをインハウスでやっているということが強みになっています。化粧品というのは普通、商品企画から発売まで半年はかかりますが、私たちパペルックはすべてインハウスで行うので、発売まで最短3ヶ月程度で済みます。

特にデジタル時代のマーケティングは、流行の変化が激しく、1年前のマーケティング手法は時代遅れになってしまいます。私たちパペルックでは、商品企画をしたスタッフがマーケティングにも加わります。商品をいちばんわかっているスタッフが、マーケティングも考える。これがすべてをインハウスでやっていることの強みだと思います。

「質の高いコンテンツを提供できるのは、インハウスで制作しているから」

小澤社長は、「質の高いコンテンツを提供できるのは、ライター、カメラマン、デザイナー、動画制作者のすべてを自社内にそろえ、インハウスで制作しているから」と話す。社内には、ライターが記事を書いたり、カメラマンが撮影したりするための、化粧品もそろっている。

「質の高いコンテンツを提供できるのは、インハウスで制作しているから」

小売店舗も手掛けパペルック独自の店舗の出店も計画、海外でEC展開も

もうひとつの事業が小売店舗です。三越伊勢丹様の運営するイセタン ミラーのデジタル関連の事業やロフト様のプライベートブランドやイベントなどを任せていただいている他、まだ日本に入ってきていないブランドや自社商品を集めた私たちパペルック独自の店舗の出店も構想に入れています。

販売店は、消費者との接点であり、事業開始当初から、自分たちの販売店を持ちたいという構想を持っていました。

4つ目が海外展開です。今、中国では日本の化粧品がものすごく売れていて、ここに参入して、中国のECで日本の化粧品を販売する事業を始めています。

この4つの事業が立ち上がったことで、私たちパペルックが当初から描いていた構想がようやく整ってきました。独自企画商品=モノ、メディア=情報、販売店=場、このモノ、情報、場の3つを押さえることで、質の高い化粧品を消費者に提供できるようになります。自分たちで商品を企画し、それをメディアで伝え、実際の店舗で販売するという理想的な形ができあがります。モノ、情報、場の三位一体で化粧品を提供できる企業というのは、私の知る限り、他にはありません。

化粧品の三位一体が軌道に乗ったら、次は別の商品も手がけていきます。化粧品以外もすでにアパレル事業を開始しており、ECを起点に三位一体の仕組みづくりを始めています。

会社は、個人の才能を最大化させる役割を担っている

私個人は、中学生の頃からサービスを作ることに興味があり、自分でCtoCの売買サービスを作ってみたりしていました。自分が考えたことを形にして、それが実際に動き、多くの人に使ってもらい、それがお金を生み出すということに興味があったのです。

大学生の時に、発売されたばかりのiPhoneを買って、衝撃を受けました。すべてがアプリでできていて、アプリの形でサービスが提供できる。自分もアプリを作ってみたいと思いました。それで、知り合いと協力して作ったのが、社名にもなっているパペルックという写真を簡単にコラージュできるアプリです。これはとても受け入れられ2000万ダウンロードを突破しました。

しかし、写真アプリではマネタイズがものすごく難しい。そこで、写真アプリを集客ツールとして使って、関連するメディアを立ち上げ、そちらでマネタイズをしようと考えました。写真アプリ「パペルック」のユーザーは、ほとんどが女性ユーザーでした。ですので、女性向けのメディアを立ち上げようと、ファッション、美容、ダイエットなどいろいろ考えましたが、当時取締役の女性が、ロンドンに出張し、インフルエンサーのゾエラの写真を使った広告が街中にあったと興奮して語ってくれたのです。当時は、まだユーチューバーという言葉が世に出回っていない時代でしたが、ユーチューブから登場したインフルエンサーがマーケティングにも大々的に使われる時代になったと感じました。ゾエラも、化粧品をテーマにしたユーチューブ動画を公開していて、オリジナルの化粧品も出していたので、デジタルと化粧品という組み合わせに魅力を感じて、FAVORを立ち上げることにしたのです。

現在のクリエイティブチームは15名ほど。ライター、カメラマン、動画、デザイナーです。営業などのビジネスサイドは、私たち役員メンバーが動いている状態です。

会社というのは、個人の才能を最大化させる役割を担っていると思います。今、メディア制作に対しては才能のあるスタッフが集まっていますが、それをメディア制作だけに使うのはもったいない。商品企画、商品デザイン、パッケージデザイン、マーケティング。いろいろな方面に才能を使うことで、その人の才能が開花していきます。なので、パペルックのスタッフは、全員が複数領域で仕事をしています。ライターだけど商品企画もする。デザイナーだけどマーケティングにも参加する。そうすると、商品企画をする時も、自然にマーケティングのプランが浮かんでくる。あるいはマーケティングプランを考えながら、商品を企画する。そういう中で、個人の才能が開花していくと考えています。

ですので、マーケティングだけをやりたい、ライターだけやりたいという人よりは、私たちパペルックの三位一体の考え方に共感していただけ、興味を持ってもらえる方に手をあげていただきたい。ひとつの仕事ではなく、商品の企画から販売まですべてに関わりたいという方。特に、三位一体のフレームワークは構築できたと思うので、これを拡大していく力を持った事業マネージャーの方が必要です。

最近始めたアパレルに関しては、軌道に乗ったら子会社化をしていこうと考えています。私たちパペルックの強みはクリエイティブ力です。化粧品のマーケティングは海外が進んでいます。驚くような映像をたくさん発信しています。私たちパペルックは、自分たちで商品を企画し、自由にマーケティングすることで、海外レベルのマーケティングを、日本の中で一歩先んじて手掛けたいと考えています。自分のクリエイティブ力を最大限に開花させたいという方に手を挙げていただきたいですね。

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