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信頼できる医療情報を通じて
「クオリティ・オブ・ライフ」を
高めてもらうことに貢献したい

株式会社メディカルノート
代表取締役CEO・創業者 梅田裕真

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高めてもらうことに貢献したい 信頼できる医療情報を通じて
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住 所 東京都渋谷区渋谷3丁目11-11 IVYイーストビル9階

https://medicalnote.jp/
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株式会社メディカルノート代表取締役CEO・創業者 梅田裕真
1983年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 学生時代から株式トレーダーとして有名になり、大学4年生からヘッジファンドにジョイン。 エンジェル投資家として活動したのち、病院以外で信頼できる医療情報を得られる場がないという課題感のもと、メディカルノートを設立。「医療と人をITでつながる世界」の実現を目指し、サービスの拡大に取り組んでいる。
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病気と向き合いながら生きるために、確かな医療情報が求められている

現在の日本で国民皆保険制度が整っていて、全ての人が医療に対してフリーアクセスできるという点から見ても、とても豊かな社会が形成されています。

そうした意味での「安心・安全」というものは守られている一方で、健康に関するもう一つ別の軸である「クオリティ・オブ・ライフ」という観点からすれば、例えば病気とともに生きていくといったような、人生そのものを支えていけるような情報はあまりにも少ないと感じてました。

それは私自身が大学時代に大きな病気をしたことがきっかけにもなっています。豊かな医療環境は整っていても、病気を抱えて生きていくということになれば、それまでの「安心・安全」だと思えていたものだけでは十分ではなかった。そうした思いから始めたのが、ドクターとユーザーをつなぐプラットフォームとしての『メディカルノート』なのです。

インターネットが普及して多くの人々に選択肢が増えたことは、人々の生活を豊かにする上で役に立っています。例えば、『食べログ』を見れば、今まで知らなった店に出会えるチャンスが生まれるように、医療においても、そうした信頼性や透明性のある情報がもっとあるべきではないかと感じていました。

私自身の病気に関して言えば、主治医の先生はその病気を数十年診て来た方で、培ってきたナレッジや考え方は、私にとってとても大きな救いになりました。ただ、それこそ主治医の先生には、本当は1時間ぐらい時間をかけてお話をお聞きしたい事があるのですが、実際の治療の現場では、そんな時間はないわけです。

そこで、そうした情報がコンテンツとしてネット上にあったら、とても幸せなことだろうなと思うようになりました。「クオリティ・オブ・ライフ」を高めるためには、確かな情報を基にその病気と向き合う必要があるからこそ、そうした情報が求められているのです。

確かな医療情報を、インターネットを使って多くの人に向けて一対一で届けることができれば、社会に大きく貢献できるのではないかという思いが、この会社をつくろうと思ったきっかけとなりました。

ユーザーにとってもドクターにとっても信頼できる場をつくる

ただ、医療情報を扱いたいと考えてはいたものの、自分一人ではコンテンツはつくれないので、医療に詳しい人を探しました。そんな時、同じ方向性の考えを持っていた共同創業者となる井上(メディカルノート代表取締役・共同創業者の井上祥氏)と出会えた事が、創業につながっています。

私達が創業するまでの長い期間、インターネットでは多くの誤った医療情報が流れていました。まとめサイトのようなコンテンツばかりが目立ってしまっていた状況です。これに対して我々は、きちんと情報の発信元にしっかりとアクセスして、足を使って得た情報を伝えていこうと思っていました。

そもそも、誰が何を話し、何を伝えたいのかという事こそが情報の価値だと思っています。そのために、それぞれの病気の治療や研究に携わっているエキスパートの人達に情報を発信してもらえるようにする事を目指してやってきました。そこで大きな力になってくれているのが、自身も医師である井上なのです。

ただ、サービスの開始当初、検索サイト上でまとめサイトなどに勝つことはなかなかできませんでした。インターネット上の医療情報については、2016年末に社会的にも大きく問題化されたサイトに関する議論を経て、やっと見直されるようにもなりましたが、それまではこのビジネスはコンテンツを作るコストが全ての世界でした。つまり、コストが安ければ安いほどいい、という世界です。

例えば、医師への取材などをしないで記事を書いてしまえば、われわれの100分の1のコストでコンテンツを作れてしまう。つまり100倍のコンテンツを流通させることができる。その結果、そうした情報ほどユーザーに届きやすくなってしまいます。でも、結局そういう情報が何か価値を生んでいるのか、というと大変疑問です。そんな情報がいくらあっても、課題解決につながるいいドクターに出会えるとか、自分がどこの病院や診療科にいけばいいのかということには結びつきません。

また、逆にそんな場しかないから、ドクターにとってもインターネットの情報は信頼できないというイメージになってしまっていました。我々としては、まずは医療の現場の人達が安心安全に情報発信ができる場を作っていこうという思いで、そこには大変こだわりを持って取り組んできました。

『医療の現場の方々から発信される確かな情報を提供したい』

梅田氏は、医療の現場の方々から発信される確かな情報を社会に提供するというこだわりをもってメディカルノートを創業。その思いはとどまることはなく、「仕事以外の時間でも常に事業のことを考えている」と言い切る。

『医療の現場の方々から発信される確かな情報を提供したい』

より良い医療を受けることができるためのプラットフォームに

おかげさまで、いまでは1000万人規模にまで月間利用者が広がっていますが、これからの課題としては、より利用者の医療課題に役立ててもらえるようなサービスにしていくために、サービスを広げるというよりも、研ぎ澄ましていくことだと思っています。

現状では、「メディカルノート」の利用者の多くは知りたい病気や症状に関する情報を理解するだけに留まっていることが一般的ですが、その人達に対して、もっと違ったサービスを紹介したり、医療相談のサポートやQOLのサポート支援をするサービスを提供したりできるようになれればいいなと考えています。情報を知るだけでなく、その先の双方向のコミュニケーションもデジタル上で実現できるようすることも考えています。

もちろん、実際の治療は医療機関やドクターをはじめ医療従事者の方々の力で行われるわけですから、患者の方が最良の医療を受けられるように、ユーザーと医療機関をつなげていくようなサービスです。究極的には、そうした医療サービスの情報をつなげるプラットフォームを実現していきたい。そのつなぎ方というのも、医療ならではの形があると思いますし、それは開業医をサポートするというやり方もあれば、地域医療連携というやり方もあるでしょう。そうした課題にユーザーも介在していけるように導いていく事ができる、一つのツールになれればいいなと思っています。

社会的にも大きな意義のある医療という領域で、熱意を持って取り組める人材に期待

社内のメンバーは、大手SNSや、広告情報大手、大手インターネット企業などの出身者も多く、エンジニアやWebプロデューサーなどの開発陣にも、誰もが知るようなプロジェクトに携わった精鋭が集まっています。全員が、医療というバーティカルな領域でプラットフォームを一緒に作っていくということに対して、情熱を持って取り組んでいます。

また、大手ポータルサイトや保険会社との協業など、国内でも最大級の医療情報サイトとして、他社との連携も進み、圧倒的なポジションを占めるまでになってきています。社会的な意義も大きく、課題が残っている領域として、医療はインパクトが大きい分野だと思います。

もちろん、一つひとつの仕事が人の命にも関わるだけに、ミスリーディングは決して許されませんし、すごくセンシティブな領域でもあります。それだけに、これから参加していただく方には、まず我々のビジョンに共感していただけることが第一です。「組織として、世の中の仕組みを変えていくことを楽しめる人」に活躍してもらいたいですね。

もちろん、技術でチャレンジしなければならない、ブレイクスルーしなければならない課題もたくさんあります。現状でもすでに優秀な技術者がそろっていますが、やれることは無限にあるので、チームをさらに整えているところです。

20世紀においてはインターネットという大きな情報革命がありましたが、21世紀の究極的なイノベーションは医療の領域から生まれてくると思います。ガン治療やIPS細胞での再生医療のほか、バイオテクノロジーの領域、ヘルスケアという領域もとても重要な分野になると思います。そうした中で事業ドメインをIT以外のところに広げていくという事も中長期的にあると考えています。

ただ、あまり広く取り組み過ぎても焦点がぼやけてしまいますので、まずテクノロジーを使って色々なサービスを実現していくという事が大切で、さらに、ユーザーと医療機関やドクターとのリレーションのなかでやれることも無限にあると考えています。我こそはという方に、ぜひ加わっていただきたいですね。

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