株式会社フィナテキスト(Finatext)
代表取締役CEO/Co-Founder 林良太
住 所 | 東京都千代田区麹町3丁目6番地 住友不動産麹町ビル3号館 6階 |
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URL | https://finatext.com/ja/ |
私たちフィナテキスト(Finatext)は、「あすかぶ!」「STREAM」などの金融モバイルアプリを提供しています。コミュニティ型株取引アプリ「STREAM」では、株式の売買手数料0円を実現しています。
私たちフィナテキスト(Finatext)のミッションは「金融をサービスとして再発明する」です。今、銀行振込をしたり、株式を売買したりすると、手数料がかかります。しかし、プラットフォーム側では、データベースの数字を移動させているだけなのです。テクノロジーが進歩したことで、インフラコストは従来に比べ低くなってきています。
多くの金融機関は、インフラ構築に莫大な費用をかけ、未だに手数料で収益を上げようとしています。
私たちは、プラットフォームを構築することで、従来インフラにかけなれければならなかったコストを削減できると考えました。そうすることで、フロントのサービス開発に注力でき、フロントの付加価値で利益を出していく。そこで勝負をしていくべきだと考えています。
私たちが特にターゲットにしているのは、20代から40代半までの方です。この世代の方々の多くは「本業以外に稼ぐ力」を身につけたいと考えています。その「稼ぐ力」でいちばん身近なのが株式投資だと思います。なぜなら、株式は、きちんと勉強をすれば利益を出す可能性を高めることができるからです。センスは必要ありません。頭のよさも必要ありません。ただ、学びにかけた時間と学びの深さの積が一定以上であれば、より利益を出しやすくなるのです。
でも、現実には誰もが利益を出しているわけではありません。むしろ、損をしたという人の方が多いかもしれません。それは、勉強を途中でやめてしまうからです。ダイエットとよく似ているんです。ダイエットはどんな方法でも必ず効果があります。でも、効果が出るまで時間がかかるので、途中で挫折をしてしまいがちです。株式投資も、利益が出せるようになるまではそれなりの時間がかかるので、勉強が辛くなって途中で挫折をしてしまうだけなのです。
株式取引の勉強で挫折をしないためにはどうすればいいのか。株式投資が楽しければいいのです。楽しければ忙しくてもやりたくなる、疲れていてもやりたくなる。資産運用が「しなければいけない」ではなく「したくて仕方がない」にすればいいんです。
私たちの手数料0円のコミュニティ型株取引アプリ「STREAM」は、アプリを開くとツイッターのタイムラインのような画面が表示されます。「STREAM」にはSNSがついており、そこのコミュニティに参加している人が、株式について自由に発言できます。この発言の中から気になった株式銘柄があったら、それをタップ。口座開設が済んでいれば、そのまま株式を売買することができます。
安易すぎると思う方もいるかもしれませんが、いいのです。最初から全財産を株式に投資する人はなかなかいません。多くの方は、なくなっても痛くないお小遣いの範囲の額、数万円から始めるという方がほとんどです。数万円でも利益が出たり損失が出たりしますから、株式投資が面白くなります。こうやって実際に投資を楽しみながら、並行して勉強も続けていけば長続きするのです。
私たちは、株式投資をするきっかけを与えたい。きっかけを与えたら、それを長く続けてほしい。「STREAM」は多くの人に、株式投資のきっかけを提供するサービスです。
最初は数万円から株式投資を始める。しかし、売買手数料というものがあると、数万円に対しての手数料の割合は小さくないので、株価が数%あがっても手数料があるために利益が出ないということになります。これではつまらない。つまらないと勉強が続かない。だから、手数料は0円でなければならないのです。
離職率は極めて低いというフィナテキスト(Finatext)。林良太社長は「社長だから偉くて威張っている存在ではありません。ただ「社長」という役割を担う社員の一人だと考えています」と語る。
そのために、私たちは様々な工夫をしています。ひとつは個人投資家がダークプール市場で株取引をできるようにしたことです。ダークプールとは、機関投資家が大量の売買をするとき、売買そのものが株価に影響を与えるのを避けるため、いわゆる取引所外取引をしています。ここで株式を調達すると、例えば市場価格100円の株を95円で買い付けることができることもあります。この場合、私たちと利用者の方で利益を折半します。私たちは95円で買い付けて、利用者の方に97.5円で買ってもらう。でも、市場価格は100円ですから、利用者はすでに2.5円の利益が出ていることになります。ダークプールで約定すると、手数料が0円どころか、さらにお得に取引ができるようになるのです。
さらに、9月から信用取引を始めました。その資金貸付による利益もSTREAMの収入源の1つです。
あるいは、今後、高機能の株式チャートや市場分析コンテンツなどの付加機能を有料でつけるということも考えられるかもしれません。
私はかつて外資系投資銀行に勤めていました。思うところがあって、2013年にフィナテキスト(Finatext)を創業しましたが、最初からうまくいったわけではありません。投資銀行にいた、金融のプロであるという意味のないプライドが邪魔をしていました。
しかし、2014年にアプリ「あすかぶ!」が好評だったことが私を変えました。「あすかぶ!」は、1日ひとつの注目銘柄がお題として出され、翌日上がるか下がるかを当てるというゲームにSNSを追加したアプリです。一見ゲームのようなアプリですが、これが利用者の方から面白いと高く評価され、「あすかぶ!」をきっかけに株式投資の勉強を始める人がたくさん出てきてくれたのです。これだと思いました。みんなが求めているのは、「わかりやすさ」なんだということを教えられたのです。ものすごく大きな成功体験でした。
それ以来、フィナテキスト(Finatext)は、わかりやすさと利用者目線で、金融を身近なサービスとして再発明することを追求しています。
現在、社員数はグローバルで90名ほど。日本、ロンドン、台湾、マレーシア、ベトナム、スリランカの6カ国・地域に拠点があります。組織はいわゆるティール型組織(進化型組織)で、ヒエラルキー的なものはありません。その1つとして、私は「社長」という役割を担う社員の一人だと考えているので、社長だからといって偉いと思っていません。よく社内では、私が発案したことでも、みんなから却下されるということがよくあるぐらいですから。
今のところ、フィナテキスト(Finatext)の離職率は0%です。その理由は、3つのことを心がけているからです。1つは本人がやりたいことと、会社の目標をしっかりとアラインさせる。業務だからと押し付けるようなことはしません。もちろん、そこは採用時にしっかりと話し合います。ですので、優秀な人なのだけどうまくアラインができないと採用を見送らせていただくこともありますし、向こうからこの会社では合わないと辞退されることもあります。会社も人を選びますが、人も会社を選ぶ関係でありたいと思います。2つ目は、フェアな報酬体系です。3つはいい職場環境。会社として当たり前のことを、しっかりと追求しています。
具体的なスキルなどについては、募集要項に詳しく書いてありますが、絶対に譲れない条件が「邪気がない人」です。姑息じゃない人と言ってもいいかもしれません。仕事をやっていれば、必ず苦しいときというのがあるものです。このとき、邪悪な人は周りに悪影響を与え、全員の気持ちをバラバラにしてしまいます。邪気のない集団でないと、苦しい時を乗り越えられないのです。
私たちの「金融をサービスとして再発明する」というミッションに共感でき、しかも邪気がない人。ぜひフィナテキスト(Finatext)に加わってください。
株式会社フィナテキスト(Finatext) 代表取締役CEO/Co-Founder 林良太に関するページ。転職エージェントならマイナビエージェント。マイナビの転職エージェントだからできる、転職支援サービス。毎日更新の豊富な求人情報と人材紹介会社ならではの確かな転職コンサルティングであなたの転職をサポート。転職エージェントならではの転職成功ノウハウ、お役立ち情報も多数掲載。