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保険業界は人口減少により市場規模が縮小する傾向にありますが、
一方では、高齢化による「長生きリスク」に備えた商品やコロナ対応の保険が生まれるなど活発な動きを見せています。
転職市場も活況で、コロナによる採用控えも落ち着き、現在はコロナ以前とほぼ同様の動きになっています。
保険業界の最新の動向と、転職を成功させるために知っておくべき情報をご紹介します。
ABOUT
病気やけが、事故などのリスクに備える保険を取り扱っている保険業界は、
顧客のライフスタイルの多様化や経済状況の変動、自然災害の多発など、
様々な要因を受けて、大きな様変わりを見せています。
保険業界の最新動向についてご紹介します。
日本では人口減少が急速に進んでおり、保険市場が縮小していくことが予測されています。一方、日本人の平均寿命は世界的に見ても非常に長く、2020年の日本人の平均寿命は女性が87.74歳、男性が81.64歳となっています。高齢化が進むに連れて、医療費や介護費用などの「長生きリスク」も指摘されるようになりました。今後、さらに高齢化が加速することで、これら長生きリスクに備えた保険商品のニーズが高まることも十分に予測できます。
業績に関しても見ていきましょう。
金融庁が発表した「主要生命保険会社の令和3年3月期決算の概要」によれば、生命保険会社は新型コロナウィルスの影響で営業活動を自粛したことなどが原因で、令和3年3月期の「保険料等収入」は前年より減少しています。
次に、損害保険会社の業績を見ていきましょう。金融庁が発表した「主要生損害保険会社の令和3年3月期決算の概要」によれば、損害保険会社の「正味収入保険料」は、海外事業での料率引上げ等により、前年に比べて増加しています。
保険業界は、上述の人口減少や少子高齢化に加えて、消費者のライフスタイルの変化や経済市場の変動、さらには自然災害の多発や気候変動リスクなど、様々な環境変化に柔軟に対応し、顧客のニーズにマッチした保険商品を開発・提供していくことが求められます。
そこで、各社はインターネットで加入手続きができるネット保険を販売するなど、販売チャネルの多様化を進めています。また、大手保険会社を中心に、海外の保険会社を買収したり、組織再編により体制強化を進めているケースも見られます。
RECRUITMENT TRENDS
保険業界の転職市場は金融業界の他業種にと比べて活発で、
業界内での転職が多い傾向にありました。
コロナ前後の動きも含めて、保険業界の求人・転職動向について詳しく見ていきましょう。
保険業界は元々業界内の転職が多く、異業種からの転職も増加傾向にありました。特に生命保険業界では、ネット保険が増加している背景から社内開発ができるSEやWebデザイナー、Webディレクターの求人も多く見受けられました。
コロナ禍での採用傾向に関しては、当初は採用縮小傾向にありましたが、その後、採用温度感が回復し、現在はコロナ禍前に近づくくらいまで戻りつつあります。
職種別に見ていくと、最も回復傾向にあるのがコールセンター職です。これは、コロナの影響で対面での営業が難しくなり、非対面の営業ニーズが高まりつつあるためです。また、事務職も一定数求人が戻りつつあります。こちらは、コロナによる採用控えの反動が主な原因として考えられます。
業界に精通したアドバイザーが、
最新の転職動向をお伝えします
MERIT
保険会社に転職するメリットとして挙げられるのはどのようなものでしょうか。
代表的な4つのポイントを紹介します。
お客様とのやりとりを通してコミュニケーションスキルが向上したり、スケジュール管理やタスク管理などを効率良くできたりするようになります。
受注に結び付けるためにはお客様の要望を的確に引き出すことが重要であり、ヒアリング力も身につきます。
保険会社は歩合制を採用している企業が多いため、成果を挙げた分だけ収入に直結します。
がんばり次第で上を目指せるので、チャレンジ精神が旺盛な方や数字を追い求めるのが好きな方にとっては特に向いている職業です。
お客様として接する相手は年齢層も業種も様々で、他の職業では会う機会の少ない方との交流を持つチャンスが広がります。
お客様との会話の内容も様々で、その一つひとつが貴重な経験となり、人間性を豊かにしてくれるでしょう。
保険は、販売する側としてだけでなく自分自身も契約する可能性が大いにある商品です。
仕事を通して保険や国の制度について詳しく学べるため、習得した知識を活用すれば、自分自身のライフスタイルに最も適した保険に入ることができるでしょう。
JOB DESCRIPTION
保険業界の職種は、「営業職」「専門職」「バックオフィス」の3つに大別できます。
それぞれの職種の仕事内容についてご説明します。
営業職の仕事は、保険会社に勤務して法人や個人のお客様に営業活動を行う「ホールセール(法人営業)」や「リテール(個人営業)」を中心に、「代理店営業」、保険会社の代理店に勤務する「カウンターセールス」などがあります。
企業や各種団体の顧客に対して、従業員を対象とする団体保険や退職年金、火災や事故による損失を補填する損害保険、出張先での盗難や事故などを補償する旅行保険といった「法人向けの保険商品」を提案・販売します。
リテールの仕事は、「新規顧客の開拓」と「既存顧客のフォローアップ」の二つの業務に分かれています。新規顧客の開拓は、個人の顧客のライフプランやニーズに合わせて保険商品を提案・販売します。既存顧客のフォローアップは、保険商品をご契約いただいている顧客に定期的に連絡をして、家族構成やライフスタイル、保険に対するニーズなどを確認し、補償内容の見直しや追加のご提案を行います。
自社の保険商品を取り扱っている保険代理店に対して、保険商品に関する情報を提供するほか、販売戦略の提案や勉強会の開催など、販売支援を行います。
様々な保険商品を取り扱う代理店に勤務し、来店した顧客に対応。各社の保険商品を比較・検討しながら、顧客のニーズにマッチした商品を提案します。
保険会社の専門職は、保険数理のエキスパートである「アクチュアリー」や、保険の引受可否を判断する「アンダーライター」などがあります。
医療・経済・自然災害などに関する様々なデータを元に、統計学や確率論等の手法を用いて、生命保険や損害保険、企業年金などの「保険料率や支払保険金額」を算定します。近年は、企業のリスク管理や経営企画に携わるアクチュアリーも増えています。
生命保険の加入申し込みに対して、申込書や健康状態に関する情報が記された告知書、健康診断書などの書類を元に、死亡や入院などのリスクの度合いを見極め、加入の可否を判断します。また、加入する場合は、リスクの度合いに応じて保険料を決定します。
バックオフィスの仕事は、人事や総務、労務などの業務に加えて、保険の新規契約や契約後の各種手続きなど、保険会社特有の仕事があります。
保険の変更や給付金手続きなど、保険に加入しているお客様からの問い合わせに対応する等の業務内容が多いです。アウトバンド(発信業務)、インバウンド(受信業務)双方あります。
「収納」はお客様から間違いなく保険料が入金されているかチェックし、「保全」は保険内容の変更や更新に伴う手続きを行うます。
あなたに合った業界・職種を
一緒に見つけましょう
ANNUAL INCOME
保険業界の平均年収
約438万円
マイナビエージェントの調査によれば、「生命保険・損害保険」の平均年収は、438万円となっています。これを年代別に見ていくと、20代が390万円、30代が593万円。さらに、男女別に見ていくと、20代男性が468万円、30代男性が674万円、20代女性が360万円、30代女性が499万円という調査結果が出ています。
男性の平均年収の伸び幅が非常に大きく、20代と30代では200万円以上の開きがあります。転職によって給料がアップした人の割合は53%となっており、過去のキャリアや経験を活かした転職により、年収アップを期待することができます。
なお、「生命保険・損害保険」は、同じくマイナビエージェントが調査した「金融・コンサルティング」の年収ランキングにおいて、第7位に位置しています。金融・コンサルティング全体の平均年収は421万円ですから、「生命保険・損害保険」は業界内でほぼ平均的な年収と言えるでしょう。
UNEXPERIENCED
金融業界の中でも、保険業界は未経験者の採用を積極的に行う傾向にあります。
未経験者が転職しやすい職種に絞って転職活動を行うことで、採用の可能性がグンと高まることでしょう。
保険業界では、営業職やアクチュアリーなどの専門職、事務職など様々な職種が活躍していますが、これら職種の中でも未経験者を積極的に採用している傾向にあるのが、営業職と事務職(コンタクトセンター)です。未経験で保険業界への転職を目指すのであれば、これらの職種に絞って転職活動を行うと良いでしょう。
保険業界は未経験での転職がしやすい業界ですが、さらに転職の可能性を高めるためにも、早い時期に転職活動を行うことをお勧めします。特に20代の方は、保険業界未経験であってもポテンシャルを評価して採用される可能性が非常に高いです。逆に、30代以降になると、即戦力を求められる傾向が高まるので注意が必要です。
未経験からの転職も、
マイナビ金融エージェントにお任せください
QUALIFICATION・SKILL・EXPERIENCE
保険会社に転職する際にはどのようなスキルや資格、経験があると良いのでしょうか。
面接や志望動機を考える際の参考としてもご活用ください。
生損害保険を案内・説明する仕事をするのであれば、「生損保一般試験」に合格する必要があります。
ただし、入社時の研修を通して合格できる知識を身につけられる場合も多いので、必ず入社前に取得しておかなければいけないというものではありません。
生命保険業界に関する知識を問う「CBT試験」に合格していると業務に関する基本的な知識を持っていることのアピールとなるので、転職前に取得すると有利になります。
営業職はお客様とのやりとりだけでなく社内の調整や損害賠償先との折衝も行うため、高いコミュニケーション能力が求められます。
提案が実を結ばないことも少なくないので、うまくいかなくてもすぐに切り替えて次の行動がとれるような方に向いています。
営業の中で出会うお客様はさまざまな背景を持っているため、一人ひとりに最適なプランを提案して契約に繋げなければなりません。
そのため、ヒアリングを通して相手にとって最もメリットのある提案を組み立てられるコンサルティング能力が求められます。
REASON・MOTIVATION
保険業界は給与水準が高く、また、福利厚生などが充実していることから、転職先として人気の業界です。
ここでは、保険業界への転職を成功させるうえで大切になる「志望動機」のまとめ方について説明します。
経験者の転職は、過去の経験を活かせることから、年収アップやキャリアアップなどを期待することができます。
志望動機をまとめる場合は、以下の流れに沿ってまとめていくことをおすすめします。
志望動機をまとめることで、転職に対する想いやキャリアのビジョンなどを改めて整理することができるでしょう。
まず、「なぜその保険会社を選んだのか」について整理します。経験者の場合、面接などで、「なぜ同業他社から当社への転職を考えたのですか」といった質問を受ける可能性があります。応募先の保険会社に対して感じた魅力を、自分なりの言葉でしっかりまとめておきましょう。
最後に、応募先の銀行が求める人物像と、皆さん自身がこれまでの経験で得たスキルを照らし合わせてみましょう。求める人物像については、求人情報やコーポレートサイトなどに掲載されています。両者を照らし合わせることで、応募先企業でどのようなスキルや経験を活かすことができるか見えてくるでしょう。
企業によっては採用サイトを持っているところもあります。求める人物像に加えて、採用担当者のメッセージなども読むと、より具体的に「どのような人材を求めているか」が把握できるでしょう。
経験者の場合、前職での経験をフルに活かすことができるため、未経験者に対して大きなアドバンテージを持つことができます。待遇の交渉などにも有利に働くので、「過去の経験で得たスキルを、貴社でこのように活かすことができます」と明確にアピールすることが大切です。
好待遇を期待できる保険会社は、未経験から人気の高い業種です。
未経験で保険会社への転職を目指す場合は、前職での経験をしっかりと深掘りし、
応募先の保険会社で活かせるスキルがあるとアピールすることが大切です。
未経験の場合、採用担当者は「なぜ、保険業界を志望したのか」といった疑問を抱きます。なぜなら、同業界へ転職したほうが、過去の経験を活かせるからです。じっくり自分の心と向き合って、「なぜ、今いる業界から保険業界への転職を考えるようになったのか」を振り返り、整理しておきましょう。
同じ保険業界でも、生命保険会社と損害保険会社では、扱う商品や会社としての役割が異なります。まずは、これらの違いを理解したうえで、「なぜ生命保険会社なのか」「生命保険会社である理由」に絞って、志望動機をまとめましょう。
次に、「なぜその保険会社を選んだのか」について整理します。応募先の保険会社について調べるのはもちろん、同業他社についても調べ、比較することで、その会社ならではの魅力が見えてくるでしょう。その魅力を、自分なりの言葉でしっかりまとめておきましょう。
最後に、応募先の保険会社が求める人物像と、皆さん自身がこれまでの経験で得たスキルを照らし合わせてみましょう。
未経験者の場合、「転職先で活かせるスキルや経験があるか」といった視点を持つことがポイントになります。例えばコミュニケーション力やヒアリング力などのヒューマンスキルは、あらゆる業界で必要とされます。
そこで、志望する保険会社で業務に携わる姿をイメージし、「これまで培ったスキルをどう発揮できるか」を具体的に洗い出していきましょう。
CAREER・CHANGE JOBS
保険業界で一定の経験を積んだ後、どのようなキャリアや転職先が拓かれているのでしょうか。
ここでは、保険業界で得た経験やスキルを活かせるキャリアや転職先についてご紹介します。
保険業界で業務経験を積むことで、営業スキルやアウトプットのスキル、金融に関する知識など、幅広いスキルを習得できます。
保険商品は仕組みが非常に複雑で、類似の商品も多く、お客様への提案においては、「わかりやすく説明する」ことが求められます。専門的な知識をかみ砕いて分かりやすく説明するアウトプットのスキルは、他業界の営業職はもちろん、販売職やカスタマーサポートでも活かせるでしょう。
保険業界の営業職は、お客様に保険商品の提案を行うことで、コミュニケーション力やプレゼンテーション力や交渉力などのスキルが身につきます。これらのスキルは他業界の営業職はもちろん、営業職以外の仕事でも活かすことができます。
保険業界の営業職は、保険商品に関する知識を中心に、関連法規や税などの知識を備えています。また、ファイナンシャルプランナーの資格保有者も多く、日々の業務や資格取得などを通じて、金融に関する広い知識が身につきます。
保険会社の営業職として培ったコミュニケーション力やプレゼンテーション力、交渉力などの営業スキルは、他業界の営業職でも活用できるものです。過去の営業実績をアピールすることで、採用の可能性がグンと高まることでしょう。
保険業界で得たスキルを最も活かせる転職先は、同業の保険会社になります。業界に関する知識が身についているので、応募先企業の働く環境もイメージしやすいことでしょう。年収アップやキャリアアップ、ワークライフバランスの充実など、希望する条件にマッチした転職先を探しましょう。
保険会社の事務職として経験を積んできた方も、同業他社への転職をお勧めします。新規契約や契約後の各種手続きなどを通じて身につけた事務処理能力全般が評価の対象となります。
他業界・他職種への転職も、
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この他にも非公開求人を多数ご紹介することができます。
FAQ
未経験で保険会社への転職は可能ですか?
未経験でも保険会社への転職は可能です。個人向けの営業職や一部の代理店営業、コールセンター、事務職などは未経験可能なポジションもあります。一方で、非常に専門性が高いアクチュアリーや査定業務、また損害保険の営業も経験が必須であることが多いです。
保険会社からのキャリアアップとしては、どのような選択肢がありますか?
保険会社で経験を積むと高い専門性を身に着けられるため、全国どこに行っても保険に携わる求人は見つけやすいです。また、顧客の潜在的なニーズを捉え、提案する力が身に就くため、他幅広い業界での営業職へ転向も可能ですし、個人事業主として独立される方もいます。
保険会社に転職可能な年齢は何歳までですか?
保険会社へ転職可能な年齢は、金融業界の他業種と比較しても広めの傾向があります。未経験の場合は20~30代が有利になりますが、経験があれば40代でも十分転職可能です。ただし募集企業やポジションによってに差がありますので、気になる方はエージェントにお尋ねください。
20代~30代の保険会社の平均的な年収水準を教えてください。
保険会社の平均年収は、20代が390万円、30代が593万円です。企業や職種によっても大きく差があり、おおよそ300万~1000万のレンジになります。業績連動型の営業職の場合は、数千万プレイヤーも夢ではありません。平均年収ランキング
(生命保険・損害保険)
保険会社の選考の特徴を教えてください。
保険会社の選考の特徴として、1次面接においては比較的和やかな雰囲気の企業が多いです。一方最終面接では、目標に対する達成意欲や、入社後に長く働く覚悟を持っているか問われるような質問を受ける事もあります。また、適性検査を必須としている企業が多いのも特徴です。
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