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更新日:2026-01-27

転職エージェントに休職を伝える?メリット・デメリットと活用のポイント

この記事のまとめ

  • 休職中の転職活動は基本的には可能だが、休職していることは転職エージェントに隠さず伝えるのがおすすめ。
  • 休職理由を伝えるときは、同時に「現在は業務に支障がないこと」や、「これからのキャリアについてどう考えているか」を前向きに伝えることが大切。
  • 転職エージェントに休職理由を伝えておくと、理由に配慮した転職先の紹介や無理のないスケジュールでの転職活動が期待できる。

休職中に転職活動を始めようと考えているものの、転職エージェントに休職していることを伝えるか迷っている方もいるのではないでしょうか。「伝えたら求人を紹介してもらえないのでは」「選考で不利になるのでは」といった不安から、休職の事実を隠したまま活動を進めようと考える方もいるでしょう。

しかし、休職を伝えないことには、思わぬリスクが潜んでいます。本記事では、転職エージェントに休職を伝えるメリットとデメリット、適切な伝え方、そして休職中の転職活動を成功させるポイントを詳しく解説します。

目次

転職エージェントには休職していることを伝えたほうがよい?

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結論からいうと、転職エージェントには休職していることを伝えるのがおすすめです。まずは、その理由をざっくりと解説します。伝えるか悩んでいる方は、こちらにまとめた内容を基に考えることで、客観的に判断できるでしょう。

休職中でも転職活動は可能

家庭の事情、けがや病気の治療、産休・育休など、どのような理由で休職をしていたとしても、休職中の転職活動は法的に認められています。休職中に転職エージェントやハローワークといったサービスを利用することもまったく問題がないため、「休職中である」と伝えても、強制的に利用を禁止されることはないでしょう。

参照:日本国憲法|e-GOV法令検索

休職は転職エージェントに伝えるのがおすすめ

休職中であることを隠して転職エージェントを利用することは、おすすめできません。休職中であることが転職後に判明した場合、転職先企業からの信用を損ない、場合によっては雇用契約の破棄となってしまう恐れもあります。

休職の理由によっては、企業にマイナスイメージを与える可能性は避けられませんが、だからこそ転職エージェントのフォローを得ることは大切です。休職中であることや関連した不安は、前もって相談しておきましょう

転職エージェントに休職理由を伝えるメリットとデメリット

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転職エージェントには、休職していることや休職理由を伝えるのがおすすめです。しかし伝えることで得られるのは、メリットだけではありません。ケースバイケースではありますが、デメリットにつながることもあるため、あらかじめ理解しておきましょう。

【メリット】休職理由に配慮した転職先を勧めてもらえる

休職理由を転職エージェントに伝えておけば、理由に配慮した転職先を優先して紹介してもらえるでしょう。たとえば「予定外のことが起こると対応に困る」といった方であればマニュアル通りの業務が多い転職先を紹介してもらいやすく、「小さな子どもがいるので急に休むことや早退することがあるかもしれない」といった方であればフレキシブルな働き方が可能な転職先を紹介してもらいやすくなります。

【デメリット】休職理由によっては回復優先を提案される

休職の理由が心身の不調によるものであった場合、状況によっては「回復を優先したほうがよいのではないか」と、転職エージェントから提案される可能性があります。転職活動を進めたことで不調が悪化してしまった場合、転職エージェントでは責任が取れないためです。

また「内定を獲得したとしても、業務に支障がありそうだ」と捉えられてしまった場合、早期離職のリスクを懸念され、転職先を積極的に紹介してもらえない恐れもあります。休職していることを伝える際には、現在の状況を正しく伝える必要があるでしょう。

転職エージェントに休職を伝えないリスク

休職していることを転職エージェントに伝えないまま転職活動を進めた場合、複数のリスクが生じる可能性があります。最も重大なリスクは、内定後に休職の事実が判明した際、内定取り消しになる可能性があるという点です。特に業務遂行に支障をきたす理由での休職を隠していた場合、「重要な情報を隠す人物は信頼できない」と判断され、採用の決定が覆ることもあります。

加えて、入社後のミスマッチにもつながります。休職理由となった課題が転職先でも発生する可能性があるにもかかわらず、事前に伝えていなければ、企業側も適切なフォロー体制を整えられません。結果として、自身の体調が再び悪化したり、早期退職を余儀なくされたりするリスクが高まります。転職エージェントに休職を伝えることで、こうしたリスクを回避し、長期的に働ける環境を見つけやすくなります。

休職していたことが分かってしまう3つの要因

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転職エージェントに休職を隠したい場合、多くは転職先の企業にも休職を隠したいと考えているでしょう。しかし休職していたことが企業に知られる可能性はいくつもあります。休職を隠していても知られてしまう要因として、代表的なものを3つ確認しましょう。

1.勤務先の同僚や上司

休職している企業の同僚や上司から、休職中であることやその理由が転職先に伝わってしまう場合があります。たまたま転職先に知人や友人を持つ同僚や上司がいるようなケースのほか、転職先企業がリファレンスチェックをする企業であるケースなどです。

SNSから判明することもあります。休職中に転職活動していることを隠したいのであれば、第三者に情報を漏らすのは、避けるのがよいでしょう。

2.源泉徴収票や住民税

転職先に提出する源泉徴収票には、1年分の給与額が記載されているため、その金額があまりに少なかった場合、「休職期間があったのではないか」と勘繰られる恐れがあります。同様に住民税の納税額が少ないケースでも、「納税額が少ない=昨年の給与額が少ない」ということから、休職期間について悟られてしまうかもしれません。

3.傷病手当金

転職後、万が一けがや病気が再発して傷病手当金を申請することになると、場合によっては休職が発覚してしまいます。傷病手当金は、同じけがや病気を理由とする場合に支給期間の制限が定められているため、申請手続きをする担当者が「これまでに傷病手当金を受給していないか」を確認するためです。再発率が高い場合には、特に注意を払う必要があります。

転職エージェントへの休職理由の伝え方

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後からトラブルになることを避けるため、転職エージェントや転職先には、休職していたことや休職理由をきちんと伝えるのがおすすめです。しかし伝え方によっては誤解を招く恐れもあるため、正しい伝え方を確認しておきましょう。ここでは、休職理由ごとに伝え方のコツを解説します。

けがや病気の場合

けがや病気による休職中であれば、現在どのような状態であるのかを分かりやすく丁寧に伝えましょう。「業務に支障がない状態であること」や「早期離職リスクがないこと」をしっかりと伝えられれば、内定を獲得しやすくなります。

なお業務上で問題になり得ることや、「通院のため、ときに早退日が必要」などといった場合には、あらかじめ伝えておくとよいでしょう。隠して内定を獲得しても、入社後の負担が大きく、けがや病気を悪化させてしまっては元も子もありません。

留学や資格取得のための場合

留学や資格取得のために休職期間を設けていた場合には、「なぜ休職してまでスキルアップを目指したのか」を詳しく伝えましょう。ポイントになるのは、今後のキャリアプランと絡めて伝えることです。キャリアプランにマッチした理由であればあるほど、ポテンシャルを認められ、会社に貢献してくれる人材だと評価されやすくなるでしょう。

介護や育児のための場合

介護や育児など、家庭の事情により休職していたのなら、けがや病気の場合と同様に「現在は業務に支障がない状態であること」や「早期離職リスクがないこと」をよく伝えましょう。シフトの希望や早退の可能性についても、あらかじめ伝えておきます。家庭と仕事の両立を前向きに考えていることを示すことで、堅実に物事を見据えられる人材として評価を得られるでしょう。

休職中に転職エージェントを活用するポイント

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休職中に転職エージェントを利用する際は、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。事前に準備しておきたいことや、活動中に意識したいことを理解しておくことで、より効果的に転職エージェントを活用できるでしょう。ここでは、休職中に転職エージェントを活用する際の具体的なポイントについて解説していきます。

事前に現職の就業規則を確認しておく

休職中に転職エージェントを利用する前に、まず確認しておきたいのが現職の就業規則です。企業によっては、就業規則に休職中の転職活動を制限する規定を設けている場合があります。こうした規定に違反すると、懲戒処分の対象になる可能性があるため注意が必要です。

就業規則は、人事部や社内ポータルサイトなどで確認できます。特に「休職中の副業・兼業の禁止」や「企業秩序の維持」に関する項目をチェックしましょう。規定がない、または転職活動を明確に禁止していない場合でも、後々のトラブルを避けるため、可能であれば上司や人事担当者に相談しておくと安心です。事前に就業規則を把握しておくことで、リスクを回避しながら転職活動を進められます。

体調を優先する

休職中の転職活動において大切なのは、体調や家庭の事情を最優先にすることです。転職エージェントに休職を伝えることで、無理のないペースで活動を進められるようサポートしてもらえますが、それでも転職活動自体が負担に感じるようであれば、活動を一時中断する判断も必要です。

転職エージェントは、あなたの状況に応じて面接のスケジュール調整や求人紹介のペース配分を柔軟に対応してくれます。しかし、無理を押して活動を続けた結果、体調がさらに悪化したり家庭の事情が複雑化したりすれば本末転倒です。

転職はあくまで手段であり、ゴールではありません。まずは心身の回復や生活の安定を図り、万全の状態で転職活動に臨むことが、長期的に見て最良の選択といえるでしょう。キャリアアドバイザーに現在の状態を正直に伝え、適切なタイミングで活動を再開できるよう相談することをおすすめします。

転職の軸を明確にする

転職の軸を明確にしておくことも重要です。自己分析や経歴の棚卸しを入念に行うことで、転職理由や希望条件を明確に伝えられるようになります。具体的には、「なぜ転職したいのか」「どのような働き方を実現したいのか」「これまでの経験をどう活かしたいのか」といった点を整理しておきましょう。休職理由を踏まえて、次の職場に求める条件を明確にしておくことも大切です。

こうした準備を事前に行っておくことで、キャリアアドバイザーはあなたの希望に沿った求人を的確に提案できます。転職の軸が定まっていれば、面接でも一貫性のある説明ができ、企業側に好印象を与えられるでしょう。

キャリアアドバイザーには本音を伝える

休職中に転職エージェントを活用する際は、キャリアアドバイザーには本音で状況を伝えることが大切です。休職理由を含めて正直に話すことで、あなたの状況を踏まえた最適な転職のタイミングや応募先についてアドバイスを受けられます。

たとえば、体調面での休職であれば無理のないスケジュールを組んでもらえますし、育児や介護による休職であれば柔軟な働き方が可能な企業を優先的に紹介してもらえるでしょう。本音で相談することで、入社後のミスマッチを防ぎ、長く働ける環境を見つけやすくなります。

ただし、現職への不満を感情的に伝えることは避けましょう。あくまで事実を基に「次の職場ではどうありたいか」という前向きな視点で伝えることが、キャリアアドバイザーとの信頼関係を築くうえでも重要です。

休職中の転職活動に関するよくある質問

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休職中の転職活動を進める中で、転職エージェントへの情報共有や応募先企業への伝え方など、疑問が生じることも少なくありません。ここでは、休職中の転職活動に関してよく寄せられる質問について、具体的に解説していきます。

Q.転職エージェントが応募先企業に休職の事実を伝えることはある?

転職エージェントが求職者の同意なく、休職の事実を応募先企業へ伝えることは原則的にありません。休職理由が病気やけがである場合、その情報は個人的な事柄であり、プライバシー保護の観点からも慎重な取り扱いが求められます。また、ちょっとした認識の違いや伝え方のニュアンスによって、応募先企業が誤解や認識違いを起こしてしまう可能性も考えられます。

このため、転職エージェントは休職の事実を応募先企業に伝える場合、求職者本人に確認を取って同意を得てから行動します。ただし、面接の際に現在の体調や業務上配慮が必要な事柄について、あなた自身が直接企業へ伝えることが推奨されます。

Q.休職していることを転職先にも伝えたほうがよい?

「転職エージェントに休職を伝えないリスク」の見出し内で触れたように、休職の事実を隠したまま転職活動を進めることには大きなリスクが伴います。応募先企業に対しても、休職していることは基本的に伝えたほうがよいでしょう。

なぜなら、うそをついて入社した場合、後から発覚すると内定取り消しや解雇につながる可能性があるためです。休職の事実を隠して入社すると、企業との信頼関係が根本から損なわれます。特に傷病による休職を隠していた場合、「重要な情報を意図的に伝えなかった」と判断され、雇用契約上の信義則違反と見なされかねません。

入社後に長く働き続けるためにも、面接の段階で休職の事実と現在の状況を誠実に伝えることが重要です。その際、転職エージェントに相談しながら、どのように説明すれば企業に安心してもらえるかを一緒に考えることをおすすめします。

Q.面接で休職理由を聞かれたら?

面接で休職理由を聞かれた際は、事実を簡潔に伝えたうえで、前向きな姿勢を示すことが重要です。まず、傷病による休職の場合は「現在は完治しており、業務に支障なく働ける状態である」ことを明確に伝えましょう。医師の診断書があれば、それを提示することで企業側の不安を軽減できます。

加えて、休職期間中に得た気づきや学びを前向きな転職理由につなげることも効果的です。たとえば「休職期間中に自身のキャリアを見つめ直し、これまで培ったスキルをより活かせる環境で成長したいと考えるようになった」といった説明です。

一方で、現職の批判や不満をそのまま伝えることは避けましょう。企業側に「入社後も同じ問題が起きれば辞めてしまうのではないか」という懸念を与えてしまいます。休職理由の説明に不安がある場合も、事前に転職エージェントに相談することをおすすめします。

休職中でもマイナビ転職エージェントなら安心!

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休職中の方には、マイナビ転職エージェントがおすすめです。無料でさまざまなサービスを利用できるため、転職活動を効率的に進められるでしょう。ここでは、マイナビ転職エージェントを活用することで得られる3つのメリットを紹介します。

転職支援を無料で受けられる

マイナビ転職エージェントでは登録はもちろん、キャリアアドバイザーによる転職先のご提案から面接対策まで、すべてのサービスが無料です。「転職活動をしてみようかな」と思い立ったなら、いつでも気軽にご利用いただけます。「転職するか悩んでいる」「自分に合った仕事が分からない」など、ご相談だけのご利用も可能です。

自身に最適な求人を紹介してもらえる

マイナビ転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーは、各職種の転職事情を熟知しており、希望に合致した転職先のご提案が可能です。

また一般的な転職サイトでは見られない「非公開求人」も多数取り扱っています。非公開求人は、急ぎで人材が必要になった大手企業が大々的に募集している時間がないために利用するケースもあるため、思いも寄らない転職先に出会えることもあるでしょう。

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丁寧な応募書類や面接対策で成功率がアップする

マイナビ転職エージェントのサービスの一環である応募書類の添削や面接対策をぜひご活用ください。好印象を得るための基礎知識を学べるのはもちろん、応募先企業が求める人材像に合致した応募書類の書き方や面接時の受け答えまで押さえられます。書類作成やスケジュール管理の手間だけでなく、内定の獲得率も高められるでしょう。

まとめ

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休職中でも転職エージェントの利用は可能ですが、休職の事実は正直に伝えることが重要です。隠したまま活動を進めると、内定取り消しや入社後のミスマッチにつながるリスクがあります。休職理由を本音で伝えることで、配慮した求人紹介や適切なアドバイスを受けられるでしょう。

「転職するか悩んでいる」「自分に合う転職先が分からない」といったお悩みは、ぜひマイナビ転職エージェントにご相談ください。まずは気軽に登録して、あなたに最適な転職活動の進め方を一緒に考えてみませんか。専任のキャリアアドバイザーが、安心して次のステップへ進めるようサポートします。

執筆・編集

マイナビ転職エージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビ転職エージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

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