やりたい仕事がない人向け|見つからない原因と5つの対処法を解説|求人・転職エージェント

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更新日:2025/04/22

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やりたい仕事がない人向け|見つからない原因と5つの対処法を解説

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この記事のまとめ

  • 「やりたい仕事がない」「やりたい仕事が分からない」場合は、自分の興味や価値観を整理できていなかったり、世の中に存在する仕事に関する情報が不足していたりする可能性がある。
  • やりたい仕事を見つけるには、自己分析ツールを活用する、副業を始める、転職エージェントに相談するなどのアプローチ法を検討するとよい。
  • やりたい仕事を探す際には、「自分に向いているか」「将来性があり長く働けるか」といった点に注意することがポイント。

「やりたい仕事がない」「自分が何をしたいのか分からない」と悩む人は少なくありません。やりたい仕事がよく分からないときには、まず現状を分析することが大切です。そのうえで自分にできる仕事を探したり、第三者に相談したりすると、やりたい仕事を見つけられる可能性を高められます。

この記事では、やりたい仕事が分からない理由、やりたい仕事を見つけるためのアプローチ方法を解説します。自分がやりたいと感じる仕事に出会えれば、充実した日々を送れるようになるでしょう。

目次

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やりたい仕事がない人は多い

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やりたい仕事やキャリアプランが明確になっていない段階で、進路選択を迫られることがあります。また、社会的な要因や経済的な事情など、さまざまな理由で本来の希望とは違う仕事を選ばざるを得ない場合もあるでしょう。

やりたい仕事がなくても焦る必要はなく、無理に見つける必要もありません。自然とやりたい仕事が見つかる場合もあります。転職を考えている人は、自分に向いている仕事や将来性の高い仕事など、視点を変えて選ぶのもよいでしょう。

「やりたい仕事がない」「分からない」のはなぜ?

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「やりたい仕事がない」「何がしたいのかが分からない」といった悩みを抱えている場合は、その原因を突き止めることで解決方法が見つかる可能性があります。やりたい仕事の答えが「自分自身の中にすでにあるものの気づいていない」ケースであれば、情報の収集により解決につながることもあるでしょう。

ここでは、「やりたい仕事がない」「分からない」という状態に陥ってしまう原因を3つ紹介します。

自分の興味や価値観を整理できていない

自分の興味や価値観が整理できていないと、「やりたい仕事が分からない」と感じやすくなります。特に、学生時代から「よい会社に入りたい」「安定した仕事を選びたい」といった外部の価値観に影響されすぎると、自分自身の本当の関心に気づけないことがあります。

まずは、自分がどのようなことに夢中になれるのか、何を大切にしているのかを深く考えてみましょう。学生時代の出来事や趣味などの中から、時間を忘れて取り組んだことを思い出す方法も有効です。それが仕事選びのヒントになることがあります。

業界や職種に関する知識が乏しい

世の中にはどのような業界・職種があるのかを把握できていないことも、やりたい仕事が分からないと悩む原因のひとつです。

たとえば「クリエイティブな仕事がしたい」と思っても、「デザイナー」や「ライター」しか思い浮かばない場合、選択肢が狭まってしまいます。実際には「UXデザイナー」「コンテンツマーケター」「映像編集者」などさまざまな関連職種が存在し、その中には自分に合った仕事があるかもしれません。しかし知識がないと、自分に適した仕事に就ける可能性を見逃してしまうでしょう。

そのため、やりたい仕事が分からないと悩んでいるときには、まずどのような業界があるのか、その業界ではどういった職種が活躍しているのかを調べることが大切です。

将来のキャリアプランを描けていない

どのような方向性でキャリアを築くかが明確になっていないため、いま何をすればよいか分からないケースもあります。キャリアプランが明確で5年後や10年後にどのようになっていたいかが明らかであれば、転職で何を目指すかが見えてきます。そのため、やりたい仕事を見つけるのは比較的容易といえるでしょう。

しかしキャリアプランが決まっていないと転職の方向性が決まらず、やりたい仕事がないと感じてしまいかねません。将来のキャリアプランがまだ定まっていないのであれば、まずは時間を取って自分の目指す将来像を一度考えてみるとよいでしょう。

やりたい仕事を見つける5つのアプローチ

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好きなことや得意なことを仕事にできれば理想ですが、その答えを見つけるのは簡単ではありません。しかし、いくつかのアプローチを試すことで、自分に合った仕事の方向性を見つけられます。ここでは、やりたい仕事を見つけるための方法を5つ紹介します。

1.自己分析のツールを活用する

やりたい仕事を見つけるためには、まず自分をよく知ることが大切です。しかし、自分の適性や強みを客観的に理解するのは簡単ではありません。そこで役立つのが、自己分析ツールの活用です。

たとえば、適職診断ツールを使うと、自分の性格やスキルに合った職業の傾向を知れます。インターネット上には、無料で利用できる診断ツールがいくつかあるため、ぜひ検索してみてください。

また、「モチベーショングラフ」や「マインドマップ」などの自己分析のフレームワークを活用するのも手です。モチベーショングラフは、過去の出来事と、そのときのモチベーションの変化をグラフで可視化するツールです。自分のモチベーションの源泉がどこにあるのかを知りたい場合に適しています。

マインドマップは、中心となるキーワードから連想される言葉を放射状に展開し、思考を視覚的に整理するツールです。複雑な情報を視覚的に整理し、全体像を把握できるメリットがあります。

2.副業から始めてみる

頭の中で考えているだけでは、本当にやりたい仕事が見えてこないこともあります。そのようなときは、小さな一歩を踏み出してみるのが有効です。副業やアルバイト、ボランティア活動を通じて実際に仕事を経験することで、自分に合うかどうかを肌で感じられるでしょう。

たとえば、ライティングやデザイン、プログラミングなどはクラウドソーシングサービスを利用すれば簡単に副業として始められます。また、飲食店や接客業のアルバイトを通じて、対人スキルやサービス業の適性を見極めることも可能です。

3.オンライン講座を受講する

「何か新しいことを学びたい」「興味のある分野を深掘りしたい」と思ったときは、オンライン講座の受講がおすすめです。たとえば、オンライン学習プラットフォームでは、ビジネススキルやプログラミング、デザインなど幅広い分野の講座が提供されています。さまざまなことを学ぶ中で、自分が本当にやりたい仕事が見つかる可能性があります。

また、書籍を活用して独学を進めたり、資格取得を目指したりすることも、やりたい仕事を見つける手助けになるでしょう。たとえば、TOEICの勉強を通じて英語を活かした仕事に興味を持ったり、簿記の学習をきっかけに会計業務に関心を抱いたりすることもあります。まずは気になる分野の学習から始めてみましょう。

4.「やりたいこと」ではなく「できること」を探す

「やりたいことが分からない」と悩むのであれば、「できること」に目を向けてみるのもひとつの方法です。過去の成功体験を振り返り、自分の長所や得意分野を分析することで、仕事に活かせるスキルや強みを見つけられる場合があります。

たとえば、「プレゼンが得意だった」「チームをまとめるのがうまかった」など、自分が自然にできていたことを思い出してみましょう。それを活かせる仕事を探すと、高いモチベーションを維持した状態で働ける可能性があります。

5.相談する

ひとりで考えていてもやりたい仕事が分からないときは、第三者に相談してみましょう。家族や友人、職場の先輩など身近な人に話を聞いてもらうと、新たな気づきを得られる可能性があります。

また、転職エージェントやキャリアカウンセラーに相談するのも有効な方法です。プロの視点から適職のアドバイスをもらえるため、自分では気づかなかった答えが見えてくることもあります。

さらに、SNSやオンラインコミュニティを活用するのもおすすめです。実際にやりたい仕事をしている人の話を聞いたり、質問したりすることで、具体的なイメージを持てるでしょう。

【年代別】やりたい仕事が見つからないときに意識したいこと

自分がやりたいと思える仕事がない状況で転職しなければならない場合、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。ここでは年代別に転職活動で意識したいことを紹介します。転職活動の進め方が分からないときは、以下のポイントを参考にしてみるとよいでしょう。

年代 ポイント
20代 ・できるだけ早い段階で将来のキャリアプランを明確にする
・楽しさややりがいを基準にやりたい仕事を探す
・未経験職種を含めて幅広い選択肢から希望のキャリアプランを実現できそうな企業を探す
30代 ・過去の経験から自分の武器となるスキルを可視化する
・成果を出せた経験から適性の有無を判断する
40代 ・自分の専門性を可視化して転職の武器にする
・専門性を極められる職種を中心にする

20代であればポテンシャルを重視した選考を受けられるため、未経験職種も含めて幅広く探すのがおすすめです。30代以降は専門性やスキルレベルが求められます。したがって、これまでの経験を活かせる職種からやりたい仕事を探すとよいでしょう。

やりたい仕事を探すときの注意点

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転職先を探す際には、「次こそやりたい仕事に就きたい」と考えるでしょう。しかし、気持ちを優先させるあまり冷静な判断ができないと、失敗してしまうことがあります。ここでは、やりたい仕事を探すときの注意点を紹介します。

適性を冷静に判断する

「職種を変えればやりがいのある仕事が見つかるだろう」と、安易に考えるのは避けましょう。たとえば、「内勤でひたすら電話対応を行うカスタマーサポートの仕事にやりがいを感じられず、顧客企業を訪問する機会が多い営業職に転職したものの、身体的な負担が大きくてすぐにまた転職を考えることになった」など、自分の適性を考えずに転職すると失敗するリスクが大きくなります。

異職種への転職を考えている場合は自身の適性を見直し、その仕事が自分に合うかよく検討しましょう

将来性を見極める

やりたい仕事が見つかった際は、その仕事の将来性を考慮することも大事です。趣味や好きなことを仕事にできても、将来性がなければ長期的に安定したキャリアを築くのは難しいといえるでしょう。

将来性を見極めるのは簡単ではありませんが、「AIに代替されにくいか」「需要が高いか」「成長している業界か」などのポイントを考慮し、将来性を総合的に判断することをおすすめします。

転職をスムーズに進めるには?

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やりたい仕事が分からないからといって計画なしに転職活動を進めると、いつまでも転職先が見つからなかったり、入社後のミスマッチが生じたりする可能性があります。スムーズに転職を進めるためには、事前の準備と戦略的なアプローチが重要です。ここでは、転職活動を成功させるためのポイントを解説します。

いつまでに転職したいのか期限(ゴール)を決める

転職活動は期限を決めてスケジュールを立てることが大切です。期限を設けることで、具体的な計画が立てやすくなり、効率的に進められます。

たとえば、「3ヵ月後に転職する」と決めれば、最初の1ヵ月で情報収集と書類準備、2ヵ月目で応募・面接、3ヵ月目で内定獲得・退職手続きを進めるといった流れを作れます。期限を決めないと、だらだらと転職活動を続けることになり、モチベーションを維持するのも難しくなるでしょう。

また、転職市場のトレンドや企業の採用スケジュールに合わせることも重要です。たとえば、年度末や決算期は企業の採用意欲が高まることが多く、求人数も増える傾向があります。一般的には人事異動などで人の動きが活発となる2月~3月、8月~9月は求人が増える時期です。求人の多い時期に転職活動を始めると、自分の理想とする職場に出会える可能性も高くなります。

条件の優先順位を定める

転職先に求める条件が多い場合は、あらかじめ優先順位を定めることが大切です。すべての条件を満たす転職先を探し出すのは難しいため、譲れない条件と妥協してもよい条件を明確にしておきましょう。

条件を明確にすることで、転職先候補になる企業を発見した際に応募するか判断しやすくなります。同時に、あまり重要ではない条件に固執して転職のチャンスを逃すことも防げるでしょう。

複数の求人を比較して応募先を絞る

転職先を探す段階では、複数の求人を比較してより自分に合った企業を探すことが大切です。求人に書かれている情報だけでなく、企業研究で知った内容も加えてどの企業に応募するか考えましょう。

気になる企業について詳しくリサーチすることで、その企業のビジネススタイルやビジョン、力を入れている分野が明らかになります。詳しい情報に基づいて判断すると、ミスマッチのリスクを軽減できるでしょう。

やりたい仕事がない人には「マイナビエージェント」の無料相談がおすすめ

「本当にやりたい仕事」を見つけるには、やりがいや適性があるかどうかを考えることが大切です。「やりたい仕事を見つけるために客観的なアドバイスがほしい」といった人は、転職エージェントの利用がおすすめです。

マイナビエージェントでは、各業界に精通したキャリアアドバイザーがあなたのスキルや特性を考慮したうえでマッチする企業を紹介します。やりたい仕事を見つけ、転職が成功するように全面的にサポートします。相談のみの利用も無料のため、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

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「やりたい仕事がない」「分からない」という場合は、自分の興味や価値観を整理できていなかったり、業界や職種に関する知識が不足していたりする可能性が考えられます。対策としては、自己分析ツールの活用、副業を始める、オンライン講座を受講するなどが挙げられます。また、転職エージェントに相談してみるのも手です。

マイナビエージェントには、さまざまな業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しています。あなたの人柄や経験などを踏まえ、向いている仕事を紹介可能です。求人の紹介だけでなく、キャリアプランに関する相談や選考対策、内定後の条件交渉などもサポートしているため、ぜひご利用ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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