更新日:2024/05/31
転職希望先が複数ある場合、その中から1つを選ぶことに悩む方もいるでしょう。
業務内容や給与額、福利厚生、会社規模など、転職先を決める理由は様々ですが、何を決め手とすべきか迷うことも多いものです。
そこで、転職先を選ぶ決め手となるポイントについてご紹介します。
転職先選びで後悔しないためにしておきたいことや、複数の内定をもらって悩んでしまったときの比較・検討のコツについて見ていきます。
目次
まずは、転職先選びの決め手となるポイントを、5つに分けてご紹介します。
転職先を選ぶにあたって、給与や福利厚生などの条件にこだわりたいという方は多いでしょう。
給与や年収については、求人案内に提示されている情報だけでなく、できれば入社後の昇給率も確認することが大切です。
また、福利厚生が充実している会社ほど経営状況が安定しているため、福利厚生の充実度は会社選びの指標のひとつとなります。
福利厚生の充実度を確認する際は、雇用保険や社会保険、退職金制度といった基本的な福利厚生だけでなく、その会社独自で設けている制度もチェックします。
面接の際に質問してみても良いでしょう。
転職するにあたって、これまでに磨いてきたスキルや経験が活かせることを重視したい方もいるでしょう。現職では自分のスキルを活かしきれなかったために、能力を最大限に発揮できる企業への転職を決意するというケースも少なくありません。
その場合は、自分のスキルや経験を活かせる業界や職種であるかを、会社のウェブサイトやパンフレットなどに記載された、在職中の社員の事例などを見て確認します。
また、新たな分野や業界に挑戦したいという場合でも、これまでのスキルや経験を活かせることがあるため、確認しておきましょう。
その場合は、未経験でも応募可能かどうかをチェックしてください。
自分にとって働きやすい社風や雰囲気かどうかにこだわりたい方もいるのではないでしょうか。
まずは会社のウェブサイトなどから情報収集を行い、アットホームな会社なのか、ビジネスライクな社風なのか、職場全体の雰囲気をチェックしましょう。
好みは人それぞれなので、自分がそこで働きたいと思えるかどうかが重要です。
また、面接で実際に会社へ訪問した際に、面接官の雰囲気や社内の様子に注目してみることもポイントです。
現在の会社では携われない仕事内容や、大きなやりがいを求めて転職活動に踏み切る方もいるでしょう。自分のやりたい仕事ができるかということはもちろん、入社後の具体的なポジションやキャリアパスについて、面接で確認することが大切です。
やりがいについては、転職先で実際に働いている社員の声も参考となるでしょう。
これも、可能なら面接で確認してみることをおすすめします。
プライベートの時間を重視したいという場合は、「社員の平均的な残業時間はどのくらいか」「完全週休2日制か」「自宅からの通勤時間はどれくらいか」といったポイントに注目してみます。
希望する勤務地で働けるかどうかや、転勤の有無も確認したいところです。
転職者の中には、結婚や出産、介護などを理由に活動を始める方も少なくありません。
自分のライフスタイルに応じて、無理なく働ける待遇の転職先を探しましょう。
転職活動時に抱いていたイメージとギャップがあった、希望する条件とずれていた...など、入社後に後悔しないためにも、転職先選びの段階で本当に入社すべき会社かどうかを見極めることが大切です。
ここでは、転職先選びで失敗しないための2つのポイントをご紹介します。
転職先を探す前に、まずは転職先への希望条件を挙げ、優先順位をつけていきましょう。
希望条件が出揃ったら、それぞれを「絶対に譲れない条件」「できれば満たしたい条件」に分けて優先順位をつけます。
ここで重要なのは、「絶対に譲れない条件」を明確にすることです。
転職活動を進める中で何かしら妥協すべき場面が出てきても、この絶対に譲れない条件が、後悔しない転職先を選ぶための決め手となります。
転職先選びに悩んでしまう方は、入社してから数年後の自分の姿がイメージできていないというケースが多いです。入社してから自分がどのように働いているのかをイメージできていれば、入社後のギャップをなくし、後悔のない転職にすることができます。
入社後の姿をイメージするための材料集めは、面接にチャンスがあります。
面接で次のような内容の質問をすることで、入社後の具体的なイメージもしやすくなるでしょう。
複数の応募先から内定をもらい、どこへ入社すべきか迷ってしまうケースもあるでしょう。
最後に、内定を複数もらった際の転職先選びのコツを見ていきましょう。
内定を複数もらって悩んでしまったときは、最初に順位付けした希望条件を見直してみましょう。
「絶対に譲れない条件」をどの内定先も満たしているのであれば、「できれば満たしたい条件」を満たす会社はどこかを判断材料にします。
内定先が転職エージェントから紹介された会社であれば、キャリアアドバイザーに相談してみましょう。
キャリアアドバイザーは転職のプロであるだけではなく、担当する会社に関する様々な情報を持っています。他の内定先と比べて悩んでしまう理由や、本当に自分の希望条件を満たす会社かどうかなどを相談してみることで、有力なアドバイスをもらうことができるでしょう。
転職先選びで失敗しないためには、まずは今の会社や業務に対する不満や、転職をしたい理由を振り返り、転職先に望む条件を洗い出してみることが重要です。
「絶対に譲れない条件」を明確にしておくことで自分の中の判断軸が定まり、後悔のない転職につながるでしょう。
なお、マイナビエージェントでは、転職先選びで悩んだ際に、転職のプロであるキャリアアドバイザーがアドバイスをしております。
転職は人生の大きな決断です。悔いのない転職をするために、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。
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