更新日:2024/10/11
転職活動中は、人それぞれさまざまな悩みがあるかと思います。
そこで、「そもそも転職すべき?」「2社から内定をもらったが、どちらに入社すべき?」という多くの人が抱くであろう悩みについて、どう解決していけばいいのかをご紹介します。
目次
まずは、そもそも転職すべきかどうかで迷った場合に、どのようにして解決すればいいのかをご紹介します。
この場合、まずやってみるべきことは、「なぜ自分は転職したいのか」を考えてみることです。転職を考える理由は「給与や賞与が低い」「もっとスキルアップしたい」「仕事にやりがいを感じられない」などそれぞれですが、その中には転職することで解決されるものもあれば、解決されないものもあります。
例えば、「給与や賞与が低い」ことが不満であっても、その人のスキルや経験から見て、どこに転職しても給与の上昇がほぼ見込めない場合は、転職する意味がありません。また、仕事にやりがいを感じられないという場合に、別にやりたい仕事が見つかっていないのであれば、転職は時期尚早といえます。
「転職することで、自分の希望が叶うのか」については、転職すべきかどうかを決める、重要な判断材料となります。
なかなか内定がもらえず苦戦している人からすれば、2社以上の企業から内定をもらい「どっちに行くべきか...」と迷っているのは、かなり贅沢な悩みです。しかし、その悩みを抱えている本人にとっては、非常に深刻な問題です。どうすれば後悔しない選択ができるのでしょうか。
よくあるのが、年収だけを比べて決めてしまうケースです。確かに、2社から1社を選ぶ際に、最も判断に影響を及ぼす要素は年収の差となるでしょう。しかし、安易に「年収が多いから」という基準だけで選んでしまうのは考え物です。
2社から1社を選ぶときに、どうしてもその差を見ようとしてしまいますが、それでは本当にあなたに合っている会社を選んでいるとはいえません。いったん立ち止まって、それぞれの会社について考えることが大切です。具体的には、次のようなことをおすすめします。
まずやるべきことは、「何を叶えるために転職しようと思ったのか」という転職の目的を見直し、「働く上で、自分は何を大切にしているのか」を考えてみることです。そして、内定が出た会社に入社することで目的は達成され、価値観が保たれるのかを確認してみましょう。
世の中にはいろいろな企業がありますが、自分の希望に100%マッチする完璧な企業はありません。「仕事内容は二重丸だけれど年収は他社より低い」「理念には非常に共感するけれどまだまだ無名でブランド力はないに等しい」など、高く評価できる点もあれば残念な点もあるのが普通です。また、それをプラスと評価するかマイナスと評価するかも人それぞれです。
そこで、企業を仕事内容や年収、理念への共感、市場シェア、成長性など、あなたが大事に思う項目で評価して、それぞれの項目で採点してみるのがおすすめです。
入社を決めきれない場合、それは何か引っかかっていることがあるということです。何が引っかかっているのかを分析し、その原因を突き止めることも、その企業と向き合う方法のひとつです。もしも、他は許せても、この一点だけは気になるという場合、それはどうしても譲れない条件かもしれません。引っかかっていることについて考え抜いた結果、やはりどうしても許容できないのであれば、内定辞退を検討してください。
転職について迷ったら、転職支援のプロであるマイナビエージェントにご相談ください。あなたの目指す業界に詳しいキャリアアドバイザーが、どんな迷いについても決断できるよう、サポートさせていただきます。
「転職エージェントは転職の意思を固めてから登録するもの」と思われがちですが、相談だけでも大丈夫です。まずは転職支援サービスにお申し込みください。
転職全般
事務職の転職理由や志望動機はどう書く?ポイントや盛り込みたい内容を解説
転職全般
入社5年目での転職|メリット・デメリットや成功のポイントを詳しく解説
転職全般
仕事と子育ての両立は難しい?成功させるポイントやおすすめの仕事を紹介