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転職知識ここ20年で急成長を遂げてきたWeb業界は、コロナ禍の影響を受けて、さらに市場が拡大しています。転職では、Web業界特有の特徴や採用の動向を踏まえたうえでアピールポイントをまとめ、資格取得などの準備をすることが大切です。
Section01 Web業界とは?
Web業界とは、インターネットを利用した商品・サービスを提供している業界のことで、転職市場においては、WebサイトやWebサービスの制作にかかわる企業全般を指します。
1990年代後半に起きたIT革命以降、わずか20年あまりの歴史のなかで、Web業界は私たちの生活になくてはならない存在となりました。
近年のWeb業界の動きを見ていくと、コロナ禍を受けて、さまざまな取り組みが活発化していることがわかります。例えば、イベント業界では、オンラインのイベント化が進みました。また、対面型店舗のみ運営していた企業も、コロナ禍を機にECサイトへの進出が進んでいます。このほか、スマートフォンでのタッチ決済など、非接触化のサービスも促進しています。
今後の動向としては、コーディングやプログラミングなどがAIによって自動化される可能性がある一方、感性を必要とする領域の機械化は困難と言われています。そのため、Web業界は今後も大きく成長し続けることが期待できます。
Webサービスは、主に以下の8つに大別できます。
SNS
インターネットを使った人との交流を促進するWebサービスで、「X(旧Twitter)」「Facebook」「Instagram」などがあります。
ソーシャルゲーム
SNSをプラットフォームとするゲームのことです。SNSアカウントとWebブラウザのみで利用できます。
ポータル
インターネット利用の入り口となるWebサービス全般を指します。「Google」をはじめとする検索エンジンが代表的なサービスです。
Web広告
インターネット上の媒体に掲載される広告サービスのことで、検索エンジンに連動して表示されるリスティング広告や、成果報酬型のアフィリエイト広告などが有名です。
eコマース
インターネットを通して売買や契約を行う「ネット通販」を指します。「Amazon」や「楽天」などがeコマースの代表格です。
キュレーション
インターネット上の情報を収集・選別・編集し、提供するWebサービスのことです。を「キュレーション」と呼びます。膨大な情報から必要なものを取捨・選択するには多くの労力を必要とすることから、このサービスが生まれました。
eラーニング
パソコンやスマートフォンを利用して学ぶ学習形態で、教育の新しい形として注目を集めています。
電子書籍
電子データ化された書籍のことで、インターネットを介してデータをダウンロードし、タブレットやスマートフォンで書籍を購読します。
Web業界で活躍する代表的な職種は、以下の通りです。
- Webディレクター…企画の立案からスケジュール管理やメンバー編成など、プロジェクトを統括・管理
- Webマーケター…マーケティング担当として、インターネット広告やSEO施策の最適化と利益最大化を目指す
- Webエンジニア…Webサービスに関連するシステムの開発・保守を担当
- Webプランナー…Web制作の方向性を定め、企画・設計を行います。
- Webデザイナー…Webサイトのデザインやコーディングを担当します。
Section02 Web業界への転職理由・志望動機
Web業界は年々、市場規模が拡大しており、高い成長率を誇っています。経験者・未経験者共にWeb業界への転職を目指す方は多く、例えば未経験の方は「私たちの生活に身近なWebサービスにかかわる仕事がしたい」といった理由からWeb業界への転職を考える方が多いようです。
また、これまでご紹介したとおり、Web業界で活躍する職種はWebディレクターやWebマーケター、Webエンジニアなどがあり、それぞれ担う役割が異なります。ここでは、Webディレクターを例にとって、志望動機のまとめ方をご紹介します。
1.なぜ、その職種に就きたいのか。
まずは、ご自身の強みやスキルをWebディレクターの仕事にどのように活かせるか伝えましょう。未経験でWebディレクターへの転職を目指す方でも、コミュニケーションスキルや保有資格など、前職で得たスキルをアピールすることが大切です。
また、企業によってWebディレクターの業務範囲が異なることもあります。求職先での仕事内容を理解した上で、その仕事に合わせて志望動機をまとめるようにしましょう。
2.なぜ、その企業で働きたいのか。
次に、その企業を選んだ理由を明確に伝えましょう。「なぜWebディレクターを目指したのか」という視点に加えて、志望先企業を選んだ理由を明確にすることで、志望理由書に説得力が増します。求人情報で各種条件をチェックするのはもちろん、コーポレートサイトなども参照して、事業内容や企業理念などを熟読し、企業理解を深めておくと良いでしょう。
3.入社後、どのようなキャリアを叶えたいのか。
最後に、入社後のビジョンも考えておきましょう。明確な目標を掲げ、それを志望動機にまとめることで、入社への意欲をより強固に伝えることができます。特に未経験で応募する方の場合は、将来のビジョンまでしっかり考えていることをアピールすれば、ポテンシャル採用として採用してもらえる可能性を高めることができるでしょう。
このように、志望動機のまとめ方は、大きく「職種に関する動機」と「応募先企業に関する動機」に分けることができます。どの職種でも、志望動機のまとめ方は基本的には同じです。上記を参考に、皆さまご自身の強みや入社への意欲を伝えられる志望動機をまとめていってください。
Section03 Web業界は未経験でも可能?
Web業界ではWebデザイナーやWebデザイナーなどさまざまな職種が活躍していますが、これらの職種に未経験で転職することは十分に可能です。職種によって仕事の内容が異なるため、職種ごとに対策を考えて転職活動に臨むことが大切です。
例えばWebディレクターを目指す方は、個人のブログなどWebサイトを運営した経験をアピールすることで、転職の成功率を高めることができます。また、Webエンジニアは独学やスクールに通ってプログラミングを学んだり、論理的思考力などをアピールすると、転職に有利になる傾向があります。Webデザイナーも、独学やスクールに通って、デザインスキルを磨くことができます。また、Web制作の会社などにアルバイト勤務し、実績を積むのも良い方法です。
Section04 Web業界への転職に
持っていると有利なスキル・資格Web業界への転職で有利になるスキルは、どの職種を目指すかによって異なります。ここでは、代表的な3つの職種について、有利になるスキルと資格をご紹介します。
Webディレクター
WebディレクターはWeb制作のプロジェクト全体を指揮することから、幅広いスキルが求められます。リーダーシップやマネジメントスキル、コミュニケーションスキルを中心に、スケジュールや予算の管理能力、企画力、プレゼンテーションスキル、さらにはアクセス解析、Webマーケティングなどのスキルを備えていると転職に有利になるでしょう。
Webエンジニア
Webエンジニアは、「コーディングやプログラム設計」を中心に、「データベースの構築・管理」や「サイバー攻撃へのセキュリティ対策」に関するスキルが求められます。使用言語はJava・PHP・Python・Rubyなどで、これらの言語を習得すると転職に有利になる傾向にあります。
Webデザイナー
Webデザイナーはデザインに関するスキルに加えて、「クライアントの意向を読み取る能力」や「問題解決能力」、「Webマーケティングに関するスキル」なども必要です。
このように、職種ごとに幅広いスキルが求められますが、これらすべてのスキルを備えている必要はありません。ご自身の強みと合致するものを転職時にアピールしてください。
次に、Web業界への転職で有利になる資格についてご紹介します。
Webディレクター
ウェブディレクターになるために必ず必要となる資格はありませんが、「Web検定(Webリテラシー/Webディレクション/Webデザイン)」「ITパスポート試験」「Webクリエイター能力認定試験」「ウェブデザイン技能検定」「ネットマーケティング検定」などの関連資格を持っていると、スキルの証明になります。特に未経験の方は、資格取得のための勉強をすることで、Webディレクターの仕事理解にも役立つでしょう。
Webエンジニア
Webエンジニアも転職に必須の資格はありませんが、スキルレベルを明確に証明できるため、ご自身のスキルに応じたスキルを取得しておくことをおすすめします。
「情報処理推進機構が実施する国家試験(ITパスポート試験、基本情報技術者試験、応用情報処理技術者試験など)」のほか、「Webクリエイター能力認定試験」「HTML5プロフェッショナル認定資格」「Javaプログラミング能力認定試験」「Oracle認定資格(Javaプログラマ/Oracleマスター)」「PHP技術者認定試験」「Ruby技術者認定試験」「Rails技術者認定試験」などの資格が、転職時に役立つでしょう。
初心者の方はITパスポート試験からチャレンジし、経験者の方は過去の実績と関連する資格を中心に取得すると良いでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーの方もWebエンジニアと同様に、資格取得によりスキルレベルを証明することできます。
「ウェブデザイン技能検定」「Webデザイナー検定」「マルチメディア検定」「Webクリエイター能力認定試験」「ITパスポート試験」「HTML5プロフェッショナル認定資格」「アドビ認定プロフェッショナル」「Photoshopクリエイター能力認定試験」「Illustratorクリエイター能力認定試験」「色彩検定」などが、Webデザイナーに関連した資格になります。
初心者の方は、ウェブデザイン技能検定3級やWebデザイナー検定のベーシックから挑戦すると良いでしょう。経験者は習熟度や担当領域に応じた資格の取得を目指しましょう。
Section05 Web業界の年収
Web業界に転職した場合、どの程度の年収を期待できるでしょうか。
マイナビエージェントの調べによると、IT・通信業界の平均年収は390万円。これを年代別に見ていくと、20歳~24歳で300万円、25歳~29歳が367万円、30歳~34歳が411万円、35歳~39歳が454万円という結果が出ています。
突出して高い年収ではありませんが、プロジェクト全体を統括する立場になると、高収入が期待できます。例えばプロジェクトマネージャー(オープン・WEB)の平均年収は670万円となっています。これを年代別にみると、20代は414万円で、30代になると625万円という結果が出ており、200万円以上アップしています。
これらの結果から、Web業界はスキルや経験、実績次第でより高い年収を狙えることがわかります。
Section07 Web業界への転職成功事例
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3社を利用していましたが、一番良かったです。
28歳 女性- 前職
- 業種:出版・印刷 職種:出版・広告・販促・印刷
- 現職
- 業種:ネット広告・Webマーケティング 職種:クリエイティブ(WEB/ゲーム)
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気後れしたものの満足いく転職活動になりました。
28歳 女性- 前職
- 業種:Webインテグレーター・Web制作 職種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),クリエイティブ(WEB/ゲーム),WEBコーダー
- 現職
- 業種:Webサービス・Webメディア(EC/SaaS/ASP/ポータル/SNS等) ※ゲームは含まない 職種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),クリエイティブ(WEB/ゲーム),マークアップエンジニア
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ひとつひとつに親身になって相談に乗ってくださり、最後まで全力でサポートしていただけました。
26歳 男性- 前職
- 業種:Webインテグレーター・Web制作 職種:クリエイティブ(WEB/ゲーム)
- 現職
- 業種:Webインテグレーター・Web制作 職種:クリエイティブ(WEB/ゲーム)
Section08 Web業界への転職に関するその他お役立ち情報
Web業界への転職は、
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Web業界から
異業種への転職知識Web業界での経験を活かして他業種に転職するのであれば、これまでの経験で得た知識やスキルを志望する業界でも活かせることをアピールすることが大切です。ここでは、Web業界からの転職先や、異業種への転職で活かせるスキル・資格などを紹介します。
Section01 Web業界からの転職先
Web業界で得た経験や実績を活かすことで、異業種への転職を果たす方もいらっしゃいます。おすすめの業界としては、前職と関連の深い業界や、未経験採用を積極的に行っている業界があります。
前職と関連の深い業界
Webデザイナーの方なら映像やゲーム、出版、広告などの業界が転職先の対象になります。また、Webエンジニアとして活躍してきた方は、ゲーム業界やIT業界全般でその経験を活かすことができるでしょう。
未経験採用を積極的に行っている業界
思い切って未経験の業界にチャレンジする選択肢もあります。この場合は、未経験採用を積極的に行っている業界がおすすめです。
建設業界、製造業界、運輸業界、接客業などが、未経験者を多く採用しています。
Section02 Web業界から異業種への転職理由・志望動機
Web業界は成長性が高く、求職者に人気の業界ですが、一定の経験を積んだことで「次はWeb業界以外の経験を積みたい」と考える方も一定数いらっしゃいます。Web業界から異業種への転職を成功させたいのであれば、志望動機のまとめ方も一工夫したいところです。以下のポイントに沿って、志望動機をまとめていきましょう。
- これまでの仕事内容と、仕事で得た知識やスキル
- 異業種に興味をもった理由
- 志望する会社に興味をもった理由
- これまでの経験で得た知識やスキルを異業種でどう活かせるか
まずは、皆さんがこれまでどのような仕事に就き、どのような経験をしてきたのか、振り返ってみましょう。すると、身についた知識やスキル、強みなどが見えてきます。そのうえで、志望する業種や会社について調べます。なぜ異業種に転職したいのか、なぜ志望する会社に転職したいのかという視点で調べていくことがポイントになります。最後に、これまでの経験で得た知識やスキルを、志望する業種や転職先でどのように活かせるかイメージし、志望動機にまとめていきましょう。
Section03 Web業界が異業種でも活かせるスキル・資格
前職と関連の深い業界に転職したい方は、応募先企業に活かせるスキルが比較的わかりやすいと思います。これまでの経験や実績、習得したスキルをアピールするには、ポートフォリオが最適です。最近はエンジニアにポートフォリオを求める会社も増えているので、転職を検討している方はぜひ実績をポートフォリオにまとめておきましょう。
また、前職と関連の深い業界に転職する場合は、ウェブ業界に転職する際に取得した資格や、前職在籍中に取得した資格もアピール要素になります。
未経験採用を積極的に行っている業界への転職を考えている方は、業界を問わずに活かせるスキルをアピールすると良いでしょう。Web業界はプロジェクト単位で動くことが一般的なので、他職種と力を合わせて仕事に取り組み、プロジェクトを完遂する力があることをアピールすると良いでしょう。
Section04 Web業界から異業種への転職・求人情報
Section05 Web業界から異業種への転職成功事例
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コロナ禍で働き方を変えたいと思い転職
46歳 男性- 前職
- 業種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),アプリケーションエンジニア,システムエンジニア(汎用) 職種:SIer・ソフトハウス(メーカー系)
- 現職
- 業種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),アプリケーションエンジニア,システムエンジニア(オープン・WEB) 職種:財務・会計アドバイザリー(FAS)
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絶対入社したいと思える会社に出会えました
25歳 女性- 前職
- 業種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),システム運用/保守/サポート,運用保守システムエンジニア・障害対応 職種:SIer・ソフトハウス(独立系)
- 現職
- 業種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),アプリケーションエンジニア,システムエンジニア(オープン・WEB) 職種:医薬品
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非常にスムーズな転職活動が行えました
26歳 女性- 前職
- 業種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),ITコンサルタント,IT戦略・IT企画コンサルタント 職種:ITコンサルティング
- 現職
- 業種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),アプリケーションエンジニア,システムエンジニア(オープン・WEB) 職種:SIer・ソフトハウス(独立系)
Web業界から異業種への転職も、
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