Webエンジニアの年収は高い?仕事内容や企業・ITスキルによる違いを解説|求人・転職エージェント

更新日:2022/01/14

IT業界

Webエンジニアの年収は高い?仕事内容や企業・ITスキルによる違いを解説

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この記事のまとめ

  • Webエンジニアは経験や仕事内容により他業種より平均年収が高い傾向にある。
  • フロントエンド/バックエンドまたはWeb系/SIerの選択はスキルや適正で選ぼう。
  • ITスキルレベルは年収と大いに関係がある。高年収になるには、たゆまぬ努力はもちろん将来性のある企業を選ぶことも大切。

近年、社内システムをWeb化している会社は増加傾向にあります。サービス開発や運用全般における、Web業界で必要とされている技術職がWebエンジニアです。現在のみならず、この先も求められる人材として注目されています。

転職またはキャリアチェンジを検討する際には、人材の需要のほか、年収面も気になるのではないでしょうか。そこでこの記事では、Webエンジニアの平均年収について紹介します。仕事内容に加え、企業やITスキルによる違いもチェックしてみましょう。

目次

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Webエンジニアの平均年収は?

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人生設計を立てるにあたり、年収はさまざまな決定に影響を及ぼします。近年、需要が高いWebエンジニアの平均年収はどのくらいなのでしょうか。全体的な平均年収と、年代別の平均年収とに分けてご紹介します。

全体的な平均年収

厚生労働省は毎年、全年齢・全職種を対象とした賃金構造基本統計調査を実施しています。調査結果によると、情報通信業に属しているWebエンジニアは、ほかの業種と比較すると年収が高い傾向です。

マイナビエージェント調べにおける全業種での年収平均は、約400万円〜600万円となっています。Webエンジニアを含むIT関連の平均年収は、約500万円~600万円です。経験や仕事内容により差があるものの、比較的全体的な平均値より高い傾向にあると考えられるでしょう。

年代別の平均年収

Webエンジニアは比較的新しい業種です。そのため、20代や30代の方たちが活躍しています。年代別のおおよその平均年収は、下記のとおりです。

・20代
【全業種平均年収】約360万円前後
【Webエンジニア平均年収】約360万円前後
取得している資格や仕事内容、会社の規模による違いがあるため一概にはいえませんが、20代Webエンジニアの場合は全業種の平均年収とさほど差がありません。

・30代
【全業種平均年収】約400〜460万円前後
【Webエンジニア平均年収】約490万円前後
30代の平均年収を比較すると、Webエンジニアのほうが全業種平均値よりも高いといえます。経験が増すにつれさまざまな仕事を請け負え、給料に反映されやすくなります。

Webエンジニアの年収は仕事内容で変わる

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Webエンジニアは経験値が年収アップにつながる職種です。ただ経験を積めばよいわけではありません。大切なのは、どのような仕事内容をどのくらいの年数、またはどのくらいのレベルで行ってきたかという点です。

Webエンジニアの仕事内容は、大きく分けて3種類に分けられます。以下でひとつずつ紹介します。

フロントエンドエンジニアの場合

フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションを開発する担当で、ユーザーインターフェースやデザインの設計・構築・カスタマイズなどを行います。

Webサービスの利用者に直接影響する部分ゆえに、時代のニーズを先取りした情報収集や技術が求められる、やりがいのある仕事といえるでしょう。

フロントエンドエンジニアになるには、JavaScript、PHP、HTML、CSSなどに関する知識や必要です。さまざまな種類のプログラミング言語を使用できれば仕事の幅が広がります。

平均年収は約570万円〜600万円が目安ですが、経験年数やマネジメント経験の有無によっても異なります。

バックエンドエンジニアの場合

フロントエンドと対象に位置するのが、バックエンドエンジニアです(サーバーサイドエンジニアと呼ぶこともあります)。サーバーサイドやデータベースのデータ処理など、Webサービス利用者が直接接触しない目に見えない領域を主に担当します。

スクリプト言語に分類されるRuby、Python、PHP、Luaなどに関する知識のほか、OS、ミドルウェアについても知っておく必要があります。

バックエンドエンジニアの平均年収は、約600万円〜800万円が目安です。フリーランスなどの業務体系によっても異なり、キャリアによっては年収1,000万円も可能です。

フルスタックエンジニアの場合

何役ものエンジニア業務をひとりで対応する、フルスタックエンジニアという仕事内容もあります。システム、Web開発・設計から、サーバーサイド、インフラストラクチャーの開発・設計に至るまで、全工程において万能なスキルを持っているマルチエンジニアです。

チーム単位の仕事内容をひとりで完了できるため、人件費の観点から重宝されています。より高度で複雑化したサービスやシステムを開発するにあたって、今後も必要とされる人材でしょう。

フルスタックエンジニアの平均年収は約500万円~700万円とされていますが、経験値により850万円ほどを提示される場合もあります。経験豊富なフリーランスなどの場合は1,000万円以上も可能でしょう。

企業選びで年収が変わる?WebエンジニアとSIerの違い

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ひと言でエンジニアといっても、Web系会社で働く職種とSIerと呼ばれる職種があります。両者の違いはどのようなものでしょうか。それぞれの大まかな特徴と平均年収を紹介します。

Web系の仕事と平均年収

Web系の仕事は、Webシステム・Webアプリケーションの分野を担い、自社サービスにおける企画・開発・運用を行うことが一般的です。多くのWeb系では、サービス開発速度を重視している「アジャイル開発手法」が採用されています。ただし、工程を分割する「ウォーターフォール手法」や、両方を併用している企業もあります。

Web系の平均年収は実力に応じて異なり、1,000万円以上も夢ではありません。常にキャリアアップを目指し、プログラミングスキルを磨く努力を惜しまない方が向いています。正確でスピーディーなタスク管理能力が求められることも覚えておきましょう。

SIerの仕事と平均年収

現在のソフトウェア業および情報処理・サービス業における市場規模は、SIerが大半を占めている現状です。クライアントの要望に応じて、既存業務の効率化に向けたシステム開発や構築、コンサルティングなどさまざまな仕事を請け負います。チームメンバーが多いことや、プロジェクト規模が大きいことが一般的なSIerの特徴です。

基本的にはウォーターフォール開発手法が採用されています。開発のフェーズが明確に分かれているSIerは、経験が浅くても学びながら業務を行なえる傾向があります。Webエンジニア未経験の方に向いているといえるでしょう。

SIerには、メーカー系・独立系・外資系・ユーザー系と4種類あり、多重下請け構造となっています。そのため、平均年収はWeb系と比較すると高くありません。

Webエンジニアが年収1,000万円稼ぐためのITスキル

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将来を考慮して、いまより年収が多い仕事に就きたいと思うこともあるでしょう。転職先の選択は、年収を上げる手段のひとつです。ほかにも、Webエンジニアとしてのスキルレベルも年収と大いに関係があります。

ITスキル標準レベル別の特徴

Webエンジニアとしてキャリアアップするためには、自分のITスキルレベルを把握し、強化する努力が欠かせません。経済産業省が発表している「ITスキル標準」を参照すると、レベルに応じたキャリアパスと年収の推移について分析できます。

ITスキル標準とは、各種IT関連サービスを提供するにあたり必要能力を明確化・体系化した指標です。定められた指標に基づき、キャリアパスが明確にされています。レベルごとの特徴は下記表を参照してください。

レベル1 新人/初級者 仕事に慣れはじめた程度
レベル2 若手人材 上位者の指導が必要
レベル3 中堅人材 独立して仕事可能
レベル4 チームリーダー 部下を指導可能
レベル5 幹部・ハイエンドプレーヤー 社内での指導者
レベル6 プロフェッショナル 国内で著名
レベル7 プロフェッショナル 国際的に著名

参考:『ITスキル標準とは?|独立行政法人情報処理推進機構』

ITスキルと年収の関係

経済産業省は「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」を取りまとめています。IT環境は刻一刻と変化しているため最新情報ではありませんが、ITスキルと年収の関係を把握する参考になります。

調査によると、ITスキル標準レベルが上がるほど平均年収は増加する傾向です。レベル1〜3における年収上昇は緩やかですが、レベル4〜7では年収上昇率が高くなっています。国内外で著名なプロフェッショナルとされるレベル6や7では、年収1,000万円越えという結果です。

高年収Webエンジニアへ転職するには?

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Webエンジニアとして高収入を得るためには努力が求められますが、手が届かない夢ではありません。では、どのような面で努力を重ねればよいのでしょうか。大きく分けて4つのポイントを紹介します。

プログラミング言語を習得する

実力主義の要素が強いWebエンジニアでは、プログラミング言語の習得は必須です。フロントエンドやバックエンドなど、どの分野のエンジニアになるかにより使用するプログラミング言語が異なります。

たとえば、フロントエンドであればHTML・CSS・JavaScriptが必要となり、バックエンドならJava・Python・Rubyなどが必要とされることが一般的です。

複数のプログラミング言語を習得しておくことにより、仕事の幅が広がります。初心者はプログラミングスクールへ通うなど、自分のスキルを伸ばすための学習・自己啓発が大切です。

労働環境を重視する

どの業界にも当てはまりますが、労働環境を考慮することは重要です。転職する際には、年収だけでなく、福利厚生や勤務形態などを事前に確認しましょう。

たとえば、会社内での交流が活発か、スキルを学べる講座や勉強会があるかなどです。技術情報の発信が活発な企業に身を置けば、自身の成長スピードが早まるでしょう。フレックスやリモート、副業が可能など、働き方が自由であるかどうかも確認したいポイントです。

ポートフォリオを作成する

面接の際に、過去に作成したものをまとめたポートフォリオを提出するよう求める企業も少なくありません。ポートフォリオは、自分のスキルアップを図るうえでも役立ちます。

作成したWebサイトなどの実績をまとめ、いつでも見返せるようにしておくことで、当時は気づかなかった発見があるかもしれません。より良いWebサービスを開発するアイデアやヒントを得る助けにもなるでしょう。

将来性のある企業を選ぶ

この先Webエンジニアとして成功したいのであれば、将来性のある企業を見極めることが重要です。事前の情報収集が不十分だと、業績悪化により会社自体がなくなってしまうこともあり得ます。

安定しているのは大企業ですが、独自性の高いスタートアップやベンチャー企業を探すことも選択肢のひとつです。社会動向を見極め、Webなどを活用して、多くの情報を収集するようにしましょう。

まとめ

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Webエンジニアは、これからも需要見込みが高い仕事といわれています。フリーランスとして働くこともでき、高年収も実現できる分野のため、転職を考える人が倍増するかもしれません。

自分が目標としているエンジニアや、現時点でのスキルレベルを把握しておくことは大切です。加えて、さまざまな企業についての情報収集を行う必要があります。マイナビITエージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが転職に役立つ情報をサポートします。

IT専任のアドバイザーが揃うマイナビITエージェントIT専任のアドバイザーが揃うマイナビITエージェント

現代では必要不可欠となったインターネットの普及により、Web業界は成長スピードが非常に速いビジネス市場です。そのため、WebエンジニアをはじめとしたITスキルを持った人材が数多く必要とされています。ここでは、Webエンジニア未経験者の需要と併せて、仕事内容や身につけたいスキルを紹介します。

転職時はエントリーシートなどを通して志望動機を伝える必要がありますが、Webエンジニアはどのようなことを意識して書けばよいのでしょうか。この記事では、Webエンジニアの志望動機を作成するポイントを例文も交えて紹介します。「前職の経験をどのようにアピールすべきか」「未経験の場合はどのように書けばよいか」など、自身の状況に合わせて参考にしてみてください。

Web エンジニアの仕事は、「きつくて辛い仕事」だと言われることも少なくありません。何故そのように言われてきたのでしょうか。当記事では、Webエンジニアがきついとされる理由や、Webエンジニアに向いている人材の特性、Webエンジニアへの転職で気を付けたいポイントについて解説します。

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