面接で転職理由を質問されたら?正しい答え方を解説【例文あり】|面接での回答例もご紹介|求人・転職エージェント

面接対策完全ガイド

採用担当者がチェックするポイントをキャリアアドバイザーがお教えします

面接で転職理由を
質問されたら?
正しい答え方を解説
【例文あり】

面接対策完全ガイド 転職成功ノウハウ

転職の面接の際、採用担当者からよく聞かれる質問として「転職理由」があります。回答する転職理由の内容によっては、合否に影響することがあるため、採用担当者が転職理由を聞く意図を理解し、対策することが重要といえるでしょう。

ここでは、採用担当者が転職理由を聞く理由や、転職理由のまとめ方をご紹介します。他にも、面接の場で転職理由を伝える際に気を付けたいポイントについても紹介しますので、参考にしてください。

キャリアアドバイザーの写真

マイナビエージェントでは職務経歴書や履歴書の添削はもちろん、キャリアカウンセリング・面接対策なども行っております。もし困ったことがあればお気軽にご相談ください。

採用担当者が転職理由を聞く理由

転職 理由

まずは、採用担当者が転職理由を聞く理由についてご紹介しましょう。

1-1.応募者の人柄や意欲・モチベーションを確認するため

採用担当者が転職理由を聞く理由のひとつは、応募者が、企業が求めている人物像と合致しているかを確認するためです。
自社の社風と合致しているのか、どういった意識を持って仕事に取り組んでいるのかを読み取ろうとします。これは、企業への定着・売上貢献などに大きく関係しているためです。

1-2.入社後に前職と同じ理由で退職しないか確認するため

採用担当者は、応募者の退職のきっかけを知ることで、入社後、すぐに退職しないかどうかも確認しています。「疲れた」や「人間関係がうまくいかなかった」など、どこの企業でも起こりうる内容であった場合は、同様の理由で自社も辞めてしまうのではないかと警戒されてしまうのです。

企業は、基本的には自社に長く勤め、業績に貢献してもらいたいと思っています。早期の退職は企業にとっても大きな損失であるため、退職の可能性については様々な角度から確認されていると考えて間違いないでしょう。

転職理由をまとめる4ステップ

転職 理由

それでは、転職理由で採用担当者に好印象を持たれるようにするには、どうしたらいいのでしょうか。
続いては、転職理由をまとめる方法を、順を追ってご紹介します。

2-1.転職理由を書き出す

まずは、転職の理由を書き出しましょう。自分自身に問いかけ、なぜ転職したいのか、転職によって何を解決したいのか素直に書き出してください。

2-2.転職理由をポジティブな内容に変換する

書き出した転職理由がネガティブな内容である場合もあるでしょう。しかし、面接の場でネガティブなまま伝えてしまうと、人事担当者に良い評価を持ってもらえないこともあります。
そこで、なぜ前職から転職したいのかという退職理由を、できる限りポジティブな内容に言い換えるようにしましょう。

<ポジティブな転職理由への変換例>

・給与等、収入が少なかった

→自分の成果に対して正当な報酬が得られる企業で、より一層の貢献がしたいと思った

・労働時間、休日等の労働条件が悪かった

→限られた時間の中で、パフォーマンスを高めていきたいと考えた

・職場の人間関係が好ましくなかった

→尊敬できる上司のもとでより一層の成長をし、企業に貢献したいと思った

ネガティブな理由をもとにして、解決するためにはどのような改善ができるのかを考えてみましょう。それがポジティブな転職理由となります。

2-3.転職後に「どのようになりたいか」を考える

次に、転職することでビジネスパーソンとしてどのような目標やキャリアプランを実現したいと思ったのかを書きます。
自分がその会社に入社することで、どうなりたいのかというビジョンを思い描きましょう。

2-4.転職理由と志望動機をつなげる

転職理由と志望動機には、一貫性があることが重要です。この2つがちぐはぐだったり矛盾したりしていると、人事担当者にとって警戒される求職者となってしまいかねません。
転職理由を志望動機につなげて説明することで「目的意識を持ち、入社後もパフォーマンスが期待できる人材」であると印象づけることができます。転職理由を語る際は、かならず志望動機をセットで話すということを覚えておきましょう。

転職理由の回答例

転職 理由

面接で転職理由を質問された場合の正しい回答例とNGとなる回答例をご紹介します。

3-1.【正しい回答例1】労働時間が長すぎる

前職では、1人あたりの業務量が多く、毎日の残業や休日出勤が当たり前の環境でした。上司に業務内容やフローの改善も提案しましたが、保守的な会社の方針もあり、受け入れられませんでした。
今後は、社員の提案を積極的に受け入れる社風を掲げる御社にて、効率的に成果を出しながらスキルと経験を磨く時間を確保したいと考え、転職を決意しました。

<解説>
長時間労働が慢性化している会社から転職したい場合は、「長時間労働に耐えられなかった」ということではなく、「積極的に会社の方針の改善を提案したものの、社員の提案を受け入れる体制が整っていない環境であった」ことを転職理由の主眼に置いた上で、志望動機として、「応募企業であれば提案できる環境であるため、転職後は効率的に成果を出したいと前向きに考えている」ことを伝えるといいでしょう。

3-2.【正しい回答例2】給与が少ない

現職では目標の達成度合いに応じて、従業員へ報奨を与える制度などがなく、成果を挙げることによる手応えが得られにくい環境であったと思います。
御社には、成績に応じたインセンティブがあるとのことで、スキルや実績に見合ったポジションを得られると伺っております。御社で売上に貢献することで経済的な困難を克服しながら、キャリアアップも実現したいと考えています。

<解説>
前職が、「成果に応じた評価が得られない環境であったこと」を転職理由として伝えるとともに、志望動機として、「応募企業であれば、転職後に貢献していけると考えたこと」を伝えましょう。

3-3.【正しい回答例3】キャリアチェンジしたい

前職では5年間、医療系システムの営業を担当していました。営業職として多くのお客様へ直接ヒアリングをしてきましたが、前職ではあくまで営業職の範囲でしか対応できず、お客様の抱える課題やニーズに応えられない環境でした。
今後は、営業を通してお客様から得られた情報を基に、商品開発業務に携わりたいと考え、転職を決意しました。お客様の課題やニーズを反映したシステムを生み出し続けている御社で、営業経験を活かしながら商品開発の場で働きたいと思い、今回応募いたしました。

<解説>
キャリアチェンジや職種変更を試みた転職の場合、ただ単に挑戦したかったという気持ちを伝えるだけではNGです。応募企業において活かせる、もしくは応募企業が属する業界に関連する経験やスキルを有していることや、応募企業に貢献できる根拠となるようなエピソードを伝えましょう。その上で、志望動機として、応募企業で成果を挙げていきたいと考えたことを伝えてください。

3-4.【NG回答例1】怒られるのが嫌などの人間関係

上司との人間関係が悪化したため退職しました。上司とは普段から意見の食い違いが多く、大声で怒鳴られることも多かったです。これ以上、今の上司と一緒に働くことは無理だと思い、転職を決意しました。

<解説>
転職理由が人間関係であったとしても、そのまま回答すべきでない場合がほとんどといえるでしょう。どんな職場にも、合う人、合わない人は必ずいるもので、個人的な感情を転職理由にすると、採用側は「うちの会社でも人間関係を理由に辞めてしまうかもしれない」と思ってしまいます。

3-5.【NG回答例2】「疲れた」「つらい」といった不平不満

現在の会社では残業や休日出勤が多く、あまり趣味の時間が取れないことがつらいです。繁忙期は毎日残業が当たり前で、帰宅すると疲れてすぐに寝てしまいます。労働量に対して給料も低く、上司からも評価が得られません。やりがいや将来性を感じにくい環境ということもあり、転職を決意しました。

<解説>
「疲れた」「つらい」などのネガティブな言葉が多いと、採用担当者に「普段から不平不満が多い人なのでは」と思われてしまう場合があります。前向きさや主体性が感じられないため、採用担当者は、応募者が自社に入社するメリットを感じることができないでしょう。

3-6.【NG回答例3】「大きなことにチャレンジしたい」「夢があるから」など漠然としている

前職で磨いたスキルや経験を、もっと発揮できる仕事に就きたいと思い転職を決めました。私には将来の夢があり、前職ではチャレンジが難しいと感じていました。御社で私の強みを発揮しながらスキルも磨き、夢を実現したいと思います。

<解説>
目標や入社後に発揮したいスキルなどは、具体的な内容で伝えなければなりません。「大きなことにチャレンジしたい」「将来の夢のために」といった言葉ではどうしても漠然としたものとなってしまい、結局その会社に入社して何がしたいのか伝わりにくいです。
「ウェブデザインの経験を活かし、UI・UX設計の開発に携わっていきたい」など、どのようなスキル・経験を活かして、どのように企業に貢献したいのか、具体的な言葉で伝えるよう心掛けましょう。

面接で転職理由を話すときに押さえておくべきポイント

転職 理由

転職理由の内容や伝え方によって、採用担当者に与える印象は変わってきます。採用面接で話す際は、以下のポイントを理解して、準備するようにしましょう。

4-1.転職理由は具体的に説明する

転職理由は、できる限り具体的に述べるようにしましょう。
「企業方針が合わなかった」「キャリアアップをしたくて」「やりたいことと違った」などでは、具体的にどんな点が企業方針と合わなかったのか、どんな風にキャリアアップをしたいのか、何がやりたいことと違ったのかを理解することが難しくなってしまいます。

抽象的な説明では、採用担当者も評価できません。できる限り具体的に理由も添えて説明をするようにしましょう。あなたの考え方が採用担当者により伝わるようになりますし、新しい企業とマッチするかの判断もしやすくなります。

4-2.できる限り嘘はつかない

転職理由を述べる際は、できる限り嘘はつかないことが大切です。「実は給与が安かったので」など、何でも正直に話せば良いというわけではありませんが、脚色したり、事実を捻じ曲げたりせず、正直に話そうとする姿勢が大切です。

自分の言葉で正直に話そうとする姿勢が、面接官からは好印象に映ることがあります。変に格好つけたり隠したりせずに、自分で考えて話すようにしましょう。

4-3.職場の悪口は言わないようにする

余程の理由がない限り、職場や社員の悪口を言うのは避けましょう。現職はもちろんのこと、退職した会社も同様です。悪口を言う姿が好印象に映ることはありませんし、面接は文句や悪口を言う場所ではありません。
「面接の場で文句や悪口を言う、ビジネスマナーのない人」とも思われてしまい、良い評価をもらえる可能性は低くなってしまいます。

4-4.年収や待遇面の話はできる限り避ける

転職理由として、「有給が取れなかった」「給与が低かった」「ボーナスがなかった」「家賃補助がなかった」「残業代がなかった」といったものは、できる限り述べるべきではありません。
これらを理由にしてしまうと、「やりがいや仕事内容よりも、年収や待遇面を気にする人」と思われてしまい、良い評価を受けることはできない可能性があります。

4-5.暗く自信がなさそうに話さない

転職理由自体をネガティブに捉え、暗く話してはいけません。自信がなさそうに映り、「退職したことを後悔しているのかな」「本音は違うのではないか」など、面接官に思われてしまいます。
次のステップに進むために退職し転職をするわけですから、大きな声で堂々と話すようにしましょう。
同じ内容を話すのでも声の大きさで自信があるように見え、説得力が増します。

4-6.言わないことを決めておく

意識して口に出さない言葉や話題も決めておきましょう。
特に、人間関係の悪化や漠然とした内容の転職理由は、個人的な問題と受け取られやすくなります。単なる不平不満とも思われ、マイナス評価されてしまう可能性もあるため、なるべく前向きな言葉や話題を選ぶことが大切です。
転職理由として伝えることは、その企業へ転職することで解決されることだけにとどめるといいでしょう。

転職理由を履歴書に書く際のコツ

転職 理由

履歴書に書く転職理由は、面接で答える場合と違って、時間をかけて作り上げることができます。特に面接に自信がない方は、面接の分もカバーするつもりで、納得がいくまで書き直すようにしましょう。
ここでは、履歴書に書く転職理由のコツについて解説していきます。

5-1.簡潔な内容で、論理的に、一貫性を持たせて書くこと

まず、転職理由は多くても、2つほどがおすすめです。いくつもの転職理由を挙げてしまうと、転職においての軸がない印象を持たれてしまうケースもあります。
まず、転職理由を述べ、続けて詳しい説明を加えるという形で書くといいでしょう。先に結論を書くことで、体系立てた文章になります。論理的な思考ができる人材であることをアピールするため、文章の構成にも注意が必要です。

そして、転職理由を志望動機につなげます。これまで説明してきたことの重複になりますが、「なぜ転職したのか」と「なぜこの企業なのか」という2つの理由に、一貫性を持たせることが重要なのです。
「簡潔な内容で、論理的に書き、一貫性を持たせる」。この3つが、良い転職理由を書く際のポイントとなります。

5-2.仕事に直結しないプライベートな情報は書かない

転職理由を説明する際に、これまでの体験をもとに話を展開するのは効果的です。しかし、過去の体験が「プライベートな内容」や「趣味・遊び」であることは、あまり推奨できません。
もちろん、趣味や遊びから学ぶことは大いにありますが、履歴書の転職理由は、あくまでも職歴の中から導き出すのが一般的です。よほど業務に直結している場合でない限り、前職での経験をもとに作成するのがいいでしょう。

ただし、ウェブ業界などでは、趣味で制作したウェブサイトやブログが評価されて、選考を進める場合も少なくありません。プライベートな内容を記載する場合は、仕事に直結しているか否かをしっかりと見極めるようにしましょう。

転職理由の作成には、転職エージェントの力を借りよう

転職 理由

面接で述べる、もしくは履歴書に書く転職理由は、企業の十分なリサーチを行ってアピールする必要があります。とはいえ、求人票に掲載されている情報だけでは表層的なことしか知ることができず、社風などの不文律や、残業時間や離職率などのセンシティブな情報は、個人では手に入れるにも限界があります。

マイナビエージェントでは、企業担当者が企業のリサーチを行っています。求人票だけではわからない情報をご提供できますので、転職を有利に進めていただけるでしょう。
また、応募書類の添削や模擬面接などの面接対策も行っているため、準備している転職理由が企業に対して良い印象を持たれるかどうか、プロの立場でアドバイスいたします。
転職理由の書き方のほか、転職活動全般をサポートさせていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。

この記事の監修者


この記事の監修者

小泉 崇

株式会社マイナビ所属。転職エージェント歴14年。経験領域としてはオールジャンルを経験しており、経験豊富な点が最大の強みかと思います。

株式会社マイナビ所属。転職エージェント歴14年。経験領域としてはオールジャンルを経験しており、経験豊富な点が最大の強みかと思います。

 サービス紹介

面接対策完全ガイド 面接で転職理由を質問されたら?正しい答え方を解説【例文あり】ページ。転職エージェントならマイナビエージェント。マイナビの転職エージェントだからできる、転職支援サービス。毎日更新の豊富な求人情報と人材紹介会社ならではの確かな転職コンサルティングであなたの転職をサポート。転職エージェントならではの転職成功ノウハウ、お役立ち情報も多数掲載。