転職で年収アップ!実現のポイントと下がる原因、年収交渉のコツも全部解説|求人・転職エージェント

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更新日:2024/11/25

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転職で年収アップ!実現のポイントと下がる原因、年収交渉のコツも全部解説

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この記事のまとめ

  • 株式会社マイナビの調査によると、転職によって「年収が上がった」と答えた人の割合は39.1%、「年収が下がった」と答えた人の割合は20.5%。
  • 転職で年収アップを実現するには年収水準の高い業種へ転職するか、内定承諾前に年収交渉をするとよい。
  • 年収交渉をする際は自分の市場価値を正しく分析したうえで、適切な年収を設定することが大事。

年収水準は業界・企業によって異なることから、「転職」は年収を上げる有効な方法といえます。しかし求人選びを誤ると、かえって年収が下がってしまうケースもあります。転職して年収を上げたい場合は、年収が下がる原因や年収交渉のコツを押さえておきましょう。

この記事では、転職で年収が下がる原因、年収アップを実現させる方法、年収交渉のコツ・ポイントを紹介します。現在の年収に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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【最新データ】転職して年収は上がる?下がる?

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年収を上げるために転職活動をしている方は多いのではないでしょうか。一方、実際に転職で年収アップに成功した方がどのくらいいるのか、気になることもあるでしょう。ここでは、株式会社マイナビの「転職動向調査2024年版(2023年実績)」(2023年12月調査)をもとに、転職で年収アップに成功した方の割合を紹介します。

転職で年収が上がった人・下がった人の割合

株式会社マイナビの「転職動向調査2024年版(2023年実績)」(2023年12月調査)によると、転職後に年収が上がったと答えた人の割合は「39.1%」、転職して年収が下がったと答えた人の割合は「20.5%」でした。この数字から分かるとおり、転職は年収を上げるための有効な方法であるといえます。

なお、「年収が上がった」と答えた人が多かった年代・性別は40代の男性で、45.4%が年収アップに成功しています。

参照:「転職動向調査2024年版(2023年実績)」(2023年12月調査)|株式会社マイナビ

転職で年収が上がった割合の多い職種

同じく株式会社マイナビの「転職動向調査2024年版(2023年実績)」(2023年12月調査)によると、転職後に年収が上がったと答えた人の割合が多かった職種は「クリエイター・エンジニア」で55.1%、次いで「コンサルタント・専門職」が51.9%、3番目が「企画・経営・管理・事務」で45.9%でした。

「クリエイター・エンジニア」は実力やスキルが年収に反映されやすい職業です。年齢が若くても、転職して高収入を目指すことが可能です。

参照:「転職動向調査2024年版(2023年実績)」(2023年12月調査)|株式会社マイナビ

転職して年収が下がる5つの原因

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転職時に年収が上がる人の割合は多いものの、転職先の選び方によっては年収が下がる可能性も十分あります。ただし、転職して年収が下がる理由を事前に押さえたうえで対策を講じれば、適切な転職先を選ぶことができ、年収アップが可能です。ここでは、転職して年収が下がる原因を5つ紹介します。

1.異業種への転職

未経験の業種へ転職すると、前職で培ったスキルや経験が活かせないことから、給与水準も低く設定される可能性があります。たとえば、10年以上の経験を積んだベテランの介護士であっても、未経験のITエンジニアへ転職すれば「新人」として扱われるでしょう。したがって転職によって年収を上げたいのなら、前職と関連性がある求人を選ぶのがセオリーです。

2.役職が変わる

転職して「部長から課長になる」といったように、役職が下がると年収が低くなる可能性があります。ある程度キャリアを積んだ30代や40代は、何かしらの役職に就いているケースが多くあります。しかし、転職先で同じポジションや希望する役職が空いているとは限りません。そのため、転職時には役職が変わりやすい点に注意が必要です。

3.企業研究が甘い

企業研究不足によって給与水準の低い職場を選ぶと、年収が下がる可能性があります。企業研究が不足する原因はいくつか考えられますが、よくあるのは「焦り」です。

たとえば、転職先が思うように決まらなければ、自身の力不足を痛感する場合があります。また、無職の状態で転職活動をすれば、経済的な不安も生じるでしょう。そして、転職先を早く決めたいと思うがあまりに焦りが生じ、企業研究が不十分なまま求人に応募してしまうケースがあります。

4.ブランクがある

長期間のブランク(離職期間)があると、転職が不利になる可能性があります。たとえば採用面接において、1年以上無職だった応募者に対して面接官は「働く意欲があるのか」「人間性に問題があるのでは」などと懸念することも少なくありません。複数の求人に応募しても採用がもらえずに苦戦している場合は、条件に妥協して転職先を選ぶ必要が出てくるでしょう。

5.労働時間が短くなる

転職して労働時間が短くなれば年収が下がる可能性があります。特に時間外労働によって高収入を得ていた人は、残業が少ない職場に転職すれば年収が下がってしまいかねません。転職先の残業時間がどのくらいかは、求人を見ただけでは分からないことが多いため、問い合わせたり面接時に確認したりする必要があります。

転職で年収アップを実現するための5つの方法

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転職して年収を上げるには、年収水準の高い業種を選んだり年収交渉をしたりと、いくつか方法があります。ここで紹介する5つの方法を押さえて転職活動を進めれば、年収アップを実現できるでしょう。また、複数の方法を組み合わせるのもおすすめです。ぜひ試してみてください。

1.年収水準が高い業種へ転職する

未経験の業界・職種であっても、年収水準が高い業種へ転職すれば年収アップを実現できるでしょう。マイナビエージェントの「平均年収ランキング【2020年版】」では、金融・コンサルティング業が平均年収ランキングの上位を占めています。ほかにも、「IT・インターネット・通信」や「メーカー」も高い年収が期待できる業種です。

ただし、年収が高い業種は専門的な知識やスキルが求められることも少なくありません。たとえば、ITエンジニアにはプログラミング言語やセキュリティの知識・スキルが求められます。こういった専門性の高い業種への転職は簡単ではない点に留意しましょう。

2.実力・実績を重視する企業に転職する

どれほど高いスキルを持っていても、年功序列の評価制度を取り入れている企業では、中途入社した社歴の浅い方は高い評価を得られないこともあります。実力や実績で評価が決まり、評価しだいで給与が決まる企業や、インセンティブを導入している企業を選ぶのがおすすめです。

3.内定承諾前に年収交渉をする

年収の高い会社や業界・職種を選ぶことが重要であると先述しましたが、「年収交渉」も大きなポイントのひとつです。内定時には「採用条件通知書」といって企業側から書面で年収を提示されますが、この書類が届くのをただ待つだけではなく、面接の段階で条件交渉することも検討してみてください。その際には謙虚な態度で臨むこと、根拠とともに希望年収を伝えることが大切です。

4.福利厚生や諸手当で年収アップを狙う

年収アップを考えるとつい「基本給」の部分で見比べてしまいがちですが、「福利厚生」や「手当」を計算に入れることも大切です。

たとえば家賃手当がある会社とそうでない会社とでは、家賃手当がある分だけ自分の給与から家賃に充てる金額を減らせます。資格を持っていると支給される資格手当や、住んでいる地域に応じて支払われる地域手当など、基本給が低く見えても手当でもらえる給料が増えることも覚えておきましょう。

5.転職エージェントを利用する

転職エージェントは転職先候補の紹介だけでなく、年収の調査もサポートしてくれます。年収について交渉する際、自分が転職しようと考えている企業や業界の「年収水準」を把握していないとうまくいきません。自分の経験や年齢の相場を知らなければ、低い提示額でも承諾してしまうこともあるでしょう。

自分のスキルや経験を金額に換算して伝えるのは難しい一方、客観的に推薦してくれる第三者がいれば自信が持てるうえ、スムーズに進められます。実際に、多くの方が転職エージェントを利用したことで年収アップを実現させています。

転職時の年収交渉を有利にするコツとポイント

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年収交渉は年収アップにおいて有効な方法です。しかし成功させるためには、年収交渉のタイミングや交渉材料の準備など、進め方やポイントを押さえておくことが大事です。ここでは、転職時の年収交渉を有利にするコツ・ポイントを紹介します。

自分の市場価値を見極めて希望年収を決める

年収交渉の際に伝える希望年収が、相場より高すぎたり低すぎたりすると、「常識がない人」「自己分析や業界研究が甘いのでは」とマイナスな印象を与えかねません。希望年収を適切に設定するためには、業界研究をして年収水準を調べ、自分の市場価値を知る必要があります

市場価値とは、人材の需要と供給によって決まる「自分の価値」のことです。自分と同じスキル・経験のある人がどのくらいの年収なのか、求人サイトやSNSなどを活用して調べてみてください。自己分析が難しい場合は転職エージェントに相談し、自分の市場価値を客観的に分析してもらうのも手です。

アピールになる交渉材料(スキル・実績)をまとめておく

年収交渉の際に「ただ年収を上げてほしい」と交渉をしても、面接官には納得してもらえないでしょう。「自分はこれだけの結果を出してきた」「自分が持つスキルはこのように仕事で活かせる」という具体的な証拠を提示すれば説得力が増し、交渉に根拠が生まれます。そのためにも、自分の実績やスキルを棚卸しして、アピールできる交渉材料をまとめておきましょう

適切なタイミングで年収交渉する

年収交渉のタイミングは、大きく分けて「面接」「内定承諾前」の2つあります。面接時であれば、面接官から希望する年収について聞かれたときが適切なタイミングといえます。また、面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれた際に、年収交渉をするのもよいでしょう。

あくまでも自然な流れで年収交渉をするのがコツです。ただし、面接時に年収交渉をすると、採用に影響が出やすい点には注意しましょう。

内定承諾前のタイミングは、企業側が「応募者を採用したい」と考えていることから年収交渉が成功しやすいといえます。内定承諾書を受け取った後で年収交渉はできないため、承諾の返事の際か、オファー面談時に話を切り出しましょう。

他社の内定条件を提示する

自分の市場価値を裏づけるには、他社の内定条件を提示することも有効です。たとえば「内定をいただいているA社では年収500万円を提示していただいており、同程度の年収を希望しています」といったように伝えます。他社の内定条件がよいほど、自分のスキルや経験が業界で高く評価されている証拠となり、交渉を有利に進められるようになります。

ただし、他社の内定条件を提示する場合に金額を誇張するのはNGです。うそがばれると内定を取り消される恐れがあるため、注意が必要です。

転職で年収アップを狙うなら「マイナビエージェント」へ

「年収の高い仕事を紹介してほしい」「年収交渉を成功させたい」といった方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。マイナビエージェントは幅広い業界・職種の求人を扱っています。あなたのスキルや経験、希望する条件にマッチした求人を紹介可能です。

また、年収交渉はキャリアアドバイザーが代行しますので、書類の作成や面接の練習に専念できます。自分に合った仕事が分からない方や、転職の意思が固まっていない方も一度ご連絡ください。

まとめ

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転職で年収アップを実現するには、年収水準が高い業種へ転職したり、内定承諾前に年収交渉をしたりするのが有効です。年収交渉する際には、自分の市場価値を見極めて希望年収を設定すること、適切なタイミングで切り出すことが大事です。自力で年収を上げるのが難しいと感じた方は、転職エージェントへの相談を検討してみてください。

マイナビエージェントは、これまで多くの転職希望者の年収アップを実現してきました。あなたの市場価値を正しく分析しつつ、希望する条件に沿った転職が成功するように支援します。ぜひご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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