未経験者必見！IT業界への転職のコツとおすすめITエンジニア職5選｜求人・転職エージェント
更新日：2022/05/24
未経験者必見！IT業界への転職のコツとおすすめITエンジニア職5選
ITエンジニア職への転職を考えているものの、「未経験では厳しいかもしれない」と迷っている方もいるでしょう。
しかし、求人選びや転職のコツを押さえれば、実務経験がなくても転職可能です。
そこで今回は、未経験者向けにIT業界の求人事情をお届けします。
転職前に準備しておきたいことや必要スキル、実際の仕事内容などもまとめました。
転職へと動き出す前に、ITエンジニア職に関する知識を深めましょう。
目次
未経験でも転職できる！IT業界の求人事情
ITエンジニア職は、未経験者でも転職が可能です。
また、IT業界には専門の資格やスキルが必要不可欠と思われるかもしれませんが、これといった資格やスキルを必要としない求人も多くあります。
ここでは、IT業界全般の求人傾向について、確認していきましょう。
業界・職種未経験可の求人も多い
インターネットの普及が急速に進んだ現代、ITエンジニアの需要はとても高くなりました。
しかし、需要に対して供給が足りず、ITエンジニアを求める企業は慢性的な人材不足の傾向にあります。
そのためIT業界では、未経験者採用を推進する企業が少なくありません。
育成を前提とした採用をし、研修からスタートとなる企業も多いため、未経験者であっても少しずつ仕事に慣れやすいでしょう。
前職で培ったポータブルスキルが生かせる
ITエンジニア職に求められるスキルは、職種やポジションによって異なります。
しかし、専門スキルと同様に、ポータブルスキルも求められるでしょう。
ポータブルスキルとは、課題の設定力や分析力、計画力などのように、どの業界でも通用するスキルのことです。
ITエンジニア職への転職を考えているのなら、前職で培ったポータブルスキルを洗い出し、強みが生かせる職種を検討してみるのもよいでしょう。
IT業界へ転職する前に準備しておきたいこと
ITエンジニアの業務は細分化されている傾向にあります。
そのため、どの職を目指すのかを決め、必要なスキルや資格を得ることが、転職を有利に進めるポイントです。
ライバルよりも一歩リードした状態で転職を進められるように、転職前の準備について紹介します。
なりたいITエンジニア職を絞る
ITエンジニア職と一口にいっても、担当業務はさまざまです。
業務によって必要なスキルや専門性は異なるため、まずは「なりたいITエンジニア職」のイメージをクリアにしましょう。
また、似た業務内容であっても、企業によって職種の呼称が異なるケースもあるため、ご注意ください。
ITエンジニアを必要とする業界に関しても、Web業界やソフトウェア業界、情報処理業界などさまざまです。
自身が活躍できる業界と職種はどこなのか、じっくりと見定めましょう。
必要スキルを磨く
IT業界には、未経験者向けの求人もありますが、応募条件として特定のスキルを必要とする求人もあります。
もしも目指す業界や職種の求人に、最低限必要とされる知識がある場合、事前にスキルを身につけましょう。
求人の中でも条件として多いのが、「プログラミング言語」の習得です。
ただし、システムの種類によって必須言語が異なるため、職種にあった言語を学ぶ必要があります。
プログラミング言語は独学も可能ですが、覚えることが多く難しいため、プログラミングスクールの利用がおすすめです。
通学制のスクールに通う時間がなければ、オンラインスクールを活用するとよいでしょう。
資格を取得する
未経験者は、いくら知識やスキルを身につけていても実績がなく、転職時にアピールすることが難しいかもしれません。
知識やスキルを証明する方法としておすすめなのが、資格取得です。
転職を有利に進めたいなら、以下のおすすめ資格の取得も検討しましょう。
- CCNA（Cisco Certified Network Associate）...ネットワークエンジニアの技能認定資格
- 基本情報技術者試験（FE）...情報技術全般の知識を証明する資格
- 応用情報技術者試験（AP）...システム構築スキルを証明する資格
- MOS（マイクロソフトオフィススペシャリスト）...WordやExcelの使用スキルを証明する資格
- Google アナリティクス個人認定資格（GAIQ）...Googleアナリティクスの使用スキルを証明する資格
ITエンジニア職に関わる資格は、ほかにも多くあります。
職種によって必要な資格は異なるため、希望の職種に必要な資格を調べてから学習を開始しましょう。
未経験者におすすめのITエンジニア職5選
幅広いITエンジニア職の中でも、未経験者におすすめとされる職種があります。
ここでは、これからIT業界を目指す方へ向けて、それぞれの業務内容を紹介すると共に、なぜ未経験者におすすめなのかをまとめました。
システムエンジニア（SE）
「システムエンジニア（SE）」とは、システム開発の企画から設計、テスト、品質保証など、プログラミング以外の工程を幅広く担当する職種です。
システムエンジニアを求めている企業は多く、SIer（エスアイヤー）と呼ばれるシステム開発専門の企業から、一般企業の情報システム部門まで、さまざまな求人があります。
システム開発の発注元であるクライアントや、システムを利用するユーザーなど、社外とのやりとりが多いのも特徴です。
そのため、未経験者でも前職で培ったヒューマンスキルが生かしやすい職種といえるでしょう。
また、幅広い業務や人々と関わることから、さらなる転職やキャリアアップに役立つ「キャリアパス」も得やすい傾向にあります。
プログラマー（PG）
システムエンジニアからシステム開発の指示を受け、実際に開発を行うのが「プログラマー（PG）」です。
開発にはプログラミング言語が必須であることから、「未経験者の転職は難しいのではないか」と考える方も少なくないでしょう。
しかし実際は、社内研修の充実した企業も多く、未経験者歓迎の求人が多い職種です。
担当するシステムによって求められる知識やスキルが異なり、職種の呼称も異なります。
例えば、アプリケーションソフトを開発するアプリケーションエンジニア、組み込みシステムを開発する組み込み系エンジニアなど、自身の興味関心やスキルに応じて選ぶとよいでしょう。
Web系エンジニア
Web系システムの開発に携わるITエンジニアの総称が、「Web系エンジニア」です。
Web系エンジニアはさまざま細分化できますが、ここでは「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2つを紹介します。
フロントエンドエンジニアは、Webサービスやアプリケーションの表示・操作など、表部分のシステム開発をするエンジニアです。
これに対し、バックエンドエンジニアは、Webサーバーやデータベースなど、裏部分のシステムを開発します。
Web系エンジニアもまた、研修制度の充実した求人が多く、未経験者にもおすすめです。
ただし、システムの開発から運用まで業務内容がかなり幅広くなる企業では、経験者や資格取得者向けの求人もあります。
セールスエンジニア
「セールスエンジニア」とは、システムエンジニアやプログラマーの手で作られた、システムの営業活動に従事する職種です。
自社システムやIT全般に関する知識を優先して取得し、専門的分野から営業担当者のサポートをします。
また、IT部門の営業担当者として、単独で営業活動をすることもあるでしょう。
業務内容上、豊富な知識が必要とされます。
しかし知識に関しては、社内研修などを通して、転職後でも身につけられるでしょう。
大切なのは、専門知識を分かりやすく解説する能力や、コミュニケーション能力です。
営業職の経験がある方には、特におすすめの職種といえます。
ヘルプデスク・ITサポート
「ヘルプデスク」や「ITサポート」とは、いわゆるコールセンターのオペレーターや、テクニカルサポートの担当者です。
IT系の事務や総務もこなすほか、サーバーやネットワークの運用保守を担当するケースもあります。
消費者との関わりが多いため、未経験者であってもコミュニケーションスキルをはじめとしたヒューマンスキルを生かしやすいでしょう。
専門知識は必要となりますが、IT系全般の知識よりも、企業が提供しているシステムやサービスなどの独自知識を求められる傾向にあります。
そのため、未経験者であっても社内研修で知識をカバーできるでしょう。
IT業界は年齢によって転職難易度が異なる？
IT業界への転職は、20代の成功率が高いといわれています。
若い世代ほどその後の成長を期待され、ポテンシャル採用となるケースが多いためです。
30代・40代以降になると、即戦力が求められるため、スキルや経験がない状態では転職難易度が高まるでしょう。
そのため、未経験者の場合は早めの転職がおすすめです。
しかし、20代以外は転職ができない訳ではありません。
30代・40代であっても、前職で培った経験やスキルを生かせる職種を選べば、転職成功率はアップするでしょう。
未経験からIT業界へ転職するコツ
IT業界への転職難易度を下げるには、いくつかのコツがあります。
ここでは、未経験者へ向けて押さえておきたい転職のコツをまとめました。
これから紹介するポイントを意識して、IT業界への転職をよりスムーズに進めましょう。
転職を決めたら早めに行動しよう
IT業界では、年齢に応じて必要なスキルや経験が変わる傾向にあります。
転職を有利に進めるためには、事前に勉強が必要になることもあるでしょう。
そのため求人を探すにしても、勉強を始めるにしても、早めの行動をおすすめします。
また、行動を起こすためには、希望の職種を絞ることが肝心です。
興味のある職種や自身のスキルが活用できる職種は何か、まずは今後の転職について具体的な考えを持ちましょう。
キャリアパスを意識しよう
専門性があまりに高い職種は、未経験からの転職に不向きです。
ゆくゆくは上級エンジニア職を目指している場合でも、まずは未経験者歓迎で求人を出している職種への転職をおすすめします。
実務の中でスキルや知識を磨き、段階を踏んでキャリアアップを目指すとよいでしょう。
例えばシステムエンジニアに転職して経験を積めば、将来的にプロジェクトマネージャーやITストラテジストなどの上級エンジニア職に就くことも可能です。
自身の職について目標を定め、そこに至るまでのキャリアパスを明確に設定することも重要といえます。
転職エージェントを活用しよう
IT業界への転職において未経験者が不利なのは、テクニカルスキルや実績だけではありません。
IT業界は職種が幅広いこともあり、実際に経験してみないと仕事内容の実態が分かりにくい傾向にあります。
このような情報不足により、自身に合わない職種・企業を選んでしまうケースも多いでしょう。
そのような失敗を避けるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントは、IT業界のさまざまな職種だけでなく、各企業の情報を蓄積しています。
また専任のキャリアアドバイザーによって、自身の現状と将来的なキャリアパスを加味し、適切な転職先探しをサポートしてくれるでしょう。
IT業界への転職ならマイナビエージェントがおすすめ
IT業界への転職を目指すのなら、「マイナビエージェント」をご利用してみてはいかがでしょうか。
マイナビエージェントは、IT業界に強い転職エージェントです。
ITコンサルタントやアプリケーションエンジニア、システム運用など職種別の求人検索もできます。
また、マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、業界ごとの専任制です。
IT業界や企業に精通したキャリアアドバイザーが、あなたのスキルや経験に応じて、適切なアドバイスを行います。
求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策まで、IT業界への転職に関するトータルサポートが受けられるサービスです。
まとめ
IT業界は研修制度が手厚く、未経験者を歓迎する企業も多く見られる業界です。
しかしIT業界と一口にいってもその職種は幅広い上、企業ごとの特色が色濃く出やすい傾向にあります。
そのため、自身に合った転職先を見つけたいのなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
マイナビエージェントでは各企業にヒアリングをし、仕事内容から内部事情、企業が求める人物像に至るまで、情報収集を徹底しています。
蓄積された豊富な情報をもとに、あなたにぴったりの転職先をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
関連コンテンツ
-
IT業界
Webエンジニアに将来性はない?AI発展の3つの影響と生き残るための戦略
-
IT業界
ネットワークエンジニアの将来性は？需要が高まる理由と必須のスキル
-
IT業界
システムエンジニアを辞めたい4つの理由と辞める前に確認したいこと
