ITエンジニアが向いている人の特徴7選!必要なスキルや未経験で目指す方法|求人・転職エージェント

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更新日:2023/08/29

IT業界

ITエンジニアが向いている人の特徴7選!必要なスキルや未経験で目指す方法

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この記事のまとめ

  • 論理的な思考力を持ち、コミュニケーション能力の高い方はITエンジニアに向いているといえる。
  • ITエンジニアは、パソコン作業が好きな方や好奇心旺盛な方であれば未経験や文系卒業者でも目指せる。
  • ITエンジニアとして活躍するには、基本的なITスキル以外にも営業スキルやマネジメント能力も重要。

ITエンジニアは、ITシステムの設計や開発などに携わる職種です。ITはさまざまな業界で注目されており、「ITエンジニアとして働いてみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし、自分がITエンジニアに適しているのか、未経験からでも挑戦できるのかが分からずに二の足を踏んでいる方もいるでしょう。

そこで本記事では、ITエンジニアに向いている人の特徴を解説します。必要なスキルや未経験から目指す方法についても触れているため、参考にしてみてください。

目次

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ITエンジニアとは?

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ITエンジニアとはどのような職種のことなのか、全体像を把握できていない方もいるのではないでしょうか。転職後のミスマッチを防ぐためにも、ITエンジニアへの理解を深めておきましょう。ここでは、ITエンジニアの概要や代表的な職種について解説します。

ITエンジニアはシステムやITインフラを設計する専門職

ITエンジニアは、ITシステムの設計や開発、システムの作動に必要な基盤の構築などに携わる職種です。エンジニアリングに関する専門的な知識やスキルを基にさまざまな業務を担当しており、その内容によって職種は細かく分けられています。

雇用形態に関しても正社員から派遣社員、パートまで幅広く、中にはフリーランスとして独立しているITエンジニアも存在します。

ITエンジニアの主な業種

ITエンジニアの代表的な職種として、システムエンジニア(SE)やWebエンジニア、インフラエンジニアが挙げられます。

システムエンジニア

システムエンジニアは、コンピューターのシステム開発において、その管理や設計に関する業務を担います。クライアントの要望に基づいてシステムを設計して構築、そのとおりに作動するかテストを実施する仕事がメインです。

Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサイトやアプリケーションの制作・開発に携わるITエンジニアのことです。Webエンジニアと一口にいっても、職種は下記のように細かく分かれています。

  • フロントエンドエンジニア
  • バックエンドエンジニア
  • iOSエンジニア
  • Androidエンジニア

インフラエンジニア

インフラとは、ネットワークやサーバー、データベースのことです。インフラエンジニアは、これらのシステムが動作する基盤を設計したり、構築、運用したりする仕事を担います。インフラエンジニアも役割によって下記のように職種が細かく分かれています。

  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • クラウドエンジニア

ITエンジニアが向いている人の特徴7選

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ITエンジニアの職種はさまざまですが、向いている人の特徴にはいくつかの共通点があります。ここでは、ITエンジニアに向いている人の特徴を7つ紹介します。自分がITエンジニアに向いているのかどうかが分からずに悩んでいる方は、これらの特徴が自身に当てはまるかどうかを確認しながら読み進めていってください。

1.論理的な思考力がある

IT業界では、数字やデータを基にした根拠のある施策を考えるケースが多くあります。そのため、論理的な思考力を持っている方は、ITエンジニアに向いているといえるでしょう。また、システムの開発にあたって必要な作業をどの担当者にどのように振り分けるのか、必要な期間やコストはどの程度発生するのかなどを正確に見積もりたいときにも、論理的思考力が必要です。

2.解決能力に優れている

IT業界での仕事は、突発的なトラブルが発生する場面が多々あります。そのため、問題を分析して原因を突き詰め、解決へ導ける能力を持ち合わせている方はITエンジニアに向いているといえます。さらにITシステムに関する幅広い知識を持ち合わせていると、適切な解決策を迅速に導き出せて臨機応変にトラブルへ対処できる可能性が高くなります。

3.協調性がありコミュニケーション能力に長けている

ITエンジニアは、基本的にチームで作業を進めていきます。そのため、協調性があり、周りと協力して仕事ができる方のほうがITエンジニア向きといえます。また、ITエンジニアはクライアントの要望をヒアリングし、それに基づいてシステムを設計・構築する必要があります。クライアントの要望をうまく引き出すためにも、コミュニケーション能力は欠かせません。

4.好奇心旺盛で学習意欲が強い

IT技術は日々アップデートされているため、その都度知識を身につけていく必要があります。そのため、新しい情報や技術に関心を抱き、分からないことをすぐに調べて取り込もうとする方はITエンジニアに向いているといえるでしょう。また、現状に満足せず学習する意欲を保ち続けられる方もITエンジニアとして実力を発揮できる人材だといえます。

5.柔軟性があり臨機応変に対応できる

業務に慣れてくると、自分の知識や技術だけに頼って作業を進めてしまいがちです。しかし、IT技術や作業方法は頻繁に更新されています。これらを柔軟に取り入れられる方のほうが効率よく、かつ質の高い作業が可能となり、ITエンジニアとしての実力を発揮しやすいといえるでしょう。

また、通常では起こり得ないミスやトラブルが発生した際にも臨機応変に対応できる力がある方は、ITエンジニアとして重宝されるでしょう。

6.集中力がある

ITエンジニアの業務は、基本的に地道で綿密な作業がほとんどです。プログラミングのコードを長時間書き続ける場面もあり、間違いが発生しないようにするには集中力を保つ必要があります。頭をリフレッシュさせるのがうまい、長時間の作業が得意な方はITエンジニアに向いているといえるでしょう。集中力があれば、短期間で作業を完了させることも可能です。

7.根気があり体力にも自信がある

ITエンジニアの業務は、トラブルの発生などによりスケジュールどおりに作業が進まないケースがしばしばです。クライアントに約束した納期を守るために、残業などが必要となることもあるでしょう。そのため、多少のハードスケジュールでも根気強く対応できる方のほうがITエンジニア向きです

ITエンジニアが向いていない人の特徴6選

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コミュニケーション能力や解決能力に優れており、好奇心旺盛で新しい技術や知識に敏感な方はITエンジニアに向いています。一方で、ITエンジニアの仕事が苦手だと感じる方も中には存在します。ここでは、ITエンジニアが向いていない人の特徴を6つ紹介します。

1.パソコン作業が苦手だと感じる

ITエンジニアは、毎日長時間コンピューターと向き合って作業を進める仕事です。そのため、パソコン作業が苦痛だと感じる方や、操作が苦手だと感じる方の場合、ITエンジニアとして働くのは難しい可能性があります。最初から特段難しい知識や技術を求められるケースは少ないため、未経験だとしても苦手意識を持たずに努力してパソコンスキルを身につける姿勢が大切です。

2.個人での作業を好む

ITエンジニアは、職種にかかわらず基本的にチームで作業を進めていきます。また、クライアントに対しても交渉能力や要望をくみ取る理解力などが必要です。そのため、個人での作業が好きな方や、周りとコミュニケーションを取りながら仕事をするのが苦手な方にはITエンジニアは向いていない可能性が高いといえるでしょう。

3.受け身な姿勢で仕事をしている

ITエンジニアは、常に新しい情報をインプットしながら技術を磨いていく必要のある仕事です。作業中も自分の知らないことを調べながら作業を進めていく場面が多々あります。そのため、分からないことを教えてもらえるまで待っているような受け身な方の場合、ITエンジニアには向いていない可能性があります

採用面接においても、積極性があるか、自分から進んで新たな知識を吸収する姿勢があるかどうかを見られる傾向にあります。

4.同じ作業の繰り返しが苦手だと感じる

ITエンジニアの仕事の中には、さまざまなシチュエーションを想定してシステムのテストを実施し、トライアンドエラーを繰り返して改善していく作業が多くあります。またシステムの構築にあたっては、手順に従った綿密な作業が必要です。そのため、地道な作業や同じ作業の繰り返しが苦手な方は、ITエンジニアの仕事が向いていない可能性があります

5.自分の思い込みだけで仕事を進めてしまう

ITエンジニアの仕事にはトラブルがつきものです。原因を追究して、ひとつずつ解決しなければならないケースも多々あります。トラブルを解決へ導くためには、同僚と意見を交換しながら協力して作業を行うことも重要です。そのため、周りの意見を聞かず、自分ひとりの思い込みだけで突っ走ってしまう性格の方はITエンジニアに向いていないといえます。

6.メンタルが弱くトラブルに対して冷静に対処できない

ITエンジニアは、多くのバグやトラブルと向き合うことになるため、比較的ストレスの溜まりやすい職種といえます。そのため、何かあったときにすぐに挫折してしまう、諦めてしまうようなメンタルの弱い方や、「問題が起きたらどうしよう」と思い詰めて作業をなかなか進められないような方、トラブル発生時に冷静に対処できない方は、ITエンジニアの仕事が向いていない可能性が高いといえるでしょう。

ITエンジニアとして働くメリット

ITエンジニアとして働くメリットには、主に以下の5つがあります。

  • 実力主義の傾向にあり、年収アップやキャリアアップを目指しやすい
  • 最新の知識や技術を活かした仕事ができるため、やりがいを感じやすい
  • 人材が不足しているため需要が高く、未経験でも就職しやすい
  • 職種が幅広く、スキルを磨けば転職しやすい
  • フリーランスなど独立も視野に入れられる

さまざまな分野においてIT技術は注目されており、将来性を期待できる業界だといえます。そのため「仕事がない」「収入が不満」といった悩みは抱えにくく、やりがいや年収アップを重視している方にとってはメリットの多い職種です。

ITエンジニアは未経験でもなれる?文系でも可能?

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発展を続けるIT業界は需要が高い一方で人材不足の状況が続いているため、未経験者を積極的に採用している企業は少なくありません。選考時に仕事に対する熱意や学習意欲を示せれば、現段階でスキルや技術が伴っていない場合でもITエンジニアを目指せます。ここでは未経験からITエンジニアを目指す方法に加え、文系出身でも転職が可能かどうかについて解説します。

未経験からITエンジニアになる方法

未経験からITエンジニアを目指すには、まず基本となる知識を身につける必要があります。特にプログラミングに関する知識を習得しておけば、採用面接時のよいアピール材料となるでしょう。プログラミングを学ぶにはスクールに通うか、参考書を使って独学で勉強する方法があります。プログラミングスクールの卒業後に就職先を紹介してくれるケースもあるため、事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。

学習意欲があれば文系でも目指せる

文系出身者であっても、ITエンジニアを目指すことは可能です。特に以下の条件に該当する方は、ITエンジニアとしての素質があるといえるでしょう。

  • 学習意欲が高く新しい知識を取り入れるのが好き
  • モノづくりやパソコン作業が得意、もしくは好きだと感じる
  • 地道な作業が得意で、長時間労働にも耐えられるほど体力に自信がある

文系からITエンジニアを目指すためにはプログラミングなどの基本知識を事前に習得し、採用面接時にアピールできるように準備しておくとよいでしょう。

【未経験者でも】ITエンジニアの強みとなる5つのスキル

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未経験者でも、ITエンジニアを目指すことは可能です。特に以下のようなスキルを持っている方はITエンジニアとしての強みとなり、採用面接時だけでなく働き始めてからも重宝される可能性が高いといえるでしょう。ここでは、ITエンジニアを目指すにあたって習得しておきたい5つのスキルを紹介します。

基礎的なITスキル

基礎的なITスキルを持っている方は、未経験でもITエンジニアとして活躍するまでにそれほど時間はかからないでしょう。コンピューターの構成やネットワークの仕組みなどの知識は、業種に関係なく業務上で必要となるためです。

ITの基礎を知っている方と知らない方とでは、スタートラインが異なります。転職までに時間がある方は、ITエンジニアに必要な基礎知識を学習できる「基本情報技術者試験」などの資格取得に挑戦してみるとよいでしょう。

営業や接客のスキル

ITエンジニアは、クライアントの要望どおりにシステムを構築する必要があります。場合によっては、双方の希望をすり合わせるための交渉力も必要となるでしょう。そのため営業や接客スキルがある方は、ITエンジニアとして重宝される可能性が高いといえます。IT業界は未経験でも、これまでに営業やコンサルティング業務などに携わったことのある方は、そのスキルを活かせるでしょう。

文章力やドキュメント作成スキル

ITエンジニアは、プログラミング以外にも仕様書や報告書、マニュアルをまとめる作業も担います。そのため、文章力やドキュメント作成スキルがある方は、ITエンジニアとして転職した際にもその技術を役立てられます。短時間でかつ分かりやすい資料を作成できれば、効率よく仕事が進み、ほかの作業やスキルアップに時間を割けます。

デザイン能力

デザイン設計は、基本的に専門のWebデザイナーに任せるケースがほとんどです。しかし、微調整程度の修正はITエンジニアがその場で行うこともあります。そのため、デザインセンスのあるITエンジニアのほうが重宝されやすい傾向にあるでしょう。またITエンジニアとWebデザイナー両方のスキルを持ち合わせていると、今後のキャリアアップにも活かせます。

マネジメント能力

マネジメント能力のあるITエンジニアは、キャリアアップしやすい傾向にあります。IT業界はチームを組んで作業を行うケースが多く、そのチームをまとめるリーダーが必要となるためです。IT知識やスキルを豊富に持ち合わせており、かつ各方面への指示や意思伝達がスムーズに行える方がリーダーとなれば、効率よく作業を進められます。またチームの人数も最小限にできるため、人件費削減にもつながるでしょう。

まとめ

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コミュニケーション能力に優れている、好奇心があり新しい技術や知識をすぐに取り入れられるといった性格の方はITエンジニアに向いています。また未経験者や文系出身者でも、基本的なITスキルを学び、ほかの強みをアピールできればITエンジニアへの転職を実現できるでしょう。

マイナビITエージェントでは、ITエンジニアを目指したいと考えている方の経験やスキルを詳しく伺い、一人ひとりに合った転職先やキャリアプランをご提案します。ぜひ一度ご相談ください。

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