更新日:2025/12/09

この記事のまとめ
ITエンジニアとは、IT技術を活用してシステムやアプリケーションの開発・運用を担当する職種です。ITエンジニアへの転職を考えているものの、「自分に向いているのだろうか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ITエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。さらに、未経験からITエンジニアを目指すためのステップや転職を成功させるコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次

ITエンジニアは、ITシステムの設計や開発、システムの作動に必要なインフラの構築などに携わる職種の総称です。エンジニアリングに関する専門的な知識やスキルをもとにさまざまな業務を担当しており、その内容によって職種は細かく分けられています。
雇用形態に関しても正社員から派遣社員、パートまで幅広く、中にはフリーランスとして独立しているITエンジニアも存在します。

ITエンジニアとひと口にいっても、活躍する分野は幅広く、担当する業務内容によっていくつかの職種に分けられます。それぞれ求められるスキルや適性が異なるため、転職を考えている方は、自分がどの分野を目指したいのかをしっかり把握しておくことが大切です。
ここでは、「開発系エンジニア」「インフラ系エンジニア」「マネジメント系エンジニア」の特徴をそれぞれ解説します。
開発系エンジニアとは、システムやWebサイト、アプリケーションなどの設計・開発を担当するエンジニアです。企業やユーザーの課題をIT技術で解決する役割を担い、開発する対象や役割によって以下のように細分化されます。
ITエンジニアのキャリアは、開発系エンジニアからスタートするのが一般的です。まずはプログラマーに転職して実務経験を積みながらスキルを磨き、その後システムエンジニアや自分の興味・関心がある分野のエンジニアへとステップアップしていくとよいでしょう。
インフラとはネットワークやサーバー、データベースなど、ITシステムを動かすのに欠かせない基盤のことです。インフラエンジニアはこれらを設計・構築・運用する仕事を担います。インフラエンジニアも役割によって下記のように職種が細かく分かれています。
マネジメント系エンジニアとは、システム開発やインフラ構築などのプロジェクト全体の進行を管理する役割を担う職種です。プロジェクトの品質やスケジュール、コストを統括し、チームをリードして成果物を完成へと導きます。また、要件定義や設計といった上流工程を担当するケースも多く、技術だけでなくマネジメント力やコミュニケーション力も求められるのが特徴です。
代表的な職種には、以下のようなものがあります。
これらの職種を目指すには、まずシステムエンジニアやWebエンジニアとして実務経験を積み、スキルや実績を重ねてからキャリアアップするのが一般的です。一定の経験を経てからプロジェクトマネージャーなどの上位職へ挑戦することで、より幅広い領域で活躍できるようになります。

ITエンジニアに含まれる職種はさまざまですが、向いている人の特徴にはいくつかの共通点があります。ここでは、ITエンジニアに向いている人の特徴を8つ紹介します。
自分がITエンジニアに向いているのかどうかが分からずに悩んでいる方は、紹介する特徴が自分に当てはまるかどうかを確認してみましょう。
IT業界では、数字やデータをもとにした根拠のある施策を考えるケースが多くあります。そのため、論理的な思考が得意な方は、ITエンジニアに向いているといえるでしょう。システムの開発にあたって必要な作業をどの担当者にどのように振り分けるのか、必要な期間やコストはどの程度なのかなどを正確に見積もるときにも、論理的思考力を発揮できます。
ITエンジニアとして働いていると、突発的なトラブルに直面する場面が多々あります。したがって、問題を分析して原因を突き詰め、解決できる能力を持っている方はITエンジニアに向いているといえます。
併せて、ITシステムに関する幅広い知識を持ち合わせていれば、適切な解決策を迅速に導き出せて臨機応変にトラブルへ対処できる可能性が高くなります。
ITエンジニアは、基本的にチームを組んで作業を進めます。そのため、協調性があり、周りと協力して仕事ができる方のほうがITエンジニアに向いているといえます。
また、ITエンジニアはクライアントの要望をヒアリングし、それに基づいてシステムを設計・構築する必要があります。クライアントの要望をうまく引き出すためにも、コミュニケーションスキルは欠かせません。
使用する技術は日々アップデートされるため、最新の知識を身につけていく必要があります。そのため、新しい情報や技術に関心を抱き、分からないことをすぐに調べて取り込もうとする方はITエンジニアに向いているといえるでしょう。
また、現状に満足せず学習する意欲を持ち続けられる方も、ITエンジニアとして実力を発揮できる人材だといえます。
業務に慣れてくると、自分が学んだ知識や技術だけに頼って作業を進めてしまいがちです。しかし、技術や作業方法は頻繁に更新されます。これらを柔軟に取り入れられる方のほうが効率よく、かつ質の高い作業が可能となり、ITエンジニアとしての実力を発揮しやすいといえるでしょう。
また、技術上の制約で開発方法が変更されたり、通常では起こり得ないミスやトラブルが発生したりすることもあります。そのようなときに臨機応変に対応できる方は、柔軟性があるITエンジニアとして重宝されるでしょう。
ITエンジニアの業務は、基本的に地道で綿密な作業がほとんどです。コードを長時間書き続ける場面もあり、間違いが発生しないようにするには集中力を保つ必要があります。
そのため、長時間集中して作業できる方はITエンジニアに向いているといえるでしょう。集中力があればミスを減らせるだけでなく、短期間で作業を完了させることも可能です。
システム開発などの業務は、トラブルの発生などによりスケジュールどおりに作業が進まないケースがあります。大きなトラブルが発生した場合など、状況によってはあらかじめ合意した納期を守るために、残業などが必要となることもあるでしょう。そのため、多少のハードスケジュールでも根気強く対応できる方のほうがITエンジニアに向いています。
ITエンジニアの仕事では、日々の業務の中で既存技術から最新テクノロジーまで幅広い技術を扱います。そのためITエンジニアは、IT全般に強い関心を持ち、自ら積極的に情報収集できる人に向いている職種です。技術への興味や探究心があれば、学ぶ過程そのものを楽しむことができ、結果的に技術革新やトレンドの変化にも柔軟に対応しやすくなります。
一方で、IT分野への関心があまり高くない人にとっては、変化の激しい環境が負担に感じられることもあるでしょう。そのため、まずは自分がIT分野にどれだけ興味を持てるかを見つめ直してみることが大切です。

コミュニケーションスキルや問題解決能力に優れており、好奇心旺盛で新しい技術や知識に敏感な方はITエンジニアに向いています。一方で、ITエンジニアの仕事が苦手だと感じる方も存在します。ここでは、ITエンジニアが向いていない人の特徴を6つ見ていきましょう。これらの特徴に該当する方は、ITエンジニアが本当に自分に適した職なのか考え直してみることをおすすめします。
ITエンジニアは、毎日長時間コンピューターと向き合いながら作業する職種です。そのため、パソコン作業が苦痛だと感じる方や操作が苦手だと感じる方は、ITエンジニアとして働くのは厳しい可能性があります。
最初から特段難しい知識や技術を求められるケースは少ないため、未経験だとしても苦手意識を持たずに努力してパソコンスキルを身につける姿勢が大切です。
ITエンジニアに含まれる職種は、チームで仕事を進めていくものがほとんどです。また、受託開発であればクライアントと交渉したりヒアリングを通じて要望をくみ取ったりするスキルが求められます。
そのため、周りとコミュニケーションを取りながら仕事をするのが苦手な方にはITエンジニアは向いていない可能性が高いといえるでしょう。ただし、中には個人作業が中心の職種もあるため、そのような職種を検討するのもひとつの方法です。
ITエンジニアは、常に新しい情報をインプットしながら技術を磨く必要がある職種です。作業中も自分の知らないことを調べながら作業を進める場面が多々あります。そのため、分からないことを教えてもらえるまで待っているような方の場合、ITエンジニアには向いていない可能性があります。
採用面接においても、積極性があるか、自分から進んで新たな知識を吸収する姿勢があるかどうかを見られる傾向にあります。
ITエンジニアの仕事の中には、さまざまなシチュエーションを想定したテストを実施し、トライアンドエラーを繰り返して改善していく作業もあります。またシステムを構築する際は、手順にしたがった緻密な作業が必要です。そのため、地道な作業や同じ作業の繰り返しが苦手な方は、ITエンジニアの仕事が向いていない可能性があります。
ITエンジニアの仕事にはトラブルがつきものです。トラブルが発生したときは原因を追究し、ひとつずつ解決しなければいけないでしょう。トラブルを解決するには、検証を繰り返したりほかのエンジニアと意見を交換したりしながら協力して作業することも重要です。そのため、周りの意見を聞かず、自分ひとりの思い込みだけで仕事を進める方は、ITエンジニアに向いていないといえます。
日々の業務では多くのバグやトラブルと向き合うことになるため、比較的ストレスのたまりやすい職種です。そのため、何かあったときにすぐに挫折したり諦めたりする方や、「問題が起きたらどうしよう」と思い詰めて作業をなかなか進められないような方、トラブル発生時に冷静に対処できない方は、ITエンジニアの仕事が向いていない可能性が高いといえるでしょう。

ITエンジニアとして長く活躍するためには、自分の性格やスキルがどの分野に向いているのかを把握しておくことが大切です。ITエンジニアといっても、開発系・インフラ系・マネジメント系など、担当する分野によって求められる適性は異なります。ここでは、それぞれの分野で重視される適性を見ていきましょう。
あらかじめ自分の適性を理解しておくことで、転職後に「思っていた仕事と違った」と感じるリスクを軽減でき、納得のいくキャリア選択につなげられるようになります。
プログラマーやシステムエンジニアなど、開発系エンジニアとして活躍するためには、以下のような適性が求められます。
開発系エンジニアの仕事では、地道なコーディング作業や複雑な問題への対応が日常的に発生します。そのため、集中力や論理的思考力、粘り強さが必要です。これらの特徴に当てはまる人は、開発系エンジニアとして高い適性を持っているといえるでしょう。
ネットワークやサーバーなど、ITシステムを支える基盤(インフラ)を扱うエンジニアには、開発系エンジニアとは異なる特性や資質が求められます。主な適性として、次のようなものが挙げられます。
インフラエンジニアは、企業のITシステムを裏側で支える重要な存在です。不具合や障害が発生した際には、迅速かつ正確に原因を突き止め、復旧対応を行うことが求められます。そのため、高い集中力と冷静な判断力、責任感が欠かせません。また、日常業務ではルーティン作業も多いため、細かい作業の積み重ねを苦にせず続けられるタイプの人に向いている職種といえるでしょう。
プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどのマネジメント系エンジニアを目指す場合は、開発系・インフラ系とは異なるタイプの適性が求められます。主に次のような資質が重要です。
マネジメント系エンジニアには、テクニカルスキルに加えて、人間関係構築力や調整力といったヒューマンスキル、ビジネス視点での判断力が欠かせません。現職で開発や運用の経験を積みながら、徐々にチームリーダーやプロジェクトマネージャーといったポジションに挑戦することで、マネジメント能力を高めていけるでしょう。

「将来性のある仕事に挑戦したい」「専門スキルを身につけて安定したキャリアを築きたい」と考え、未経験からITエンジニアへの転職を目指す方もいるでしょう。ITエンジニアは高度な専門性が求められる職種であるため、転職を成功させるには必要なスキルを計画的に学び、段階的にステップアップしていくことが欠かせません。
ここでは、未経験者がITエンジニアを目指す際に実践しておきたい3つのステップを紹介します。事前にしっかりと準備を整えることで、自分に合った職種・企業への転職を実現しやすくなります。
これからITエンジニアを目指す場合は、転職活動を始める前に必要なスキルを身につけておくことが重要です。ITエンジニアは専門性の高い職種であるため、十分な知識やスキルがない状態では希望する企業への転職が難しくなります。
そのため、まずは自分が目指す分野でどのようなスキルが求められているのかを明確にすることから始めましょう。そのうえで、学習サイトや書籍・スクールなどを活用し、基礎から体系的に学ぶのがおすすめです。
たとえば、開発系エンジニアを目指すなら、プログラミング言語やソフトウェア開発に関する知識を中心に学習を進めるとよいでしょう。実践的なスキルを身につけておくことで、未経験でも採用担当者に意欲と成長力をアピールできます。
IT業界は慢性的な人手不足が続いており、未経験者を対象にした求人も数多く募集されています。基礎的なスキルを習得したら、まずはこのような未経験者歓迎の求人に応募してみましょう。
こうした企業は、入社後の研修制度や教育体制が整っていることが多く、未経験でも安心して働き始めやすい環境が整っています。実務経験がない段階では、サポート体制の充実度を重視するのがポイントです。
また、求人を選ぶときは、自分が学んだスキルを活かせるか、興味のある分野に挑戦できるかといった観点から総合的に判断することが大切です。焦らず慎重に選ぶことで、入社後に成長を実感できる職場に出会いやすくなるでしょう。
これまでに働いた業界でITエンジニアを目指すのも、未経験者にとって有効な方法のひとつです。近年は運輸業界や製造業界をはじめ、あらゆる分野でDXが進んでおり、業界知識を持つ人材とITエンジニアの需要が高まっています。
同じ業界内であれば、これまでの業務経験や専門知識を活かしながら新しいスキルを発揮できるのが大きなメリットです。たとえば、製造業での工程管理経験がある方なら、システム開発や業務効率化ツールの導入に強みを発揮できる可能性があります。
まずは、求人サイトや転職エージェントを活用して、これまで経験のある業界や関連業界でITエンジニアを募集していないかを確認してみましょう。自分の強みを活かせる環境を選ぶことで、転職後もスムーズにキャリアを築いていけます。

ITエンジニアへの転職を考えているものの、具体的にどのようなスキルを学べばよいかが分からないと悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、これからITエンジニアを目指す人が優先的に学んでおきたい2つの基本スキルを解説します。どちらもプロジェクトを円滑に進めるうえで欠かせない重要なスキルのため、時間をかけてしっかり習得しておきましょう。
ITエンジニアとして活躍するために欠かせないのが、プログラミングスキルです。特に開発系エンジニアを目指す場合は、プログラミングの理解がキャリアの基盤となります。これからITエンジニアへの転職を目指すなら、まずはプログラミングの基礎をしっかりと学びましょう。
代表的なプログラミング言語には、以下のようなものがあります。
まずは、自分が目指す分野で主に使われているプログラミング言語が何かを調べ、その言語を優先的に学ぶのがおすすめです。ひとつの言語を習得した後に別の言語にも挑戦すれば、担当できるプロジェクトの幅が広がり、市場価値の向上やキャリアアップにつながります。
ネットワークやサーバーなどのITインフラを扱うスキルも、ITエンジニアとして活躍するうえで欠かせません。これはインフラ系エンジニアだけでなく、システム開発に携わる開発系エンジニアにとっても重要な知識です。
そのため、サーバーの仕組みや役割、動作のメカニズムなど、ITインフラの基本をひととおり理解しておきましょう。加えて、サイバーセキュリティやクラウドに関するスキルを学んでおくことも大切です。
これらのスキルを学んでおくことで、システム全体を俯瞰して考えられるようになり、障害対応や設計の段階でも柔軟に対応できるITエンジニアへと成長できるでしょう。

ITエンジニアというと、専門的なスキルが必要というイメージを持つ方は多いでしょう。しかし、実際にはそれ以外にもITエンジニアの仕事に活かせるスキルは数多く存在します。
ここでは、未経験からITエンジニアを目指す際に強みとしてアピールできる代表的なスキルを紹介します。これまでのキャリアの中で身につけたスキルがある場合は、転職活動で積極的にアピールすることで採用担当者にポテンシャルを伝えやすくなります。
ITエンジニアは、クライアントの要望に応じてシステムを構築する必要があります。よりよいシステムを開発するには、双方の希望をすり合わせるための交渉スキルが必要です。そのため営業や接客スキルがある方は、ITエンジニアとして重宝される可能性が高いといえます。IT業界は未経験でも、これまでに営業やコンサルティング業務などに携わったことのある方は、そのスキルを活かせるでしょう。
規格・設計やプログラミングといった開発業務以外にも仕様書や報告書、マニュアルをまとめる作業も担当します。そのような業務に携わるときは、分かりやすい文章を書く力やドキュメントを作成するスキルが欠かせません。
これまでに文章を書いたり資料をまとめたりした経験がある方は、ITエンジニアとして転職した際にもそこで培ったスキルを発揮できます。短時間で分かりやすい資料を作成できれば効率よく仕事が進み、ほかの作業やスキルアップに時間を割けるでしょう。
開発業務において、デザイン設計は専門のデザイナーに任せるケースがほとんどです。しかし、微調整程度の修正はITエンジニアがその場で行うこともあります。
そのため、デザインセンスのあるITエンジニアのほうが重宝されやすい傾向です。ITエンジニアとWebデザイナー両方のスキルを持ち合わせていると、今後のキャリアアップにも活かせます。
マネジメントスキルがあるITエンジニアは、キャリアアップで有利です。IT業界はチームを組んで作業を行うケースが多く、そのチームをまとめるリーダーが求められます。
IT知識や高度な開発スキルを持ち合わせていて、かつ各方面への指示や意思伝達がスムーズに行える方がリーダーとして適任です。エンジニアとしてキャリアアップするときにマネージャーを目指すルートは一般的であるため、マネジメントスキルを習得しておくとキャリア形成の面でも有利になるでしょう。

ITエンジニアは、IT全般への興味や関心が強く、学ぶことを楽しめる人、ロジカルシンキングが得意な方に向いている職種です。実際に働くうえでは、専門的なスキルや高い集中力、問題解決能力なども求められます。
これからITエンジニアを目指す方は、まず自分がこの職種に向いているのかを見極めたうえで、興味のある分野やこれまでのキャリアを活かせる職種を選ぶことが大切です。必要なスキルを計画的に学びながら、自分に合った企業を探しましょう。
しかし、未経験からひとりで転職活動を進めるのは不安も多いものです。そのようなときには、転職のプロに相談することをおすすめします。
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