IT業界の今後は?未経験者がこれからのIT業界で活躍するための5つの方法|求人・転職エージェント

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更新日:2023/04/05

IT業界

IT業界の今後は?未経験者がこれからのIT業界で活躍するための5つの方法

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この記事のまとめ

  • IT業界ではAIやIoT、ビッグデータなどの新しい技術が次々と生まれ、今後も需要が拡大していくことが予想される。
  • IT業界では慢性的な人手不足が問題視されており、未経験者や異業種経験者の採用にも積極的。
  • IT業界へ転職するメリットは主に「手に職をつけられる」「実力次第で年収を上げられる」「フレックスタイム制やリモートワーク制など自由な働き方ができる」の3つ。

AIやIoTなど、IT技術・サービスは私たちの日常生活で欠かせないものとなっています。急速に発展しているIT業界ですが、今後や将来性はどうでしょうか。IT業界へ転職するのであれば、IT業界の「これから」について知っておくことが大切です。

この記事ではIT業界の現状と今後、将来性について解説します。IT業界へ転職するメリット・デメリットや転職成功のコツも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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IT業界の現状

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IT業界の今後を知る前に、まずは現状について把握しておきましょう。近年はIT技術の発展に伴い、私たちの生活はますます便利になっています。しかし、業界としての現状はどうなっているのでしょうか。ここでは、IT業界の現状を解説します。

経済社会のデジタル化が加速

2020年以降の新型コロナウイルス感染症の影響により、人と人との接触を避けるためにリモートワークやオンライン会議などが推奨され、ビジネス上でのコミュニケーション手段のデジタル化が進んでいます。また、飲食業もテイクアウトや宅配が推奨されるようになり、それに伴うシステムやアプリケーションも普及しました。

一方、ロボットやAIなどの発展に伴い、情報セキュリティアナリストやデータサイエンティストといった職業の需要も増えていくでしょう。

インターネット分野においても、近い将来に衛星通信を使った衛星インターネットの実用化や「Web 3.0」と呼ばれる次世代インターネットが普及するともいわれています。Web 3.0は「分散型インターネット」とも呼ばれ、ブロックチェーン技術を用いて管理者を必要としないものです。

IT人材が不足している

IT技術やサービスは発展しているにもかかわらず、人材不足は深刻化しています。その理由としては、少子高齢化による労働人口の減少に加え、専門性の高い職業であるITエンジニアの育成に時間がかかる点が大きいといえるでしょう。

それに加え、AIやビッグデータなどの技術の発展に対応できる先端IT人材の需要が高まっています。IT業界に対してハードルの高さを感じたり、ネガティブなイメージを持ったりする方がいるのも人材不足の原因として挙げられるでしょう。

IT業界の年収

マイナビエージェントの「平均年収ランキング【2020年版】」によると、IT業界の平均年収は427万円です。平均年収ランキング1位はプロジェクトマネージャーで670万円、2位はプリセールスで599万円となっています。IT業界は高度なスキルが求められますが、その分スキルや経験次第で年収をアップできるところが魅力です。

IT業界の今後は?将来性は高い?

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転職先を決めるうえでは、その業界や企業の将来性についても知っておくことが大切です。いまではロボットやAIに仕事を代替される職業も増えています。長く安定して働くためにも、IT業界の今後・将来性について押さえておきましょう。

IT需要が拡大していくことが予想される

IT業界のトレンドのひとつに、「IoT」と呼ばれるものがあります。これは「モノのインターネット」を意味する言葉で、あらゆるデバイスがインターネットと接続できる技術のことです。IoTは自動車や医療分野、農業といったさまざま分野で活用されており、私たちの日常生活や仕事で欠かせないものとなっています。ほかにもAIやDXなどさまざまなIT技術がありますが、どの分野においてもIT需要は拡大していくでしょう。

先端IT人材が求められる

IT業界では人材の需要構造が変化しています。AIやIoTといった新しい技術・サービスの発展に伴って、従来のIT技術者よりも先端技術を扱える技術者が求められています。IT業界で活躍し続けるためには、常に情報と知識をアップデートすることが大切です。

IT業界へ転職するメリット3つ

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「IT業界は残業が多い」「勉強し続けなければならない」など、ネガティブなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、働き方改革の推進もあって働きやすい職場環境を整えるIT企業も増えてきました。ここでは、IT業界へ転職するメリットを3つ紹介します。

1.手に職をつけられる

IT業界で働くことでITに関する専門的な知識と経験が身につき、手に職をつけられる点がメリットです。経験を積んでいけばフリーランスや起業も目指せます。専門的な知識が必要な業界であるにもかかわらず、未経験者や異業種経験者の採用にも積極的であるため、IT業界に興味のある方は目指してみるとよいでしょう。

2.実力次第で年収を上げられる

IT業界は年功序列ではなく、個人のスキル・経験を重視する企業が多い傾向にあります。年齢に関係なくスキルがあれば仕事の幅を増やせるほか、キャリアアップや高収入も目指せます。ITに関する資格は多くあるため、資格を取得して知識やスキルを身につけるのもおすすめです。

3.働き方が自由なケースが多い

IT業界全体で柔軟な働き方を推進する傾向にあり、またパソコンひとつでできる仕事も多いことから、出勤・退勤の時間を従業員が決められる「フレックスタイム制」や、自宅で働ける「リモートワーク制」を導入している企業が増えています

フレックスタイム制やリモートワークを活用すれば通勤ラッシュを避けられるほか、自分のライフスタイルに合わせた働き方も可能です。

IT業界へ転職するデメリット3つ

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IT業界で働くメリットは多くありますが、少なからずデメリットもあります。転職してから「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、IT業界で働くデメリットを把握したうえで転職するかどうかを検討したほうがよいでしょう。ここでは、IT業界へ転職するデメリットを3つ紹介します。

1.直接コミュニケーションを取る機会が少ないケースがある

職種や働き方によっても異なりますが、リモートワークが推進されているIT業界では職場の人と直接コミュニケーションを取る機会はそれほど多くはありません。中には完全にリモートワークで完結する場合もあるでしょう。ただし、メールやオンライン上でコミュニケーションを取る機会はあります。対人関係にストレスを感じやすい方は、直接コミュニケーションを取らないことがメリットとなる場合もあるでしょう。

2.知識や情報のキャッチアップが欠かせない

IT業界は技術やトレンドの変化が激しいため、常に知識や情報のアップデートが欠かせません。ITの需要構造が変化していることもあり、ITエンジニアとして長く働くためには、将来的に求められるスキルを先回りして習得しておくのがよいでしょう。実力主義のIT業界で最新の知識やスキルを身につけていなければ、周囲から取り残されてしまう恐れがあります。

3.教育制度が整っていない場合がある

IT業界は発展途上であり、他業界と比べると歴史の浅いベンチャーやスタートアップ企業が多くあります。そのため、他業界の大手企業や歴史のある企業と比べると教育制度が充実していない場合がある点はデメリットといえます。しかし若手の育成に力を入れている企業もあるため、IT業界未経験から転職する場合はミスマッチを防ぐためにも企業研究をしっかりと行うことをおすすめします。

未経験者が今後のIT業界で活躍する5つのコツ

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IT業界は未経験者に門戸を開いているのは事実ですが、何も対策せずに転職活動を始めると失敗してしまう恐れがあります。IT業界への転職を成功させて長く働き続けるためにも、ここで紹介する5つのコツを押さえておきましょう。

1.キャリアプランを立てる

転職活動を始める前にはキャリアプランを立てることが重要です。キャリアプランとは、理想の働き方を実現するための行動計画を指します。キャリアプランを立てることで転職活動に軸が生まれ、今何をすべきかが明確になります。

また、自身の今後のキャリアについて採用面接で聞かれることも少なくありません。5年後、10年後、20年後にどのようなキャリアを形成していたいのかを考えておきましょう。

2.IT業界のトレンドを押さえる

IT業界のトレンドを押さえておくことも大切です。AIやIoT、クラウドサービスなどさまざまなトレンドがある中で、自分がどの分野に関わりたいのかを明確にしておけば転職先選びに役立ちます。また、IT業界のトレンドや将来性については面接で聞かれる可能性があります。何も知らないと思われると熱意を疑われてしまうため、IT業界についての勉強もしておきましょう。

3.資格を取得する

IT業界未経験であり、知識やスキルにも自信がない場合は資格を取得するのがおすすめです。資格を取得すれば、一定の知識やスキルを有していることを客観的にアピールできます。転職活動も有利に進み、企業によっては資格手当が支給されて年収が上がる可能性もあるでしょう。

IT関連の資格はセキュリティに関する資格やプログラミング言語に関する資格など、さまざまな種類があります。自分の働きたい分野に合わせて資格を選びましょう。

4.スクールに通う

ITエンジニアとして必要なスキルを効率的に習得したい場合は、スクールに通うのがおすすめです。プログラミングの勉強は難易度が高く、書籍やインターネットなどを活用して独学しても思うように習得できない可能性があります。モチベーションを保つのも難しいでしょう。

その点、スクールに通えば疑問が生じた時点で専門の講師にすぐに質問できるので、より理解を深められます。ただしスクールへ通うには相応の費用がかかるため、まずは独学から始めるのもおすすめです。独学であれば費用をかけずに自分のペースで勉強を進められます。

5.転職しやすい職種を選ぶ

一口にIT系職種といっても、さまざまな種類があります。未経験者が転職を成功させるには、それほど高いスキルを要求されない職種を選ぶのがポイントです。たとえば、IT系で転職しやすい職種としては「プログラマー」「Webエンジニア」「インフラエンジニア」が挙げられます

特にプログラマーはITエンジニアの登竜門と呼ばれる職種であるため、プログラミングの基礎を身につけるうえでもおすすめです。

まとめ

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IT技術・サービスは私たちの日常に欠かせないものとなっており、IT業界は今後も需要が拡大する将来性の高い業界といえるでしょう。また、IT業界は人材が不足していることもあり、未経験者にも幅広く門戸を開いています。未経験でも「手に職をつけたい」「自由な働き方がしたい」といった方は、IT業界への転職を目指してみるとよいでしょう。

マイナビITエージェントでは、IT業界に精通したキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしています。ひとりでは転職活動をうまく進められずにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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