【30代】Webデザイナー未経験者の転職成功法|転職成功率を上げる選考対策|求人・転職エージェント

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更新日:2024/11/26

IT業界

【30代】Webデザイナー未経験者の転職成功法|転職成功率を上げる選考対策

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この記事のまとめ

  • 30代未経験でWebデザイナーに転職するのは20代と比べて難しいが、不可能ではない。
  • 未経験からWebデザイナーを目指す際は、まず業務に必要なスキルを習得することが大切。
  • 急速に進歩するIT技術についていくには、転職後も継続的な学習が欠かせない。

インターネットやWebの発展によって、Webサイトのデザインを制作するWebデザイナーを目指す人が増えています。しかし、「30代の未経験者でもWebデザイナーへ転職できるのか」と不安な方も多いでしょう。

そこでこの記事では、30代未経験者がWebデザイナーへの転職を成功させるための方法やポイントを紹介します。転職成功率を上げるためにも、事前にスキルの習得に励み、選考対策を徹底したうえで転職活動に臨みましょう。

目次

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30代未経験でもWebデザイナーへの転職は可能!

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未経験からWebデザイナーに転職しようと考えても、「30代になると未経験からの転職は無理だ」と耳にして不安になる方もいるでしょう。実際、20代に比べると30代の転職難易度が高いのは事実です。しかしスキルを習得して転職活動に取り組めば、Webデザイナーへの転職を実現できます

30代未経験だからといって諦めるのではなく、求められるスキルを習得したうえでWebデザイナーを目指しましょう。

30代未経験でWebデザイナーを目指すプロセス

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「30代未経験からWebデザイナーへ転職するには何をすればよいのか分からない」方もいるでしょう。ここでは、30代未経験でWebデザイナーを目指すための3つのステップを紹介します。どのような流れで転職活動を進めればよいかを把握し、計画的に進めましょう。

1.必要なスキルを習得する

Webデザイナーは技術職であるため、現場で活躍するにはWebデザインを制作するスキルやWebサイト制作に必要なスキルなどが求められます。未経験からWebデザイナーへ転職するには、まず業務に必要なスキルをひとつずつ身につけましょう。Webデザイナーへの転職を決断したら、早めに学習を始めるのがおすすめです。

2.ポートフォリオを作成する

必要なスキルを習得したら、ポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオは自分の作品集のことで、実際に制作したWebサイトを掲載します。採用担当者はポートフォリオを確認することで、応募者のスキルレベルやデザインセンスを把握できます。応募先企業に対して、自分のスキルレベルを客観的にアピールするための重要な資料といえるでしょう。

3.求人を探して応募する

転職の準備が整ったら、実際に求人を探して応募します。募集要項に「未経験者歓迎」と書かれているかどうかを確認しましょう。たとえ30代で業務未経験であっても、一定のスキルを習得していてポテンシャルに期待ができると判断されれば、採用される可能性は十分にあります

30代未経験者がWebデザイナーへ転職するために習得したい5つのスキル

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30代未経験からWebデザイナーへの転職を目指すうえでは、デザインスキルやマークアップスキル、プログラミングスキルなど複数の専門的なスキルを身につける必要があります。転職を成功させるためにも、ここで紹介する5つのスキルを重点的に学びましょう。

1.Webデザインのスキル

Webデザインのスキルは制作現場で活躍するためには欠かせません。具体的には、Webデザインを設計するうえで必要な以下のスキルを重点的に学びましょう。

  • レイアウトのパターン
  • レスポンシブデザイン
  • UI/UXデザイン

Webデザインの現場で求められるスキル・知識の基本を学び、さまざまなデザインに触れつつスキルアップに励むことが重要です。

2.デザインツールを使用するスキル

Webデザイン制作の現場では、さまざまなデザインツールやクリエイター向けソフトウェアを使用します。Webデザイナーとして活躍するには、制作に必要なツールやソフトウェアを使いこなすスキルが不可欠です。主に以下のソフトを使用するケースが多いため、重点的に学ぶことをおすすめします。

  • Adobe Photoshop
  • Adobe Illustrator
  • Adobe Premiere Pro
  • Adobe XD
  • Adobe Dreamweaver

いずれもクリエイター向けのソフトウェアとして有名なものです。すべてのソフトウェアを十分に使えるスキルを有していれば、転職時に高く評価されるでしょう。

3.マークアップスキル

Webサイト上にテキストや装飾を意図したとおりに表示する作業がマークアップです。Webコンテンツの設計に携わるWebデザイナーは、マークアップを実施するケースがあります。そのため、以下のマークアップ言語を学ぶとよいでしょう。

  • HTML
  • XHTML
  • XML
  • SGML

マークアップ言語の知識は、自分が設計したWebデザインを正しく表示するために欠かせません。この作業を担当するマークアップエンジニアが存在する場合でも、マークアップの知識はWebデザインを設計する際に役立ちます。

4.プログラミングスキル

動きがあるWebサイトを制作したり、ポップアップを活用したりするときにJavaScriptなどのプログラミング言語を使用するケースがあるため、プログラミングスキルも習得しておくとよいでしょう。

人員不足によってWebデザイナーがコーディングに携わるケースも少なくありません。対応範囲をより広げるためにも、Web開発で用いられるプログラミング言語を学びましょう。将来的なキャリアパスの幅を広げることにもつながります。

5.UI/UX制作スキル

ユーザーフレンドリーなWebコンテンツを制作するには、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)に関連するスキルが不可欠です。専門的なスキルを有するUI/UXデザイナーがこの分野を担当することもあれば、プロジェクトによってはWebデザイナーが担当することもあります。

実務でUI/UXデザインを担当する場合、UI/UXに関するスキルが不足していれば使いやすいWebコンテンツを制作するのは難しいでしょう。より上質で使いやすいデザインを設計するためにも、ひととおり学習しておくことをおすすめします。

Webデザイナー向けの専門的なスキルを学習する方法

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Webデザイナーに求められる専門的なスキルの学習方法はさまざまです。自分の置かれている状況や学習スタイルに応じて適した方法を選びましょう。ここでは、Webデザイナーとして欠かせないスキルを学ぶ方法を3つ紹介します。

それぞれの学習方法にはメリット・デメリットがあるため、自分に合った学習スタイルを選び、転職に必要なスキルを習得しましょう。

書籍を利用する

Webデザインに関する書籍で学習すれば、必要なスキルを体系的に習得できます。デザインスキルやマークアップスキル、プログラミングスキルなど、習得したいスキルの分野別に適した書籍を選んでみてください。また書籍を選ぶときは、評判がよいものや最新のトレンドを押さえているもの、自分のスキルレベルに合っているものを探すとよいでしょう。

書籍で学ぶ方法は学習コストを抑えられるメリットがある一方、「挫折しやすい」「モチベーションを保ちにくい」といったデメリットがある点は考慮する必要があります。

オンライン学習サービスを活用する

必要なスキルをオンラインで学習する方法もあります。オンラインでWebデザイナー向けのスキルを習得するために使えるツール・サービスは以下の2つです。

  • オンライン学習サービス:用意されたコンテンツに基づいて独学する

  • オンラインスクール:オンラインで講義を受講しながら学習する

オンライン学習サービスは安価に利用できるのがメリットです。オンラインスクールは講師から直接教えてもらえるため効率よく学べます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選択してみてください。

スクールに通う

腰を据えてWebデザイナー向けのスキルを学びたい方は、通学型のスクールを選びましょう。ほかの学習方法よりもコストがかかりますが、基本から実践的なスキルまで講師の直接指導を受けられるため、確実にスキルを習得できます。終業後の時間を活用して学べるカリキュラムを用意しているスクールも存在します。集中的に学びたい方だけではなく、空き時間を活用したい方にもおすすめです。

転職成功率アップ!30Webデザイナー未経験者の選考対策

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Webデザイナーは未経験者でも転職可能です。しかし専門的なスキルを要求される職業であり、未経験者が転職を成功させるのは簡単ではありません。加えて、30代は20代と違ってポテンシャル採用には期待できないため、より選考対策を徹底する必要があります。ここでは、30代のWebデザイナー未経験者が転職成功率を上げる選考対策のポイントを紹介します。

転職理由・志望動機ではキャリアビジョンを明確に伝える

30代の異業種転職では、転職理由や志望動機を注意深く見られます。なぜ未経験であるWebデザイナーへのキャリアチェンジを決意したのか、採用担当者が納得できる転職理由を説明することが大切です。

また、志望動機では「Webデザイナーになってどうなりたいのか」「企業にどう貢献していきたいか」などキャリアビジョンを明確に伝え、長期的に働く意思を示しましょう。

Webデザインのトレンドや業界知識を押さえておく

Webデザイナーの面接では、応募者の入社意欲や成長意欲を見るためにWebデザインのトレンドや業界知識について質問される場合があります。いくら未経験者であっても、何も答えられなければ入社意欲の低い人だと思われ、面接で落とされるでしょう。選考に臨むにあたり、Webデザインのトレンドや業界知識を押さえておくことは重要です。

また面接でスムーズに受け答えをするためには、定番の質問に対しての回答を用意するのがおすすめです。Webデザイナーの面接で聞かれる質問としては、「Webデザインをどのように学んでいますか」「Webデザインで得意な領域はありますか」などが挙げられます。

未経験でもポータブルスキルをアピールすることで有利になる

未経験者には実績や専門的なスキルがないため、経験者と比べるとアピールできる材料が少なく、選考では不利になりかねません。しかしどの仕事にも活かせるポータブルスキルをきちんとアピールできれば、選考を有利に進められるでしょう。

ポータブルスキルとは、名前のとおり「持ち運び可能なスキル」のことです。たとえば、コミュニケーションスキルやリーダーシップ、マネジメントスキルなどが該当します。30代未経験者がWebデザイナーへの転職を実現するには、ポータブルスキルを活かして前職でどのように活躍したか、具体的なエピソードを伝えることが大切です。

資格を取得してアピール材料を増やすのも戦略

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資格を取得することで、自分のスキルを客観的に証明できます。また資格の取得へ向けて努力した経験は、応募先企業へ熱意を伝えるうえでも有効です。勉強中の資格も履歴書に書けるため、転職活動と併行して資格取得を目指すのもよいでしょう。ここでは、Webデザインに関連する資格を3つ紹介します。

ウェブデザイン技能検定

厚生労働省の指定を受けて実施されている国家検定制度のひとつで、試験勉強を通じてWebデザインに関する知識・技能、実務能力を身につけられます。試験は1級から3級まで難易度が分かれており、3級は受験資格がなく、誰でも受験可能です。

2級と1級は実務経験や学歴などの受験資格があるため、未経験者はまず3級を目指しましょう。試験は年に4回しか開催されず、開催場所も限られています。一度で合格できるよう、計画を立てて試験勉強に励みましょう。

Webクリエイター能力認定試験

サーティファイWeb利用・技術認定委員会が実施している認定試験で、試験勉強を通じてWebサイト制作におけるWebデザインの基礎知識やコーディングのスキルを身につけられます

認定基準は「エキスパート」「スタンダード」の2種類あり、どちらも受験資格はありません。未経験者はまずWebページのデザインやレイアウトが学べる「スタンダード」を取得するのがおすすめです。

アドビ認定プロフェッショナル

Adobe Inc.が提供する製品の知識・スキルが問われる試験です。WebデザイナーはAdobe PhotoshopやAdobe Illustratorを使用する機会が多いため、試験勉強を通じてツールを扱うスキルを習得しましょう

試験は、全国にある試験会場においてCBT形式(パソコンを使って解答する方法)で行われます。試験日程は試験会場によって異なるほか、試験を開催していない都道府県もあるため、事前に確認しておきましょう。

30代未経験でWebデザイナーへの転職が難しいと感じたときは?

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30代未経験からWebデザイナーへ転職することに不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。また未経験の場合、どのような企業を選べばよいのか悩むこともあるでしょう。ここでは、Webデザイナーへの転職成功率を上げるために押さえておきたいポイントを2つ紹介します。

転職エージェントのサポートを受ける

転職エージェントは、求職者の転職を支援するサービスを提供しています。求人の紹介から応募書類の添削、面接のアドバイスなど、転職活動を全面的に支援してくれるのが魅力です。

Web業界にも詳しいため、未経験者がどのように選考対策すればよいのか効果的なアドバイスが得られます。また職場のリアルな雰囲気を教えてくれる可能性があり、ミスマッチを防ぐことも可能です。働きながらの転職活動をスムーズに進めたい方にもおすすめです。

契約社員やアルバイトで経験を積む

いきなり正社員として働くのではなく、まずは契約社員やアルバイトで経験を積んでから正社員を目指すのも手です。Webデザイナーは専門的なスキルが要求されるため、企業側も未経験者の採用には一層慎重になります。

契約社員やアルバイトであれば正社員よりも難易度が下がり、転職しやすいといえるでしょう。また会社によっては正社員登用制度があり、契約社員やアルバイトから正社員になれる場合もあります。

30代未経験でWebデザイナーに転職するときの注意点

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30代未経験でも努力次第ではWebデザイナーに転職できる可能性は十分にありますが、いくつか注意しておきたいポイントが存在します。転職後の後悔を避けるためにも、事前にどのようなデメリットがあるのかを確認しておきましょう。ここでは、転職時に押さえておきたい注意点を3つ紹介します。

前職より年収が下がるケースがある

これまで経験を積んできた職種とはまったく異なるWebデザイナーに転職すると、キャリアがリセットされます。そのため、前職よりも年収が下がる可能性がある点は覚悟しておきましょう。ただし、Webデザイナーへの転職後に経験を積みながらスキルアップに励めば、将来的には年収アップを目指せます。

年下の上司が多い

Webデザイナーは比較的若い人が多く、30代で転職すると上司が自分より年下になるケースは十分あり得ます。年下から指導を受けたり注意されたりすることに対して、ストレスを抱えてしまう方もいるでしょう。

30代から異業種への転職では、そういった点も覚悟する必要があります。年下の上司を敬う気持ちを持ち、謙虚な姿勢で仕事に臨みましょう。

転職後も継続的な学習が求められる

Webデザイナーに限った話ではないものの、IT業界は進歩するスピードが速いため、転職後も最新技術についていくために継続的な学習が求められます。学習をおろそかにすると、習得しているスキルが陳腐化して自分自身の市場価値が低下しかねません。

Webデザイナーに転職できてもそこで満足せず、常に最新技術を学ぶように心掛けましょう。転職前に、常に学習が必要なことに苦痛を感じないかどうかを考慮してみてください。

まとめ

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30代未経験からWebデザイナーに転職する難易度は高いものの、不可能ではありません。もしWebデザイナーになりたいと考えている場合は、Webデザイナーに求められるスキルを習得したうえで未経験者を採用している企業に応募するとよいでしょう。

求人情報を選ぶのが難しいと感じている方や転職活動の進め方が分からない方は、ぜひIT業界の転職に強いマイナビITエージェントにご相談ください。マイナビITエージェントでは、一人ひとりのスキル・経験を考慮したベストな転職をサポートいたします。

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