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転職エージェントに関するFAQ

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更新日:2024-02-08

【例文付】内定承諾後に辞退できる?転職エージェントへの伝え方やリスクを解説!

転職エージェントを利用して得た内定に一度は承諾したものの、なんらかの理由で辞退を考えるケースもあるでしょう。この記事では、内定承諾後の辞退について、どのように対処すればよいのかをご紹介します。

方法を誤ると、思わぬトラブルを呼ぶかもしれません。ここで正しい手順やおすすめ文例を確認し、慎重に内定辞退を進めましょう。

目次

転職エージェントの内定承諾後に辞退はできる?リスクや対処法を解説!

結論からいって、内定承諾後の段階であっても辞退は可能です。ただし、転職エージェントと内定先企業に迷惑をかけることには変わりありません。ビジネスマナーとしては褒められたことではないため、できる限りは避けましょう。

しかし、どうしようもできない事情がある場合には仕方がありません。この記事でご紹介する方法で辞退を進めましょう。

なお内定を辞退する場合には、回答期限内であることが望ましく、なるべく早めに連絡を入れることでトラブルを避けられます

内定承諾後に辞退したい4つの理由

ここでは内定承諾後に辞退を考える主な理由をご紹介します。辞退を検討するポイントや、辞退理由の解決案についてもまとめました。自身の理由と照らし合わせ、いま一度、辞退以外の選択肢がないかを検討してみてください。

カウンターオファーがあったため

「カウンターオファー」とは、退職を引き止めるために現職企業から持ち出される交渉です。主に昇給や希望部署への異動などが提案されるかもしれません。カウンターオファーが転職先よりも優遇されている場合には、内定承諾後であっても辞退を考える方は少なくないでしょう。

このとき検討のポイントになるのは、退職を決めた理由です。退職理由がカウンターオファーにより完全に改善されるのであれば、辞退を検討してもよいでしょう。そうでない場合には、目先の利益に踊らされないことが大切です。

家族から反対されたため

家族からの反対で内定承諾後に辞退を迫られるケースがあります。多くの場合は、家族に相談をしないまま転職を進め、内定が出てから事後報告して問題になるケースです。

反対理由は、「収入や、家族との時間が減るのではないか」という心配が一般的でしょう。その場合には、キャリアパスや将来のビジョンを家族と共有することが大切です。きちんと家族のことを考えたうえでの決断であると示し、説得を試みましょう。

予期せぬ事態で就業が難しくなったため

家族の急病をはじめ、予期せぬ事態が起こり、就業が難しくなるケースもあるでしょう。このようなときにはひとりで悩むことなく、親類や友人、知人の手も借りることを検討しましょう。

しかし、こればかりは内定承諾後の辞退もやむを得ません。転職エージェントや内定先企業から理解を得るためにも、きちんと事情を説明することが大切です。

企業にネガティブなイメージが生まれたため

内定承諾後、企業に関するよくない噂を聞いてネガティブなイメージを持ち、辞退を悩むことがあります。このときに大切なのは、噂の信ぴょう性です。「そこで働いていた知人がブラック企業だと言っていた」などまた聞きのケースでは、情報をうのみにするのは避けたほうがいいかもしれません。

改めて企業についてリサーチしてみるほか、転職エージェントに相談するのもおすすめです。転職エージェントは企業の人材担当者と交流があるため、実際の労働状況や社風まで把握しています。求人内容に差異がないか、内定先企業に改めて確認してくれる場合もあるでしょう。

転職エージェントの内定承諾後に辞退するリスク

内定承諾後の辞退は可能ですが、いくつかのリスクを伴います。何も考えずに辞退をしては、不利益を被るかもしれません。リスクを把握したうえで、改めて辞退を検討し、辞退を決めた場合の動き方も考えていきましょう。

転職エージェントや企業との信頼関係を失う

内定承諾後の辞退は、転職エージェントや企業に損失を与える行為です。不用意な行動をしては、信頼を失いかねません。同じ転職エージェントを再利用する場合には、「新たに紹介しても、また内定承諾後に辞退をされるかもしれない」と紹介を避けられることも考えられるでしょう。

心理的な負担がかかる

企業がすでに入社準備を進めているため、内定承諾後の辞退を申し出ても「いまさら辞退は困る」と何度も説得されるかもしれません。それにより後ろめたさや罪悪感が強まるなど、心理的な負担もかかるでしょう。

ビジネスマナーに反したことについて礼儀を払う必要はありますが、辞退のやりとりを長引かせるのもいけません。辞退を決めたらいくら説得されても撤回しないという強い意志を持ち、行動する必要があるでしょう。

損害賠償で訴えられる可能性がある

非常に数少ないケースですが、内定先企業から損害賠償で訴えられることがあります。内定承諾後の入社準備に多額の資金を投資していて、企業の損害が甚大である場合にみられるケースです。

また、内定者があまりに礼儀に反する態度や行動をした場合にも、リスクは高まります。不遜にならず、丁寧なやりとりを心掛けましょう。

内定承諾後に辞退をする方法とおすすめ文例

内定承諾後に辞退するには、メール、電話、対面のいずれかで転職エージェントに意思を伝える必要があります。

ここでは自分に合った方法で辞退を伝えられるように、連絡方法別のメリット・デメリットをまとめました。メールと電話については、おすすめの文例もご紹介します。

メールで伝える

メールで内定辞退を伝える場合、意思を簡潔に伝えやすいほか、手軽といったメリットがあります。ただし、メールだけで辞退が完了するとは限りません。転職エージェントから確認の電話が入るケースも多いでしょう。

今後も転職活動を続ける予定なのであれば、先にメールで連絡を入れ、「後日改めて電話、もしくは対面で話をしたい」といった旨を記載しましょう。礼儀を尽くすことで、担当者に悪い印象を与えないようにするためです。

【件名】内定辞退について(自身の名前)
(転職エージェント名)株式会社 (担当者名)様

いつもお世話になっております。(自身の名前)です。

先日、(内定先企業名)よりいただいた内定に承諾をしましたが、誠に勝手ながら辞退させていただきたくご連絡いたしました。

理由としましては、(理由)といった事情です。
(担当者名)様にも多くのお時間を割いていただいた末にこのような形になり、大変申し訳ございません。

本来であれば直接お詫び申し上げなくてはいけないところ、メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご容赦いただければと存じます。
今後も転職活動は続ける予定でおります。つきましては、改めて謝罪と今後のため、一度お電話もしくは対面でお話できればと思っております。ご都合のよい日時を教えていただければ、幸いです。

大変申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

(自身の名前)

電話で伝える

内定承諾後の辞退はなるべく早く伝える必要があるため、電話は適した方法といえるでしょう。転職エージェントの営業時間内であれば電話での連絡、それ以外であればメールでの連絡がおすすめです

お世話になっております。(自身の名前)と申します。(担当者名)様はいらっしゃるでしょうか。

先日いただいた(内定先企業名)の内定ですが、辞退させていただきたくご連絡いたしました。理由としましては、(理由)といった事情です。

本来であれば直接お詫び申し上げなくてはいけないところ、電話でのご連絡になり大変申し訳ございません。(担当者名)様にも多くのお時間を割いていただいた末に、このような形になったことも申し訳なく思っております。

今後も転職活動は続ける予定でおりますので、大変申し訳ございませんが、またお力になっていただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

対面で伝える

礼儀を尽くすという意味では対面で伝えるのがよいでしょう。しかし昨今のご時世もあるため、無理に対面で謝罪する必要はありません。謝罪のほか、どうしても対面で相談したいことがある場合のみ、店舗に赴くとよいでしょう。

なお対面で伝える場合には、日程調整が必要です。内定辞退は少しでも早いほうがよいため、日程調整のメールや電話を入れる時点で内定辞退の旨は伝えておきましょう。

内定承諾後に辞退を伝えるポイントは?

内定承諾後であっても職業選択の自由は保障されるため、辞退は可能です。しかし、いくつかのマナーやポイントを押さえたうえでの辞退でなくては、無用のトラブルを引き起こす恐れがあります。ここでポイントを押さえ、円満に内定辞退を進めましょう。

企業ではなく、転職エージェントに伝える

内定承諾後に辞退をする際には、転職エージェントに連絡を入れましょう。内定先企業に直接連絡しては自身と企業間、企業と転職エージェント間で行き違いが起き、トラブルに発展する恐れがあります。

転職エージェントからトラブルメーカーだと問題視されると、今後の転職活動に響きかねません。企業への連絡は、転職エージェントに任せましょう

感謝と謝罪の気持ちを伝える

内定辞退を伝える際には、これまで時間を割いてもらったことに対する感謝と謝罪の気持ちを担当者に伝えるのがポイントです。特にこれからも転職活動を続ける場合には、担当者からの心証を悪くしないように配慮しましょう。

礼儀を欠けば、「安易に内定を辞退する人物」と捉えられ、求人を積極的に紹介してもらえなくなる恐れがあります。

内定辞退は早めに伝える

内定承諾後は内定先企業も転職エージェントも入社準備を進めます。内定辞退を伝えるのが遅くなるほど各社に損失を与えるため、内定辞退の連絡は早急にしましょう。

なお、入社準備は入社日の2週間前から始めるのが一般的です。遅くとも入社日の2週間前までには、連絡を入れましょう。直前まで辞退の判断が難しい場合には、早い段階で転職エージェントに相談するのがおすすめです。

担当者とよく話し合う

内定辞退の理由を明確に伝えた後は、担当者とよく話し合いましょう。内定辞退の理由によっては、担当者が内定先企業に確認や交渉をしてくれることがあります

また、よく話し合うことで理想の転職先像が担当者へと鮮明に伝わるでしょう。そうすればより理想に沿った求人を紹介してもらいやすく、転職活動を効率よく進められるようになります。

内定承諾後に辞退しないための対処法

内定辞退は話が進んでいればいるほど、転職エージェントや内定先企業、ひいては自分にも不利益を生みます。内定承諾後の辞退は、なるべく避けるべきでしょう。内定を受けた時点で悩みや迷いがあるのであれば、転職エージェントに相談するのがおすすめです。

転職エージェントは顧客の能力や経験のほか、企業や業界、転職情報を熟知しています。ひとりで考え込むよりも、的確なアドバイスを受けられるでしょう。

転職のお悩みはマイナビエージェントにご相談ください!

内定承諾まで転職活動が進んでいても悩みが尽きないのなら、マイナビエージェントのご利用をぜひご検討ください。

マイナビエージェントでは、各企業の人材担当者と定期的にやりとりしているため、個人の知り得ない企業情報を豊富に蓄えています。「ブラック企業だと聞いたけれど本当なのか」という不安や、「待遇について交渉できないか」といった悩みに至るまで、無料でサポートが可能です。転職についてお悩みがあるのであれば、お気軽にご相談ください。

まとめ

転職エージェントを利用している場合に限らず、内定承諾後の辞退は自身のためにもあまりおすすめできません。今後の転職活動にも響く恐れがあるためです。

しかし、やむを得ない理由があるのであれば、適切な方法で内定辞退の意思を伝えます。方法を間違えなければ、転職エージェントの親身なサポートを引き続き受けられるでしょう。

とはいえ転職エージェントの担当者も人であり、内定辞退で心証を損ね、納得のいく対応を受けられなくなるケースもあります。そのような場合や、複数の転職エージェントを活用しようと考えているのなら、ぜひマイナビエージェントをご検討ください。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

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