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転職知識自動車業界営業職はクルマ好きの方に人気が高く、「車の販売を通じて、顧客のカーライフをサポートできる」「自社開発の自動車・自動車部品を提供することで、取引先の事業活動を支援する」などの特徴があります。転職では、これら自動車業界営業職特有の特徴や採用の動向を踏まえたうえでアピールポイントをまとめ、転職の準備をすることが大切です。
Section01 自動車業界営業職の仕事内容
自動車業界営業職の仕事は、「メーカー(完成車・部品)」「ディーラー」の2種類に分けることができます。
メーカー(完成車・部品)の営業職
メーカーは、完成車を開発・製造する完成車メーカーと、自動車を構成する部品を開発・製造する部品メーカーに分けられます。
完成車メーカー
完成車メーカーに勤務する営業の仕事は、「ディーラーへの営業支援」と「法人営業」に大別できます。ディーラーへの営業支援では、ディーラーが営業活動を行う際に必要となる資料を作成・提供するほか、店舗ディスプレイの提案、キャンペーンやイベントの企画などにも携わります。法人営業は、企業や官公庁など大口のお客さまに向けて、社用車や公用車の提案をします。
部品メーカー
自動車業界では、完成車メーカーと直取引を行っている1次部品メーカーを「Tier1」と呼んでおり、Tier1は、完成車メーカーが製造していない部品やアプリケーションなどを開発・製造しています。また、Tier1と直取引を行っている「Tier2」や、Tier2と直取引を行っている「Tier3」もあり、「Tier1」「Tier2」「Tier3」を合わせて部品メーカーと呼んでいます。
そのため、Tier1の営業先は完成車メーカーになり、Tier2の営業先はTier1である1次部品メーカーになります。
主に購買部門や製造部門に営業活動を行い、自社の自動車部品を採用していただけるよう働きかけていきます。新車の開発計画やスケジュールに関する情報をいち早くキャッチアップし、お客様のニーズにマッチした提案を行うことが大切です。
ディーラーの営業職
自動車メーカー系列の販売店や独立系販売店で、個人のお客さまに向けて営業活動を行います。お客さまのライフスタイルに合わせた提案をして契約につなげていき、ご契約後は点検や整備などのご案内をします。また、店舗で開催するイベントの企画運営も仕事に含まれます。
Section02 自動車業界営業職への転職理由・志望動機
自動車業界営業職への転職を考える理由としては、「車が好き」「人と関わる仕事に就きたい」などが挙げられます。ディーラーの営業職を志望する方は、「歩合制により高収入が期待できる」点も、魅力に感じているようです。
自動車業界営業職への転職で志望動機を書く際には、以下の二つの視点からまとめることをオススメします。
1.なぜ、自動車業界営業職なのか。
まずは、「なぜ、自動車業界営業職なのか」という視点から、転職の理由について考えてみましょう。自動車業界営業職としての経験を活かして、同業他社に転職したいのか。それとも、未経験だけれど、自動車業界営業職の仕事に興味があるのか。具体的な理由を提示すると、より説得力のある内容にできるでしょう。
2.なぜ、その企業で働きたいのか。
自動車業界営業職の仕事に就きたい理由が明確になったら、次は「なぜ、その企業に転職したいのか」を考えてみましょう。「前職では実現できなかったことを実現したい」「より大規模な案件に携わって、専門性を高めたい」など、「その企業に転職したい根拠」をわかりやすくまとめていきましょう。
3.これまでの経験を、どう活かせるのか。
そして、「これまでの経験で得た知識やスキルを、志望する企業でどのように活かしていけるのか」をアピールしましょう。
採用担当者は、数多くの求職者の志望理由書をチェックしています。採用担当者が「採用したい」と思えるような志望理由にするためにも、飾らず、自分の言葉で表現することが大切です。
Section03 自動車業界営業職は未経験でも転職可能?
自動車業界営業職の中で未経験での転職がしやすいのは、ディーラーです。人手不足のため求人が多く、未経験の方を歓迎する企業が多い傾向にあります。
もちろん、未経験でも転職しやすいからと言って、何もしないのは考えものです。業界研究を行ったり、志望する企業について調べるなど、最低限の準備をすることをオススメします。商品提案をする上で不可欠となる「自動車の知識」も身につけておきましょう。
一方、完成車メーカーや部品メーカーに関しては、部品メーカーの方が未経験での転職がしやすいと言えるでしょう。「未経験可」とする求人も一定数あるので、チャレンジしやすいと言えるでしょう。自動車業界が未経験でも、他業種での営業経験があると、採用の確率が高まります。特にメーカーでの営業経験があると、なお良いでしょう。
ただし、大手部品メーカーは、自動車業界での経験を必須とする企業が多いため、未経験の方には狭き門となっています。未経験での転職を目指している方は、ディーラーや部品メーカーを検討することをお勧めします。
Section04 自動車業界営業職への転職で、
持っていると有利なスキル・資格資格
自動車業界営業職は資格より経験が重視される傾向にあるため、特別な資格が求められることはありません。ただし、最低限、普通自動車免許を取得しておくことが必要です。なかには、「オートマ限定不可」としている企業もあるので、求人をチェックする際には応募要件をしっかり確認しておきましょう。
特に自動車ディーラーへの転職を希望されている方は、納品や車検の引き取りなどで運転する機会が日常的にあります。ペーパードライバーの方は事前に運転を練習するなどしておきましょう。
スキル
歓迎されるスキルとしては、他業種での営業経験があります。完成車メーカーや部品メーカーの営業職を志望されている場合は、有形商材の営業スキルを持っていると、転職が有利になる傾向があります。また、海外に現地工場を持つメーカーの場合、営業職が現地に出張するケースもあります。このような企業は、英語のスキルを歓迎する傾向にあります。
ディーラーの場合は個人のお客さまにカーライフの提案をするという仕事柄、お客さまに寄り添う姿勢や、会話を通じて家族構成やライフスタイルなどを聞き出す力など、高度なコミュニケーション力が求められます。
Section05 自動車業界営業職の年収
自動車ディーラーの年収
マイナビエージェントでは、自動車ディーラーの平均年収を調査しています。この調査によると、 平均年収は403万円。年代別に見ていくと、20代で355万円、30代で493万円となっています。男女別では、20代男性が368万円、20代女性が316万円、30代男性が516万円、30代女性が365万円となります。
男性の平均年収を年代別で比較すると、20代平均と30代平均で148万円ほどアップしています。 なお、 自動車ディーラーの営業職は歩合支給の割合が多く、努力と実績次第で高収入を期待できます。
完成車メーカーや部品メーカーの年収
完成車メーカーや部品メーカーの営業職の年収は、「自動車・自動車部品・輸送用機器」の調査結果が参考になります。マイナビエージェントの調査によれば、 自動車・自動車部品・輸送用機器の平均年収は473万円。年代別では、20代で417万円、30代で555万円となっています。男女別では、20代男性が422万円、20代女性が392万円、30代男性が563万円、30代女性が491万円となっています。
これらの結果から、自動車ディーラーよりも、完成車メーカーや部品メーカーの営業職の方が、より高い待遇を期待できることがわかります。ただし、動車・自動車部品・輸送用機器の調査結果は、営業職以外の職種も含まれています。あくまでも参考程度にしていただければと思います。
Section07 自動車業界営業職への転職成功事例
Section08 自動車業界営業職への転職に関するその他お役立ち情報
自動車業界営業職への転職は、
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自動車業界営業職から
異職種への転職知識自動車業界営業職での経験を活かして異職種に転職するのであれば、これまでの経験で得た知識やスキルを志望する業界でも活かせることをアピールすることが大切です。
ここでは、自動車業界営業職からの転職先や、異職種への転職で活かせるスキル・資格などを紹介します。Section01 自動車業界営業職からの転職先
自動車業界営業職は、自動車という高額の商品を扱います。そのため、数字の達成にプレッシャーを感じ、異職種への転職を検討する方もいらっしゃいます。
ディーラー勤務の場合、土日祝日の出勤があるため、暦通りの休みが取れる仕事を求めて転職される方も少なくありません。そこで、ディーラーの営業職からの転職先として、以下をお勧めします。
保険会社の営業
ディーラー勤務の方は自動車保険を取り扱っていたため、親和性が高く、なじみやすい転職先と言えます。
法人営業全般
顧客が法人の場合、暦通りの休日が取れることがほとんどです。BtoBの業態の企業に絞って転職活動を行いましょう。転職先としては、機械メーカーや医療業界、IT業界、広告業界などが考えられます。
法人営業全般は完成車メーカーや部品メーカーの転職先としてもお勧めですが、同業他社の営業職に転職する道も考えられます。
同業他社の営業職
例えば「Tier2」や「Tier3」の営業経験がある方が、そのスキルと経験、自動車業界に対する深い知識を活かして大手部品メーカーや完成車メーカーなどに転職することが考えられます。
なお、異職種への転職では、ディーラー、完成車メーカーや部品メーカーともに、接客・販売やマーケティング、事務職などが挙げられます。
マイナビ営業エージェントでは、異職種への転職を志望されている求職者様に、マーケティング職や営業企画職などをご紹介した事例が数多くあります。異職種への転職を考えているのであれば、お気軽にマイナビ営業エージェントにご相談ください。
Section02 自動車業界営業職から異職種への転職理由・志望動機
自動車業界営業職から異職種への転職を成功させたいのであれば、志望動機のまとめ方も一工夫したいところです。以下のポイントに沿って、志望動機をまとめていきましょう。
- これまでの仕事内容と、仕事で得た知識やスキル
- 異職種に興味をもった理由
- 志望する会社に興味をもった理由
- これまでの経験で得た知識やスキルを異職種でどう活かせるか
まずは、皆さんがこれまでどのような仕事に就き、どのような経験をしてきたのか、振り返ってみましょう。すると、身についた知識やスキル、強みなどが見えてきます。そのうえで、志望する職種について調べます。なぜ異職種に転職したいのか、なぜ志望する会社に転職したいのかという視点で調べていくことがポイントになります。最後に、これまでの経験で得た知識やスキルを、志望する業種や転職先でどのように活かせるかイメージし、志望動機にまとめていきましょう。
Section03 自動車業界営業職が異職種に転職する際に活かせるスキル・資格
自動車業界営業職の経験を積んできた方が異職種への転職においてアピールできるスキルとして一番に挙げられるのは、自動車という高額な商品を販売してきた実績を通じて身につけてきたスキルです。
ディーラーの場合は個人のお客さまと向き合うため、高額な商品をお客様に購入していただくには、何よりもお客さまとの信頼関係が不可欠であり、高度なコミュニケーションを持っていることをアピールできます。
また、完成車メーカーの営業の場合、企業や官公庁を相手に取引をするため、扱う額はさらに高額になります。大規模な取引を成立させてきたスキルは、同じく大規模な建設プロジェクトを担っている建設業界などでアピールできるでしょう。
部品メーカーの場合は、完成車メーカーほど規模は大きくないものの、一度受注が決まれば、数年単位で量産するケースがほとんどであり、取引額はおのずと大きくなります。何よりも、営業経験で培った「目標達成能力」や「顧客対応力」「調整力」は、転職先でも大いに活かすことができるでしょう。
Section04 自動車業界営業職からの転職・求人情報