人材業界の営業のスキルを活かした転職先とは?おすすめの転職先6つを紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2022/05/16

営業職

人材業界の営業のスキルを活かした転職先とは?おすすめの転職先6つを紹介

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この記事のまとめ

  • 人材業界の営業で培ったさまざまな知識とスキルは転職先で高く評価される。ノルマの厳しさが転職で改善できる場合もある。
  • 同職種の場合は無形商材を扱う法人営業職がおすすめ。異職種でも人事の採用担当や経営コンサルタントはスキルを活かせる。
  • 効率的に転職先を見つけるには、転職理由や希望の明確化と自己分析、最大半年の転職活動期間を見据えた行動が重要。

人材業界の営業はさまざまな業種と接する中で、高いコミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルが身につきます。一方で、長いキャリアを見据えて転職を考える人もいるのではないでしょうか。

この記事では、人材業界の営業のスキルを活かせるおすすめの転職先を紹介します。転職活動を成功させるコツも解説するため、転職先に迷っている人や初めての転職活動に不安がある人の疑問も解決するでしょう。

目次

営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント

人材業界の営業を辞める2つの理由

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多くの人が人材業界の営業から転職しています。転職を考える理由は人によってさまざまですが、大半の人が同じような理由で、自身が現職に抱く不満と共通しているかもしれません。ここでは、人材業界の営業を辞める主な理由を2つ紹介します。転職の決意ができない場合の参考にしてみてください。

厳しいノルマがある

営業職が大変な理由のひとつがノルマの厳しさです。特に人材業界は競合他社が多く、営業には厳しいノルマが課せられます。新規開拓・売り上げ・求人紹介数・成約数といった評価される項目が多い点もつらさにつながるでしょう。

企業によっては高い頻度で達成率をチェックされるうえに、明確なマニュアルがない場合もあります。達成できなければ上司から厳しい指導を受けるため、ストレスがたまる人もいるでしょう。ノルマに追われる日々に負担を感じることが転職を決意する理由のひとつです

仕事量が多い

人材業界の営業は幅広い業務を担当するため、仕事量の多さを理由に転職を考える人がいます。人材派遣の場合、派遣先のRA(企業)とスタッフのCA(求職者)双方をフォローするのが仕事です。

派遣スタッフから仕事内容の不満を相談される一方で、企業からは無断欠勤やトラブルのクレームに対応しなければなりません。双方の板挟み状態に大きな負担を感じながら、事務作業や会議もこなす必要があります。長時間労働や休日出勤が増え、不満が募ることで転職を意識する人もいるでしょう

転職先で評価される人材業界の営業経験やスキル

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人材業界の営業として自社の売り上げに貢献するには、複数のスキルが必要です。培ったスキルは異業種や異職種でも生かせるため、転職先でも高く評価されます。転職活動でもアピールポイントとなるでしょう。ここでは、具体的に評価されるスキルを紹介します

採用に関する知識

人材業界の営業は、企業が求める人材や求職者の希望条件に合った企業を適切に紹介する仕事です。「求職者が何を重視して転職活動をしているのか」「業界ごとの課題は何か」といった事情を深く理解しています。

転職による採用成功事例が身についている人は、人材業界以外でも知識を生かせるでしょう。たとえば、企業の人事部や人事コンサルタントなど、採用活動に携わる職種への転職に有利です

他業種への適応スキル

人材業界の営業は多くの企業・個人とやり取りする仕事です。ITや飲食、医療、メーカーなど、さまざまな業界と関わるため、幅広い知識が身につきます。普段の生活では触れる機会のない専門的な知識を持っているため、他業種への転職でも柔軟に適応できるでしょう

特に、ITやWeb業界は短いスパンでトレンドが変化する業界です。人材業界の営業の経験が生きるため、転職活動も成功しやすくスムーズなキャリアアップも期待できます。

高い提案力と会話スキル

人材業界の多くの営業は、クライアント企業の経営トップや採用責任者といった地位の人との商談を経験します。求める人物像といった企業側の要点を理解し、有効な提案が可能です。

一方、求職側にもヒアリングし、言語化できていない部分の意図も的確に理解しなければなりません。このような経験によって、スムーズに意思疎通できる人や質の高いコミュニケーション力を有している人は、転職で高く評価されます

忍耐力

人材業界の営業は仕事量の多さから、多くの人が長時間労働を経験しています。人材業界の営業に慣れた人であれば、働き方改革が進んだ業種・職種の仕事は余裕を持ってこなせるでしょう。忍耐力を備えていると判断されるため、転職に有利です。

また、人材派遣会社の営業は長期的に多くの人材を紹介し利益を上げるため、仕事に対するやる気が求められます。積極的に成果を上げる姿勢をアピールできれば、転職でも高い評価が期待できます

人材業界の営業からの転職先|同職種の場合

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転職先には多くの業種・職種の選択肢がありますが、同職種という条件で考える人もいるでしょう。人材業界の営業は「人」という無形商材を扱う仕事です。その経験を活かして無形商材を扱う業界営業への転職が多い傾向があります。ここでは、同じ営業職に転職する場合の選択肢を3つ紹介します

教育業界の法人営業職

転職先のひとつとして、教育業界の法人営業職があります。営業相手は、主に学校法人と学習塾のような一般企業です。教材や広告を商材として提案し販売します。

教育業界は人のキャリアをサポートするという点で人材業界と共通した分野です。また、採用要件として営業経験、特に法人営業の経験を求められるため、企業を相手にしてきたこれまでの経験を活かせます

IT業界の法人営業職

IT業界の法人営業は、開発したサービスやエンジニアのような人材を企業に紹介し課題を解決する仕事です。人材業界と共通する部分が多いため、これまでの経験を生かせます。

また、IT業界は現在成長の著しい業界です。多様な技術の変化に対応できる人材が求められるため、人材業界で培った適応スキルが役立ちます。求人倍率が高いだけに、転職に成功すれば大きなキャリアアップも期待できるでしょう

不動産業界の法人営業職

不動産業界の営業は、住宅の販売や賃貸契約の仲介をする仕事です。仕事内容には新規顧客の獲得も含み、幅広い業務に対応するため、人材業界の営業経験を活かせるでしょう。

個人営業と法人営業のどちらもありますが、法人営業のほうが一度の取引額が大きいことから高い報酬を期待できます。長期契約や企業同士のつながりから幅広い営業ルートを確保できる点もメリットです。住宅は人の生活に影響する買い物であるため、大きなやりがいを感じられます

人材業界の営業からの転職先|異職種の場合

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転職を機に、異職種へ挑戦したい人もいるでしょう。これまでの経験とスキルを活かすのであれば、人事の採用担当や経営コンサルタント、前職のデメリットを改善したい人には金融事務がおすすめです。ここでは、異職種のおすすめ転職先を3つ紹介します

人事の採用担当

人事の採用担当は、人材業界の営業職と同じホスピタリティの高い職種です。人材業界の営業職が他社の課題解決を目指すのに対し、人事の採用担当は自社の課題を解決します。これまでの経験から、経営者の考えや仕事内容をスムーズに理解できるでしょう。

また、人事の採用担当は人との対話が多い仕事です。他者の意図をくみ取る洞察力や伝えたいことを言語化するコミュニケーションスキルなど、必要とされるスキルも人材業界と共通しています

経営コンサルタント

人材業界の営業でクライアント企業と接した経験は、経営コンサルタントの仕事に生かせます。経営コンサルタントは企業の経営上の課題を明らかにし、あらゆる解決案を提供する仕事です。採用だけでなく経営全体に関わるため、より大きなやりがいを求める人に向いているでしょう

これまで培った営業力やプレゼンテーションスキルが役に立つとはいえ、経営コンサルタントは人気が高く、未経験から挑戦するには難易度の高い職種です。業界知識や語学力に優れた人材は大手企業への転職も可能ですが、それ以外は中小企業をメインに挑戦するとよいでしょう。

金融事務

仕事量の多さや仕事量に見合わない給与水準の低さといった人材業界の営業のデメリットを転職で改善したい人もいるでしょう。

金融業界はワークライフバランスを重視する傾向が強いため、仕事して家に帰るだけの日常に疲れた人や、趣味や家族との時間といったプライベートを充実させたい人に適した職種です。定時退社の頻度が高く有給を十分に消化できるだけでなく、外資系の企業の場合、長期休暇も取得できるでしょう。

転職先には、生命保険や損害保険といった保険会社、銀行、投資信託会社、証券会社があります。金融事務は電話・メール対応や窓口対応、文書・データの作成や管理が主な業務です。人材業界の営業は事務仕事を担当する場合も多く、顧客対応ではコミュニケーションスキルも生かせます。

人材業界の営業を辞めて転職先を見つけるコツ

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人材業界の営業は、幅広い経験を活かしてさまざまな転職先に挑戦できます。とはいえ、自分に合った転職先が分からない人や現職を辞めることに不安を抱く人もいるでしょう。ここで、人材業界の営業から次の転職先を見つけるコツを3つ紹介します

転職理由や希望を究明する

自分に合わない仕事では、転職した後に苦労します。特に異職種への転職は、仕事内容や環境のギャップが大きな負担になりかねません。

転職活動を始める前には自分の転職理由や希望を究明しましょう。「給与」「仕事内容」「ワークライフバランス」など、転職先に求める条件をリストアップして優先順位をつければ、選択を誤るリスクを抑えられます。すべての条件を満たす理想どおりの企業に転職するのが難しいようであれば、妥協ラインを設定しましょう。

自己分析しアピールする点をまとめる

転職理由や希望を明確にしたら、成功につなげるための行動が重要です。自己分析をし、自分の強みを確認しましょう。希望職種が決まっている場合、転職先で生かせるスキルを中心にまとめます。強みだけでなく、自身の苦手分野の理解も重要です。

自身の強みは面接で質問されやすい内容で、志望動機でもアピールできます。転職活動の戦略として、自己アピールの内容をさらに具体的に文書化しましょう。弱みをどのように克服するかといった内容もまとめておくと、より有利なアピールが実現できます。

転職のタイミングを決める

転職活動を始めるタイミングと終わらせる時期の目標を決めましょう。転職活動の期間の目安は3ヵ月~半年以内です。現職と並行して転職活動をするのは大変ですが、退職すると金銭面に負担がかかります。

また、転職活動の期間が長引くと、肉体的・精神的な負担も増大します。効率的に転職先を決めるためにも、目標を決めて準備しましょう

まとめ

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人材業界の営業職はさまざまな業界の企業や人と接するため、培われる知識やスキルが豊富です。そのため、同業種・異業種問わず転職先を選択できます。改善したい現職のデメリットや自身の希望する仕事内容を明確にし、効率的に転職活動を進めましょう。

転職が初めてで転職活動の進め方に不安を抱いている人は、マイナビ営業エージェントにご相談ください。業界専門のキャリアアドバイザーが転職先の紹介から応募書類の作成、面接対策まで幅広くサポートします。

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マイナビエージェント編集部

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