求人広告の営業職とはどんな仕事?やりがいや必要なスキルを紹介!|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2022/05/13

営業職

求人広告の営業職とはどんな仕事?やりがいや必要なスキルを紹介!

sales_807.jpg

求人広告会社の営業職は、無形商材を取り扱う法人営業であることから、キャリアパスにつながりやすい仕事といわれています。一方、ほかの業界の営業職と比べて離職率が高いという側面もあり、転職先として考えると「自分に合うだろうか」「続くだろうか」と不安になる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、求人広告会社の営業職の詳細な仕事内容について解説します。やりがいや必要なスキル、経験が分かれば、転職を目指している人に役立つでしょう。おすすめの資格も紹介します。

目次

営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント

求人広告の営業職の仕事内容とは?

sales_807_1.jpg求人広告の営業職は、商品を売り込むだけではありません。営業の前には営業先のリストを作成し、新規顧客を開拓します。また、商談の後追いや広告を掲載した後のアフターフォローも重要な仕事です。ここでは、求人広告の営業職の仕事内容を紹介します。

営業先のリストを作成する

求人広告の営業は、ルート営業だけでなく新規顧客に対する営業もします。このとき実際に営業をかける前に、営業先をリストアップするのが一般的です。

インターネットや新聞、雑誌を利用し、求人広告や情報をすでに出している企業を探します。また、業績が伸び調子の企業ほど事業を拡大するうえで人手を求めているため、企業情報を洗い出して業績が好調な企業を優先してピックアップしましょう。

新規顧客開拓をする

リスト化した企業にはテレアポをして、新規顧客の開拓へとつなげます。テレアポでは事業について端的に説明し、商談(訪問営業)の時間を確保してもらえるようにお願いするのが目的です。

短い時間で分かりやすい説明を求められるため、トークスクリプト(台本)を用意するとよいでしょう。まずは一連の流れを記載し、実際に試してみて追加すべきことや強調すべきこと、上手な受け答えをつけ加えていくのがおすすめです。

商談と後追いをする

テレアポで商談の予定を取りつけた場合、企業を訪問し、後追い営業をします。法人営業では、商品を利用することが利益につながることを数字やファクトを用いて明確に説明することが大切です。

必要な情報を商談前に収集しておくほか、商談では企業の持つ課題を聞き出せるようにヒアリングにも力を入れましょう。なお、求人広告の営業では事前にアポを取らずに飛び込み営業をするケースもあります。

ヒアリングや広告原稿の制作をする

商談が成功して契約をしたら、広告原稿を制作します。より詳細なヒアリングをし、求める人材情報のほか、企業の魅力や特徴を深掘りしましょう。

営業とは別に広告制作担当者がいる場合、その担当者が業務を担うケースもあります。企業によりケースバイケースのため、求人票や転職エージェントを活用して業務内容の詳細を確認するとよいでしょう。

求人広告を掲載した後のアフターフォローをする

求人広告の営業は、広告を作成して終わりではありません。掲載後も契約企業とは付き合いを続けるため、アフターフォローも大切です。

広告掲載について通知するほか、採用状況を確認したり業界の新情報を伝えたりして信頼される営業パーソンを目指しましょう。信頼を得ることで、次回の依頼や別企業の紹介といった新しい契約機会にも恵まれやすくなります。

求人広告の営業職に求められるスキルや経験

sales_807_2.jpg

求人広告の営業職に必要なのは、業界や広告に関する知識と法人営業の経験です。業界や営業の経験がなくても転職は可能ですが、知識や経験があれば有利になるでしょう。ここでは、求人広告の営業職に求められるスキルや経験を紹介します。

業界や広告に関する知識

求人広告の営業はさまざまな業界と関わるため、いままで携わった仕事の知識が役立つ可能性があります。

また、広告に関する知識に長けていれば、重宝されるでしょう。近年は新聞や雑誌といった紙媒体だけでなく、Web媒体の広告が増えています。「どのような媒体があるのか」「それぞれの特性は何か」といった知識を持っていると転職に有利です。

法人営業をした経験

求人広告の営業は法人を相手とするため、法人営業の経験がある人は転職に有利でしょう。個人営業でも営業未経験よりは優遇されやすい傾向があります。

ただし、個人営業と法人営業では必要とされるテクニックが異なるため、経験に頼りすぎないよう心掛けましょう。法人営業の経験がある場合、履歴書や面接時に実績を具体的な数字で示すことをおすすめします。

求人広告の営業職の仕事はきつい?やりがいはある?

sales_807_3.jpg「ほかの業界の営業職と比べて、求人広告の営業職はきつい」と聞いたことがある人もいるでしょう。ここでは、きついといわれる理由と併せて、やりがいについて解説します。自身にとってメリットとデメリットのどちらが大きいか、検討してみてはいかがでしょうか。

飛び込み営業やノルマがきつい

求人広告の営業は、ルート営業のほかに新規営業があります。特に、飛び込み営業はすべてが成功する訳ではなく、ノルマが課されているときついと感じることもあるでしょう。また、求人広告の締め切りに間に合わせるために、残業が増えるケースもあります。

求人広告の営業職のきつさは、成果主義という傾向が原因といえるでしょう。人によっては、プレッシャーがきついと感じるかもしれません。

クライアントに貢献できたときにやりがいを感じられる

求人広告の営業職の最大の目的は、クライアントの採用課題を解決することです。課題解決のために多くの情報を集め、クライアントとも親身に付き合うことから、採用活動がうまくいったときには大きなやりがいを感じられるでしょう。ほかにも、長く関わるクライアントが増えて、信頼関係を築けたときもやりがいを実感する瞬間のひとつです。

また、成果主義という傾向は、成果を認めてもらいやすい環境ということでもあります。インセンティブ制度を採用している企業も多いため、がんばりが報酬に直結しやすく、モチベーションにつながるでしょう。

求人広告の営業職に向いているのはどんな人?

sales_807_4.jpg求人広告の営業職には、相手の意図をくみ取れる人が向いています。また、営業を成功させるには、分析力やコミュニケーション能力も重要です。商談をうまく進めるためのトーク力やヒアリング力だけでなく、行動力や精神力も求められるでしょう。ここでは、求人広告の営業職に向いているタイプを紹介します。

相手の意図をくみ取れる人

クライアントが求める求人広告を提供するには、クライアントの意図を正しくくみ取る必要があります。クライアントすべてが説明に長けている訳ではないため、うまく話を引き出すヒアリング力も重要です。

さらに、クライアントの要望は、広告制作に携わるメンバーに正しく伝えなくてはなりません。受け手としても送り手としても、高いコミュニケーションスキルを求められるでしょう。

分析力がある人

クライアントが抱える課題は、多くの場合、表層的な課題だけでなく深層的な課題があります。誰もが課題だと感じている表層課題は、クライアントから説明されることがほとんどです。しかし、深層課題にはクライアント自身が気づいていない場合があります。

深層課題を解決できれば顧客満足度を高められるため、ヒアリングの際に課題を見つけられる分析力がある人は求人広告の営業職に向いているタイプです。

説得力のある説明ができる人

求人広告を出すことは、企業にとって出費です。出費を上回る確かな魅力を伝えられなければ、契約には結びつかないでしょう。法人営業では具体的な数字やファクトを使って確実性を推すことが成約につながりやく、論理的思考ができる人ほど向いています。

また、説得力のある説明にはプレゼン力も大切です。身ぶり手ぶりや言葉のアクセントを意識した説明を心掛けましょう。

フットワークが軽い人

求人広告の営業職は外回り営業が多く、企業の都合に合わせて動く傾向があります。臨機応変に立ち回らなくてはならない場面も少なくありません。クライアントからの急なアポイントや要望に応えられるフットワークの軽い人におすすめの職業といえるでしょう。

また、営業をとおして親しくなったクライアントから、プライベートで食事やバカンスに誘われるケースもあります。このようなときにも柔軟に対応できる人が望ましいでしょう。

メンタルが強い人

新規営業が多い求人広告の営業職は、営業先から冷たく対応されたり怒られたりすることがあります。そのたびに深く落ち込み、引きずっていては仕事にも影響するでしょう。何よりストレスをため込み、精神衛生上よくありません。

回数をこなして慣れることでメンタルが鍛えられる場合もありますが、気持ちの切り替えが上手な人ほど向いているといえるでしょう。

求人広告の営業職に転職したい人におすすめの資格3選

sales_807_5.jpg求人広告の営業職は、経験やスキルがなくても転職が可能です。ただし、保有していると転職が有利になる資格があります。転職までに余裕のある人や万全な準備をして転職に挑みたい人は受験を検討するとよいでしょう。ここでは、求人広告の営業職に転職する方におすすめの資格を3つ紹介します。

1.キャリアコンサルティング技能検定

国家検定のひとつで、合格すると「キャリアコンサルタント技能士」の称号が得られます。仕事相談関係のキャリアアップを考えるのであれば、実用性の高い資格といえるでしょう。ただし、実務経験がない人には受験資格がありません。過去になんらかのキャリア相談職に就いたという経験がない人は、転職後に資格取得を目指すとよいでしょう。

1級と2級があり、それぞれ学科試験と実技(論述と面接)試験が行われます。2020年度後期の試験の合格率は、2級の学科試験は63%と比較的高いものの、ほかはいずれも10%前後と狭き門です。しっかりと対策して臨む必要があるでしょう。

2.Webリテラシー試験

WebおよびWebを使ったビジネスに関する基礎知識を問われる試験です。求人広告業界では複数の媒体を扱いますが、中にはWeb広告も含まれます。Webに関する最低限の知識がなくては、「用語すら分からない」ということにもなりかねません。Webリテラシー試験を目指すことで基礎知識が培われるため、Webに詳しくない人ほどおすすめです。

問われる内容は基礎知識で、試験形式が4択のため、難易度は高くありません。これまでの累計合格率は60%程度です。

3.Google アナリティクス個人認定資格

Google アナリティクスの運用力を証明する試験です。Google アナリティクスとはアクセス解析ツールのひとつで、Web広告の効果測定に用いられることがあります。

試験を受けるには、アナリティクスアカデミーコースの受講が必要です。受講後、試験を受験します。いずれもWebで受けられ、料金は無料です。Google アナリティクスのオンライン講座や予習問題もGoogle自身が無料で提供しているため、活用してみてください。

まとめ

sales_807_6.jpg求人広告の営業職に必要とされる能力は、コミュニケーションスキルから精神力まで多岐にわたります。案件成功時の達成感が大きいことから天職と感じ、クライアントの利益追求と自身のキャリアアップに尽力する人も少なくありません。成果主義の傾向が強い業界で実力に伴う収入を得たいのであれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

マイナビ営業エージェントでは、非公開求人も複数用意しています。まずはご相談からお気軽にお申しつけください。

営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント

タグ一覧
執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ