SIerの志望動機を作成するコツとは?分類別で最適な例文も紹介!|求人・転職エージェント

更新日:2022/05/27

IT業界

SIerの志望動機を作成するコツとは?分類別で最適な例文も紹介!

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この記事のまとめ

  • SIer未経験で志望動機を書く際には、SIerの仕事内容や企業への理解を深める。
  • SIerや企業を選んだ理由、入社後のプランを明確にし、具体的かつ簡潔な志望動機に仕上げる。
  • 他者との差別化を図るには、情報や知識を多く取り入れることやOBやOGからのアドバイスを参考にするのがコツ。

SIerは、システム開発に関わる業務を一手に引き受ける職種です。専門的な仕事であることから、転職を成功させる効果的な志望動機の書き方に悩む方もいるでしょう。

志望動機を書くにあたり、まずはSIerや企業を選んだ理由を明確にしなければなりません。同時に、業界・業務内容への理解も深めましょう。この記事では、SIerの仕事内容や志望動機を書くコツ、注意点を紹介します。

目次

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SIerの志望動機に必要な業界知識

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SIerは、経営パターンや取引企業により仕事内容が異なります。応募企業を絞るためにも、まずはSIerの業界知識を再確認しましょう。希望する仕事内容と企業の事業内容が合えば、説得力のある志望動機を作成できます。ここでは、SIer業界や仕事内容を紹介します。

SIerとはどんな仕事?

SIerは、システムインテグレーターの略です。クライアントの要望に基づいてシステムの設計や企画、構築をします。システム完成後のクライアントへの導入や管理、アフターフォローもSIerの仕事です

SIerの種類はさまざまで、企業により得意としている分野が異なります。コンサルティングと設計のみ、開発のみなど、全工程の中の一部分しか請け負わない企業もあります。

経営のパターンがある

SIerには3つの経営パターンがあります。パソコン関連の企業を親会社に持ち、主に親会社のシステム開発・運用を担う「メーカー系」、パソコン関連以外の企業を親会社に持ち、さまざまなシステム開発や運用を担う「ユーザー系」、親会社を持たず、独自でシステム開発をする「独立系」の3つです。

独立系SIerの中には、業務と並行してプログラマーやシステムエンジニアを育成する企業もあります。

取引企業によって仕事内容も変わる

SIer業界は「ITゼネコン」とも呼ばれ、元請け企業と下請け企業で構成されるピラミッド構造です。どの位置に属するかで取引企業や業務内容が変わります

ピラミッドの上流工程に位置する大規模SIerはプロジェクトのマネジメントがメイン業務で、大手企業や官公庁が主な取引先です。一方、中堅・小規模SIerは大手SIerからシステム開発を請け負います。大手SIerは開発に携わることが少なく、中堅・小規模SIerはシステム開発が中心のため、マネジメント業務はほぼありません。

SIerの志望動機を書くときの5つのコツ

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志望動機は転職への熱意を伝えると同時に、応募者が企業にマッチしているか判断する材料です。明確で分かりやすい内容を意識しましょう。ここで紹介する5つのポイントを意識することで、自分の思いをしっかりと伝え、企業にも響く志望動機を作成できます

SIerを選んだのはなぜか明記する

SIerを選んだ理由がはっきりしないと、説得力のない志望動機になります。多くの職種があるIT業界の中で、なぜSIerを選んだのか、理由を明確に示しましょう。

エンジニアやマネジメントといった前職や過去の経験からSIerを選んだのであれば、そのエピソードを盛り込むことで説得力が増します。SIerは企業によって業務内容が異なるため、志望する企業の仕事に沿った内容を意識しましょう

企業を選んだ理由を明確に記載する

SIer企業は大小を含めると膨大な数が存在します。SIerを選んだ理由と併せて、その企業を選んだ理由も明確にしましょう。どの企業にも当てはまる内容では、応募先企業で働きたい気持ちは伝わりません。説得力のある理由を示すには、企業の理解が必要です

企業のホームページや会社説明会で情報を収集し、企業の特徴や強み、魅力をまとめて、最も共感できる部分を盛り込みます。また、企業が求める人材が分かれば、自分との接点を見つけて企業に貢献できることを伝えましょう。

結論から書く

志望動機は分かりやすさが大切です。ビジネスシーンでよく使われる方法に、結論から始まり、理由・具体例を述べた後に再度結論で締めくくる「PREP法」があります。相手に伝わりやすいだけでなく、説得力を持たせる効果があるため、志望動機におすすめです。最も伝えたい部分を強調できることから、面接での質疑応答にも活用できます。

これまでの経験をアピールする

企業によっては、IT知識だけでなく営業やマネジメントに関する知識も求められるため、過去の経験や学生時代のエピソードを盛り込むのがポイントです。特に、IT業界で働いた経験がない方は積極的にアピールしましょう。

前職の経験やスキル、どのような結果を残してきたのかをSIer業務と関連づけながら述べます。また、今後どう生かせるのかを加えると、より魅力的な内容になるでしょう。

入社後のプランを記載する

企業は入社後に活躍が期待できる人材を求めています。志望動機では入社後のプランを伝えましょう。実現させたいことやキャリアアッププランなど、企業が入社後の姿をイメージできる具体的な内容がおすすめです

SIerは企業により業務内容が異なるため、企業の得意分野と自分が携わりたい仕事を一致させた内容にすると、企業への理解が深いと好印象を与えられるでしょう。

【分類別】SIerの志望動機の例文

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企業によって業務内容が異なるSIerは、応募する企業に合わせて志望動機のアプローチを変えましょう。ここでは、ユーザー系企業・メーカー系企業・独立系企業それぞれの志望動機の例文を紹介します。

ユーザー系企業

ユーザー系企業では、マネジメント経験が重宝されます。これまでの自分の立ち位置や経験と併せ、今後の目標を示しましょう

【例文】

前職では、金融系システム開発のプロジェクトマネージャーを経験しました。プロジェクトマネージャーを通し、チームのけん引だけでなく後輩育成にも力を入れてまいりました。

この経験を生かし、大規模なプロジェクトを手掛ける貴社で、自らの成長とともに全体の底上げにも貢献したいと思っています。

メーカー系企業

さまざまな業界と関わるメーカー企業への志望動機は、エンジニアスキルに焦点を当てた内容がおすすめです。企業を選んだ経緯を加えることで、より深みのある志望動機になるでしょう。

【例文】

私はこれまで社内SEとして社内の円滑な業務遂行に貢献してきました。貴社の日常に欠かせないプロダクトに感銘を受け、エンジニアとしてより多くの方の役に立ちたいと考えるようになりました。

貴社のプロダクトに対する理念に強い共感を抱いています。これまでの経験を生かしながら、多くの方を支える貴社のシステム開発に携わりたいと思っております。

独立系企業

独立系企業は、親会社を持たないことから自由度の高いシステム開発が特徴です。さまざまなシステム開発へ携わりスキルアップを図りたいといった入社後のプランや熱意を盛り込みましょう

【例文】

私は前職で金融系のシステム開発に携わっていました。エンジニアとしてより多くのシステム開発に携わりたいと思っています。

貴社は金融をはじめ多くの業界のシステム開発をされていますが、中でも製造関連のシステム開発に強い関心を抱いております。これまでの経験やスキルを生かし、エンジニアとしてステップアップをして貴社に貢献したいと考えております。

SIerの志望動機の注意点とNGな例文

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企業は、志望動機から自社に合う人材なのか、入社後に活躍できるかをイメージします。そのため、あいまいではなく、はっきりと伝わる内容が求められます。ここでは、企業にイメージしづらい印象を与えてしまう志望動機の注意点を例文と併せて紹介します。

即戦力のアピールができていない

「入社後に勉強したい」という言葉は意欲があるように見えますが、即戦力を求めている企業にとっては物足りなさを感じる志望動機です。IT業界が未経験でも、これまでの経験やスキルを業務に生かせることを伝えましょう。

希望する業務に経験をつなげることで、企業も戦力としてイメージしやすくなります。また、事前に学んだことや取得した資格も十分なアピールポイントです。

企業やSIerを選んだ理由が分からない

職種や企業が数多くある中、「なぜSIerを選んだのか」「この企業がよい理由は何か」が不明瞭だと、ほかの職種や企業でもよいのではないかと疑われる恐れがあります。また、SIerは企業により業務内容が異なるため、企業を理解していないと誤解を与えてしまうかもしれません。

企業理解や業務内容の把握は入社の熱意を伝えるために重要です。SIerや企業を選んだ理由は、応募企業にしっかりと伝わるよう明確にしましょう。

こんな志望動機はNG

即戦力のアピールができておらず、SIerや企業を選んだ理由が分からないと思われてしまうNG例を紹介します。

【NG例文】

私が貴社を志望したのは、さまざまなシステム開発を手掛けていることに魅力を感じたからです。システム開発は未経験ですが、入社後に勉強しスキルを磨き、貴社へ貢献したいと思っています。

SIerに向いているのはどんな人?

SIerには人と話すことが好きな人や論理的な考え方ができる人、IT業界へ興味がある人が向いています

システム開発ではクライアントとの意思の擦り合わせやチームでの作業があるため、情報を正しく伝達する力や話を聞き要点を把握するコミュニケーション能力やロジカルシンキングが必要です。また、IT業界への興味も重要となるでしょう。技術の進歩はスピードが早いため、ITへの興味がなくては知識が追いつきません。

SIerへの転職で他者と差別化するコツ

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IT業界でも人気の高いSIerへの転職は、ライバルの存在も意識しましょう。企業に目を留めてもらうには、オリジナリティ溢れる志望動機が必要です。ここでは、他者と差別化を図るためのコツをピックアップして紹介します。

技術や知識を多く取り入れる

応募する企業やSIerとして必要な技術や知識を事前に勉強しておきましょう。企業により得意とする分類が異なるため、その企業の業務内容に合った技術や知識の見極めが必要です。専門知識を身につけることで仕事の幅も広がり、入社後に即戦力になれるとアピールできます

OBやOGからのアドバイスを参考にする

OB・OG訪問はリアルな情報を得るチャンスです。やりがいやキャリアプランといった志望動機の作成に役立つヒントを得られるでしょう。ただし、転職時のOG・OB訪問は、新卒時のように学校から紹介してもらえません。Web上でOG・OB訪問ができるサービスもあるため、ぜひ活用してみましょう。

インターンシップを活用する

企業やSIerの仕事内容への理解を深めるには、プログラマーのインターシップへの参加がおすすめです。ITベンチャー企業では、長期インターンを募集しています。実際の職場の仕事内容が分かり、雰囲気ややりがいを感じることで、具体的で説得力がある独自の志望動機を作成できるでしょう

まとめ

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SIer企業へ転職するための志望動機を書くには、企業やSIerについて理解を深めなければなりません。企業によって業務内容が異なるため、事前に必要な知識やスキルを把握し、具体的で説得力のある志望動機を目指しましょう。

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