更新日:2022/05/31
この記事のまとめ
Webマーケティングとは、Webを利用してマーケティングを行う仕事です。未経験からWebマーケティング業界への転職を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、未経験からWebマーケターを目指す方に向けて、Webマーケティングの特徴や転職に活かせるスキル、転職に役立つ資格などをご紹介します。この記事を読めば、未経験からWebマーケティング業界への転職を成功させる方法が分かるでしょう。
目次
未経験でWebマーケティング業界への転職を検討していると、「そもそも未経験者でも採用されるのだろうか」と疑問に感じるのではないでしょうか。
Webマーケティング市場は拡大しており、多くの人材が求められています。未経験者を採用している企業も多いため、必要な知識を習得し「未経験者歓迎」の記載がある求人に応募するのがおすすめです。
コツを押さえて転職活動をすれば、未経験でもWeb マーケティング業界に入れる可能性が高まるでしょう。
未経験でWebマーケティング業界に転職するなら、その特徴を正しく理解しておくことが大切です。そこで、ここではWebマーケティングの仕事内容ややりがい、向いている方を解説します。
Webマーケティング業界が自分にマッチしているか判断するためにも、これからご紹介するポイントをよく考えて転職するかどうか判断しましょう。
Webマーケティングとは、Webを利用してマーケティングを行う仕事です。Webマーケターとも呼ばれ、Webを通してクライアントの対象ユーザーにアプローチします。
「Webコンテンツ制作」「SEO対策」「SNS運用」などの手法を活用し、ユーザーの流入経路や離脱率をデータ分析、検証、改善を行います。
Webマーケティングは日々多様化しており、新しいツールや手法が出ているのも特徴です。Webマーケターはこれらに柔軟に対応するのも重要な役割のひとつといえます。
Webマーケティングのやりがいは、自分の市場価値を高められること、成果が数字に反映されることの大きく2点です。OODAを意識しつつ施策の実行と改善に取り組み、流入数や閲覧数などに反映されれば大きな喜びを感じるでしょう。
マーケティングの成果は企業の売り上げアップに直結します。業務内容の幅が広いと難しい側面があるものの、自分の仕事が会社の業績に影響するため、成果を実感しやすい仕事でもあります。
マーケティングでの成果は自分の実績となり、市場価値を高めることにもつながります。将来的なマーケターのキャリアにも良い影響を及ぼすでしょう。
Webマーケティングでは日々数字に向き合い、どうすればより高い成果を出せるか考えることになります。したがって、以下のような方に向いている仕事です。
特にWeb業界は変化のスピードが速く、柔軟性や適応力が欠かせません。数字と向き合うことや考えて創意工夫することが楽しいと感じる方はWebマーケティングに適性があるといえます。
ここでは、未経験からWebマーケティング業界への転職に活かせる3つのスキルを紹介します。いずれも実務において欠かせないスキルなので、現時点で習得している方は、転職活動でアピールするとよいでしょう。
データを分析する力は、Webマーケティングの転職におおいに役立ちます。Webマーケティングではさまざまなデータや数字と向き合うことになるからです。一例として、マーケティングの現場では以下のような用語やその数値が登場します。
これらの数値の意味を正しく理解できると、正確にWebサイトの状況把握が可能になり、次に打つべき施策を考えられるようになります。
マーケティングの知識もWebマーケティングの転職に役立ちます。特に、マーケティングの基礎である「4P」や戦略を立てるもとになる「3C分析」などの知識はおおいに活用できるでしょう。
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未経験転職でこれらの知識があると転職活動で有利となるため、積極的にアピールしていきましょう。
コミュニケーション能力も、Webマーケティングの転職で重要なスキルのひとつです。Webマーケティングの現場では、クライアントや社内のメンバーと綿密なコミュニケーションを取る必要があるからです。
周囲を巻き込むような高いコミュニケーション力は、プロジェクトを成功に導く近道となります。また、基本的なビジネスマナーも求められます。現職の業務時など、普段から意識しておくとよいでしょう。
Webマーケティングへの転職において、必須資格はありません。未経験での転職の場合、経歴や職務経験など、自社にマッチする人材かを重視する傾向があります。
未経験だからこそ転職時に資格を保有していると、大きなアピールポイントとなります。この章では、未経験者におすすめの資格を3つご紹介します。
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ネットマーケティング検定は、ビジネスの企画・立案に活かせるマーケティングサイドの検定です。資格を取得するとWebマーケティングの基礎知識が身につくため、マーケティング初心者におすすめです。
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ウェブ解析士とは、マーケティングの知識やスキルを習得するための基盤となる実践資格です。マーケティングの基礎知識やデジタル化戦略の計画立案など、未経験でWebマーケティング業界を目指すなら取得しておくとよいでしょう。
取得後に「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」にステップアップする道も開かれています。
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マーケティング・ビジネス実務検定では、マーケティングに必要な知識が総合的に問われる資格です。マーケティング事例も試験範囲に含まれるため、より実践的な知識を習得できるでしょう。
未経験からWebマーケティング業界に転職するには、未経験でもいかに応募先企業に貢献できることを示せるかがキーとなります。
この章では、Webマーケティング未経験者が志望動機を作成する際に意識したい3ポイントを例文とともにご紹介します。
数ある職種の中からWebマーケティングを選んだ理由を志望動機に盛り込みます。Webマーケティングという職種に魅力を感じた理由を伝えると説得力が高まります。
Webマーケティングの仕事に魅力を感じた点、過去の経験から将来の展望、会社に貢献できることをベースに志望動機を作成します。Webマーケティングは未経験でも、Web業界やマーケティング業界の他職種での経験があれば積極的にアピールしましょう。
Web業界志望であることに加えて、数ある企業の中から志望先企業を選んだ理由を伝えましょう。
応募先企業をよく研究し、同業他社との違いや強みに触れつつ志望動機を作成します。面接官に納得してもらえるように伝えることがポイントです。
志望企業のリサーチが不足していると、その会社に興味がないことの意思表示となってしまいます。志望先企業のビジョンやミッション、ビジネスモデルなどは念入りに調べておくことが大切です。
自分が企業にどのように貢献できるかをアピールすることは、志望動機を作成する上で重要なポイントです。企業は利益を増やすことを目的に人を採用するため、応募者は入社後に対価(給料)に見合ったスキル・成果を提供する必要があります。
このため自分が入社することで企業にどのようなメリットを与えられるのか、貢献できるのかをアピールしましょう。
上記3つのポイントを盛り込んで作成した志望動機の例文をご紹介します。志望動機の書き方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
【例文】
私は現職で自社のWebサイト制作業務に携わっています。制作現場ではサイトを訪れるユーザーの利便性を高めることを意識し、アナリティクスの分析やアクセス解析、UIの改良などに取り組んで参りました。
これまでは制作の立ち位置でしたが、本格的にWebマーケティングの力をつけ、新しい角度からユーザーに貢献したいと考えるようになりました。
今回、ECサイトを多数運営し、商品開発から販売、アフターサポートを総合的に提供している御社で未経験可のWebマーケティング求人が出ていることを知り応募いたしました。ユーザーの満足度と利便性を高めることを最優先に取り組まれている点に深く共感しております。
Webマーケティング職は初めてのチャレンジとなりますが、制作現場で培った経験は御社のWebマーケティング業務に活きると確信しております。新しい業務を積極的に吸収し、御社に成果で貢献していきます。
WebマーケティングはWebサイト構築やSNS運営を通して顧客にアプローチし、売り上げにつなげる職業です。中途採用では経験者が求められる傾向が高いものの、人材不足も影響して未経験から転職する道も開かれています。
未経験からWebマーケティング職を目指すなら、マイナビITエージェントにご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、一人ひとり に最適な求人の紹介や応募書類の添削など、転職活動をサポートいたします。
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