webマーケティングに役立つ資格は?おすすめな理由やメリットをご紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2024/08/19

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webマーケティングに役立つ資格は?おすすめな理由やメリットをご紹介

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この記事のまとめ

  • Webマーケティングの仕事内容は、主にインターネットを活用して商品やサービスのプロモーションを行うこと。
  • Webマーケティングに役立つ資格を取得すると、選考時に保有スキルや仕事への意欲をアピールでき、転職活動を有利に進められる。
  • Webマーケティングに役立つ資格には「マーケティング・ビジネス実務検定」「ネットマーケティング検定」「Internet Marketing Analytics(IMA)検定」などがある。

Webマーケティングへの転職に資格は必要ありませんが、取得すると選考を有利に進められます。しかし、どのような資格を取得すればよいのかが分からない方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Webマーケティングへの転職に役立つ資格を紹介します。Webマーケティングに求められるスキルや資格を取得するメリットについても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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Webマーケティングに資格は必須?仕事内容や求められるスキル

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Webマーケティングの仕事は難しそうなイメージを持たれやすく、「転職するには資格が必要なのでは」と思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、Webマーケティングの仕事内容や資格の必要性、求められるスキルを紹介します。

Webマーケティングの仕事内容や資格の必要性

WebマーケティングとはWebを利用したマーケティング活動を指し、自社サイトへのアクセス数の増加や商品の販売・ブランディングの促進につながる施策を実行します。また、担当者はデータを基にホームページやブログなどのWebサイト利用者の流入経路や離脱率などを分析・検証し、必要に応じた改善策を検討します。

このような業務を担うWebマーケターになる際、資格が必要なわけではありません。しかし、業務を行う際にはマーケティングやWebの知識が必要です。自分自身のスキルアップをはじめ、転職のために資格の取得を目指すのもよいでしょう。

特に実務未経験の方は転職でアピールできる経験や実績がないため、自己PRのひとつとするためにも資格の取得がおすすめです。

Webマーケティングに求められるスキル

Webマーケティングに求められるスキルとして、主に以下のものが挙げられます。

  • デジタル広告運用の知識
  • SEOの知識
  • SNSマーケティングの知識
  • データ分析の知識
  • コンテンツマーケティングの知識
  • 論理的思考力

上記のスキルを習得すると、Webマーケターとして幅広い業務に対応できるようになるでしょう。また、新しいトレンドやテクノロジーを学び続け、自己成長する姿勢も重要です。

Webマーケティングの資格を取得するメリット

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ここでは資格を取得するメリットについて紹介します。

1.転職時に有利になる可能性がある

未経験からWebマーケターを目指す場合は、Webマーケティングに関連する資格を取得しておくことで採用されやすくなります。資格取得によって、専門的な知識やスキルがあることをアピールできるためです。

未経験者を採用すると、基礎知識や専門用語を教育するためのコストが発生します。しかし、採用した人材がWebマーケターに必要な知識やスキルを備えていれば教育コストがかかりません。そのため、資格保有者は未経験であっても選考で有利になりやすい傾向にあります。

2.知識の幅が広がる

経験者であっても資格を取ることでより深い知識を習得できます。そのため、スキルアップやキャリアアップを目指している方にも、資格取得は効果的です。あらゆる資格を取得して幅広い知識を身につけることで、業務の幅を広げたり、さまざまな視点からマーケティング活動に取り組んだりできるでしょう。

また、Webマーケティングは日々変化する状況に対応する必要があるため、新しい知識を取り入れていく柔軟性も求められます。

3.クライアントへのアピールや信頼獲得につながる

資格を取得すると、クライアントへWebマーケティングに精通していることをアピールできます。クライアントも安心して業務を依頼でき、信頼獲得にもつながります。その結果、クライアントから継続的に仕事を依頼されるだけでなく、こちらの提案を受け入れてもらいやすくなるでしょう。自分のためだけではなく、クライアントからの信頼獲得においても資格は役に立ちます。

Webマーケティングに活かせる3つの資格

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ここでは、Webマーケティングに役立つ資格を3つ紹介します。以下の資格を取得することでWebマーケティングの基礎知識や専門用語を身につけられるため、未経験者や知識に自信のない方はぜひ取得を目指してみてください。

なお、試験概要は変わることがあるため、受験の際は最新情報を確認するようにしましょう。

1.マーケティング・ビジネス実務検定

実務知識を総合的に判定するための資格です。C級・B級・A級の3ランクに分かれており、C級ではオペレーション基礎レベル、B級ではオペレーション応用レベル、A級ではマネジメントや戦略レベルを身につけられます。初心者の方もC級から受けることで段階的に知識を得られます。

試験は年4回実施されています。テキストや問題集を活用して自己学習するか、通信講座や通学講座の活用も効果的です。受験料はC級が6,270円(税込)、B級が7,480円(税込)、A級が1万2,760円(税込)です。

2.ネットマーケティング検定

知識やスキルを体系的かつ網羅的に学習し、ビジネスの企画や立案に活かせる能力を身につけられる資格です。Webマーケティングを実施できる人材の育成を目的としています。基本的な知識や専門用語をはじめ、検索エンジン対策や経営戦略、Webブランディングに関する知識などを学習できます。

2022年の合格率は57.52%とそれほど低くはないため、業務未経験者でも比較的受験しやすいでしょう。試験問題は択一選択式(4択)で、前半は基本問題、後半は実務を想定した事例問題が出題されます。受験料は6,000円(税込)です。

3.Internet Marketing Analyst(IMA)検定

Webマーケティングに関する実践的な知識を身につけられる資格です。StandardコースとProfessionalコースの2種類があり、前者はマーケティングの概論や実用知識、アクセス解析などの実践的な基礎を学べ、後者はコンバージョン対策やレポート演習などの応用的なスキルを習得できます。

講座の受講と試験がセットになっていて、受験者はeラーニングを活用し、自分の予定に合わせて学習を進められます。インターネット環境があればどこでも講座や試験が受けられるため、仕事が忙しい方でも取り組みやすいのがメリットです。受験料はStandardコース・Professionalコースともに1万9,800円(税込)です。

認定試験に不合格だった場合でも、試験後1年間は再受験できます。再受験の場合は、受験料として8,800円(税込)がかかります。

解析や統計分析に欠かせない4つの資格

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ここでは、解析や統計分析に欠かせない資格を紹介します。データ分析の知識やスキルを手に入れたい方におすすめです。資格を取得することで、数値から分かる情報を的確に捉え、データを使って改善策を導き出せるようになります。データ分析の実務に役立てられるでしょう。

1.Webアナリスト検定

データ分析方法を体系的に習得でき、Google Analyticsをはじめとするさまざまな解析ツールの使い方や、市場動向・トレンドなどの情報解析、活用方法を学べます。試験前に受けられる講座は1日5時間の短期プログラムで、分析の具体的な方法や手順、考え方を習得可能です。

実際のGoogle Analyticsの画面を用いながら解説を聞けるため、手順操作のイメージが容易になり、受講後すぐに使える知識を得られます。試験結果は受験後すぐに表示されるため、自分の理解度をその場で把握できます。なお、データ分析の知識がすでにある方は、講座を受講せずに試験のみ受けることも可能です。受講料は主催社によって異なります。

2.ウェブ解析士

実務に役立つWeb解析の知識習得を目指して作られた資格です。Web解析やWebマーケティング知識の習得を目指す「ウェブ解析士」をはじめ、KPI設定や戦略立案など実践的なスキルを身につける「上級ウェブ解析士」、ウェブ解析士の育成や研修の講師として活躍するために必要なスキルを身につける「ウェブ解析士マスター」の3つのグレードに分かれています。

初心者の方はウェブ解析士の資格を、さらにスキルアップを目指したい方は上級資格の取得を目指すとよいでしょう。試験は公式サイトで公開されている日程から都合に応じて選び、申し込みをすればオンラインで受けられます。

それぞれの資格で受験料は変わり、別途講座も開かれています。受験料の一例を挙げると、ウェブ解析士の試験費用は1万7,600円(税込)です。

3.統計検定

統計検定は統計学の知識が問われる資格試験で、試験勉強を通じてデータの分析や解釈に必要なスキルの習得が可能です。統計検定には一般的な統計学の知識から実務的な応用まで幅広いレベルの試験が用意されています。

Webマーケティングは競争が激しい分野であり、データに基づいた意思決定が重要です。統計検定の資格を持つことで、より信頼性のある分析が行え、効果的なWebマーケティング戦略の立案に役立つでしょう。

4.Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)

Google社が認定する世界的な資格です。Web解析ツールとして活用されることが多いGoogle Analyticsの使い方やレポートの見方などを学習することで、Google Analyticsの知識を深められます

試験は無料で受けられますが、資格の有効期限は1年間であり、更新するためには1年ごとに再度試験を受けて合格する必要があります。試験を受ける際は、Google社が提供している初級と上級の受験準備資料を活用して学習に取り組みましょう。

広告・SEMに活かせる3つの資格

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Webマーケティングでは広告やSEM(サーチエンジンマーケティング)の知識も役に立ちます。ここでは、広告・SEMに活かせる資格として代表的なものを紹介します。

1.Google広告認定資格

Google広告に関する知識や理解力を認定する資格で、Google 広告「検索広告」、Google 広告ディスプレイなど計11種類あります。それぞれの試験に合格すると、その分野の知識を有していることを証明可能です。

試験はオンライン形式で24時間365日いつでも受験できますが、1日1回のみの制限があります。また資格の有効期限は1年間であり、資格を更新するには再度合格する必要があります。

2.ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定はWebデザインのスキルを測定する資格試験であり、主にWebデザインやWeb制作に関わる人々を対象としています。試験勉強を通じて、HTMLやCSSを用いたWebページの制作、デザインの基礎知識などを習得できます

ユーザビリティを意識したWebサイトのデザインを行うと、サイト訪問者の利便性が向上し、ユーザーエクスペリエンスを高められます。WebマーケターとしてWebサイトのデザインと制作における専門的なスキルを持つことで、効果的なWebマーケティング戦略が実現できるでしょう。

3.WEBライティング技能検定

WEBライティング技能検定は、Webコンテンツの制作や執筆のスキルを測定する資格試験です。主にWebライターやコンテンツ制作者、マーケティング関係者などを対象としています。試験勉強を通じて、Webコンテンツの作成能力や文章力、コンテンツの効果的な伝達能力などを習得できます

WEBライティング技能検定の資格を取得することで、Webマーケターとして企業やブランドのWebサイト・SNSなどのコンテンツ制作を行う際により品質を高められるようになるでしょう。

まとめ

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Webマーケティングの仕事に資格は必要ありませんが、資格の取得で採用される確率を高められるほか、入社後の早期活躍も期待できます。しかし資格を持っていても実務経験なしの転職は難しいため、未経験からWebマーケティングを目指す場合はぜひマイナビエージェントをご活用ください。

業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが、求人に合わせた応募書類の添削や面接対策など、幅広くサポートいたします。また内定後の給与交渉も代行しているため、転職して給料を上げたい方もぜひご相談ください。

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