第二新卒は学歴が大事?第二新卒におすすめの職種5選と転職成功のポイント|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/04/10

第二新卒

第二新卒は学歴が大事?第二新卒におすすめの職種5選と転職成功のポイント

dainishinsotsu_1414.jpg

この記事のまとめ

  • 第二新卒の転職は学歴よりも前職で培ったスキルや経験、仕事への向き合い方が重視される。
  • 第二新卒でも前職を早期退職したときや大手企業への転職の場合は、学歴を選考の判断材料とされるケースがある。
  • 学歴に自信のない方におすすめの転職先は「ITエンジニア」「クリエイティブ職」「営業職」。

一般に、第二新卒は新卒入社して3年以内に転職活動をするビジネスパーソンを指します。短期間とはいえ社会人経験があることから、「転職では学歴を重要視されないのでは」と思っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、第二新卒の転職に学歴が与える影響について解説します。また、学歴に自信のない方に向けたおすすめの転職先や転職成功のポイントも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

第二新卒の転職は学歴を重視される?

dainishinsotsu_1414_1.jpg

新卒の就職活動では学歴が重視される傾向にありますが、第二新卒として転職を検討する際に学歴が採用に影響を与えるのかどうかについて気になる方もいるのではないでしょうか。そこでここでは、第二新卒の学歴が採用にどう関わるのかについて解説します。

新卒よりも重視されない

第二新卒には一定の社会人経験があるため、新卒の就職活動時と比べて学歴はそれほど重視されません。第二新卒の転職では、主に前職で培った経験やスキル、仕事への取り組み方を見られます。ただし、前職を早期退職した場合は学歴が選考材料のひとつとして利用されることがあります。

大手企業では学歴を見ている場合がある

大手企業では基本的に新卒採用が中心ですが、十分な人材を確保できなかった場合には第二新卒採用や中途採用を行うケースも珍しくありません。基本的に大手企業の求人には多くの方が応募します。そのため、選考をスムーズに進めるべく、書類審査として学歴を見る場合がある点に注意が必要です。

大手企業の中には第二新卒に対しても適性検査を行い、自社が求める人物像と合致しているかどうかを見極めるケースも少なくありません。一方、中小企業の場合は書類選考よりも面接を重視する傾向にあります。

高卒の場合は応募資格を要確認

一般に第二新卒は新卒入社して3年以内に転職活動をするビジネスパーソンを指します。そのため、高卒であっても条件を満たせば第二新卒に該当しますが、企業によっては第二新卒採用の応募条件として「大卒のみ」と定めているケースも少なくありません。求人票に「第二新卒歓迎」と記載されていても、応募資格に「大卒以上」と書かれている可能性があるため注意しましょう。

高学歴の第二新卒が転職で失敗するケース

dainishinsotsu_1414_2.jpg

たとえ高学歴の第二新卒であっても、必ずしも転職活動がうまくいくとは限りません。第二新卒の転職では学歴もある程度は大事ですが、新卒時の就職活動とは見られている部分が異なるため注意しましょう。ここでは、高学歴の第二新卒が転職で失敗するケースを紹介します。

ビジネスマナーが備わっていない

いくら学歴が優秀であっても、社会人としての基本的なビジネスマナーが備わっていないと転職で失敗してしまうでしょう。第二新卒は短期間とはいえ社会人経験があります。面接時の挨拶の仕方や受け答え、態度などが社会人としてふさわしいものでなければ、採用担当者に好印象を与えられません。

退職理由が前職の不満やネガティブな内容

前職の退職理由が「人間関係」「待遇」などネガティブな場合もあるでしょう。しかし、ネガティブな退職理由をそのまま伝えてしまうと「前職と同じ理由で退職するのでは」「責任感のない人」とマイナスな印象を与えてしまいかねません。たとえ退職理由がネガティブなものであったとしても、ポジティブな印象を与えられるように言い換えることが大切です。

学歴に自信のない第二新卒が転職を成功させるには

dainishinsotsu_1414_3.jpg
第二新卒は転職経験がないため、どのように転職活動を進めたらよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。第二新卒は新卒にはない強みがあるので、学歴に自信がなくてもポイントを押さえて転職活動をすれば選考を有利に進められます。ここで紹介する5つのポイントを押さえておきましょう。

現職を辞めずに転職活動をする

転職先はすぐに決まるとは限りません。そのため現職を辞めずに転職活動を進め、転職先が決まってから退職するのがおすすめです。転職先が思うように決まらないと焦りが出てしまい、妥協して転職先を決めてしまう恐れがあります。また、キャリアにも空白ができてしまい、金銭的にも余裕がなくなってしまいかねません。

ただし、退職してからの転職活動は心身ともにリフレッシュな状態で転職活動に注力できるメリットがあります。仕事をしながらの転職活動が大変だと感じる方は退職してからでもよいでしょう。

明確なキャリアプランを立てる

キャリアプランとは、理想の働き方を実現するための計画のことです。「5年後には管理職になっていたい」「10年後は独立したい」など、将来の理想像に向けて具体的な計画を練ります。キャリアプランを立てることで転職活動に軸が生まれ、「今何をすべきか」が明確になります。面接では将来のキャリアについて質問されることもあるため、キャリアプランの立案は面接対策としても有効です。

企業研究をする

第二新卒の転職理由で多いのは「企業とのミスマッチ」ですが、企業研究を入念にすることで自分に合った企業を見つけられ、ミスマッチを防止できます。また、企業研究は志望動機の作成時にも役立ちます。志望先企業の特徴や競合他社との違いなどを志望動機に盛り込むことで、入社意欲をアピールできるでしょう。

また、基本的に面接の最後には逆質問がありますが、そのネタを作るためにも企業研究は大切です。逆質問は入社意欲をアピールするチャンスでもあるため、しっかりと考えておきましょう。

自己分析で強みを明確にする

転職を成功させるには、企業から「採用したい」と思ってもらう必要があります。そのためには自己分析をして自分の強みを洗い出し、面接でアピールすることが大事です。特に第二新卒は学歴以外の部分も見られるため、前職で培ったスキルや経験、どのように仕事に取り組んだのかを深掘りしていきましょう。

自分がこれまでに得た経験やスキルの中で志望先企業の業務に活かせるものがあれば、積極的にアピールすることをおすすめします。

退職理由をポジティブな内容にする

第二新卒は前職を早期退職していることから、企業から「またすぐに辞めるのではないか」と思われやすい傾向にあります。企業が抱える懸念点を先回りして払拭するためにも、退職理由はポジティブな内容に変換して伝えましょう。たとえば「人間関係に問題があった」という退職理由であれば、「チームワークを重視する会社へ転職したい」と表現を変えることが可能です。

退職理由がポジティブであれば、入社意欲や長期的に働く意思をアピールできます。

【学歴不問】第二新卒におすすめの転職先5選

dainishinsotsu_1414_4.jpg

第二新卒は新卒とそれほど年齢が変わらないため、未経験の業界・職種であってもポテンシャル採用が狙えます。自分が興味のある仕事を選んで転職するとよいでしょう。学歴に自信がない場合は、ここで紹介する学歴が重視されにくい転職先5選を参考にすることをおすすめします。

1.営業職

営業は自社商品やサービスを顧客に提案し、成約につなげる仕事です。学歴や経験が重視されない職種であるため、第二新卒の転職先としておすすめです。また、自身の実力を評価される職業で、成約数に応じてインセンティブがつく場合もあります。

営業職で経験を積むことで、コミュニケーションスキルや商談スキルが身につき、他業界の営業職へ転職する際にもアピールできます。人と話すのが好きな方、実力で年収を上げたい方におすすめの職業です。

2.事務職

事務職は書類の整理・作成、問い合わせ対応などがメインで、それほど複雑な業務はありません。そのため学歴や経験も問われにくく、一定のビジネスマナーやパソコンスキルがあれば転職可能です。事務職は残業が少なく、デスクワークで体力もそれほど必要ないことから女性に人気があります。ワークライフバランスを整えたい方におすすめの職業です。

3.販売職

販売職は店頭で自社の製品を販売する仕事です。アパレルや雑貨店、キャリアショップなどが該当します。販売職ではコミュニケーションスキルが重視されるため、学歴や実務経験は求められないことがほとんどです。販売職で経験を積めばコミュニケーションスキルやビジネススキルを身につけられ、他職種へ転職する際にも役立ちます。また、販売職として店長やエリアマネージャーといった管理職にキャリアアップすることも可能です。

4.エンジニア職

エンジニア職(技術職)の中でも、ITエンジニアがおすすめです。ITエンジニアはシステムやソフトウェアの開発を行う仕事で、IT技術が発展している昨今では将来性が高い職業といえます。求められる専門性は高いものの、業界が人手不足であることから未経験者の採用にも積極的です。手に職をつけるという観点からもITエンジニアはおすすめできるほか、スキルや経験を積むことでフリーランスや独立も目指せます。

5.クリエイティブ職

WebデザイナーやWebライターといったWeb業界のクリエイティブ職も第二新卒の転職先としておすすめです。クリエイティブ職は学歴よりも能力やスキルが重視される傾向にあります。専門性が高い仕事ではあるものの、第二新卒としてポテンシャル採用を狙うことが可能です。

また、フレックスタイム制やリモートワーク制など、柔軟な働き方を取り入れている企業が多いため、働きやすさを求める方、手に職をつけたい方におすすめの職業です。

マイナビエージェントは第二新卒の転職活動をサポートします

第二新卒が転職を成功させるには、コツやノウハウを押さえることが大切です。しかし、初めての転職でどうしたらよいのかが分からない方も少なくないでしょう。ひとりで転職活動を進めるのが難しい方や働きながらの転職活動が難しい方は、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。

マイナビエージェントでは多くの求人を扱っており、第二新卒に最適な転職先を紹介できます。また、経験豊富なキャリアアドバイザーが応募書類の作成方法や面接対策、入社後のフォローなど全面的にバックアップいたします。無料で利用できるため、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

dainishinsotsu_1414_5.jpg

第二新卒の転職は新卒ほど学歴を重視されず、前職で培ったスキルや経験、仕事への向き合い方などを見られます。とはいえ、前職を短期離職した場合や大手企業の選考では学歴を選考材料とする場合があるため注意が必要です。

学歴に自信のない方や転職活動のサポートを受けたい方は、マイナビエージェントにご相談ください。あなたの転職が成功するよう、親身に寄り添ってサポートいたします。

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ