【37歳での転職】メリットはある?企業が求める能力や成功のポイントを解説|求人・転職エージェント

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更新日:2024/02/06

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【37歳での転職】メリットはある?企業が求める能力や成功のポイントを解説

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この記事のまとめ

  • 37歳で転職をするメリットとして「年収アップの可能性がある」「ミスマッチを回避できる」「管理職採用が期待できる」などが挙げられる。
  • 37歳の転職者に対して企業が求めているのは「マネジメント能力」「ポータブルスキル」「専門的なスキル」。
  • 37歳が転職を成功させるにはスキルの棚卸しを行い、これまでのキャリアを活かせる仕事を選ぶことがポイント。

「給与が低い」「会社の将来性に不安がある」などの理由から、37歳で転職を考える方は少なくありません。しかし37歳で転職できるのか、不安に感じることもあるでしょう。

そこでこの記事では、37歳で転職するメリットや企業が37歳の方に求める能力、転職を成功させるコツを解説します。企業が求めている人物像を把握し、ポイントを押さえたうえで転職活動に臨めば、理想の転職を実現できるでしょう。

目次

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37歳で転職するメリットとは?

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37歳ともなると社会人経験が長く、いまの職場でもある程度のポジションに就いている人もいるでしょう。このような状況での転職はリスクが大きいと感じるかもしれません。ただし転職に成功すれば、より希望の条件に近い職場で働ける可能性があります。ここでは、37歳が転職する4つのメリットをチェックしましょう。

年収アップが見込める

年収アップが期待できるのは、37歳で転職するメリットのひとつです。これまでの経験や身につけているスキルが転職先に求められるものであれば、年収アップも期待できます。

実際、厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概要」によると、35歳~39歳の転職者のうち44.9%の方が転職後の賃金アップを実現しています。10%以上の賃金増加を実現している人も31.2%いるため、転職で年収を上げることは不可能ではありません。

参照:令和4年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

ミスマッチを防げる

37歳は、仕事に対する価値観や実力を発揮しやすい働き方、今後のキャリアの方向性などがある程度固まっている年齢です。

どの企業が自分に合っているのかの基準が明確にあるため、転職先を探すときに20代と比べて迷うことが少ないでしょう。給与や待遇などの条件に加え、実現できそうな働き方やキャリアをイメージしやすく、自分の理想をかなえられる転職を実現可能です。入社後のミスマッチが少ないため、快適に働き続けられます。

管理職採用が期待できる

管理職へ就ける可能性があるのも、37歳で転職するメリットです。応募先企業の業務に必要なスキルを十分に身につけていて即戦力としての活躍が期待できる、マネジメント経験が豊富で社員の育成を任せられるような人材であれば、管理職として採用されることも不可能ではありません。

現在の職場ではポジションが不足しており、しばらくは管理職への昇進が望めない状況でも、転職によってキャリアアップを実現できる可能性があります。管理職として採用されれば、年収を上げることも可能です。

未経験分野にもチャレンジできる

これまでの経験やすでに持っているスキルを活かした転職はもちろん、37歳から未経験分野へチャレンジすることも可能です。マイナビの「転職動向調査2023年版(2022年実績)」によると、30代男性の32.6%、30代女性の29.8%が異職種への転職を成功させています。

ただし即戦力となることが求められる分、ポテンシャル採用が中心の20代の転職に比べると異職種への転職難度は高めです。未経験分野への転職を成功させるには、応募先企業で活かせるスキルをアピールすることが大切です。

参照:転職動向調査 2023年版(2022年実績)|マイナビ

37歳で転職を考える理由

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ここでは、マイナビの「転職動向調査2023年版(2022年実績)」や厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概要」を基に代表的な転職理由を6つ紹介します。37歳で転職を成功させるには転職理由を明確にし、それを解消できる企業を選ぶことが大切です。以下の理由を参考とし、自分がなぜ転職したいのかをいま一度考えてみるとよいでしょう。

参照:転職動向調査 2023年版(2022年実績)|マイナビ
参照:令和4年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

給与の金額に満足できない

給与が少ないことは、転職を考え始める代表的な理由です。37歳であれば、子どもの教育費を準備しておきたい、マイホームを購入したい、老後に備えた資産形成に取り組みたいという人もいるでしょう。ただし毎月の給与が少なければ、計画どおりに貯金や資産形成が進まない可能性もあります。理想のライフプランの実現へ向け、より給与の高い企業へ転職したいと考える37歳は少なくありません。

仕事内容に不満がある

これまでに得てきた経験や、培ってきたキャリアを活かせない職場で働いている場合、「経験やキャリアを活かせる企業へ転職したい」と考え始める37歳もいます。

企業で働いていると、異動によりこれまでとはまったく異なる業務に携わることがあります。希望のキャリアと方向性の異なる仕事内容で、これまでの経験や持っているスキルを活用できない業務を行わなければならない状況では、仕事内容への不満から転職を考え始めることもあるでしょう。

同僚や上司との人間関係がうまくいかない

職場の人間関係も転職を考え始めるきっかけのひとつです。同僚や上司と良好な関係性を築けていない場合、仕事にも影響が出てきます。適切な報告や相談がないために、大きな問題に発展することもあるでしょう。

自分の仕事に集中したい、チームで成果を上げたいと前向きに考えていても、良好な人間関係が構築できていなければ実現するのは困難です。現在の職場で人間関係の改善が難しい場合、風とおしがよく関係性が良好な職場へ転職しようと考える人は多い傾向にあります。

会社の将来性に不安がある

会社の将来性に不安を抱き、転職を考え始める人もいます。生産性や収益性の高い事業を展開し、安定的に利益を獲得している会社であれば、長く働き続けることが可能です。

しかし現時点で利益が出ているとしても、継続的な成長がなく対策もしていない場合、いずれは赤字に傾くと考えられます。その場合は早い段階で成長性が期待できる会社へ転職することで安定した労働環境に身を置けるだけでなく、将来的に収入を上げられる可能性もあるでしょう。

待遇面での不満がある

待遇面の不満が原因で転職を決意する方もいます。たとえば平日休みで家族と休日が合わない、長時間労働が慢性化しているといった職場では、プライベートを充実させられず不満につながるでしょう。

家族の予定に合わせて休日を取得しやすい制度や、出退勤の時間を調整できるフレックスタイム制度、必要に応じてリモートワークが可能な制度など待遇面が充実している会社へ転職したいと考える人は少なくありません。

職場環境が整っていない

職場環境は快適に仕事ができる状態に整っている必要があります。必要最低限の設備が整っていない環境では、仕事の成果に支障が出かねません。たとえばエアコンが整っていない職場では、夏の暑さや冬の寒さが仕事の効率に影響します。古いパソコンを使い続けている職場では、性能の低さから業務効率が落ちる可能性もあるでしょう。

このような環境では思うように成果が出ず、昇給も見込めません。労働環境の悪さから、必要な設備に適切に予算を割いている会社への転職を考え始める人もいます

37歳での転職に企業が求める3つの能力

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37歳が転職するときに企業から求められる能力の水準は、一般的に高い傾向にあります。即戦力としての活躍が期待されるため、これまでの経験を活かせる業務への従事を希望されるケースが多いでしょう。具体的に企業が37歳の方に求めているのはどのような能力なのでしょうか。代表的な3つの能力を紹介します。

人材育成・マネジメント能力

37歳には、通常の業務に加えて部下の育成やマネジメントを任せたいと考えている企業があります。これまでにリーダーとしてチームで仕事をしてきた人は、培ってきたマネジメント経験を活かして活躍できるでしょう。

人材育成力やマネジメント能力があることを示すためにも、応募書類や面接では部下へ声掛けをするときに注意していた点やチーム運営の参考にしていたフレームワークなどについてアピールしましょう。

ポータブルスキル

ポータブルスキルも、37歳に求められている能力のひとつです。ポータブルスキルとは、どのような業種や職種でも活用できるスキルのことです。

ポータブルスキルは、「仕事の仕方」と「人との関わり方」の2種類に大別できます。さらに「仕事の仕方」は5つの要素(現状の把握・課題の設定・計画の立案・課題の遂行・状況への対応)、「人との関わり方」は4つの要素(社内対応・社外対応・上司対応・部下マネジメント)に分類できます。

たとえば予想外の事態が起こったときに適切な対応が取れることは、「仕事の仕方」に分類されるポータブルスキルです。どのような仕事であっても予期せぬ出来事は起こり得ます。臨機応変に対応できる力は、業種や職種が変わっても活かせる能力のひとつです。

プレゼン能力もポータブルスキルに含まれます。上司や取引先に対する説得力のある提案と、合意形成への流れ作りはどの企業で仕事をするときにも必要です。

専門的なスキル

37歳の転職では即戦力としての活躍を求められます。このときに役立つのが、長い社会人経験の中で培ってきた専門的なスキルです。業種や職種に関連する特有の知識や技術などは、積極的にアピールするとよいでしょう。

このとき、単に自分のできることを伝えるのではなく、そのスキルでどのように企業に役立てるのかを示すとイメージを持ってもらいやすくなります。異業種や異職種への転職を目指している場合にも、持っているスキルを活かせる部分を探してアピールするのが有効です。

37歳が転職を成功させる5つのポイント

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転職は人生の大きな転機です。年収アップやキャリアアップなど希望条件をかなえる転職を実現するにはポイントがあります。スムーズに転職活動を進めるためにも、ポイントを押さえておくことは欠かせません。ここでは、37歳が転職を成功させるときに欠かせない5つのポイントを見ていきましょう。

1.家族には事前に相談をする

家族がいる人は、転職に対する理解を事前に得ておくとスムーズです。転職先によっては勤務先が遠方になったり、給与が減ったりすることもあります。いずれもライフプランに大きな影響を与える要素です。

十分に説明しないまま転職すると、家族の信頼を失いかねません。まずは家族に相談し、自分と家族の希望条件をすり合わせておくことが重要です。面接で「家族は転職についてどう思っているか」と質問されるケースもあります。

2.転職する理由を明確にする

転職の理由をはっきりさせることもポイントです。志望動機が明確になっていると、採用担当者からの「この仕事を希望している理由は」「今後はどのような働き方をしたいか」などの質問に対して、自分の言葉で具体的に答えられます。強い動機があることを伝えられるでしょう。

ただしネガティブな理由は好まれません。たとえば給与が上がらない不満から転職活動をしている場合、そのまま伝えるとマイナスの印象につながることがあるため、「マネジメント経験を活かし、より責任ある仕事に携わりたい」といった言い換えが必要です。

3.スキルの棚卸しをする

転職活動を始めるときには、スキルの棚卸しも欠かせません。これまでに携わってきた仕事や、仕事をとおして得た経験、それによって獲得したスキルをすべて洗い出します。

専門的なスキルはもちろん、コミュニケーション能力やマネジメント能力などどの職場でも役立つスキルも明確にしておくと、効果的なアピールが可能です。併せて自分の持っているスキルが応募先企業でどのように役立つかも考えておくと、効果的なアピールにつながります。

4.前職での経験を活かせる仕事を選ぶ

37歳で転職するとき、企業からは即戦力であることが求められます。スムーズに転職活動を行うには、これまでの経験を活かして、入社直後から活躍できる仕事を選ぶのがポイントです。十分な経験があり、スキルを身につけていることをアピールできれば、採用される確率を上げられるでしょう。

これまでのキャリアに新たな経験を積み上げていけるため、転職後のステップアップを考えるうえでも効果的です。

5.転職エージェントに相談をする

転職エージェントに相談するのもおすすめです。業界の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーに相談することで、転職活動の方向性を明確にできます。自分で把握しきれていなかった強みや活用できるスキルを見つけられる可能性もあるでしょう。

転職エージェントは企業と密にコミュニケーションを取っており、内情に詳しいのも特徴です。キャリアアドバイザーをとおして、求人情報に掲載されていない企業情報を知ることもできます。履歴書や職務経歴書の作成、日程調整などのサポートを受けられ、効率的に転職活動を進められるのもポイントです。

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マイナビエージェントは、これまでに30代の転職を数多くサポートしてきました。37歳で転職活動に取り組むときにも役立つ転職エージェントです。

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まとめ

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37歳での転職では、これまでの経験やスキルを活かせる企業を選ぶと年収アップやキャリアアップを実現できる可能性があります。20代と比べると、自分の価値観や強みが明確になっており、ミスマッチの少ない働きやすい職場へ転職できる可能性が高まる点もメリットです。

転職成功を目指すには、転職理由の明確化やスキルの棚卸しが欠かせません。ここで役立つのが転職エージェントです。

37歳で転職を考え始めているなら、ぜひマイナビエージェントをご利用ください。業界に詳しい専任アドバイザーが、あなたの転職をサポートします。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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