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「仕事が合わない」と感じる理由と、実際に辞めるかどうかの判断基準

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最終更新日:2019/02/28

15.jpg仕事中のふとしたとき、「自分にはこの仕事は合わないかもしれない...」と思うことはありませんか。

厚生労働省による「平成27年転職者実態調査」によると、男性の離職理由で最も多いのが「会社の将来に不安を感じたから」(30.9%)、女性は「労働条件(賃金以外)が良くなかったから」(27.2%)でした。

しかし、仕事が合わないと感じたからといって、すぐに辞めてしまうのは非常にリスクが高い行動です。なかなか次の就職先が決まらないかもしれませんし、うまく転職できたとしてもまた同じことで悩み、後悔する可能性もあります。

そうならないためにも、なぜ合わないと感じるのか理由を知り、辞めるべきか続けるべきかを冷静に判断することが大切です。ここでは、なぜ今の仕事が合わないと感じるかの理由と、辞めるべきか、続けるべきかの判断基準についてご紹介します。

仕事が合わないと感じる8つの理由

なぜ、「仕事が合わない」と感じてしまうのでしょうか。そう感じる理由を8つご紹介いたします。

理由その1. 仕事の内容が苦手な分野だから

今の仕事をどんなにがんばっても、「つまらない」「好きになれない」というのはとてもつらいことです。

がんばっているのにそう感じる理由は、今の仕事内容が苦手な分野だからではないでしょうか。

ただ、苦手だからといってすぐに仕事が合わないというのは、もう少し仕事を楽しめないか、得意なことを活かせないかを見極める余地があります。

しかし、まったく得意なことを活かすことができない仕事内容であれば、「この仕事は合わない」と強く思うのではないでしょうか。

たとえば、人と話すことが得意で、細かいことを詰める作業が苦手な方の場合、人と話すことがほとんどなく、資料を見ながら書類作成をする業務を任されているとき、特にそう思ってしまうのかもしれません。

理由その2. 労働環境に納得がいかないから

どんなにやっても仕事が終わらない上に、どんどん新しい業務が降ってくる。ぎりぎりの人数で仕事を回しているため、有給がなかなか取得できないなど、疲弊し消耗するだけの職場環境では、ストレスが溜まってしまうでしょう。

すると、もっと労働環境の良いところで力を発揮したいと思うようになり、「今の仕事は合わない」と感じる理由となります。

また、職場環境の問題も重要です。たとえば、ほこりがひどいのに窓を開けられないなどの衛生面、私語禁止で一日中シーンと静まり返っているといった職場の雰囲気なども、「仕事が合わない」と感じる一因となります。

理由その3. 給料が自分の想定よりも低いから

仕事内容は十分に楽しめているけれど、給料が思ったよりも安く納得できないことも、仕事が合わないと感じる理由のひとつです。

同業他社の知人が、自分よりもずっと良い給料をもらっている場合、「同じような仕事をしているのにどうして?」と、今の環境で仕事をすることに疑問が生まれてくるでしょう。

給料は働くモチベーションの大きなウエイトを占めます。納得のいかない金額だと、より「今の仕事は合わない」という思いが強くなるはずです。

理由その4. 能力が正当に評価されていないから

成果を出しているはずなのにまったく評価されず、形だけの面談が行われ、給料は上がらない。そんな状態では張り合いがありませんし、がんばっている方ほど「何のために仕事をしているのだろう」と虚しさを感じてしまうかもしれません。

もしくは、評価が数値化しにくい職種や、上司の気持ちひとつで評価が決まってしまうなど理不尽・曖昧な評価が続く場合、「この仕事は自分には合わない」と感じるかもしれません。

仕事の大きなモチベーションとなるのは、会社やお客様からの評価もあります。それが叶えられることもなく、理不尽・曖昧な評価が続けば「この仕事は合わない」と感じるのは自然な流れでしょう。

理由その5. 職場の人間関係がどうしても耐えられないから

人間関係は、仕事を続ける上で重要な要素です。苦手な人は誰しもいるものですが、社内でコソコソと陰口を叩かれるなど、精神的なダメージを受けるような職場では、居心地が悪くてたまらないでしょう。

すると、会社に行くこと自体が憂鬱になり、「この仕事は合わないかもしれない」と感じてしまいます。

理由その6. 社風が自分の価値観と合わないから

会社の社風の相性も、仕事が合わないと感じる理由です。人がある程度集まれば、独自の雰囲気や空気感が生まれるのは致し方ありません。

しかし、雰囲気との相性は人ぞれぞれで、どうしても相性が悪い場合は、「この仕事は合わない」という考えに至りやすいです。

理由その7. 自分のキャリア形成に見通しが立たないから

仕事を通じて、取得したいスキルを身に付けたいと思って入社した場合、取得したいスキルにつながるような業務であれば良いでしょう。

しかし、まったくスキルとは関係ないような業務に就いた場合は、「この仕事は合わないのではないか」いう考えが浮かびます。

たとえば、開発業務に関われると思っていたのに、他の企業に開発を任せていて、それを取りまとめる業務がメインで、今後も変わらない場合などです。

理由その8. 明確に自分がやりたいことがあるから

自分のやりたいことが決まっている場合、今の仕事とは共通点がなく、将来的にやりたいことに役立つ可能性がない場合も、合わないと感じる理由のひとつです。

たとえば、学校ではプログラミングの勉強をしていた方が、経営企画の職種を希望した場合、学歴によって判断され開発系の職種に配置されてしまったら、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。

仕事を辞める場合の判断基準とは

仕事が合わないと感じたら、そのまま会社に残るか、それとも転職などの行動を起こすべきか判断すると良いでしょう。ここでは、仕事が合わないと感じたとき、どうすれば良いかの判断基準をご紹介していきます。

今の仕事を続けたほうが良い場合

仕事をすぐに辞めると決断するには、時期尚早な場合もあります。後悔しないためにも以下のような場合は、今の仕事を続けてみることをおすすめします。

・一部でもおもしろいと思えることがある

仕事の一部分でも「おもしろい」と興味が持てる部分があるときは、もう少し様子を見たほうが良いでしょう。なぜなら、続けるうちに、今の仕事の魅力に気付く可能性があるからです。

この段階で、まったくの異業種に転職した場合、「前の職種が良かった」と思っても、後の祭りになりかねません。もう少し、今の仕事の魅力を調査するつもりで、続けてみることをおすすめします。

・人事異動など環境が変わる可能性がある

上司の評価基準や人間関係で悩んでいる方は、人事異動など職場環境の変化が直近で見込める可能性がある場合、続けたほうが良いでしょう。働くメンバーが変わることで、変化した職場の雰囲気が、自分にマッチする可能性があるからです。

・自分で提案する余地がある

自分から行きたい部署に人事異動を願い出ることができ、手応えがありそうな場合も続けたほうが良いかもしれません。

また、仕事の改善提案を出してみるなど、自ら行動に移し、「やりきったけど変わらない」と、納得してから考えてみてはいかがでしょうか。

・現在の仕事が1年未満

新入社員、転職したて、最近部署異動などで業務内容に変化があった方で、業務の期間が1年未満の場合は、1年ほど様子を見てはいかがでしょうか。

なぜなら、まだその仕事の良さが見えていないだけかもしれませんし、時間が経過してわかることもあるかと思います。

・会社の待遇や労働環境に問題がない

残業代は全て支払われる、福利厚生の充実や有給の奨励など労働環境への配慮が見られ、自分自身も何か特別やりたいことがない場合も、続けたほうが良いでしょう。

労働環境が良くないことは、先程もご紹介した「仕事が合わない」と思う原因のひとつです。仮に転職したとしても、以前の職場の水準が高い方ほど、後悔してしまう可能性が高くなります。

そうならないためにも、今の環境でできることを考え、行動してみたほうが良いかもしれません。

転職を考えたほうが良い場合

できるだけ努力をしてから、転職を考えたほうが後悔しないとはいえ、状況によっては、転職を考えたほうが良い場合もあります。

・人間関係の悩みがあり、環境に変化が起きない場合

人間関係の問題はかなり深刻です。

自分や相手の異動の可能性が期待できない場合、転職を選択肢のひとつに加えても良いでしょう。長いあいだ憂鬱な気持ちが続くと、心の病気にかかる可能性も考えられます。自分の身を守ることを優先にしても良い段階です。

・罵詈雑言を浴びせられるなど、パワハラをされる

罵詈雑言を浴びせられる、理不尽に怒鳴られる、見せつけのように叱責されるなど、パワハラをされている場合、早々に転職を考えたほうが良いでしょう。

「仕事が合わない」と考える以前に、そんな場所ではまともに仕事ができないはずです。きちんと仕事ができる労働環境が当たり前ですし、社員の人権を尊重しない職場では、誰も務まりません。

・サービスや商品に愛着が持てない

サービスや商品が好きになれないと、お客様に対してもどこか後ろめたさを感じてしまいますし、そもそも仕事で成果が出ないのではないでしょうか。

サービスの改善提案などやれることをやってみたが、何も変わらなかったという場合は、転職を検討してもいいでしょう。

・会社の経営が不安定

会社の経営状態が、社員の目線でも危ないと感じる場合は、転職を考えたほうが良いかもしれません。たとえば、売上がかんばしくないはずなのに、職場がいきなり新しく賃料の高いところに引っ越してしまうなど、今の状況に見合った経営プランではないと感じた場合、不安に思ってしまうかもしれません。

もしくは自社の財務諸表、この先の事業の可能性、経営陣のやる気などを鑑みて、どうも未来がなさそうだと明確に感じる場合は、行動を起こすタイミングかもしれません。

・やりたいことが明確にあり、職場では実現不可能だから

自分のやりたいことが決まっていて、今の職場ではそれが全くできなさそうな場合も、転職を考えるタイミングです。

また、やりたいことを実現するために仕事をしている場合、いつまでも実現しない環境に身を置くこと自体が大きなストレスとなってしまい、せっかくの能力を発揮することができず、重い気持ちを引きずることになりかねせん。

「仕事が合わない」と感じたときにできる4つのこと

最後に、「今の仕事を続ける」か「転職する」か判断がつかないけれども、「仕事が合わない」と感じるときに、今すぐできることをご紹介します。

1. 今の仕事で実績を作る

今の仕事で実績を作ると、転職するにしても、今の仕事を続けるにしてもメリットがあります。今後も、今の仕事を続ける場合は、上のポジションに上がることで、仕事がおもしろく感じられる可能性があります。

また、転職する場合も、前職での実績として、自分をアピールできる材料となります。

2. 資格を取る

今の仕事が、資格の取得によりできる業務が増えるのであれば、資格の取得がおすすめです。企業によっては、資格手当がつく場合もありますし、転職するときもPRポイントとして活用できます。

また、業務に関係する資格がない場合は、英語など業種を選ばず重宝されそうな資格にチャレンジしても良いでしょう。

3. 有給休暇を取得してゆっくり休んでみる

「仕事が合わない」と考えているときは、心身ともに疲れている可能性があります。根を詰めすぎてしまい、冷静な判断ができない状況なのかもしれません。

そんなときは、有給を取得してリフレッシュしてみることも一考です。仕事から離れてリラックスすることで、心身の疲れが回復します。疲れが取れたときに、もう一度どうするべきか考えてみても良いのではないでしょうか。

4. 転職エージェントに相談してみる

転職エージェントを利用するとなると、転職することを前提としなければいけないような感じがありますが、そんなことはありません。迷っているときこそ、転職エージェントを利用すべきです。

転職のプロであるキャリアアドバイザーからアドバイスをもらい、自分の市場価値を知ることで、俯瞰して自分を見ることができます。これは、「辞めるべきか、続けるべきか」の、重要な判断材料のひとつとなるでしょう。

早急に転職すべき場合以外は、今できることから始める

「仕事が合わない」と思いながら、毎日会社に行くのは辛いですよね。パワハラ、明らかな経営不振など、今すぐ転職を考えたほうが良い場合を除き、まずは今できることから始めてみてはいかがでしょうか。

何か行動に移すことで、もやもやした気持ちが少し明るくなるかもしれませんし、「今の仕事を続ける」「転職する」の決断がしやすくなるかもしれません。

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