食品メーカー営業の志望動機はどう書けばよい?参考例文付きでコツを解説!|求人・転職エージェント

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更新日:2022/05/27

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食品メーカー営業の志望動機はどう書けばよい?参考例文付きでコツを解説!

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この記事のまとめ

  • 志望動機には食品業界を選んだ理由、食への興味やこれまでのスキルを明確に示すこと。
  • 企業への理解に加え、食品業界を取り巻く世の中の動きにも注目しよう。
  • 食品メーカーの営業は、人と食が好きで、分析力がある人に向いている。

食品業界は、日々の生活に密接しています。食べることが好き、特定の商品に思い入れがあるという方はもちろん、知名度の高さから人気の高い業種です。中には倍率が高い食品メーカーもあるため、転職を決めた際になぜ営業職を選んだのか、なぜ食品業界なのかを志望動機に明記する必要があります。

そこでこの記事では、食品メーカーの営業職へ転職する際の志望動機の書き方、企業分析や適正分析について解説します。例文も紹介するので、自身の状況に当てはめてアレンジしてみてください。

目次

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食品メーカー営業の志望動機を書くポイント

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志望動機は自分の熱意・人柄をアピールする大事な材料です。なぜ食品業界を選んだのか、営業職に就きたいのかを、自分の言葉で伝えましょう。ここでは、志望動機を作るうえで押さえておきたいポイントを5つご紹介します。

なぜ食品業界を選んだのかを明記する

「食品業界が好きだから」という理由だけでは、志望動機としては不十分です。興味を持ったきっかけ、食に対する思い、この業界でどう働きたいのかを具体的に伝えましょう。

食品は生鮮食品、飲料、加工品など多岐にわたります。漠然と「食品が好き」とするのではなく、どれかに焦点を当てるのが理想です。具体的なエピソードがあれば添え、簡潔で明確な志望動機を目指しましょう。

企業・職種を選んだ理由も明確に

数ある企業の中からなぜその企業を選んだのか、なぜ営業を選択したのかも明確にする必要があります。企業は自社に興味がある人、業務に意欲がある人を求めます。憧れやイメージだけでは、熱意が感じられないと判断されかねません。

入社後、どのように貢献していきたいと考えているかも伝えるとよいでしょう。具体的であればあるほど高い評価につながる可能性が上がります。

食品への興味やこだわりをアピールする

営業は自社製品の魅力を伝え、販売につなげなければなりません。取引先も同じ食に携わる人のため、食品に興味があることは必須といえます。

糖質制限食を売りとしているなど、何かに特化している企業を希望するのであれば、自身のこだわりを語ってはいかがでしょうか。

料理好きをアピールするのもひとつです。少しでもおいしい料理を作るために、食材選びの目を磨いているなどもアピール材料になるでしょう。

これまでの経験や生かせるスキルを記載する

すでに営業を経験したことがある場合、その経験は大きな強みです。どのような実績を上げてきたのか、それをどう生かそうと考えているかを伝えましょう。

営業未経験の場合は、前職で得たスキルや経験を営業職でどう生かせるかを考え、経験はなくとも企業に貢献できることをアピールします。

営業経験の有無にかかわらず、食品業界や応募企業と自分自身を結びつけた内容が理想です。

入社後のビジョンがあることをアピールする

企業から必要な人材だと感じてもらうためには、入社後のビジョンが必要です。どのような目標があるのか、最終的にどういうポジションに立ちたいのかなど、キャリアプランを伝えましょう。

短期・長期両方のビジョンを用意しておくと、計画性の高い人材であることをアピールできます。また、採用後の活躍をイメージしてもらいやすくもなります。

食品メーカー営業の志望動機は業界理解が重要

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食品メーカーの営業に限らず、志望動機の作成には業界への理解が必要です。これは「企業研究」と呼ばれるもので、就職活動時に経験した方もいるのではないでしょうか。ここでは、転職するにあたり事前に理解しておきたい食品業界の特徴を紹介します。

さまざまな職種がある

一つの商品ができあがるまでに、多くの職種が関係します。どのようなプロセスで商品ができあがり、消費者の手に届くのかを知っておきましょう。

まずマーケティングから始まり、企画、研究、開発を経て商品化されます。営業が商品の販売促進を行い、生産・品質管理が安全かつ効率的に生産をし、販売店を経て消費者の手に届きます。

それぞれ独立した職種ではあるものの、すべてが利益を生むために関わっていることを理解しておきましょう。

消費者意識の変化への対応が必要

マーケットでは、ほかの商品との差別化が重要です。健康志向が高まる中、素材へのこだわり・プレミア感など、消費者の意識は日々変化します。また、少子高齢化・核家族化・単身世帯など、時代に伴う人々の変化へも対応が必要です。

常に世の中の動きを読み、消費者ニーズに合わせて俊敏に対応できる人材は重宝されるでしょう。

食品にも通販が浸透

これまでは店舗で直接購入することが主流でしたが、インターネットが普及した現在は通販で購入する方も少なくなりません。需要の拡大に伴い、ECサイトの立ち上げや改善に力を入れる企業が増えています。これからも需要が見込めるマーケットとして注目されている分野です。

海外への進出が増えている

国内マーケットの原材料高騰・成長率の鈍化などにより、海外進出をする企業が増えています。これは、国内人口の減少に伴い消費量が懸念されていることが関係しています。

海外で日本食ブームが起きている点にも注目です。国内消費は飽和状態に近づく一方、海外には大きな市場があるためグローバル化が進んでいます。

競争倍率は高い?

研究職・開発職など即戦力が必要な部門は中途採用でも人気が高く、中でも身近な商品を扱える食品加工メーカーは競争倍率も高めです。一方、営業職は業界未経験者も積極的に採用する傾向にあり、間口は比較的広いといえます。

ただし、間口が広いとはいえ採用基準が甘いわけではありません。食品という生活に欠かせない商品を扱う企業は大きな使命や責任を持っています。相応の覚悟を持つ、意欲ある人材が歓迎されます。

食品メーカー営業に向いている人材

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営業職が初めてだという場合、自分が営業職に向いているか不安に感じることもあるでしょう。営業職に求められる内容を知ることは、向き・不向きが分かるだけでなく、自信にもつなげることもできます。

企業により求められるものは異なりなますが、全体として食品メーカーの営業職に向いている人材はどのようなものでしょうか。代表的な例を紹介します。

交渉力がある

営業職は顧客のニーズを引き出し、把握する必要があります。それと同時に、企業利益にもたらさなければなりません。そのために求められるのが交渉力です。

顧客との力関係によっては提示された条件を飲むこともあるでしょうが、少しでも自社に有利な方向に持っていける交渉力が必要です。

人とのコミュニケーションが好き

営業職は顧客と直接触れ合う機会が多いため、コミュニケーション能力が求められます。継続して受注を得るには顧客からの信頼が必要です。話しやすい・相談しやすいなど、人柄の良さも重視されます。

営業は新規顧客の獲得も大切な仕事です。初めて顔を合わせる人とも笑顔で話せ、聞き上手になれる方が向いているでしょう。会話のキャッチボールが得意な方は適正があります。

食への興味が強い

自社商品を深く知るために必要なのは食への関心です。仕事だと割り切って勉強する方おりも、もともと食への興味が強く、「好きだから調べている」方とでは吸収率が違うでしょう。

また、食品メーカーの取引先は卸会社、スーパーや百貨店などの販売店、飲食店などさまざまです。食品にこだわりを持つ企業もあるため、同じ目線で話ができるよう食への興味は必須です。

物事を冷静に分析できる

商品を売るためには、顧客のニーズを知る必要があります。ニーズが生まれる理由には現状への不満や欠乏があり、それが課題となっていることもあります。営業は商品を販売するだけでなく、この課題に向き合い解決に導くことも仕事の一つです。

問題解決には冷静な分析と判断が必要です。課題に共感したうえで、顧客にとってベストな提案をすることが営業職に求められています。

食品メーカー営業の志望動機の例文

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志望動機には転職を決めた理由や応募する企業に向けた熱意が必要です。言葉でいうのは簡単ですが、文章に落とし込むとなると難しいと感じる方もいるでしょう。どのように欠けばよいのか、NG例も含めた志望動機の例文3パターン紹介します。

メーカーへの熱意が伝わる例文

特定の企業にこだわりたい場合は、メーカーへの熱意を伝えましょう。企業にちなんだエピソードを添えるとより効果的です。

【例文】
貴社を志望した理由は、貴社の商品で多くの人を笑顔にしたいと考えたからです。きっかけは昨年の海外旅行です。貴社の商品を紹介して渡すと非常に気に入ってくれ、満面の笑顔で食べてくれました。それまでは多少の壁を感じていましたが、一気に打ち解けました。

貴社の商品であれば、世界中の方々を笑顔にできると確信した瞬間です。営業として、ひとりでも多くの方に貴社の商品をお届けてしたいと考えております。

企業への理解度が深い

特定の分野に力を入れている、特化したサービスがある企業へは、企業への理解・共感が必要です。興味を持ったきっかけなどを添え、具体性を出しましょう。

【例文】
私は高齢者施設でボランティアをしておりました。利用者の方々は、食事の時間を一番楽しみにしており、おいしいものを食べた時の笑顔が印象的でした。食の大切さを改めて認識した瞬間です。

以来、利用者さんにお出しする食事について調べていると、貴社が高齢者に向けた食品開発に尽力されていることを知りました。高齢化の加速が避けられない現在、よりおいしく、食べやすく、栄養のある食品を提供するという理念に強く共感しております。

営業として貴社の商品を多くの方に届け、食を通した社会貢献に力を入れていきたいと思っております。

こんな志望動機はNG!

営業職に限らず、商品が好き、食に興味があるだけでは仕事への意欲が伝わりません。また、なぜ営業職を選んだのか、入社後のビジョンもあやふやです。営業職にどのような魅力を感じているのか、今後どのように成長したいかなど、具体的な理由を加えましょう。

【例文】
私が貴社を志望する理由は、貴社の商品が大好きなためです。私は幼い頃から食への興味関心が強く、食品に関わる仕事がしたいと考えておりました。

貴社で営業の仕事に従事し、商品の素晴らしさをもっと発信し、ファンを増やしたいと思っております。営業の経験はありませんが、精一杯がんばります。

まとめ

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生活に密着した食品業界は、転職先として人気があります。商品の魅力を伝える営業職は、未経験者でも応募できる間口の広い職種です。

多くの食品メーカーは自社製品へのこだわり、強い企業理念を持っています。そのため、志望動機には企業への理解、食品への思いを込めましょう。

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