【例文あり】不動産業界の志望動機の書き方は?未経験の場合も解説!|求人・転職エージェント

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更新日:2024/02/08

不動産業界

【例文あり】不動産業界の志望動機の書き方は?未経験の場合も解説!

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この記事のまとめ

  • 不動産業界の志望動機を書く前に業種や求められる人材について把握しておこう。
  • 不動産業界の主な職種は「営業」「事務」「管理」「企画」の4つ。自分の適性ややりたいことに合った職種を選ぼう。
  • 志望動機には不動産業界および企業を選んだ理由や入社後の貢献度を記載しよう。

生活するうえで不可欠な住まいに関わる不動産業界は、やりがいのある仕事として注目を集めています。また、経済活動に直接関わるスケールの大きさや高収入であることから転職先としても人気です。

不動産業界の採用担当者に訴える志望動機を書くには、業界の特徴や求められる人材を把握しなければなりません。この記事では、志望動機の構成ポイントや例文、評価されるコツについて解説します

目次

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不動産業界の志望動機作成には業種理解が必要

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不動産業界の業種分野にはさまざまなビジネスモデルがあり、役割は異なるものの、密接に関わっています。人気業界の志望動機を書く際には、ライバルとの差別化が必要です。そのためにも、不動産業界の業種や職種について理解を深めておきましょう。ここでは、主な4つの業種について解説します。

開発とは

開発分野には、デベロッパーやゼネコン、ハウスメーカーがあります。デベロッパーが取り扱うのは、商業施設・オフィスビル・マンションといった街の再開発や企画です。あらゆる要素を入念に考慮したうえで土地を仕入れ、開発計画を立てます。

開発計画に基づき、工事を請け負って建設するのが総合建設業者のゼネコンです。ハウスメーカーが住宅施設の企画・設計・施工・販売までを手掛けるケースもあります。

流通とは

流通分野には、不動産仲介や不動産販売があります。不動産仲介とは、土地や建物といった不動産を売買または賃貸契約する際に、売主と買主、貸主と借主を仲介する仕事です。売却希望の不動産を探し、査定・宣伝・紹介を担当する場合もあります。

不動産販売は、デベロッパーが開発した不動産を個人や法人に販売する仕事です。不動産所有者から販売を委託された場合、仲介業者として代理業務をします。たとえば、物件の案内や住宅展示イベントの営業といった業務です。

管理とは

マンション・オフィスビル・商業施設を管理する業種もあります。設備を含む建物全般のメンテナンスや清掃、テナントや入居者の対応が主な業務です。トラブル時の対応や空室への集客も業務の一部で、不動産の資産価値を維持するうえで重要な仕事といえます。

コンサルタントとは

不動産コンサルタントとは、不動産に関する専門知識を持ったエキスパートが不動産所有者に対して効率的な利用・処分・投資についてアドバイスする仕事です。

具体的には、スーパーといった企業への貸出提案やマンション・アパートの建設促進が挙げられます。所有者の財産状況や人生設計に合わせて、ふさわしい収益を生み出す不動産活用方法をコンサルティングします。

不動産業界の転職で目指せる職種

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不動産業界にはさまざまな業種があるだけでなく、各部門の役割を担う職種があります。それぞれの職種の仕事内容について理解を深め、自分がどの分野を目指せるかを検討しましょう。ここでは、主な4つの職種を紹介します。

営業

営業は、個人や法人を対象とした営業、土地・住宅の販売、賃貸契約の仲介といった幅広い業務を担当します。未経験でも採用されやすい傾向にあり、宅地建設取引主任者の資格取得者であれば、さらに優遇される可能性があるでしょう。

事務

事務は営業と同じく未経験でも転職しやすい業種です。総務と経理に分かれるのが一般的ですが、企業の規模によって業務の幅は異なります。総務では、庶務・法務・経営管理といった一般(総合)事務を手掛けます。経理・財務では、経理に加え、資金調達や投資のような財務管理が主な業務です。

管理

不動産の資産価値を維持するために管理業務は欠かせません。管理を担う職種は、プロパティマネージャーやアセットマネージャーです。プロパティマネージャーは、主に不動産所有者から依頼を受けて経営を代行し、収益の最大化を目指します。アセットマネージャーは、投資家から資金を集め、不動産取得・運用・売却を手掛ける仕事です。

企画(開発・仕入れ)

開発や仕入れを担当するのが企画です。マンション・オフィスビル・分譲住宅・市街地開発など土地の活用方法はさまざまで、顧客の意向をあらゆる角度から調査し、目的に合った土地を仕入れます。

その後、プロジェクトの企画・推進・建物竣工・引き渡しまでの一連が企画の仕事です。分業制の企業もあるため、企業ごとの業務内容をチェックしましょう

不動産業界で求められる適性とは

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志望動機を書く際は、求められる適性を把握することが大切です。不動産業界でも企業や仕事内容により求める人物像は異なりますが、共通している適性もあります。ここでは、不動産業界で求められる一般的な人物像を紹介します。

ヒューマンスキル

上手に対人関係を築く能力は重要です。不動産業界の仕事は個人で進めるのではなく、さまざまな人との関わりが求められます。相手のニーズを的確にくみ取り、信頼関係を構築するうえで、円滑なコミュニケーションを取れるヒューマンスキルは欠かせない能力といえるでしょう。

協調性

プロジェクトで働くメンバーは、同じ価値観や立場の人ばかりではありません。まったく考え方が異なる人と関わることもあるでしょう。それぞれの立場の利害関係を考慮し、協力してプロジェクトを遂行するには協調性が重要です。

向上心

不動産業界は時代とともに変化するニーズに基づいて企画開発や営業をするケースが多々あるため、向上心がある人は重宝されます。自分の能力を遺憾なく発揮し、よりよい結果を残せるように努力する自己開発意欲がある人です。企業は高いモチベーションを持った人材を求めています

相手の立場で考えられる

相手の立場で考えられることも重要なポイントです。住宅や土地といった不動産の価格は日常の買い物と比べて非常に高額で、購入者は担当者に信頼感を求めます。信頼を得られるのは、相手の視点に立った提案ができる人です。また、一緒に仕事をする仲間同士でも信頼関係を構築できれば、大規模なプロジェクトをスムーズに進められるでしょう。

不動産業界の志望動機が評価されるコツ

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不動産業界に転職するには、採用担当者に関心を持ってもらえるような志望動機を作成しなければなりません。ここでは、好意的に見てもらえるだけでなく、高い評価を得るのに役立つ3つのコツを紹介します。

不動産業界を志望した理由を明確にする

国内には数多くの業界があり、ほとんどの業界で人材を募集しています。その中からなぜ不動産業界を選んだのか、理由をしっかりと伝えましょう

不動産業界における業種・職種に関する知識を蓄えることで、具体的で説得力のある志望動機を書けます。自分の生活や経験と結びつけて、住んでいる街の発展という観点からアピールしてもよいでしょう。

その企業を志望した理由を具体的に書く

不動産業界の中には数多くの企業があります。志望企業に入社したいという熱意を伝えるには、選択した理由が明確でなければなりません。企業ごとにコンセプト・強み・力を入れている分野が異なることを踏まえたうえで、自分がどこに引かれたのか具体的に書きましょう。

熱意が伝わる論理的な文章は、高評価を受けるポイントです。事前に志望企業について調査しましょう。

入社後の目標と企業への貢献度を示す

入社後の目標や企業への貢献度を伝えることも大きなポイントです。入社後に生かせるスキルや経験を交えながら、「自分がどのように企業に貢献できるか」といった自身の強みをアピールしましょう。また、企業理念と共通の価値観を持っていることを伝えれば、企業が求める人材とマッチしていると感じてもらえます。

不動産業界での志望動機の例文とポイント

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志望動機を書く際には、結論を先に書きましょう。その後、志望理由や具体例を述べて、再度結論でまとめます。ここでは、不動産業界の経験の有無に分けて、志望動機の例文を紹介します。あくまで例文のため、自分の魅力が伝わるようにアレンジしましょう。

未経験の場合

未経験の場合、これまでの経験をもとに「なぜ不動産業界に関心を持っているのか」を具体的に述べましょう。営業や接客の経験があれば、そこで得たスキルを不動産業界でどのように活用できるかアピールできます。

【例文】

貴社が行っている不動産仲介業務は、生活上必要な住まいの面からお客様の満足度を高められるやりがいのある職業だと考え志望しました。私が住む街にも魅力的なリノベーション物件があり、住んでいる人の豊かな生活に結びついている様子を拝見し、感銘を受けました。

前職では接客の経験があり、人と円滑なコミュニケーションを図る面で自信があります。現在、宅地建物取引士の資格取得に励んでおり、賃貸物件の管理で貴社に貢献できるよう努力していく所存です。

経験者の転職の場合

不動産業界で働いた経験がある場合、経験した業種を具体的に書きましょう。その経験を生かして、入社後すぐに即戦力になれることをアピールできます。今後のキャリアビジョンなど、不動産業界に対するポジティブな態度を伝えることを意識しましょう

【例文】

これまで約5年、個人顧客を対象とした居住用賃貸物件の仲介業務を行ってきました。接客業務や契約書類作成の経験があります。担当案件が多く忙しいときもたびたびありましたが、できるだけ丁寧に仕事するよう心掛けてまいりました。お客様から満足していただけたのは嬉しい経験でした。

今後は大きなビジネスである投資分野で働きたいと思い、その面で実績のある貴社への志望を決意しました。前職で身につけたスキルや知識を生かして、貴社に貢献したいと考えています。将来的には不動産コンサルタントを目指して努力を傾けてまいりたいと思います。

不動産業界の志望動機で気をつけたいこと

高評価につながる志望動機を書くには、不動産業界を志望した具体的な理由が必要です。ただし、記載しないほうがよい内容もあります。たとえば、給料や福利厚生といった待遇の良さや企業に学ばせていただくという受け身の姿勢です

待遇面を重視したのが本音でも、ほかに条件がよい企業があれば転職するのではないかという疑念を企業に与えます。また、ほとんどの企業は即戦力を求めているため、学びたいという姿勢は企業への貢献度という点ではマイナスです。これら2つのNGポイントに注意しましょう。

まとめ

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不動産業界の業種・職種は多岐にわたります。同じ業種でも企業ごとに力を入れている分野やコンセプトが異なるため、志望動機を書く際は企業への理解を深め、不動産業界や企業を選択した理由を明確にしましょう。

業界経験・未経験にかかわらず、自分のスキルと企業が求める人材のマッチングは大切です。マイナビメーカーエージェントでは、実績豊富なキャリアアドバイザーが応募書類の添削をはじめとした転職活動をサポートします。

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マイナビエージェント編集部

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