化学メーカーへの転職でおすすめ資格8選!転職を成功させるポイントも紹介|求人・転職エージェント

更新日:2022/07/27

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化学メーカーへの転職でおすすめ資格8選!転職を成功させるポイントも紹介

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この記事のまとめ

  • 化学メーカーへの転職時に必須の資格はないが、資格を取得することで専門的な知識を習得していることを証明でき、転職で有利となる。
  • 化学メーカーへの転職で役立つおすすめの資格は危険物取扱者(甲種)や高圧ガス製造保安責任者(甲種化学)など多岐にわたる。
  • 転職時には資格の取得以外にも、化学メーカーに転職したい理由を明確にすることが重要。

企業や業種によっては、業務に従事する際に特定の資格が必要となるケースがあります。化学メーカーへの転職時にも何かしらの資格を取得しておいたほうがよいのではないかと頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、化学メーカーへの転職にそもそも資格は必要なのかどうかについて解説します。合わせて転職を有利に進められるおすすめの資格を8種類紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

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化学メーカーへ転職するためには資格が必要?

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求人情報には、企業や職種によって「必要な資格」が明記されていることがあります。化学メーカーへ転職をする際にはどのような資格が必要なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、化学メーカーの仕事内容について簡単に触れつつ、転職時に資格が必要かどうかについて解説します。

化学メーカーの仕事内容

化学メーカーは、化学製品を製造する企業を指します。業務内容は、原料から製品を製造し、検査を経て企業や消費者へ搬送する流れが基本です。

その原料調達から製造まで一貫して担うのが「総合化学メーカー」です。そのほか、原料に化学反応を加えて誘導品を製造する「誘導品メーカー」、原材料から電子材料を作る「電子材料メーカー」があります。また、化学メーカーの職種は「研究・開発」「製造技術」「調達」「品質管理」「営業」「事務職」などさまざまです。

化学メーカーへ転職するのに資格が必要か

職種や志望先企業にもよりますが、化学メーカーへ転職するにあたって必ずしも資格を取らなければいけないわけではありません。しかし化学メーカーへの転職に役立つ資格は多いため、希望する企業や職種内容に応じて資格を取得するとよいでしょう。また、化学メーカーの求人によく記載されている定番の資格もあるため、転職前に取得しておけば、その分、転職活動を有利に進められます。

化学メーカーへの転職でおすすめの資格一覧!難易度も紹介

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化学メーカーへの転職で役立つ資格は多くあります。しかし、志望先企業によって必要となる資格は異なるため、自分が転職したい企業で活かせる資格を選ぶことが大切です。ここでは、化学メーカーへの転職でおすすめの資格を8つ紹介します。

危険物取扱者(甲種)

化学メーカーの求人でよく記載されている資格が「危険物取扱者(甲種)」です。一般財団法人消防試験研究センターが実施しています。危険物取扱者の資格には「甲種」「乙種」「丙種」の3つがありますが、中でも需要の高いのがすべての危険物を取り扱える甲種です。

しかし甲種を受験するには、一定の学歴や「乙種」取得後2年間の実務経験が必要です。乙種・丙種には受験資格がないため、学歴の要件を満たしていない方は乙種や丙種から取得しましょう。甲種の合格率は40%前後であり、難易度は高いといえます。

参照:危険物取扱者試験|一般財団法人消防試験研究センター

高圧ガス製造保安責任者(甲種化学)

高圧ガスを取り扱う工場で必要となる資格です。高圧ガス保安協会が実施しており、資格は「甲種(化学・機械)」「乙種(化学・機械)」「丙種化学(液化石油ガス・特別試験科目)」「冷凍機械責任者(第一種・第二種・第三種)」の9種類あります。甲種を取得すれば、高圧ガスを扱うすべての保安業務の実施が可能です。

受験資格はなく、講習を受けることで試験が一部免除される特典もあります。合格率は、令和3年の甲種化学試験で67.7%です。

参照:国家資格の概要及び職務範囲|高圧ガス保安協会

有機溶剤作業主任者

有機溶剤作業主任者は有機溶剤を扱う仕事において現場で作業方法を決めたり、指揮したりする際に必要な資格です。公益社団法人東京労働基準協会連合会が実施しています。有機溶剤を取り扱っている会社には必ず設置しなければならないため、需要も高い資格です。

2日間(13時間)の講習を受けた後、修了試験に合格すれば取得可能です。事前に勉強する必要もなく、誰でも受験可能なため、取得しやすい資格といえます。

参照:有機溶剤作業主任者技能講習会 ご案内(日程選択)|公益社団法人東京労働基準協会連合会

特定化学物質作業主任者

健康被害を及ぼす可能性の高い特定化学物質などを扱う工場において、作業者を守るための指導や環境改善の実施に必要な資格です。公益社団法人日本作業環境測定協会が実施する「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習」を2日間受講した後、修了試験に合格すれば取得できます。

満18歳以上であれば誰でも受験でき、きちんと講習を受ければ合格できるので、比較的取得しやすい資格です。特定化学物質を扱う工場では需要が高く、取得すれば転職で活かせるでしょう。

参照:作業主任者技能講習|JAWE -日本作業環境測定協会-

公害防止管理者(大気・水質)

大気汚染や水質汚染といった公害が発生する可能性のある工場において、大気・水質・振動・騒音などを検査し、公害防止を管理するための資格です。一般社団法人産業環境管理協会が実施しています。公害防止管理者には、大気・水質・ダイオキシンなどいくつか区分があります。化学系工場で関連性が高いのは大気・水質です。

受験資格はなく、誰でも受験できます。令和3年の合格率は大気関係で23.3%、水質関係で33%と、難易度は高めです。特定工場では有資格者を選任する必要があるため、取得できれば重宝される人材となるでしょう。

参照:資格制度の概要|国家試験・資格認定講習|公害防止管理者|一般社団法人産業環境管理協会

ボイラー技士

ボイラーの運用・管理・保守点検を実施する際に必要となる国家資格です。公益財団法人安全衛生技術試験協会が実施しています。ボイラー技士の資格には、二級・一級・特級の3種類があり、資格区分によって扱えるボイラーのサイズが異なります。

一級・特級には受験資格がありますが、二級は誰でも受験可能です。まずは二級取得を目指し、必要に応じて上位資格を取得しましょう。二級の合格率は、令和3年の試験で53.4%です。

参照: 受験資格(二級ボイラー技士)|公益財団法人安全衛生技術試験協会


衛生管理者

衛生管理者は労働者の健康を守るための国家資格です。公益財団法人安全衛生技術試験協会が実施しています。労働安全衛生法によって常時50人以上の事業場では衛生管理者を選任しなくてはいけないと定められているため、資格を取得していれば職場で重宝されるでしょう。

衛生管理者資格は、第一種・特例第一種・第二種と区分されています。化学物質を扱う研究所や工場を目指す場合は、第一種を取得するとよいでしょう。第一種の合格率は、令和3年の試験で42.7%です。

参照:受験資格(第一種衛生管理者・第二種衛生管理者)|公益財団法人安全衛生技術試験協会

フォークリフト運転技能講習

厚生労働省が認定している資格ですが、試験および講習は各教習機関で実施しています。フォークリフトの資格には「フォークリフト運転特別教育修了証」「フォークリフト運転技能講習修了証」と2種類あり、運転できるフォークリフトの範囲が異なります。

化学系工場に勤める場合はフォークリフトを運転する機会があるため、資格を取得しておくとよいでしょう。「フォークリフト運転技能講習修了証」が交付されれば、すべてのフォークリフトを運転できます。

参照:フォークリフト技能講習|公益社団法人東京労働基準協会連合会

資格を取得する3つのメリット

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働きながら資格を取得するのは容易ではありません。難易度によっては膨大な勉強が必要です。また、実務経験がなければ受験できない資格もあるため注意が必要です。しかし、資格を取得すれば専門的な知識が身につくほか、企業によっては資格手当がつく場合もあります。転職活動時にもアピールできるため、積極的に資格を取得しましょう。ここでは、資格を取得する3つのメリットを紹介します。

専門性が身につく

化学系の資格には簿記やTOEICのような汎用性はありませんが、業務における専門的な知識が身につけられる点は大きなメリットです。難易度の高い資格を取得すれば、社内でも高く評価されるでしょう。将来的に管理職を目指す際にも役立ちます。

転職でアピールできる

資格を取得する大きなメリットは、転職でアピールできることです。化学系の資格は保有者が少ない傾向にあるため、入社前に資格を取得していれば転職活動を優位に進められるでしょう。資格取得に対してのやる気や熱意も評価されます。

資格手当がつく場合がある

企業によっては、特定の資格を取得することで資格手当がつく場合があります。資格手当の金額は企業によって異なりますが、仮に毎月5,000円程度の資格手当が付与されれば、1年で6万円です。給料を上げるひとつの方法としても資格取得は有効です。

資格以外をアピールする際に整理したいポイント

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採用面接や志望動機では、資格以外にも経験や実績、スキルをアピールすることが大切です。異業種から転職する場合は、化学メーカーでも活かせるような強みを見つけなくてはいけません。ここでは、転職活動で押さえておきたいポイントと、志望動機の例文を紹介します。

「なぜ化学メーカーなのか」転職の理由を明確にする

転職活動を始める前に、まずは転職理由を明確にしましょう。特に異業種から転職する場合は面接時に「なぜ化学メーカーを選んだのか」を聞かれます。その際、採用担当者が納得できるように説明できなければ入社はかなわないでしょう。化学メーカーや転職先の企業を選んだ理由に加え、転職後に実現したいことなどをしっかりと考えておくことが大切です。

経験・スキル・資格を棚卸しする

志望動機では自分の強みをアピールすることが大切です。転職活動前に、これまでのキャリアから得たスキル・経験を明確にしておきましょう。そして化学メーカーでの業務に活かせる強みをピックアップし、志望動機に盛り込みます。その際は具体的なエピソードを添えるとベストです。

化学メーカーの志望動機例文

【例文】
私は前職では製造の仕事に携わっていました。化学業界は未経験ですが、電子材料・化粧品など、さまざまな業界を支える点に引かれ、転職を決意いたしました。中でも世界シェアナンバーワンの製品を多く製造している貴社に魅力を感じております。

化学業界への転職を決めてから、危険物取扱者とボイラー技士の資格を取得しました。現在は高圧ガス製造保安責任者の資格取得に向けて勉強しています。採用いただけましたら、ひとつひとつの仕事を丁寧にこなし、貴社へ貢献していく所存です。


上記の志望動機は「化学業界へ転職を決めたきっかけ」「志望先企業を選んだ理由」を盛り込んでいます。また「資格取得に向けて勉強している」といった熱意を伝えている点もポイントです。

まとめ

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化学メーカーへ転職するために必須の資格はありません。しかし、職種や志望先企業によっては特定の資格取得者を求めている場合もあるため、求人情報をよく確認しましょう。資格を取得すれば転職活動にも役立ちます。自身が志望する企業の業務内容に合わせて資格を取得することをおすすめします。

化学メーカーへの転職を考えている方は、ぜひマイナビメーカーエージェントにご相談ください。応募者の資格やキャリアに合わせた求人の紹介をはじめ、応募書類の添削や面接日程の調整など、転職活動をサポートいたします。

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化学メーカーは、化学反応を利用して中間材料や最終製品を製造するメーカーの総称です。この記事では、化学メーカーの事業内容や具体的な職務内容、転職時に押さえておきたいポイントを紹介します。

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