プログラマ(PG)の平均年収は?業種や言語別に細かく解説|求人・転職エージェント

更新日:2022/05/24

IT業界

プログラマ(PG)の平均年収は?業種や言語別に細かく解説

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IT産業の成長にともない、プログラマをはじめとする技術職は売り手市場です。
本記事では、システムエンジニアとプログラマの違いをはじめ、性別や使用言語ごとの平均年収、また年収をアップするための方法について詳しく解説します。

目次

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プログラマ(PG)の主な業務内容

企業で新たにシステムを導入する際、システム開発をともなうことが多々あります。
このような開発にはプログラマやシステムエンジニアが参画しますが、両者の役割分担はどのようになっているのでしょうか。

システムエンジニア(SE)との違いは?

システム開発のプロセスは以下の通りです。

要件定義

発注者にヒアリングをして、システムが実現すべき要件を明確にする。

システム設計

新規導入するパッケージソフトや新たに開発するプログラムの機能と規模、ハードウェア構成を明確にしてシステム設計書を作る。
システム設計書を基に、完成までにかかる期間と費用を算出して、発注者と交渉する。

プログラム設計

プログラマが見てプログラミングできるようなレベルのプログラム設計書を作る。

プログラミング

プログラム設計書に従い、プログラミング言語を使ってコードを書き、動作確認と修正を繰り返して完成させる。

テスト

プログラムの受け入れテストを行い、プログラム設計書通りに動作するか確認する(単体テスト)。
これ以外にも、システムとしての動作確認のための総合テストも行う。

実装

ユーザーや発注者が使える状態にして公開する。


このプロセスの上流(要件定義~詳細設計)と下流(テスト~実装)はシステムエンジニアが、プログラミングはプログラマが行うのが基本ですが、会社の規模によって、システムエンジニアがプログラマの仕事までカバーすることもあります。特に中小企業ではこの傾向が強いです。

プログラミングのスキルに関して、システムエンジニアは全体把握をしながらプログラマにプログラミングを指示できる知識が最低限必要です。
また、プログラマは指定されたプログラミング言語を使って所定の機能と処理速度を実現するための高いプログラミングスキルが求められます。

詳しくはこちらでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

プログラマ(PG)の平均年収

システム開発関連の企業に新卒として入社した場合、最初はプログラマとして配属されることが多いです。
プログラマとしての仕事の幅が広がるにつれて、年収も次第に上がっていきます。

また、プログラマは経験を積むことで、さらにシステムエンジニアなどにキャリアアップすることができます。
ここでは、プログラマやシステムエンジニアの平均年収を見ていきましょう。

男女別の平均年収

厚生労働省が10人以上の常用労働者を雇用する全企業を対象にした「令和元年度賃金構造基本統計調査」によると、全国のプログラマやシステムエンジニアの男女の人数や平均年齢、平均年収は以下の通りです。

平成30(2018)年度 人数 平均年齢 平均年収
プログラマ 約6,630人 32.5才 430万円程度
プログラマ 約1,810人 31.2才 380万円程度
システムエンジニア 約2,4710人 39.4才 570万円程度
システムエンジニア 約2,4710人 34.6才 460万円程度

令和元(2019)年度 人数 平均年齢 平均年収
プログラマ 約6,020人 34.3才 442万円程度
プログラマ 約1,680人 31.7才 366万円程度
システムエンジニア 約24,790人 39.4才 584万円程度
システムエンジニア 約5,320人 36.2才 497万円程度

このことから、「システムエンジニアは全国で男女合わせて約30,000人近くいるのに対し、プログラマは男女合わせても8,000人にも満たない」ことや「この1年間でシステムエンジニア人口はあまり変わらないのに対し、プログラマ人口が1割近く減っている」ことが分かります。

また、男性プログラマの平均年収が前年度より増えているのに対して、女性プログラマの平均年収は減少しており、女性は結婚や育児などの理由でベテラン世代が離職しているものと予測できます。

一方で、子育ての時期を過ぎた世代が多いシステムエンジニアは離職者も少なく、平均年齢も平均年収も増えていると見て取れます。

ニーズの高いプログラミング言語5選

前述したとおり、国内のプログラマ人口は極めて少ないのが現状です。
そのため、プログラマ不足を解消するために、インドやベトナムといった、人件費が安く高いスキルを持つ海外人材を活用したオフショア開発が盛んに行われています。

オフショア開発に向いているのは、仕様確定後に仕様変更がない案件です。
一方、仕様変更にも柔軟に対応することが求められる開発案件や、新しい分野の開発案件も数多くあり、これらが国内開発の多数を占めています
プログラマ求人の多くは、こうした分野のシステム開発をする求人であることが多い傾向です。

また、新しい分野の開発に向いたプログラミング言語が次々にリリースされ、普及しつつあります。
ここでは、ニーズの高い言語をピックアップしてご紹介します。

1位:Go

Webサービスの開発やサーバの構築に用いられるプログラミング言語で、C言語の置き換えとして2009年にGoogleが開発したものです。
YouTubeやメルカリ、ぐるなびなどといったIT企業を中心に普及しています。

2位:Scala

オブジェクト指向と関数型プログラミングの両方を扱う言語で、2004年にリリースされました。
オブジェクト指向のため、仕様変更にも柔軟に対応できます。

TwitterやChatwork、ビズリーチ、人工知能などが使用しています。
また、学習には、オブジェクト指向言語と関数型言語の両方を理解しておく必要があります。

3位:Python

汎用的なプログラミング言語で、OSや開発環境に依存しないことが特徴です。
1991年に登場し、CやJavaに比べて開発効率が高く、使い方も非常にシンプルで分かりやすいです。

4位:Kotlin

オブジェクト指向型言語で2011年に開発されました。
Javaを改良したもので、Javaの仮想マシン上で動作します。
また、最近ではAndroidのスマートフォンアプリの開発用に使用されつつあります。

5位:Typescript

Javascriptの進化版でMicrosoftが2014年に開発したものです。
Google社内の標準開発言語で、同社のWebフレームワークの開発用に推奨されています。

そのほか、人気のプログラム言語や選び方のポイント、独学で学ぼうと考えている方におすすめのプログラミング言語について詳しく知りたい方は、是非こちらの記事も参考にしてみてください。

雇用形態別での年収について

続いては雇用形態別の年収について見ていきます。

正社員

正社員の給与は、会社の規模や業績、個人のスキルによって大きく異なります。
また、キャリアを積むことで年収がアップしていくことが多い傾向にあります。

契約社員

経験者のサポートや指示を受けて働きます。
正社員よりも採用されやすく、未経験でも採用される可能性がありますが、契約が更新されない可能性や、給与が正社員よりも低い、賞与がないといった懸念点もあります。

アルバイト

未経験者を募集している会社も多いため、プログラマを目指す足がかりにしやすいです。
正社員や契約社員に比べ、働く日数や時間が短いため、学生でも挑戦することができます。
さらに、現場で評価されれば社員に登用されることもあり、スキルを上げることで、時給アップも期待できます。

フリーランス

特定の企業に属さず、さまざまな企業と業務委託契約を結んで仕事をします
収入は案件によって左右されやすく、高額な案件を継続的に受けることができれば収入アップも見込めますが、安定した収入を得るのが難しい場合もあります。
また、社会保険料や年金も収入の中から支払う必要があるので注意が必要です。

プログラマ(PG)が年収を上げるためには?

では、プログラマが年収を上げるために何が必要なのでしょうか?詳しく紹介します。

複数の言語を習得する

プログラマになるためには、まず求人の多いプログラミング言語を習得し、企業に属して実践力を身につけることをおすすめします。

習得した言語を極めてから、複数の言語を学べば仕事の幅が広がり年収アップにもつながります。
前述しましたが、新しい言語が使用できると、新しい分野の仕事に就くことができるのため、最新のトレンドに合わせた勉強が必要になります。

上流から下流までの技術力

プログラマはプロジェクトの一端を引き受けてプログラミング工程に関わる仕事をしますが、長年続けていれば次第に仕事の全体像や進め方が分かるようになってきます。

上流から下流までの知識を身につけ、システムエンジニアが行っている全体設計も行えるようになれば、仕事の幅も広がり、年収アップにもつながります。

マネジメントやコミュニケーションスキル

マネジメントやコミュニケーションのスキルは、プログラマやシステムエンジニアを問わず必要とされます。
プログラマの場合、きちんと正常に動作するプログラムを作成し、納品するまでの一連のマネジメント力が必要です。
また、仕事を円滑に進めるためにはチームメンバーとコミュニケーションをとりながら進めることも不可欠です。

転職を考えてみる

プログラマ人口が少ないこともあり、多くの企業が常にスキルの高いプログラマを求めています。
現状に満足できなければ、より高い給与水準や待遇が期待できる企業への転職を検討してみるのもおすすめです。

自分のプログラミングスキルのレベルでは、どんな企業への転職が可能なのか、今よりも年収アップすることができるか不明な場合は、転職エージェントを利用してみましょう。
プロのキャリアアドバイザーがマッチする求人を紹介してくれます。

まとめ

プログラマの仕事はシステム開発の一部工程であるプログラミングとテストを担い、システム開発の全工程を担うシステムエンジニアとは役割が異なります。

プログラマはプログラミングスキルを磨いたり、扱うプログラミング言語を増やしたりすることで、仕事の幅が広がり、全体の設計ができるようになれば、システムエンジニアにキャリアアップすることも可能です。

また、キャリアアップを考えている方は、転職するのも一つの手段です。
マイナビエージェントでは、各職種の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーが、転職に関する疑問や悩みに一つひとつ丁寧にお答えします。

また、応募書類の添削から年収交渉まで、手厚くサポートさせていただきます。
ぜひこの記事を参考にして自身のキャリアアップに役立ててください。

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