プログラマーに必要なスキルを身につけてキャリアアップ!転職のコツも紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2023/03/02

IT業界

プログラマーに必要なスキルを身につけてキャリアアップ!転職のコツも紹介

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この記事のまとめ

  • プログラマーとしてキャリアアップしたい場合は開発スキルとヒューマンスキルの習得がおすすめ。
  • プログラミングスキルを高めたいのであれば、目指している分野で需要が高く、習得している言語と構文が近い言語から学ぶとよい。
  • 転職活動で自分のスキルや経験を過不足なく伝えるためにはスキルシートの作成が有効。

現在プログラマーとして働いていて、さらに活躍の幅を広げたいと思っている方もいるのではないでしょうか。プログラマー経験を活かしてキャリアアップするには、より高度なスキルを習得することが大切です。

そこでこの記事では、プログラマーがITエンジニアとしてキャリアアップするうえで欠かせないスキルを紹介します。エンジニアとしてさらに有用な人材になりたいと考えているのであれば、日頃から学習に取り組むとよいでしょう。

目次

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キャリアアップに活かせるプログラマーのスキル

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プログラマーとしてキャリアアップするためには、さまざまなスキルの習得が不可欠です。プログラミングができればよいというものではないため、さらなるキャリアアップを目指しているのであれば必要なスキルを幅広く習得するとよいでしょう。ここでは、プログラマー経験を活かしてキャリアアップしたいと考えている方が習得しておきたい4つのスキルを紹介します。

1.プログラミングスキル

開発現場でプログラミングに携わるにはプログラミングスキルが必須です。別分野のITエンジニアを目指している場合でもプログラミングスキルが重要なため、日頃から学習に励みましょう。

「新たなプログラミング言語をひとつ学ぶ」など、何らかの目標を定めて学習することをおすすめします。別分野のエンジニアを目指す場合はその分野でトレンドの言語を学ぶと、転職するときに強力な武器となるでしょう。

2.ハードウェアに関する知識

ITエンジニアとして活躍したいのであれば、ハードウェアに関する知識も欠かせません。どのようなシステムを動かすにしても、サーバーやストレージなどのハードウェアが必要不可欠なためです。正しく動作するプログラムを制作するためにも、ハードウェアの仕様を理解する必要があります。ハードウェアは日々進歩するため、きちんと学習して最新の情報を取得しましょう。

CPUの仕組みや処理速度、ストレージの読み書き速度、ネットワークの転送速度と具体的な仕組みなど、学ばなければならないことは多種多様です。

3.システム・ソフトウェアに関する知識

プログラマーとしてソフトウェアやICTシステムの開発に携わるケースではソフトウェアに関する知識が必須です。コンピューター上ではOSやミドルウェア、各種アプリケーションなどのさまざまなソフトウェアが動作しています。それらが動いている基本的な仕組みは何か、どのようなプログラミング言語を使用しているのかなどを学ぶとよいでしょう。

4.ヒューマンスキル

プログラマーをはじめとしたITエンジニアはチームで開発プロジェクトに携わることが多く、ヒューマンスキルも求められます。開発に必要なスキルだけではなく、チーム内で円滑にコミュニケーションを図る必要があるためです。ヒアリングスキルやプレゼンテーションスキル、基本的なコミュニケーションスキルなどのヒューマンスキルを磨くように努力するとよいでしょう。

ヒューマンスキルはエンジニア向けのスキルというよりは基本的なビジネススキルです。どのような職種を目指す場合でも役立つため、日頃から意識的に習得を心掛けるとよいでしょう。

プログラマーが習得したいおすすめの言語

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自身のプログラマーとしての市場価値を高めたいのであれば、より多くのプログラミング言語を学んで使いこなせるようになることをおすすめします。プログラミング言語にはさまざまなものがあるため、需要が高いものや目指している分野でトレンドのものを学ぶとよいでしょう。

ここからは、さまざまな分野で使用されているプログラミング言語の一例をピックアップして紹介します。自分が望んでいるキャリアを実現するのに役立ちそうなものが何かを確認し、学習しましょう。

Java

Javaはオブジェクト指向言語のひとつです。汎用性が高く実装先のOSを問わず動作するという特徴があり、PC・スマートフォン用のアプリケーションや組み込みシステムの開発など幅広く使用されています。大規模な開発プロジェクトでも使いやすく、さまざまなところで用いられているのが特徴です。

Javaを使用した開発プロジェクトが多いことを考えると、習得することで活躍の幅を広げられる可能性が高いでしょう。

Python

AI開発や機械学習の分野で活用されているのがPythonです。コードを短くシンプルに記述できるという特徴があり、学びやすく理解しやすいのもメリットといえるでしょう。

今後はAIがますます発展すると予想されており、それに伴ってPythonの需要が高まると考えられています。ほかにもWebサービスやブロックチェーンの開発でも使用されているため、汎用性が高いのも魅力です。習得難易度が低く、需要が高い言語を学びたいと考えている方に向いています。

R

RもPythonと同様に、AI開発や機械学習で使用するケースが多い言語です。統計解析に使用できる専用の関数やパッケージが用意されており、これらを比較的簡単に実装できる点がメリットといえるでしょう。AIやデータ分析などの分野を目指すのであれば、PythonとセットでRも学ぶことをおすすめします。ビッグデータをはじめとしたデータの重要性が高まっているため、Rの需要も高まると考えられるでしょう。

C++

処理速度が速いという特徴があり、高速処理が求められる大規模システムで使用されることが多いのがC++です。C++は業務用システムやゲーム、スマートフォンアプリ、Webアプリなどの幅広い分野で用いられています。

習得難易度が高いのがデメリットですが、C言語と互換性があるのが特徴です。C言語と共通するところも多く、C言語を習得している方であれば比較的スムーズに学習できるでしょう。これらの言語を初めて学習する方は、C++を学習しながらC言語の基礎も習得できます。

Go

GoはGoogleが開発したプログラミング言語で、Web関連の開発に幅広く用いられている点が特徴です。Googleのサービスだけではなく、クラウドサービスや動画配信サービス、グループウェアなどの開発にも使われています。

並行・並列処理に対応していて処理速度が速いため、大規模なWebシステムを開発するときにも役立ちます。また記述方法が厳密なため、プログラマーによって記述したコードに差が出にくいのも大きなメリットといえます。

バグの修正や追加機能の実装で以前に書かれたコードを確認・編集する場合でも、どこに何が書かれているのか分かりやすく作業しやすいでしょう。

JavaScript

Webエンジニアを目指していて、その中でもフロントエンド開発に携わりたいのであればJavaScriptを学ぶのがおすすめです。JavaScriptはブラウザ上で動作するプログラムを制作する際に用いられる言語で、入力フォームや表示部分などユーザーが直接見たり触れたりする箇所を設計するときによく使用します。

Webサイトに動的なコンテンツを実装するうえで欠かせないため、フロントエンドエンジニアを目指す方にとっては必修ともいえる言語のひとつです。Web業界を目指す方は、JavaScriptに加えてマークアップ言語やスタイルシート言語についても学んでおくとよいでしょう。

PHP

PHPもWebアプリケーションの開発で頻繁に使用されているプログラミング言語です。数あるプログラミング言語の中でも構文が比較的シンプルで、学びやすいメリットがあります。Webエンジニアへの転職を目指している方は、JavaScriptとセットで学習するとよいでしょう。

一方でWebアプリケーション以外の開発にはあまり向いていないのがデメリットです。使用する分野が限られていることを考えると、自分が目指す分野によってはPHPより別の言語を学んだ方がよいケースが多々あります。

プログラマーのスキルを証明するのに役立つ資格

世の中にはプログラマーを対象にした資格が多数存在します。基本的に、プログラマーは資格が求められたり保有資格を高く評価されたりする職種ではありません。しかし学習活動の一環として資格取得を目指せば、より効率的かつ体系的にスキルを習得できるでしょう。

学習目標のひとつとして資格取得を考えているのであれば、プログラマーに必要なスキルを証明するのに役立つ以下の資格を狙うのがおすすめです。

  • 応用情報処理技術者
  • Javaプログラミング能力認定試験
  • C言語プログラミング能力認定試験
  • ORACLE MASTER

これらの資格を取得すれば、その分野で一定のスキルレベルを有していることを証明できます。積み重ねてきたプログラマーとしての経験を補完する要素となるでしょう。

転職に役立つプログラマーのスキルシートとは?

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転職活動を始める際にはスキルシートを作成するのがおすすめです。これまでの職歴を振り返る過程で自分がどのような人材なのか、転職市場で何を武器に戦えばよいのかが明確になります。ここでは、スキルシートの役割や作成方法、転職時に活用する方法について解説します。

スキルシートの役割

スキルシートとは、自分がこれまでに積み重ねた経験や習得しているスキル・知識を簡潔にまとめた書類です。選考時に自分をアピールする資料として使う目的で作成します。スキルシートの作成を通じて、自分の市場価値やアピールポイントが明確になる点がメリットです。企業側にとっては、応募者が自社のニーズを満たしてくれるプログラマーなのか判断する重要な指標となります。

スキルシートに記入すること

自分のスキルや経験を効果的に伝えるためにも、スキルシートには以下の情報を簡潔に盛り込みましょう。

  • 開発スキル(使えるプログラミング言語とスキルレベル)
  • 実務経験(業務内容、工程)
  • 保有資格(取得したエンジニア向けの資格)

上記の情報に加えて、自己PRを盛り込むことで選考担当者に自分のことを効果的にアピールできます。いずれの情報も簡潔に記述し、自分がどのような人材なのかひと目で分かるように工夫しましょう

転職でスキルシートを活用する方法

効果的なスキルシートを制作して選考時に提示すれば、自分を魅力的な人材としてアピールできます。これまでに携わったプロジェクトの具体的な内容や取り扱った開発環境、使用したフレームワーク、ライブラリに関する情報などを簡潔に盛り込むとよいでしょう。

「自分が採用担当者だったら何を知りたいか」を考え、過不足なく情報を盛り込むと効果的なスキルシートに仕上がります。

プログラマーのスキルを活かして転職するコツ

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ITエンジニアとしてキャリアアップするうえで、プログラマーとしての経験を通じて習得したスキルは強力な武器になります。スキルや経験を活かせば年収アップや待遇改善を実現したり、自分がやりたい分野のエンジニアに転職したりできるでしょう。

ここからは、プログラマーのスキル・経験を活かして転職する際のコツを3つ紹介します。望んでいるキャリアを実現するためにも、ポイントを押さえて転職活動に取り組みましょう。

実務経験を積む

ITエンジニアの転職市場では、プロジェクトに携わった経験や実績が重視される傾向にあります。そのため、プログラマーとして開発の実務経験を積むことで、自身の市場価値が高まって転職しやすくなるのが特徴です。

開発に携われば携わるほどスキルアップできるため、実務経験を通じて習得したスキルも大きな武器になるでしょう。実際に転職するときには、これまでに積み重ねてきた実務経験を高く評価してくれる企業を選ぶことが大切です。

新たなプログラミング言語を学ぶ

プログラマーとしての市場価値を高めたいのであれば、新たなプログラミング言語を学ぶことをおすすめします。使える言語が増えれば携われる開発プロジェクトの幅が広がり、さまざまな場面で自分の力を発揮できるでしょう。

自分が目指す分野で使用されている言語のうち、すでに習得しているプログラミング言語と構文が似たものから学ぶと効率的です。C言語とC++、JavaとKotlinなど構文が似た言語の組み合わせは複数存在します。

スキル・得意分野を活かせる転職先を探す

実際に転職する段階になったら、習得しているスキルやこれまでの経験を高く評価してくれる転職先を探しましょう。プログラマーとしての経験を評価してくれる転職先は多数存在するため、自分のキャリアパスを実現できるところを選ぶことが大切です。

キャリアアップを目指しているのであれば、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーなどの上流工程を担当するエンジニアを目指すとよいでしょう。マネジメント経験を積める職種に転職できれば、貴重なスキルを習得してキャリアアップ・待遇改善を実現しやすくなります。

まとめ

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プログラマーとして働いた経験を活かして転職したいと考えている方は、より高度なスキルを習得することで自身の市場価値を高められます。新たなプログラミング言語を学んだりマネジメントスキルを培ったりして、自分が望んでいるキャリアパスの実現を目指しましょう。

必要なスキルを習得したうえで、そのスキルを高く評価してくれる転職先を探すことも大切です。転職活動をひとりで進めるのは難しいため、IT業界に強いキャリアアドバイザーに相談するのもよいでしょう。信頼できる相談先を探している方は、ぜひマイナビITエージェントをご利用ください。マイナビITエージェントでは、一人ひとりの経験・スキルを活かしたベストな転職活動をサポートいたします。

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