エンジニアの転職理由は?転職を成功させるための注意点とポイント|求人・転職エージェント

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更新日:2023/11/14

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エンジニアの転職理由は?転職を成功させるための注意点とポイント

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エンジニアが転職を決意する理由はどこにあるのでしょうか。
具体的な理由はそれぞれ違っていても、大きな枠組みで見れば、いくつかの代表的なパターンがあります。
「職場を変えたい」と思ったときに見てほしい、エンジニアの転職理由と転職を成功させるポイントをまとめました。

目次

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エンジニアの転職回数は多いのか?

エンジニアは、転職回数の多い職種だといわれることがあります。
また、転職回数が多くても不利になりづらいという考えを持っているエンジニアの方もいるでしょう。
実際のところ、エンジニアの転職回数は多いのでしょうか?

エンジニアの転職回数について、公的な統計データは残念ながらありませんが、2015年に公開された厚生労働省の「雇用の構造に関する実態調査」によると、エンジニアを含む専門的・技術的な仕事に従事している人の転職回数別転職者割合は、1回が最多で32.1%、次が3回の21.0%、次いで2回の20.1%となっています。
これは、エンジニアを含む専門的・技術的な仕事に従事している人の転職割合と比べて、突出して多いものではありません。

また、「平成30年雇用動向調査結果の概況」によると、2018年における情報通信業の離職率は11.8%です。

一般労働者の離職率(全体)は11.3%ですから、こちらも他業種と比べて極端に高いとはいえないでしょう。
一方で、エンジニアは専門性の高い職種ですので、自分のスキル次第でいくらでもキャリアアップ転職を目指せる職種であることは間違いありません。

日本の転職市場では、転職を繰り返すことでだんだんと条件が悪くなっていってしまうケースもありますが、エンジニアの場合、自分の目指す方向性や軸が定まっていて、それに伴うスキルがあれば、転職先が見つからない、またはキャリアダウンしてしまうといったリスクは低いでしょう。

エンジニアの転職理由5選

エンジニアが転職を考える理由には様々なものがあります。ここでは、代表的な5つの理由についてご説明します。

1.待遇のミスマッチ

「労働量に対して給与が見合っていない」「適切な評価がなされていない」といった、待遇のミスマッチによる不満は、転職を考える大きな理由になります。
いくらやりがいのある仕事だったとしても、それに対して正当な評価が得られないのであれば、モチベーションを維持するのは難しいでしょう。
会社からの給与や評価が低いと、自分の仕事が認められていないと感じる原因にもなります。

2.仕事内容のミスマッチ

面接などで仕事内容を聞いていたとしても、実際に就職してみると、思っていた仕事内容が違っていたということもあります。

また、長く勤めるうちに、自分の希望する方向性と会社の目指す方向性が変わってきてしまうこともあるでしょう。
仕事内容のミスマッチでは、「やりたい仕事ができていない」という短期的な問題だけでなく、「スキルアップが望めない単調な仕事である」といった問題も起こります。

3.休日・労働時間への不満

長時間労働や休日出勤が続くと、ストレスが過剰にかかってしまいます。
ワークライフバランスがとりづらい仕事をしていると、プライベートが犠牲になるだけでなく、心身の健康にも影響が出かねません。

エンジニアは、激務であるといわれることもあります。
しかし、実際の労働時間や繁忙期は、会社によって異なります。
仕事時間があまりにも長い場合、転職によって働き方を変えることを検討しましょう。

4.将来性への不安

勤務先の業績悪化や、経営方針への不信感なども転職の理由になります。
10年後、20年後の自社の成長や、そこで活躍している自分のビジョンを思い描くのが難しい場合は、将来性の感じられる会社への転職を目指すことになるでしょう。

5.人間関係の問題

人間関係は、職種を問わず転職の理由になる大きな問題です。
異動が可能な大企業であれば、転職をせずに解決を目指す方法もあるかもしれません。
しかし、小規模な会社や、異動が難しい環境にいる場合は、転職による解決を目指すことになります。

エンジニアが転職先を探すときの3つの注意点

せっかく転職をしても、転職先でさらなるミスマッチが起こってしまっては意味がありません。
エンジニアが転職先を探す際には、3つの注意点を意識しておきましょう。

1.焦らないように注意

転職先を探すときに、焦りは禁物です。
早く次を決めなければいけないという焦りがあると、本来思い描いていた条件にマッチしない会社への転職を決めてしまったり、今の会社でなければどこでもいいと、投げやりになってしまったりすることがあります。
焦らず、慎重に転職先を探すためには、まず、生活基盤を確立しておく必要があります。

目先の収入のために妥協した転職をしてしまわないためにも、仕事は続けたまま次を探すのがおすすめです。
仕事を辞めて転職活動に専念すれば、それだけ十分に時間を取ることができますが、収入がない焦りが生まれたり、考える時間を長く取れる分、不安にさいなまれたりすることもあります。

転職エージェントなどを活用しながら、間を空けない転職を目指しましょう。

2.知名度に振り回されない

IT関連の大手企業や有名企業、その子会社、関連会社などへの就職に憧れるエンジニアも多いでしょう。
有名企業への転職は、福利厚生が充実していたり、大きなプロジェクトに関われる可能性があったりと、メリットが多くあります。

しかし、大手企業の関連会社だからと安易に転職を決めてしまうと、後悔することにもなりかねません。
大手企業だからといって、必ず自分がしたい仕事をさせてもらえるとは限りません。
かえって、限られた分野の仕事しかできずに、スキルアップが望めない可能性もあります。

知名度が低いベンチャー企業の中には、やりがいがあって重要な仕事を任せてもらえる会社がたくさんあります。
知名度に振り回されて、自分が本当に望んでいることは何なのかを見失わないようにしましょう。

3.情報収集を怠らない

転職後のギャップを回避するためには、会社の情報を事前に収集しておくことが大切です。
転職後の仕事内容や待遇は、面接時に直接質問することもできますが、残念ながら、面接官の話と実態にはギャップがあるケースも少なくありません。
できるだけ客観的でリアルな声を聞くためにも、業界情報や企業情報に詳しい転職エージェントを活用しましょう。

転職活動時の転職理由の伝え方

エンジニアの転職に限ったことではありませんが、転職面接の際は、できるだけネガティブな発言をしないように気を付けましょう。
転職を決める理由は様々ですが、多かれ少なかれ、前職への不満を持っている人がほとんどでしょう。

しかし、面接で転職理由を聞かれた際に、素直に不満を伝える必要はありません。
面接官が聞きたいのは、前職への不満ではなく、自社を志す理由や自社に就職後にどのような働き方をしたいと考えているかです。

そのため、応募先企業の仕事内容や、業界内での立ち位置などを踏まえた上で、どのような希望を持って転職を志したのかを、ポジティブな言い回しで伝えましょう。

このとき、「自分の希望が前職ではどうしても叶えられなかったため転職という選択をした」というアピールの仕方をすることで、無闇に転職を繰り返しているわけではないと伝えることができます。
転職理由や退職理由の伝え方について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

スムーズな転職のためには事前準備が大切

スムーズにキャリアアップ転職を実現させるためには、事前の情報収集が欠かせません。
同時に、面接対策や応募書類対策も必須といえるでしょう。
実力をアピールしきれなかったため、スキルを活かせる企業とマッチングできず、不採用が続くのはもったいないことです。

マイナビエージェントでは、企業ごとの細かい情報やアピール方法のアドバイスを行っております。
スムーズな転職を実現するためにも、マイナビエージェントの転職支援サービスをぜひご利用ください。
マイナビエージェントには、IT業界への転職サポート実績が数多くあります。

応募前の「審査書類の添削」や「面接対策」など、転職に関する様々なお悩みについてキャリアアドバイザーが手厚くフォローさせていただきます。
みなさまの将来の選択肢を広げるお手伝いをさせて頂けたらと思いますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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マイナビエージェント編集部

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