更新日:2024/01/19
この記事のまとめ
「アプリケーションエンジニアから転職したい」「どのような転職先がある?」といった疑問や悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。アプリケーションエンジニアから転職する場合、スキルを生かせる転職先を選ぶことが大切です。
そこでこの記事では、アプリケーションエンジニアにおすすめの転職先を紹介します。転職を成功させるためのポイントも紹介しているため、キャリアアップや転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アプリケーションエンジニアとは、Webアプリやスマートフォンアプリを開発するエンジニアです。開発するアプリケーションは主に以下の3種類があります。
業務系アプリケーションとは、業務の効率化や経営課題の改善に役立つアプリケーションです。Webアプリケーションは、Webブラウザ上で使用するアプリケーションを指します。スマートフォンアプリケーションは、スマートフォンで使用するアプリケーションです。
アプリケーションエンジニアとして働くことで、プログラミングスキルやネットワークスキル、マネジメントスキルが身につきます。特に、マネジメントスキルは他業種でも生かせるスキルです。ここでは、アプリケーションエンジニアが習得できるスキルを4つ紹介します。
エンジニアに欠かせないプログラミングスキルを習得できます。アプリケーション開発で使うプログラミング言語はたくさんありますが、よく使われる言語は以下のとおりです。
開発するアプリケーションの分野や種類によって、使用するプログラミング言語は異なります。複数のプログラミング言語を習得できれば、仕事の幅も広がるでしょう。
アプリケーションの開発・運用には、ネットワークスキルが必須です。アプリケーションエンジニアとして経験を積むことで、自然とスキルが身につきます。
IT業界は技術やトレンドが日々変化する業界で、常に最新の情報をインプットしなければなりません。新しく仕入れたさまざまな情報を駆使することで、クライアントやユーザーのニーズに応えるアプリケーションが開発できます。
アプリケーションエンジニアはデータベースを用いる機会が多く、データベースに関する知識やスキルが身につきます。データベースとは、特定の条件に当てはまるデータを複数集め、整理して操作できるようにしたものです。
データベースを操作する言語に「SQL」があります。SQLを使用することで、データの追加や削除、並べ替えが可能です。
アプリケーション開発には多くの人間が関わるため、仕事を適切に割り振る能力や進捗を管理する能力、トラブルを解決する能力といったマネジメントスキルの習得が可能です。マネジメントスキルは、アプリケーションエンジニア以外の仕事でも役に立ちます。特に納期厳守のエンジニア業界では、自己マネジメント能力は欠かせません。
アプリケーションエンジニアとして働くことで、さまざまなスキルを習得できます。身につけたスキルを生かし、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーにキャリアアップも可能です。ここでは、習得したスキルを生かせるおすすめの転職先を6つ紹介します。
業務系からWeb系、Web系からスマートフォンアプリ開発と、異なる分野のアプリケーションエンジニアに転職するのもおすすめです。アプリケーションエンジニアとして働いて得たスキルや経験は別分野でも生かせます。
同じプログラミング言語を用いる仕事であれば、すぐに戦力として活躍できるでしょう。アプリケーションエンジニアとして仕事の幅を広げたい方にも、別分野への転職はおすすめです。
アプリケーションエンジニアの経験を積み、ITに関する知識を深めることでコンサルタントに転職する道があります。コンサルタントとは、企業のITやアプリケーションといった分野に関する悩みを解決する職種です。クライアント企業の業務範囲や経営課題をヒアリングし、システムやアプリケーションの導入を提案します。
求められるスキルは、IT分野の専門知識と経験、クライアントから要望を引き出すコミュニケーションスキルです。要件定義やシステム設計に携わっていれば、必要なスキルが身につくでしょう。
Webエンジニアはアプリケーションエンジニアと共通する部分が多いため、転職先としておすすめです。Webサイトの構築やWebアプリケーションと連動するスクリプトの開発を担当します。
JavaScriptやSQLといった言語スキルが役立つ場面も多く、Web系アプリケーションに携わっていたエンジニアであれば、即戦力として活躍できるでしょう。
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システムの要件定義や設計をメインに携わるシステムエンジニア(SE)にステップアップする道もあります。アプリケーションエンジニアの経験を積み、上流工程に多く携わっていれば、十分に活躍できるでしょう。
クライアントから「どのようなシステムを作りたいのか」といった要望を引き出すコミュニケーションスキルとともに、開発がスムーズに進むよう設計図を書くスキルが求められます。
エンジニアとして幅広い知識や技術を身につけていれば、フルスタックエンジニアに転職できます。マルチエンジニアや万能エンジニアとも呼ばれ、設計・開発・運用・アップデートといったすべてのエンジニアリング業務ができるITエンジニアです。
ただし、多種多様な分野に対応できるスキルや知識を持っていなければなりません。働きながら資格を取得したり、スキル習得に向けて勉強したりする必要があります。
アプリケーションエンジニアとして上流工程の経験を積んでいれば、プロジェクトマネージャーを目指せます。主にプロジェクトの管理業務を担当し、プロジェクトを成功させるための計画書を作成したり開発スケジュールの進捗を管理したりするため、管理者としてのスキルが必要です。
また、予期せぬトラブルに対処する能力やチームをまとめるコミュニケーション能力も求められるでしょう。システムエンジニア(SE)からステップアップする道もあります。
転職を成功させるには、日々スキルを磨かなければなりません。特に、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーにキャリアアップしたい場合、プログラミングスキルだけでなくマネジメントスキルや課題解決力も必要です。ここでは、転職を成功させるためにできることを4つ紹介します。
転職先が別分野のアプリケーションエンジニアやシステムエンジニアであれば、プログラミングスキルを高めることが大切です。IT業界は技術やトレンドの変化が激しいため、常に最新の情報にアップデートし、対応できるスキルを磨かなければなりません。
また、次の転職先では、これまでとは異なるプログラミング言語を使用する場合があります。応募先企業に合わせて、学習の幅を広げる必要があるでしょう。
システムエンジニアにキャリアアップする場合、分析力・課題発見力・問題解決力が必要です。クライアントの要望やニーズに応えるシステムを設計するには、クライアントが何を求めているのか分析し、課題を発見する能力がなければなりません。
また、何かトラブルが起これば、トラブルを解決するための問題解決力が問われます。アプリケーションエンジニアとして働く際には、クライアントが何を求めているのかを意識して業務をこなすとよいでしょう。
プロジェクトマネージャーを目指すのであれば、マネジメントスキルが必要です。プロジェクトを管理する立場として、クライアントの要望に応えるようプロジェクトを進めなければなりません。
目先の仕事をこなすだけでなく、「何をすれば効率よく開発が進むのか」「クライアントの要望に応えるにはどうしたらよいか」といった視点を持つことが大切です。
スキルの証明になる資格を取得することで、転職でアピールできます。資格を取得する際は、応募先企業の業務に関連のある資格を取得しましょう。
ITエンジニアのスキルを高めたいのであれば、情報システムの設計や要件定義に関するスキルが身につく「システムアーキテクト試験」がおすすめです。上級エンジニアを目指す方向けの資格で難易度は高いものの、自らのスキルの高さをアピールできます。
アプリケーションエンジニアとして働くことで、プログラミングスキルやマネジメントスキルが身につきます。習得したスキルを磨けば、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーへのキャリアアップも可能でしょう。
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