【例文あり】面接の自己紹介では何を言う?目的からポイントまでまとめて解説|求人・転職エージェント

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更新日:2025/09/19

面接

【例文あり】面接の自己紹介では何を言う?目的からポイントまでまとめて解説

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この記事のまとめ

  • 面接で自己紹介をするように求められるのは、「応募者の緊張をほぐす」「履歴書の記載内容を確認する」「コミュニケーションスキルを確かめる」ため。
  • 自己紹介には、プロフィール、過去の実績や習得したスキル、志望動機などを盛り込み、簡単にまとめて1分程度で伝えよう。
  • 面接では自己紹介以外にもさまざまな質問をされるため、想定される質問への回答を準備して、模擬面接などの実践的な練習を重ねることがおすすめ。

転職面接での自己紹介は、第一印象を左右する重要な瞬間です。実は面接官は自己紹介を通して、あなたのコミュニケーション能力や人柄、これまでの経験を短時間で把握しようとしています。適切な構成で簡潔かつ印象的な自己紹介ができれば、その後の面接をスムーズに進める大きなアドバンテージとなるでしょう。

本記事では、面接での自己紹介のポイントを徹底解説します。具体的な例文や伝える際のポイントを把握して面接官の心をつかむ自己紹介を考え、転職成功を目指しましょう。

目次

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面接で自己紹介を聞かれるのはなぜ?

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面接で自己紹介を求められる理由には、緊張をほぐす、基本情報を把握する、コミュニケーション能力を確認するという3つの重要な目的があります。ここでは面接官が自己紹介を求める本当の意図と、それぞれの目的に応じた効果的な対応方法について詳しく解説します。

応募者の緊張をほぐすため

面接官は、最初に簡単な自己紹介を求めることで、アイスブレイクの時間を設けています。面接では多くの応募者が緊張するものですが、自分の名前や経歴など話しやすい内容から始めることで、少しずつリラックスした状態になることを狙いとしているのです。

基本情報を把握するため

自己紹介には、応募者の基本情報を効率的に把握する目的もあります。面接官は限られた時間内で、応募者の経歴やスキル、人柄などを大まかに理解する必要があります。自己紹介という形で応募者自身に語ってもらうことで、履歴書だけでは分からない情報を得ることが可能です。

また、自己紹介で話された内容は、その後の質問展開にも活用されます。たとえば「営業で目標達成した」という発言があれば「具体的にどのような工夫をしたのか」といった具体的な質問につなげられます。そのため、自己紹介は面接全体の方向性を決める重要な要素ともいえるでしょう。

コミュニケーションスキルを確かめるため

面接官は自己紹介から、応募者のコミュニケーションスキルも確認しています。面接の最初の受け答えから、基本的な話し方や態度をチェックしているのです。面接の自己紹介では、限られた時間内でどれだけ効果的に自分自身を表現できるかが問われます。要点を整理して伝える能力や、適切な言葉遣い、表情や話すスピードなど、社会人として必要なコミュニケーション能力の基礎が見られています。

また、内容や話し方を通じて、応募者の人柄や価値観が伝わるため、企業のカルチャーに合う人材かどうかを判断する材料にもなるのです。特に時間が指定された場合は、指示を理解し適切に対応できるかという基本的な対応力も試されています。

面接の自己紹介で伝えたい3つの内容

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応募者にとって、自己紹介は最初の印象を決める大切な時間です。しかし、自己紹介で「何を」「どこまで」伝えるかに関する明確なルールや基準はありません。そのため、何を話せばよいか悩む方もいるのではないでしょうか。ここでは、面接の自己紹介に含めたい内容を3つ紹介します。

1.プロフィール(名前、現職での役割など)

自己紹介の冒頭では、自分の名前や現在の職業、過去の職歴などを伝えます。これまでにどのような仕事を経験し、現在はどのような仕事をしているのかを簡潔にまとめて説明しましょう。応募先企業の業務に関係のない情報を伝える必要はありません。

2.これまでの実績や身につけたスキル

採用担当者に自分がどのような強みを持っているのかを知ってもらうために、過去の実績や習得したスキルについても簡単に触れましょう。たとえば「個人営業で月に20件の契約を獲得した実績があります」「ファイナンシャル・プランニング技能検定1級の資格を取得しており、金融の知識には自信があります」などです。具体的な内容は自己PRを通じて伝えるため、自己紹介の段階では一言で簡潔にまとめるとよいでしょう。

3.志望理由や意気込み

自己紹介の締めくくりとして、「なぜ応募先企業を選んだのか」「入社後にどのように活躍したいのか」を伝えます。「実務経験を積んでスキルアップしつつ、将来はリーダーを目指します」などと伝えるとよいでしょう。詳細は志望動機で説明すればよいため、ここでは概要を伝えれば十分です。最後に「本日はよろしくお願いいたします」とあいさつして締めると、好印象を与えられます。

面接で自己紹介するときのポイント

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自己紹介の主目的は、「自分を知ってもらう」ことです。しかし、自分を深く理解してもらおうとして自己紹介が長くなりすぎると、伝えたいことが伝わりにくくなります。一方で簡潔にしすぎれば、自分という存在を採用担当者にうまくイメージしてもらえません。ここでは、自己紹介で好印象を与える3つのポイントを紹介します。

1分程度で簡潔にまとめる

面接の自己紹介は長さが適切であることが重要です。目安としては1分程度、文字数では300文字前後にまとめるとよいでしょう。長すぎると聞き手が退屈してしまい、短すぎると情報不足に感じられてしまいます。適切な長さに収めることで、面接官があなたの要点を理解しやすくなります。

また、限られた時間内に重要なポイントを伝える能力も評価されます。事前に話す内容を整理し、氏名・現職・実績・志望理由など必要な項目を簡潔にまとめておくとよいでしょう。練習の際はタイマーを使って時間を計測し、実際の面接で焦らず話せるよう準備しておくことが大切です。

表情や話し方に気を配る

自己紹介の内容がどれだけよくても、表情が暗かったり、ボソボソと話していたりすれば印象は悪くなります。自己紹介では、以下の点を意識しましょう。

  • 相手の目を見て話す
  • ハキハキと話す
  • 声のトーンは少し高めを意識する
  • 姿勢を正す

差別化できる要素を加える

応募先企業が転職市場で人気があって競争率が高い場合は、ほかの応募者よりも自分のほうが企業に貢献できると伝えることが大切です。ライバルと差別化できる自分の強みを自己紹介に盛り込み、積極的にアピールしましょう

自分の経験やスキルのうち、何をアピールすると効果的かを考えて簡潔に盛り込みます。詳細は自己PRを通じて伝えるため、概要程度にとどめるのが基本です。

適切な言葉遣いを意識する

面接もビジネスシーンのひとつであるため、適切な言葉遣いを意識しましょう。ビジネスシーンでしか使わない言葉もあるため、よく使うものを事前にチェックして正しく使えるようにしておくことが大切です。

また、敬語表現を間違えないように注意しましょう。尊敬語と謙譲語の使い分けや二重敬語の防止など、注意点は多岐にわたります。面接練習を何度も繰り返し、適切な言葉をスムーズに使えるようにしておくことをおすすめします。

【職歴別】転職の面接で自己紹介をする際の例文

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自己紹介に盛り込む内容や伝え方のポイントが分かっても、実際どのように文章化したらよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。ここでは、職歴別に自己紹介の例文を紹介します。例文はあくまでも参考とし、本番では自分の言葉で伝えるようにしましょう。

第二新卒の面接

【例文】
私は〇〇と申します。〇〇大学出身で、現在は化粧品メーカーの〇〇企業にてマーケティング業務に携わっています。

現職では商品企画や販売戦略の立案に携わり、売り上げを20%向上させるなどの成果を残しました。日々充実していますが、直接顧客と接したいという気持ちが強くなり、御社に応募いたしました。現職で培った情報収集のスキルは、御社の営業部門でお役に立てると考えております。

社会人としての経験は長くありませんが、その分物事を柔軟に吸収する能力には長けていると思っております。


第二新卒は早期退職している事実があることから、「またすぐに辞めるのでは」と懸念される可能性があります。短期離職につながった理由に軽く触れつつ、応募先企業に入社することで退職理由を解消できることを盛り込みましょう。早期離職のリスクが低いと判断されれば、採用に至りやすくなります

経験がある業界・職種での面接

【例文】
○○と申します。私は現職でインフラエンジニアとしてサーバーの調達・設計やネットワーク構築を担当しています。小売業向けのシステムをメインとしており、比較的小規模な企業でも導入しやすいシステムの開発に携わっています。

これまでに培ったスキルや経験を発揮して、より大規模な開発案件を担当したいと思うようになり、転職を決意いたしました。御社は行政機関や金融機関のインフラ設計・構築をメインにしており、これまでに培った設計スキルを活かして、社会インフラとして欠かせないシステムに携われると考えて応募いたしました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。


経験者を募集している求人に応募した場合は、これまでに培ったスキルや経験をどのような形で発揮できるかにフォーカスしましょう。企業側は、即戦力として活躍できる人材を求めているためです。これまでの経験を通じてどのようなスキルを習得したのかについて言及し、転職を決断した理由を述べつつ応募先企業に貢献できる人材であることを伝えましょう。

未経験の業界・職種での面接

【例文】
〇〇と申します。私はこれまで約5年間、生活用品の販売員として働いてきました。子どもから高齢者まで多くの人と関わり、充実した仕事でしたが、以前より興味のあった介護業界に携わりたく、転職を決意しました。

御社はレクリエーションを多く取り入れているデイサービスであり、私の持ち前の明るさと元気のよさが活かせると思っております。また、販売員としての経験を通じて習得したコミュニケーションスキルやホスピタリティーも、介護の仕事に役立つと考えております。


未経験の業界・職種への転職の場合は入社意欲をアピールすることが大事です。企業研究を通じてどのような人材を求めているかをチェックし、説得力のある志望理由を盛り込みましょう。未経験転職でも、現職で培ったスキルや経験を活かせるケースがあります。自分のスキルを転職先で発揮できそうであれば、忘れずに伝えることが大切です。

正社員経験がない場合の面接

【例文】
私は〇〇と申します。〇〇大学を卒業後、ミュージシャンを目指して音楽活動をしていました。30歳になっても音楽で食べていけなかったら夢を諦めて正社員として働こうと決意しておりましたが、先月30歳を迎えたためミュージシャンの道を断念しました。

夢は実現できませんでしたが、粘り強く努力したことに後悔はしておりません。また、ミュージシャンではなくても、大好きな音楽に関われる仕事がしたいと考えておりましたので、御社の求人に出会えてよかったと感じております。

私は何事も諦めずに努力できることとリーダーシップが強みですので、御社に入社できましたら、チームを引っ張ってプロジェクトを成功に導ける人材になりたいと考えています。


これまでアルバイトとして働いていた場合をはじめとして、正社員経験がないときはその理由を簡潔に盛り込みましょう。そのうえで正社員として働く意気込みに言及し、入社意欲をアピールすることが大切です。

転職回数が多い場合の面接

【例文】
〇〇と申します。私はこれまで、営業職や飲食店、コールセンターなど、人と接する仕事を経験してきました。仕事をするうえで大切にしているのは、顧客の目線になってコミュニケーションを取ることです。

商品を提案する際には、顧客のニーズをヒアリングして最適な商品を選ぶようにしています。難しい専門用語や理解しにくい部分は分かりやすく言い換えて解説し、顧客に納得して購入いただけるように努めてきました。

これまでの仕事で培ったコミュニケーションスキルや営業スキルを活かして、御社でも活躍していきたいと思っております。


転職回数が多いと、「早期離職する可能性が高い」とマイナスな印象を持たれてしまう場合があります。自己紹介ではネガティブな表現は使わず、「経験が豊富」などポジティブに言い換えましょう

【職業別】転職の面接で自己紹介をする際の例文

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志望する職業によって、自己紹介の内容は変わります。業界ごとに活かせるスキルや求めている人材の特徴が異なるためです。ここでは、「営業職」「事務職」「ITエンジニア」の3つの職業別に自己紹介の例文を紹介します。以下で紹介する文章を参考にしつつ自分のスキルや経験に合わせてアレンジし、オリジナルの志望動機に仕上げましょう。

営業職の面接

【例文】
〇〇と申します。これまで3年間、乳製品の飛び込み営業をしていました。指定されたエリア内の家を回って商品を勧め、契約につなげるという仕事で、月に20件近く新規顧客を獲得していました。

最初は月に2件~3件しか契約できなかったものの、徐々に営業ノウハウが身についていき、契約数を伸ばしていくことにやりがいを感じていました。

さらにキャリアの幅を広げたいと思い、法人営業として働くために転職を決意し、御社の求人に応募いたしました。飛び込み営業で培った勇気と根性・営業ノウハウは、御社の法人営業でも活かせると考えております。


上記の例文は、個人営業として働いた経験を具体的にアピールしています。過去の職歴でアピールできる経験や身につけたスキルがあれば、積極的に伝えましょう

事務職の面接

【例文】
〇〇と申します。私は現在コールセンターで働いており、リストに掲載されている顧客に電話をかけて商品を勧めるアウトバウンド業務を行っています。

コールセンター業務の中には、顧客リストに情報を打ち込んだり資料を作成したりする作業もあり、私はそういった事務的な作業が特に好きでした。

約5年のコールセンター経験があり、電話対応や顧客対応には自信があります。また、MOS資格も取得し、基本的なパソコンスキルも備えておりますので、御社で即戦力になれると考えております。


上記の例文では、異業種への転職でも前職の経験が活かせる旨を記載しています。応募先企業の業務に活かせるスキルがあると伝え、即戦力として働けることをアピールすることが大切です。事務職では電話対応やPCを使用した業務が多いため、その点をアピールすることで有用な人材であると判断してもらいやすくなります。

ITエンジニアの面接

【例文】
〇〇と申します。私は現在、〇〇工場で自動車部品の製造に携わっています。趣味でアプリの開発をしており、本格的にITの仕事に関わりたいと考えてITエンジニアへの転職を決意しました。

IT業界は未経験ではありますが、先月、基本情報技術者試験に合格しましたので、基本的なITリテラシーや開発スキルは習得できていると自負しています。また、独学でJavaやPythonを習得したため、御社の業務用アプリケーションの開発でお役に立てると考えております。


異業種転職で前職の経験がアピールできない場合でも、趣味や独学で得たスキルが仕事に活かせることがあります。資格を取得しているとスキルレベルを客観的に証明できるため、積極的に盛り込んでアピールすることが大切です。成長意欲をアピールしたいのであれば、関連資格の取得に向けて勉強していることも伝えるとよいでしょう。

転職の面接における自己紹介のNGポイント

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面接の自己紹介では、注意したい点がいくつかあります。以下で紹介する注意点を知らないまま面接に臨むと、採用担当者によくない印象を与える恐れがあるため気をつけましょう。ここでは、面接で自己紹介をする際のNGポイントを4つ解説します。

前職の批判やネガティブな内容を含める

自己紹介で前職を批判したりネガティブな表現を使ったりするのはNGです。たとえば「前職は給料が安かった」「上司が使えない人だった」などと伝えると、「入社しても自社の悪口を言うのではないか」「無責任な人なのではないか」と思われる可能性があります。

「給与が安かった」という理由であれば「スキルを評価してくれる会社へ転職したい」というように、ポジティブな表現に変換して伝えることがポイントです。

内容に具体性がない

「仕事を頑張りました」「成果を出しました」といったように、抽象的な内容に終始すると具体的なスキルや経験が伝わりません。面接は自分をアピールする場であるため、強みとなるエピソードは具体的に話しましょう

「10%の売上アップに成功した」「3年後は管理職を目指す」など、数字を用いると具体性が生まれます。ただし具体的に話そうとするあまり、話が長くなりすぎないように注意しましょう。自己紹介で言及するのはあくまでも概要にとどめ、詳細な内容は自己PRや転職理由を通じて伝えます。

専門用語を使いすぎる

自己紹介に限らず、面接の現場で採用担当者に伝わらない専門用語を多用するのは避けましょう。特に異業種転職の場合、前職の業界用語や社内用語が伝わらない可能性が高いことを覚えておく必要があります。

専門用語を多用して回答すると、「分かりやすく解説するスキルがない人」「常識がない人」と判断される可能性があります。一般的な用語だと思っていたものが専門用語であるケースもあるため、日常生活で使わない用語が登場したときは念のためにチェックしてみるとよいでしょう。

不要な内容を盛り込む

不要な情報を詰め込みすぎることも注意しましょう。自己PRや志望動機を長々と話したり、プライベートな趣味や家族構成などビジネスに関係ない内容を盛り込んだりすると、要点が見えにくくなるため注意が必要です。

面接官が自己紹介で知りたいのは、基本情報と簡潔な経歴です。過度に詳細な職務内容や、面接の後半で聞かれるであろう内容まで先取りして話すと、時間を無駄にするだけでなく、質問の流れを妨げることにもなりかねません。ポイントを絞って簡潔に伝えることで、その後の質疑応答もスムーズに進むでしょう。

面接の自己紹介でありがちなNG例文

【例文】
○○と申します。私は現職で損害保険の法人営業として働いており、新規顧客の開拓を担当しております。現職では売上アップを目指してさまざまな施策を立案・実行し、毎月の営業目標を達成しております。

日々の営業活動では、ヒアリングを通じて顧客一人ひとりのニーズを把握して、適切な商品を紹介することが売上アップにつながるコツであると実感いたしました。

法人営業を通じて培った経験を活かし、御社のIT営業として活躍したいと考えてこの度応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

上記の例文では、現職で培ったスキルや経験の具体的な内容を理解できません。「施策を立案・実行した」といってもどのようなものかに言及しなければ、漠然としていて魅力的なアピールにはならないでしょう。

「リスクヘッジに関するセミナーを開催した」など、自分で立案した施策の例を挙げつつ経験を通じて培ったスキルをひとつピックアップし、そのスキルをどのように活かせるかに言及できるとよりよい自己紹介になります。

面接の自己紹介に関するよくある質問

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面接の自己紹介についてよくある質問をまとめました。多くの方が悩む自己紹介と自己PRの違いや、面接で想定される質問、そして事前準備の重要性について解説します。以下の質問と回答を参考に、面接対策を進めてみてください。

Q.自己紹介と自己PRの違いは?

面接における自己紹介と自己PRは、目的も内容も異なります。自己紹介は、面接の冒頭で「どのような人物か」を簡潔に説明することが目的です。一方、自己PRは自分の能力や強みを積極的にアピールし、採用することで企業にどのようなメリットがあるかを伝えることが目的です。3分程度の時間をかけ、実績やスキルを具体的な数字や事例を交えて説明します。

また、自己PRでは入社後どのように貢献できるかまで言及することが重要です。自己紹介はあくまで自分を知ってもらうための時間と考え、過剰なアピールは避けたほうがよいでしょう。

Q.面接では自己紹介のほかにどのような質問をされますか?

面接では自己紹介のほかにも、さまざまな質問が想定されます。最も頻繁に聞かれるのは転職理由や志望動機です。「なぜ転職するのか」「なぜ当社を志望したのか」を論理的に説明できるよう準備しておきましょう。また自己PRでは、自分の強みや実績を具体的な数字を交えてアピールする必要があります。「どのようなスキルを持ち、それをどう活かせるか」を明確に伝えられるようにしておくことが重要です。

将来のキャリアプランについても質問されることが多く、「5年後にどのようになっていたいか」など中長期的なビジョンを聞かれるケースもあります。さらに趣味や長所・短所といったプライベートな質問も一般的です。これらは人柄やストレス耐性、自己分析力を見るための質問なので、具体例を交えて誠実に回答することが大切です。面接の全体を通じて一貫性のある回答を心掛けましょう

Q.面接の事前準備は必要?

面接で聞かれる質問には一定のパターンがあるため、企業研究を念入りに行ったうえで、自己紹介や志望動機、経歴についての回答を事前に用意しておくことが効果的です。また、想定される面接官からの質問に対する回答や、面接の最後に行う逆質問も複数パターン考えておくとよいでしょう。

ただし、準備した内容を丸暗記して機械的に話すのは避けましょう。暗記した内容を棒読みすると不自然な印象を与え、コミュニケーション能力に疑問を持たれる可能性があります。ポイントを押さえつつ、自分の言葉で自然に伝えられるよう、友人や家族などに協力してもらって模擬面接を行うなど、実践的な練習を重ねることをおすすめします

面接対策でお悩みの方はマイナビエージェントへ!

面接を成功させるには、入念な対策と準備が必要です。しかし、有効な対策は何か、自己紹介に含める内容をどのように考えればよいかが分からない方もいるでしょう。面接対策を万全に整えたい方は、転職エージェントの活用がおすすめです。

マイナビエージェントでは、転職のノウハウに精通したキャリアアドバイザーが面接対策のアドバイスや模擬面接などのサポートを実施しています。無料で転職を成功に導くサポートを提供しているため、ぜひご登録ください。

まとめ

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転職面接における自己紹介は、応募者の緊張緩和や基本情報把握、コミュニケーションスキル確認のために行われます。効果的な自己紹介には、プロフィール、実績・スキル、志望理由を1分程度で簡潔に伝えることが重要です。

面接対策に不安を感じているのであれば、マイナビエージェントにご相談ください。専任のキャリアアドバイザーが、面接対策だけでなく書類作成から条件交渉までトータルサポートいたします。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

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