アパレル業界の志望動機の書き方【未経験者と経験者の例文付き】|求人・転職エージェント

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更新日:2023/08/10

販売・サービス業界

アパレル業界の志望動機の書き方【未経験者と経験者の例文付き】

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アパレル業界は、流行の最先端で働ける魅力的な業界です。
「衣類やファッションに興味があり、働くなら自分の好きな分野で活躍したい」
「自分のセンスを活かして華やかな業界で活躍したい」
そんな風に大切な趣味の延長として、また華やかなイメージに惹かれて、アパレル業界の仕事に憧れる方は多いでしょう。
アパレル業界に就職したいと考え志望動機を書く際、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
この記事では、アパレル業界に転職する際に覚えておきたい志望動機の書き方や例文をまとめてご紹介します。

目次

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アパレル業界の仕事の種類

アパレル業界と一言でいっても、実際の仕事内容は各職種で異なります。
それぞれの特徴と仕事内容をご紹介しますので、自身の希望の業務があるか参考にしてください。

1.販売員

販売員の仕事は実際に店舗に立って、お客様に直接、衣類等を販売することです。アパレルの販売員は、店舗ごとに一定以上の人数が必要ですから、求人件数が多く、需要が高い仕事だといえるでしょう。
販売員は未経験者でも応募できる場合が多いため、アパレル業界で働ければ職種は問わないという方にとっては、挑戦しやすい仕事です。

顧客に合った洋服のコーディネートの提案をする必要があるので、センスやコミュニケーションスキルが高い方に向いています。

2.商品デザイン・企画

商品デザイン・企画はアパレルメーカーのデザイン部門の仕事です。自社ブランドのデザインを手掛ける仕事ですから、常に流行の最先端を見据える必要があります。流行はもちろんですが、自社ブランドの顧客がどのようなデザインを求めているのかを理解する能力も大切です。

自分のブランドを持っているデザイナーとは異なり、属する企業のブランドコンセプトに沿ったデザインを意識することも大切でしょう。
様々な角度から検証し作成した企画が実際に商品になり、お客様からの評価を得ることができれば、大きな喜びにつながります。
ちなみに企画職では、ファッションデザインだけでなく、生産部門や営業部門と連携して、生産管理やコスト管理などを行うこともあります。

3.営業

アパレル業界の営業は、小売店や百貨店に自社製品を置いてもらえるよう交渉する仕事です。時には、売り場のディスプレイ方法や、販売方法をアドバイスすることもあります。
店舗との交渉は、商品を取り扱ってもらえるかどうかだけでなく、いかに自社にとって有利な条件で契約を結べるかという点も重要です。そのため、交渉力や提案力に加え、数字管理能力が求められます。

自社ブランドの店舗を経営しているアパレルメーカーでは、店長やスタッフと連携をとって、売上目標達成や販売促進に関する企画立案などを行うのも営業の仕事です。

4.店舗管理

店舗管理とは、店舗のスタッフの育成や人材配置、売上予測、売上管理など、責任者として店舗全体の運営・管理を行う仕事です。一般的に店舗では、ショップマネージャーやフロアマネージャーと呼ばれます。
店舗管理の仕事には、エリアマネージャーという複数の店舗をまとめる仕事もあります。

5.その他

アパレル業界には、他にも様々な業務があります。
自社の売上をチェックし、次にどんな商品が当たるか常にアンテナを張り巡らせるバイヤーや、莫大な数の商品の納品と検品を管理するバックヤードという仕事など、業務内容は非常に幅広いです。
また、職種は同じでも、実際の業務内容は企業の事業内容によって異なるでしょう。

アパレル業界の志望動機を考える前に整理しておきたい3つのポイント

アパレル業界の志望動機を考える際は、まず、自分自身の状況を整理して、書き出しておくことが大切です。
いきなり志望動機を書こうとしても、何をアピールするべきか、主張したい内容がぶれてしまったり志望に至る一貫したストーリーが形成できなかったりすることがあります。文章を考える前に、自分の立ち位置をはっきりさせておきましょう。
ここからは、自分の状況を把握する上で整理すべき3つのポイントをご紹介します。

1.なぜこの業界を選んだのか

なぜアパレル業界がいいのか、なぜアパレル業界でなくてはならないのか、相手に伝えることが大切です。洋服が好き、ショップの店員さんに憧れてなど、正直に書いてみましょう。

2.なぜそのブランドなのか

数多くの企業が存在するアパレル業界の中でも、そのブランドやメーカーを選んだ理由を書きましょう。
実際に志望動機を書く際、「好きだから」だけでは相手に思いが伝わりません。
中には、特に思い浮かばない、なんとなくイメージで選んだ、という方もいるでしょう。その場合、実際の店舗の様子を見に行ってみたり、選んだブランドの情報をインターネットで調べたりしてみてください。
ブランド独自の魅力が見え、自分の中で漠然としていた志望動機が明確になることもあります。リサーチして得た情報を基に、より具体的に、そのブランドを選んだ理由を表現してみましょう。

3.入社後どのように活躍したいか

入社後、具体的にどのように活躍したいのかイメージしてまとめることは、企業の求人と自分の希望が合致しているかどうかを判断する手助けにもなります。
具体的にどのような仕事がしたいのか、また、それは志望している会社で可能なのかについて考えてみてください。求人広告の内容や、実際の店舗の様子、口コミなどを確認し、希望に合う業務内容であるか、将来的に自分が活躍できる仕事であるか検討しましょう。
「販売員になりたい」というような漠然としたイメージでなく、どんな販売員になりたいか、販売員になってどんな仕事がしたいのかということまで掘り下げて考えましょう。

アパレル業界の志望動機を書くときの3つのポイント

アパレル業界への志望動機を書くときは、次の3つのポイントを意識しましょう。どこから取り組めばいいかわからないという方も、この3つをまとめるだけでも志望動機の原型を作ることができます。

1.具体的なエピソードを織り込む

アパレル業界やその企業を志望するに至った具体的なエピソードがあれば、志望動機に織り込みましょう。特に、ブランドへの就職を希望している場合、「好き」というありふれたアピールになりがちです。
好きだと感じたきっかけや、どのくらい好きなのか、どこを魅力的だと感じているのかを書くようにしてください。

ただし、無理にエピソードを捏造する必要はありません。どんな小さなことでもいいから、アパレル業界に関係する経験を振り返って、自分がどう感じたのか、その経験について今の自分は何を感じるか、今の自分とどうつながっているのか考えれば、エピソードを膨らますことができるでしょう。

2.自分がどう活躍していけるかを書く

その企業の一員として、自分がどう活躍していけるのか、希望も含め相手にプレゼンテーションしましょう。
いくら求職者側が「絶対に就職したい」と思っていても、企業にとってのメリットがなければ、採用してもらうことはできません。書類や面接の際のアピールで、企業側から「この人を採ると自社にとってのメリットがある」と感じてもらう必要があります。

「自分を売り込むのは気が引ける」と感じる方もいるかもしれません。しかし、自分が入社した後、どんな風に企業に貢献していくつもりなのかをアピールするのは、属したいと願う企業に対する誠意です。
根拠のない自慢や無謀なアピールは逆効果ですが、自分のキャリアプランを伝えるつもりで、入社後のビジョンを伝えましょう。

3.これまでの実績をアピールする

アパレル業界の経験がある場合は、これまでの仕事で培ったフィッティングスキルやディスプレイスキルなどをアピールすることも大切です。また、アパレルでなくても小売経験がある場合は、接客スキルをアピールすることができるでしょう。

採用担当者に実績やスキルを伝えることで、入社後にどのくらい貢献できるかをイメージしてもらいやすくなります。これまでにしてきたことと、それによって得られた成果をまとめてみましょう。

志望動機の例文

アパレル販売員を目指している方の志望動機の、例文をご紹介します。未経験者と経験者の2例を見てみましょう。

未経験者の志望動機

学生時代、たまたま旅行先で御社の洋服に出合い、ひと目で好きになりました。旅先で服を買ったのは、そのときが初めてです。
御社の洋服と出合って、お気に入りの洋服を着ると、気持ちが華やいで、前向きになれることを知りました。私も、製品を提供することで、たくさんの人を笑顔にできればと思い、御社を志望いたしました。御社の販売員として、洋服を選ぶ楽しさや、自分にぴったりの一着を見つけたときの感動を多くのお客様に伝えたいです。初めて御社の洋服に出合ったときの気持ちを忘れず、御社の事業に貢献したいと考えています。

経験者の志望動機

出産前にアパレル店員として5年間勤務していた経験があります。店舗に足を運んでくださったお客様との関係性を大切にしながら、その人に合った商品をご提案してきました。出産・育児で一時現場を離れましたが、子供が手を離れたことで、アパレルの現場に復帰したいと思い、応募いたしました。
妊娠・出産の体形変化に伴い、サイズ展開の豊富な御社の商品に大いに助けられました。そんな喜びを数多くの女性に体験してほしいです。御社の一員となり、これまでの接客経験を活かして、一人ひとりに最適な商品提案をしていきたいと思っています。

志望動機が不安な場合の3つの対処法

志望動機を書く際、うまく書けているか不安になることもあるでしょう。そんなときは、次の3つの対処法を試してみてください。

1.自分の言葉で書く

志望動機を書く際に不安を感じるときは、まずリラックスして、自分の言葉で自由に書いてみましょう。
志望動機の書き方に不安があるときは、つい文例等に頼ってしまいがちです。しかし、文例を意識しすぎると、他の応募者と似たり寄ったりの志望動機になってしまい、差別化が図れません。

志望動機は、自分自身がどうしてその企業に就職したいのかを伝えるものです。多少粗削りでも、自分の言葉で書くことが大切です。
自分の言葉で気持ちを表現してみた後で、今度は丁寧な表現を心掛けまとめていけば、自分だけの志望動機が完成するでしょう。

2.結論ファーストでわかりやすいストーリーづくりをする

結論は後回しにせず、最初に書いて相手に伝えることが大切です。読む人も結論が先にわかれば、その後のストーリーを読み進めやすくなるでしょう。一番良くないのは、結論を定めずいろいろと書いて、量は多いけどわかりづらい志望動機です。
一番訴えたいことが何なのかを考え結論を決め、それに合わせ文章を取捨選択します。すると、全体の流れがすっきりして、一貫性が生まれるので、まっすぐな主張が伝わるはずです。読む人にとっても納得度の高い志望動機になるでしょう。

3.第三者に読んでもらってアドバイスをもらう

第三者からの客観的な意見は、志望動機を書くときの参考になります。
特に、業界や転職に詳しい転職エージェントは、専門的な立場からアドバイスをしてくれます。積極的に活用しましょう。

アパレル業界への転職支援ならマイナビエージェントにご相談ください

マイナビエージェントでは、アパレル業界の転職も豊富に取り扱っています。求人募集をしている企業に関する情報提供や、志望動機を含めた応募書類の作成サポート、面接対策など、幅広いご相談を受け付けております。
求職者の皆様の志向や条件に寄り添ってサポートさせていただきますので、アパレル業界への転職に少しでも不安を感じられる方は一度ご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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